昨日(2月1日)の記事では、同日発表された小泉今日子の“独立報告コメント”を下敷きにして、推測を交えつつ以下のポイントを述べた。
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(1)2015年3月に『週刊文春』と『FRIDAY』の2誌が同時に小泉今日子と豊原功補の交際をスクープしたのは、あきらかに何者かのリークによる
(2)これを受けて小泉今日子は「(豊原功補)のご家族に迷惑を掛けないように守って欲しい」とバーニングプロダクションのスタッフに伝えた
(3)結果として後追い報道は阻止されたけれども、同時に豊原功補はすでに離婚しているなどの謝った噂までが流布され、豊原功補の家族の存在自体が伏せられてしまった。また豊原功補の発言機会も失われた
(4)これらについて小泉今日子は自身の発言とそれに対応した所属事務所の行動がひきがねになっているため、公に語ることができなかった
(5)スクープの火消しに回ったのはバーニングである。しかしそもそもリークをしたのもバーニング内の、小泉今日子による「株式会社明後日」設立に反感を持つお方であろう
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今回はそのリークをしたのは誰か? というお話である。その前にまずご覧いただきたいのは『AERA』2014年4月21日号での小泉今日子の印象的な発言である。
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「私みたいに事務所に入っている人間が言うのもなんだけど、日本の芸能界ってキャスティングとかが"政治的"だから広がらないものがありますよね。でも、この芸能界の悪しき因習もそろそろ崩壊するだろうという予感がします。そのときに始めても遅いから、今からチャレンジを始めている人がこれから先は活躍するだろうなと思います」
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翌2015年2月4日に実現した「株式会社明後日」の立ち上げを念頭に置いての発言であろう。小泉今日子の問題意識をそのまま額面通りには受け取りにくいにしても、少なくても小泉今日子が2014年春の段階でバーニングプロダクションに所属している自分の立場にそうとうな危機感を抱いていたことは事実である。
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なにに対する危機感であろう? 私はこれだと思う。『日刊サイゾー』(2012年6月12日配信)からの抜粋である。
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【「“芸能界のドン”も、ドラ息子にお手上げ!?」やりたい放題ご乱行ジュニアの横顔】
《 “芸能界のドン”として知られるバーニングプロダクション周防郁雄社長の長男で、関連会社社長・彰悟氏の“恐喝トラブル”について、「週刊新潮」(新潮社)6月14日号が報じている。
同誌は、彰悟氏からレイプ被害に遭ったと主張する女性が勤務していた芸能プロの元社長と、彰悟氏が対峙している写真を掲載。記事によると、トラブルについて1時間以上の話し合いが行われたが、結局、物別れに終わったとされている。
彰悟氏はその女性が主張する被害について「事実無根というほかありません」とコメントしているが、元社長と彰悟氏の父・郁雄社長の間で数千万円にも及ぶ現金のやりとりが発生する可能性も出てきているという。
芸能界では泣く子も黙る“ドン”郁雄社長だが、息子の彰悟氏だけにはとことん甘く、このようなトラブルの種は常にくすぶっていたようだ。
「彰悟氏は、離婚した前妻との間にもうけた子どもで、周防氏から溺愛されている。コワモテで知られる周防氏が、なんの躊躇もなく至るところで『彰悟クン』と呼んでいるほど。彰悟氏が現在そのイスに座る関連会社社長の職は、以前はバーニングの古参幹部が務めていたが、その幹部を降格させてまで彰悟氏を据えた。周防氏は自分の後継者を彰悟氏にしようと、社長をやらせて“帝王学”を学ばせているらしいのだが……」(芸能プロ幹部)
彰悟氏は以前から「音楽プロデューサー」を名乗り、これまでshela、SINBAなど自らのイニシャルの頭文字である「S」で始まる複数の女性アーティストをプロデュースしているが、周囲からいわせると父親の威光を借りた典型的なボンボン体質だというのだ。
「洋服からアクセサリーまで全身ブランドもので固め、愛車は高級外車。若いころから六本木や銀座の高級クラブの常連だった。音楽プロデューサーをしながら、2004年には100キロ近くあった体重を70キロ近くまで絞り、レースに挑戦。しかし、すぐに飽きてしまったようだ。プライベートでは4歳年上の女性と結婚し子どももいたが、裁判を経て離婚。ところがそれに懲りることなく、昨年末、通っていた都内某所の韓国クラブのホステスと再婚。新婚にもかかわらず、女性トラブルに見舞われてしまった。過去には、バーニング系列の事務所に所属していた人気グラドルに手を出した揚げ句、そのグラドルが精神的に病んで芸能界を引退したこともあったし、その手のトラブルの話はよく聞く。しかし父親が“介入”し、すべて揉み消されてきた。ハッキリいってかなりの問題児で、“芸能界のドン”の後継者は荷が重すぎる」(週刊誌記者)
音楽プロデューサーとしての「裏方」で満足できなかったのか、05年には自身が参加してギターを担当した男女3人ユニット「sunny-side up」を結成。メンバーを入れ替えた07年には新曲「egg one」の発売に当たって大々的なプロモーションを行い、自身のインディーズレーベルから発売。カップリング曲にもことごとくタイアップをつけるなど、まさにやりたい放題だった。これまで勝手気ままに芸能界を謳歌してきたが、ここにきて、もはや周防氏ですらかばいきれないレベルのトラブルに巻き込まれてしまったようだ。
いずれにせよ、このトラブルがどういう形で決着するのか、今後の成り行きが注目される。》
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この困ったちゃんの一件は内々に処理された。周防彰悟に関連しては『JWSSNニュース』(2015年3月12日配信)にも、より直截的で重要な以下の記述がある。
