2015年11月23日月曜日

【負け犬】女嫌いが顔に出ている犬山紙子【勝ちブス】





犬山紙子(33)。『みんなのニュース』(フジテレビ)で何度か見たのである。しかしなにをどう喋っていたのかはまったく記憶にないのである。それくらいあたりまえのことをあたりまえに喋っていたのである。ただ髪の毛を耳にかけていた、という印象しか残っていないのである。



ひどく無関心、かつ予定調和的な、この番組のコメンテーターの扱い自体にも問題はあるのだとは思う。やくみつるなんか、紙芝居の1枚みたいである。最近ではハイハイご苦労さま、な感じ露わである。すべてがひたすらルーティンなのである。なんだろうなあ、このシャンシャンぶり。






そんな『みんなのニュース』で、犬山紙子は緊張しつつ一生懸命に仕事をこなそうとしているのである。健気である。健気ではあるが、紙子を支えているのがごくありきたりな上昇志向であることが見えてしまっているのである。髪の毛を耳にかけるのは、上昇志向の強い女か武田鉄矢かと決まっているのである。



で、犬山紙子といえば『負け美女』である。なにをもってして「負け」というかというと、男を捕まえられないことらしい。女同士で勝った負けたとやっているのである。なんか、ホントにくだらなーい。こういうのは博報堂ブランドデザイン若者研究所の原田曜平(38)にでも任せておけばいいのである。






『負け美女』のネーミング、それからカテゴライズの発想からして曜平の「リア充オタク」「マイルドヤンキー」などと同じである。オタクがリア充のはずがない、ヤンキーはマイルドのはずがない、美女が負けるはずがない、からぁーの、逆転の発想である。



で、そもそも美女が負けるはずがない、と考えるところからウザいのである。男は美女に無条件にアドバンテージを与えるものだと勝手に決めつけているからである。美女はただ美女であって、継続する価値を保証するものではないのである。



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ああ、面倒くさい。一度関係を持ってしまえば、よっぽどのウブでなければ、だいたいの男は目が覚めるのである。で、話が合うとか性格がいいとか料理が上手いとかイビキをかかないとか、で、その後の回数が決まるわけである。橋本マナミは1回である。美女はエントリー権獲得には確かに強いのである。しかしそれだけである。



容赦ないいいかたをすれば、女は美女であろうとブスであろうと、最初から負けているのである。ほとんど選択される側であって選択する側ではないのである。肉食系女子などとはいうが、肉食系女子だとバレたとたん、乗っているエレベーターは地下6階まで一気に落ちるのである。それがこの国の男であり現実である。



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女性を蔑視しているわけではない。女も男もここを踏まえておかないと前に進まないのである。あ、別に前に進まなくてもいいのだが。紙子も女としてそこは身にしみてわかっているはずである。なのに『負け美女』とは、女をターゲットにしたズルい計算が見えるのである。



『負け美女』という書名において、紙子は自分を美女だとしているわけである。本人は、「負け美女」とは自分のことではないといっているらしいが、負け美女の本音の本、ということなら紙子は美女でなければならないのである。



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『負け美女』という書名に、健気な女読者は、おのずから一種の美女ソサエティみたいなものをイメージするのである。それは美女の美女による美女のための世界からやってきた香しい情報、なのである。



むかし、斎藤澪奈子という詐欺師が「私はミナコ・サイトウ。ヨーロッパの社交界ではよく知られた名前です」とかなんとかやっていたようなものである。文芸評論家の斎藤美奈子(58)とは関係がないのである。






もし紙子が自分を美女ソサエティに加えていないのだとしたら、この本のタイトルは『負け美女がブスには晒すはずのない本音をダダ漏れ!!』とかにならなければならないのである。女のヒエラルキーはそれくらい厳しいのである。そもそも負けているもの同士であるからそうなってしまうのである。しかしそれでは商売にならないのである。



で、思い出すのは林真理子である。林真理子なら『負け美女』というタイトルでいけるのである。真理子はすでに自虐の女王として広く認知されているのである。



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真理子には『美か、さもなくば死を』という、まさかの金字塔タイトルのエッセー集まであるのである。鉄板である。書店でこの本を見つけたとき、私は思わず歓喜し、同時に呵々大笑したのである。バンザイをした両手をそのまま腹に、である。10年に1度のネタを見つけた悦び、そして即死した真理子の顔が一気にやってきたのである。



ともあれ、こういう人間観察もの、あるいソサエティものというのは、対象が近くにあれば誰にでも手をつけやすいジャンルだろうと思うのである。そうすると、対象選びと同じくらいに著者の個性がモノをいうはずである。



