なんか最近 ROLAND(26)とかいうのが出てきたっていうじゃなーい? 1日何千万だか売り上げたカリスマホストっつーことで。金髪ロングヘアーの。そうなんだよな、たしかに金髪ロングヘアーのホストっていうのは新味があるかもしれない。↓
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◆『スポニチAnnex』2019年5月4日配信
【ROLAND カリスマホストとして活躍する前の下積み時代… 床掃除をし、値引きされたパンを食べていた】
カリスマホストのROLAND(26)が4日放送の日本テレビ「メレンゲの気持ち」(土曜正午)に出演。プロサッカー選手を目指していた高校時代から、ホストとしてブレイクする前の下積み時代を明かした。
サッカーの名門・帝京高校に通い、プロを目指していたという意外に過去を告白したROLAND。「すごく厳しいので380日ぐらい練習してた感覚」と独特な表現で当時を振り返り「レギュラーだったんですけど、怪我しちゃってプロにはなれなかった」と挫折して経験を語った。
高校卒業後は、大学に進学するも中退。そんな中、ホストを目指すことになったきっかけについては「ずっと頭の片隅にホストっていうものがあって。プロになれなかったっていう挫折と、大学っていうひかれたレールが嫌だと思って、何かやりたいと考えた時に浮かんだのがホストだった」とROLAND。
その後、1日に最高6000万円を売りげるなどカリスマホストとしてブレイク。テレビでも桁違いの豪華な生活ぶりを披露してきたが、ホストとしてデビューしたての頃は「下積み時代が1年ぐらいあった」とし「店の床を拭いたりとか…。なんで俺が拭いた床を土足で入ってくるんだって悔しい気持ちも…」と振り返った。また、給料も少なく「割引シールが貼ってあるパンを食べていた」と現在の豪華な生活とはかけ離れた様子を明かしていた。 》
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いーじゃねーかよー、値引きされたパンを食べてたってよー。節約は世の中のための美徳だよー。
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うむ、それで大学が「ひかれたルール」だとはまったく思わないけれども、ROLANDとしてはなんとなく完全なノープランな状態からやってみたいと思ったわけでござんしょ。そこはわかる。
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しかしホストとしての生き方ということでいえば、この記事ではあまりよくわからないけれども、いちおう下積みなんかの話もしているし、それほど新しい感じはない。ホスト頑張ります、な感じ。
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それよりも私としては、GACKT(45)ととてもよく似た雰囲気をもっているところがおもしろいと思う。親と子ほどトシが離れているのによく似ている。整形手術とハッタリで固めれば誰でもこんな感じになるのかしらん。それともいまやホスト業界というのは独自の価値感や文化、経済的背景をもつ“シーン”として確立されているのかしらん。ロックシーンですらまだ存在し得ないというのに。あ、 GACKTはホストじゃないのか。
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まあともあれ、ハッタリというのは、彼ら2人の偽超越的なポーズのことをいっている。これがいまは世間を振り向かせる引力になっているけれども、いつかは地獄に引きずり落す落とし穴になることは容易に想像がつく。カリスマ、カリスマっつったってラクじゃないのよ。ホンモノのイっちゃった系以外は。愛想よく自宅を公開する GACKTももうかなりアップアップしている印象だ。
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GACKTが住まいをマレーシア・クアラルンプールに移したというのも、ビジネスおよびコンプライアンスからの要請ばかりでなく、そうした偽超越的な“神話”を守るべく日本人の前から姿を消したということだと私は邪推しておる。
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ちょっとGACKTのようすを見てみよう。
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◆『サンスポ』2019年5月2日配信
【GACKT、億超えビジネスの真相告白 出発点は「世の中からCD無くなる」】