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【小泉今日子、個人事務所設立していた! 豊原功補と熱愛!】
《 だが、ここにきて小泉が個人事務所を設立したのには、周防氏との間の問題ではなく、バーニング内での別の動きが影響しているという。大手芸能事務所関係者が語る。
「要は、バーニング内の世代交代です。周防さんから、その息子である彰悟さんが少しでも早く社長の座を引き継ごうと動き始めたのです。タレント業だけでなく、業界の裏事情にも敏感な小泉さんは以前からその動きを察していて、1つの逃げ道として個人事務所を設立したのだと思います。もちろん、周防さんの容認の上です。周防さんから彰悟さんへの世代交代は、芸能界全体にも大きな影響を与えることが予想されます。何よりも彰悟さんは芸能界関係者の間で人望がない。その彰悟さんが近々バーニングの後を継ぐとなれば、同社を離れる関係者も多いのではないでしょうか。業界中がざわめきたっているは確かですね」》
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「1つの逃げ道として」というのは父よりもさらに始末に負えないダークな息子に牛耳られるのを懸念して、ということであろう。しかしダークな息子にしてみれば売れっ子の小泉今日子は手放したくない。で、リーク、という流れになったのだと思う。
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小泉今日子は父と息子の葛藤に巻き込まれた。父周防郁雄がどれほど小泉今日子のことを可愛がっているかは昨日アップした記事をご覧いただければよくわかる。まあ、あれほど手放しで人を誉めている発言にお目にかかったことはないであろうというほどのシロモノをご紹介している。そこでの周防郁雄の小泉今日子に対する態度は崇拝とさえいいたくなるほどだ。
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決めつけてしまうけれども、息子周防彰悟によるリークは、とうぜんながら父周防郁雄を激しく怒らせ硬化させたであろう。自分がOKを出した「株式会社明後日」の設立に水を差し、あまつさえ小泉今日子にまで横暴な仕打ちに出たのである。
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この2015年春の段階で、周防郁雄はついに息子への事業継承を諦めたのである。と思う。気持の部分でではあるけれども、将来への軸足をはっきりと小泉今日子に移したといえるかもしれない。そして有力なタレントをそれぞれ独立させるなどして影響力を保持しつつフエードアウトしていくことをバーニングプロダクションの幕引きにしようと考えたのだ。
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いってみれば小泉今日子=「株式会社明後日」方式。周防郁雄にとってはバーニングプロダクションの整理、小泉今日子にとっては「より成熟したエンターテイメントの世界を見てみたい」(“独立報告コメント”)未来への布石、という2つの役割を背負っている。
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いつか2人のあいだに齟齬が生まれる可能性はあるけれども、いやそれはすでにあるのだけれども、小泉今日子は周防郁雄を排除しようなどとは絶対にしない。政治力の大きさを考えれば現実問題としてできないし、義理を重んじる女である。
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したがって「株式会社明後日」は周防郁雄と仲よし。小泉今日子の現状を独立によって後ろ盾を失った、などと評しているメディアがあるけれども大きな間違い。周防郁雄にしてみれば「株式会社明後日」はおのれの第二の創業、可愛い娘のお手並み拝見、くらいの気分であろう。
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今回の“独立報告コメント”に対するテレビ、ワイドショーの反応を見ると、豊原功補との関係を巡って支持派と批判派がほぼ半々に割れている。これも周防郁雄の根回し、庇護の結果だと私は思う。小泉今日子バッシングなどあってはならぬことなのだ。
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しかし周防郁雄がそのようにして小泉今日子を庇護すればするほど、強権を発動すればするほど、小泉今日子が2014年に予感した「この芸能界の悪しき因習」の崩壊は遠のいてしまうのである。うれし恥ずかしおっと間違いた(by荒木経惟)痛し痒し、ありがた迷惑。事務所の名前「明後日」には、希望の未来が近づいてくる足取りの歯がゆさが重ねあわせられている、と思う。
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ただ、これを皮切りに、今後バーニングプロダクション所属タレントの独立、移籍などの動きが活発になっていくということはいえるであろう。ちょうど公正取引委員会が独立や移籍の一方的な制限は独占禁止法にふれると公表したところである。時代はこうして変わっていくのだなあ、と感慨深い。
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事実関係に戻ろう。『週刊現代』2016年11月26日号の【芸能界のドン・周防郁雄がすべてを語る】で、ついに周防郁雄はバーニングプロモーションの経営を息子に移譲するつもりはないことを公に明言する。そして明けて2017年2月には、とうとう息子・周防彰悟をバーニングプロダクション取締役の座から追放している。
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未明の、ようやく朝が近そうでまだまだ遠いような不思議な感覚の時間帯にいる気持がする。(了)
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