2017年11月22日水曜日

やったっていうけど頭部移植手術って超絶に難しいよね



ついにやってしまった。人間2個イチ、頭部移植である。まるで映画『ムカデ人間』が現実になってしまったようで猛烈な違和感を覚える。『ムカデ人間』(トム・シックス監督・2009)とは、アタマのおかしい医者が他人のクチと肛門を縫合して数珠つなぎにし、サークル状にしてしまうというテキトーかつおおいにグロテスクな映画である。



今回の頭部移植手術のあらましをネットニュースから見ていこう。ちなみにこのニュースサイト『大紀元』はニューヨークに本部を置き、中国共産党の影響を排除して中国のニュースを伝える世界30ヵ国以上のグローバル・ネットワークなのだそうだ。知らなかった。ただし信憑性を問われるといささか覚束ないところもあるらしい。





◆『大紀元』2017年11月21日配信
【世界で初めてヒト頭部移植に成功 中国で手術 ドナー明かされず=伊中医療チーム】

《 イタリア人医師セルジオ・カナヴェッロ氏は19日、ウィーンで開いた記者会見で、中国の医療チームとともに、ロシア人患者の頭部を、脳死の身体提供者に移すという世界初「ヒト頭部移植」に成功したと発表した。

頭部移植手術はカナヴェッロ医師の共同研究者レン・シャオピン医師の医療チームとともに中国黒竜江省ハルビン医科大学で行われた。医療倫理上の問題から、欧米での手術は行えなかったという。ヒト頭部移植の詳細情報は、数日後に医療雑誌に発表される。

「約18時間もの手術で、私とチームは死体の頭部を別の死体の脊椎・血管・神経とつなげることに成功した」とカナヴェッロ医師は会見で述べた。また頭部移植の成功について「医学だけでなく人間の生活においても変革が訪れている」と自負した。

頭側の患者は筋ジストロフィーで車椅子生活のロシア人バレリー・スピリドノフ氏(32)。同氏は2015年にカナヴェッロ医師と任暁平医師と頭部移植手術の計画を発表していた。

スピリドノフ氏は当時、ロシア紙スプートニクの取材に対して、「生きている人間に(頭部移植)手術をすること自体、医師と被験者が99%の成功を確信できて初めて出来るものだ」とし、新しい体を手に入れたら何をしたいか、との質問には「今ある自分より多少健康な人間が送る普通の生活がどれだけ素晴らしいものか、味わいたい」と述べている。

任暁平医師は2015年イタリア紙インタビューで、提供された身体(ドナー)は中国人なのか、どのような人物なのかとの質問に、回答を避けた。

 〈〜 後掲 〜〉 》





2016年2月2日配信の『スプートニク日本版』では、セルジオ・カナベーロ(カナベッロ)は今回の頭の持ち主、バレリー・スピリドノフの身体的な条件から手術はロシア国内で行われるだろう、そしていまはかかる多額の費用の調達ができるのを待っている、と話していたのである。そのスポンサーが中国に現れた、というわけであろう。で、少々のリスクを冒してもバレリー・スピリドノフを中国黒竜江省ハルビンまで移送した、と。



このインタビューのなかでセルジオ・カナベーロはこうも語っている。



「最近私たちは、脊髄移植の可能性を証明することに成功しました。私たちは韓国でラットを使って頭部移植に関する一連の実験を行いました。ラットの脊髄は手術後も機能し続け、ラットは再び動くことができました。サルを使って行った同様の手術も、成功しました。」



またインタビュー記事のなかではウラジミル市出身のプログラマー、ヴァレリー・スピリドフノフ(バレリー・スピリドノフ)が頭部移植手術のレシピエント第1号候補として名乗りを上げたことも報告されている。とはいえラットとサルをチョコチョコとやって次にヒトとはなんだか心もとないお話である。



法律的・倫理的な問題になるともっと心もとない。記事中セルジオ・カナベーロは「約18時間もの手術で、私とチームは死体の頭部を別の死体の脊椎・血管・神経とつなげることに成功した」と語っている。スゴい。こんな大手術を18時間で完了させるとは大門未知子先生(41・米倉涼子は42)も舌を巻く。記事の後半部分で説明されているように手術は頭部を切り離すところからセーノ!! ではじまるのだ。予備的な処置といってもタカが知れている。



もとい。“死体の頭部”、翻訳の問題があるのかもしれないけれども、この文面通り読めばバレリー・スピリドノフはいったん死んでいなければならないことになる。実際その通りであっても、たぶん生体から頭部を切り離し、と表現すると殺人罪に問われかねないなどの問題が起きるのであろう。