《 歌手、GACKT(45)が2日、フジテレビ系「直撃!シンソウ坂上SP」(後7・57)に出演。マレーシア・クアラルンプールの豪邸を公開するとともに、億超えの金額も扱う巨額ビジネスの実態を明かした。
今年でソロデビュー20周年を迎えたGACKTは現在、日本を離れてマレーシアで生活。クアラルンプールの高級住宅街にある豪邸を直撃したMCの俳優、坂上忍(51)は「要塞(ようさい)みたい」とポツリ。600軒を内見して購入したという豪邸の総面積は1700平方メートル。プールやジムにバーカウンター、ポーカールームなどを備える豪邸に、坂上は「もう、いやになるわ」「なんじゃこれ」など感嘆の声が止まらなかった。
仕事が入った時は1週間程度を日本で過ごし、それ以外はマレーシアにいるといい、移住先として選んだ理由を「(1)寒いのが苦手(2)乾燥が苦手(3)日本との時差が4時間以内(4)季候が良い(5)インフラが整っている(6)食事がおいしい」の条件をクリアできるのがクアラルンプール以外なかったからだとした。
坂上が一番聞きたかったこととして「どのくらい稼いでいるの?」とぶつけると、「まず不動産はやってますし。(世界の)富裕層向けの物件を提供したりとか」と告白。
マレーシアで出会った実業家と4年前に共同出資で会社を設立し、不動産事業以外にも、マレーシアやアメリカの企業への出資など様々な事業投資を展開。不動産では1億4000万円の超高級物件から3000万円のタワーマンションまで扱っているといい、その内の一つである5つ星ホテル、リッツ・カールトンが運営する超高級マンションの様子も公開された。
日本にいるときから不動産、飲食、カラオケ店の経営までしていたといい「日本はミュージシャンが他のビジネスやると、すごくむちゃくちゃ言われる」という理由からあえて公にはしていなかったと説明した。ビジネスに挑戦したきっかけについては「30歳になった時くらいに、音楽の形が変わると思った。世の中からCDが無くなると思ったんですよ。このまま音楽だけにもたれていくと、絶対にミュージシャンは生活できなくなるって如実に感じた」と背景を説明。自分の表現したいステージを続けていくために「とにかくお金を稼げる仕事をやらなきゃ、作らなきゃ」という思いからだったと明かした。》
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ツッコミどころはいろいろだが、「豪邸の総面積は1700平方メートル」というのはそんなにたいしたものか? 坪表記に直せば515坪。ちょうど前澤友作が千葉県稲毛区に新築中の自宅とほぼ同規模。クアラルンプールなのだから目を剥くほどのことでもあるまい。「不動産では1億4000万円の超高級物件から3000万円のタワーマンションまで扱っている」、つまり1億4000万円で超高級物件という現地相場なのよ。そしてそこで不動産事業っつってもねー。
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まあ、それはそれとして、GACKTとROLANDがよく似ている感じがするのは、2人とも第三者的視点をもちあわせていないからだ。客と自分、世間と自分という2つの視点しかもちあわせていない。つまり優勝劣敗、単純な進化論的世界観のなかで生きている。こういう考え方はある種の自己啓発セミナーにいくと徹底的に叩き込まれる。
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しかしながら人間として生きている以上、第三者的視点をもって少しでも世のなかを前進させていこうとするのがあたりまえではないかと私は思う。第三者的視点とは「平和」「環境」もっと大きく「持続可能性」、そして「神」。ともかく、これからやろうとしていることが人間や世界にどう作用するのか、人として踏み外していないか、と自問する資質が2人には決定的に欠けている、と私には見える。ふつうはそれが無意識のうちに行動のアンカーになるのだけれども。
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第三者的視点などと悠長なことをいっていては勝負に負ける、という反論が当然のごとく湧き上ってくるだろう。しかしオノレの欲のためだけに闘ってどうなる? 不幸や混乱を撒き散らしていったいどうなるというのだろう? とりあえず現状を追認してそのなかで上をめざす、というのはもう止めにしてくれんかのう。そういうヤツをもてはやすのも。迷惑だから。(了)
† 「救心」のCMに出演している片岡鶴太郎(64)だが、深夜「正露丸」のラッパを吹きながら歩いていたという目撃証言がところかまわず多数
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