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『負け美女』の著者が紙子ではなくてテイラースウィフト(25)だったとしたらもっともっと天文学的に売れていたと思うのである。『負け美女』で誰もグウの音も出せないのである。ほかには、いまなら北川景子(29)で50倍増くらい、菜々緒(27)で30倍増くらいか。



でもってここからなのだが、こういう人間観察もの、あるいはソサエティものを、女が女を読者に置いて書く場合は安心なのである。たとえば『だめんず・うぉ~か~』の倉田真由美(44)である。脱税するくらい儲かったのである。






真由美には数十人の架空アシスタントがいたのである。見えないアシスタント。「税理士に60人分の架空のアシスタントを立てろと言われたから立てただけ」(Wikipedia)なのである。すげえ!! 恥知らずババアの開き直りはスカンク並みに強烈なのである。



林真理子もエッセイについては女性を対象に置いて書くことからほとんど一歩も出ていないのである。いくら『週刊文春』に書いているからといっても、あれは実は、背後にぞろぞろと引き連れている女たちに向かって書いているのである。






例のアグネス論争にしても川崎事件の被害者母親への言及も、真理子は自分の後ろにいる女たちに向かって語っているのである。まあ、実際問題、真理子は女性を読者とする世界からは出たくても出られないのであるが。



そしていつしか真理子と読者の女によるソサエティは閉鎖的なサークルの赴きを漂わせるようになったのである。真理子はそこでの認知、受容のされ方にあぐらをかいたのである。






でもってうっかり男の目にもさらしてしまったのが金字塔タイトルの『美か、さもなくば死を』である。しかしそのときすでに他称自虐芸という独自のジャンルを開拓ずみであったので、いちおうはことなきを得たのである。



真理子は、書き手としては女だけの世界で生きているので寿命が保たれているのである。怖いのは、女の書き手が男の読者を相手にして、人間観察ものやソサエティものをやりだしたときである。男の反応は、だいたい、やれやれ!! もっとやれ! である。






2002年に29歳で自死した菜摘ひかるという作家がいるのである。 代表作は『風俗嬢菜摘ひかるの性的冒険』 (知恵の森文庫)である。ご想像の通り性産業とそこで働く人、主に自分自身のルポルタージュである。



これほど極端ではなくても、男の読み方、ニーズは同じようなところにあるのである。女はそのことについてどう感じ、なにを考えるか、である。取材対象そのものの客観的な情報ではないのである。なにはなくとも女というフィルターを男は読みたいのである。






ひかるの場合は、そういうニーズに押されるままに、一直線に前進していったのである。しかし、あるときふと深い疲れを感じて周りを見回すと、誰もいないのである。あれほど応援してくれていたはずの出版関係の人間も、他人なのである。



気がつけばひとりで、これといった武器も持たず、はるかに遠くまで突進してきてしまっているのである。そういう絶望的なイメージがひかるの自死には浮かぶのである。



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もちろん、そういう男社会の嫌らしさに屈せず活躍し続けている女もいるのである。岩井志麻子(50)、西原理恵子(51)、中村うさぎ(57)なんかである。『5時に夢中!』(テレビ東京)である。



しかし彼女たちにしてもみな男のパートナーを確保しているのである。そのくらいの保険はかけておかなければ、危なっかしくてやっていられないのである。紙子もすでに結婚しているそうだから、そういう自己防衛術には長けているのかもしれない。



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その紙子の夫はロックバンド「神聖かまってちゃん」のマネジャーであり、自身もミュージシャン、音楽プロデューサーでもある劔樹人(つるぎみきと36)である。いわゆる、ちょっと懐かしいサブカル辺の人である。そういえば紙子、オタキング岡田斗司夫(57)ともウワサがあったのである。



で、このサブカルとかなにかのこじらせ系から出てくるというのは、いまやもう完全に胡散臭いのである。少し売れてくると、すぐにふつうの人になってしまうのである。そういうパターンをすでに何度も見せつけられているのである。



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古くはビビる大木(41)、比較的最近ではバカリズム(39)、そして『みんなのニュース』で一生懸命にあってもなくてもいいようなコメントを垂れ流している紙子である。



紙子は結局、岩井志麻子(50)、西原 理恵子(51)、中村うさぎ(57)なんかには手が届かないのである。よくてさかもと未明(50)どまりだと思うのである。あ、紙子がめざしているのはそっちじゃなくてスカンクババアのほうか。では、自作は『勝ちブス』で決まりである。(了)





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