ドナーが生きていて安全性が確保されており、レシピエントがその移植を受ける以外に生存の可能性がないのであれば、基本的に臓器移植は認められる。そして移植は長いあいだこのレベルにあったけれども、“脳死”がヒトの死として認められるようになって若干ニュアンスが変わってきた。たとえば心臓移植のように、その臓器を失えば死ぬしかないという種類の移植も可能になった。



そうそう、であるから今回の頭部移植は、脳死と判定されたドナーの身体からさまざまな臓器が取り出されて多人数に振り分け移植されることのもっと大がかり、かつ徹底的なヤツと考えてもいいのではないか。“頭部移植”というから恐ろしくかつオドロオドロしいのであって“頭部以外全部移植”といえば少しは気がなごむ。あくまで頭部が主役なのよ。しかしそれでも違和感は強い。



では頭を丸ごと取り替えるのではないもう少し穏便なやり方はないのであろうか? たとえば実現可能性はわからないけれども脳死が確認されたドナーに脳だけ移植するとか。



しかし、やはり術後に他人の顔になっているのは厳しい。と思う。アイデンティティが保てない、というか本人が受け容れづらい。やっぱり顔が付いていなければ。顔だいじ。いや手術をして美男美女になっていれば他人の顔でもそっちのほうがいいかもしれないけれど、たいていの場合は本人からすれば大幅レベルダウンであろう。みんなうぬぼれが強いから。



うむ。こう考えてくると頭部移植も理にかなっているのかなあ、という気持に傾いてしまいそうになる。そうそう、この、まるで最初から傾いてはいけないと決めつけているかのごとき感覚、これはどこからくるのか。私はムスリムではないので頭部が切り離されては天国にいけないと信じているわけでもないし。



結局、こうした医療が一部の人間に占有され、一握りの王侯貴族とその他大勢の奴隷すなわちただの消耗品たち、という構造が強化されるというイヤーな予感がするからなのかもしれない。経済的にはすでに富の偏在がさんざん問題視されているし。



でもってここのところを絡め、今回なぜ中国で世界初の頭部移植手術が行われたのであろうか? という疑問に対する『大紀元』なりの隠れた回答がこの記事の続きにある。コレである。





《 〈〜 前掲 〜〉

伊中医療チームは手術成功の条件として、ドナーは手術24時間以内に生存しているものと定めているという。会見によると、頭部はダイヤモンドの刃を装着した医療機器で切断して除去し、同時に切断された患者の頭部を、頭部のないドナーの身体に結合する。

「中国は医療分野においても世界一の超大国にしたいと考えている。米国の医療機関やセンターはこれを求めておらず、米国政府が(頭部移植手術を)支持する意向はない」と述べた。

医療チームは、この頭部移植の名を「天国(HEAVEN: The head anastomosis venture Project、頭部吻合の挑戦的プロジェクト)」と名づけている。

頭部移植については生命倫理の観点から物議をかもしている。米国逃亡中の中国人富豪・郭文貴氏は9月、中国共産党高官が長生きする秘訣は継続的な臓器移植だと指摘した。郭氏によると、中国共産党高官たちは賄賂や不正取引ですでに巨万の富を得ており、次の目標は不老長寿で、これを実現するために適宜に臓器移植を行い、血液も交換する、と動画のなかで明かした。

人類初の頭部移植手術が中国で行われたことを受けて、風刺漫画化の変態唐辛子氏は20日、ラジオフリーアジアで漫画を発表。頭部移植を試みようと、まるでゲームセンターのクレーン操作のように若く逞しい胴体を選択する高齢男性の姿がある。「中国共産党に倫理の問題などない。若者の青春さえ延命に利用する」と同氏はコメントした。インターネットでは、その高齢男性の顔が、北京で10月に開かれた第19回共産党大会でも「健在ぶり」を披露した江沢民・元国家主席に似ている、との書き込みが見られた。》





陰で権力者の意向が働いているといわんばかりである。実際に中国国内での手術が許可されたのであるから必ずしも真っ赤なウソとはいえないのかもしれない。彼の地での臓器闇売買の噂もあたりまえのように流布しているし。江沢民(91)や、そのうち習近平(64)の頭までもが、それぞれ背格好のよく似た男たちの体の上を転々としていくようすを想像するとゾッとはするけれども。



スティーブン・ホーキング(75)が肉感的美女をエスコートして颯爽と歩く姿に、もしかしたら私たちはお目にかかることができるのであろうか?



 おお、Yahoo!ニュースのコンテンツ欄、「世界初 ヒトの頭部移植に成功」のすぐ上に「米、正恩氏への斬首作戦を決行か」とある。そうそう忘れていた。どうなの金正恩(33)、少しはホッとしたの? それともゾッとした? (了)



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