2016年2月13日土曜日

中居正広はオヤジ道、キムタクは役者、残る3人はフェードアウト要員





『SMAP×SMAP』(フジテレビ)での生謝罪から、はやくも1ヵ月が経とうとしています。残念ながらSMAPはすでに空中分解してしまいました。いまだにメンバーの誰からもSMAPの今後についての発言がないということは、すなわち、もう語るべき未来はないということだと認めなければなりません。これはおそらく1月18日のあの時点で、すでに決定的になっていたのでしょう。



もちろんファンのなかにもそう捉えていらっしゃる方々は多いらしく、いまやSMAPというよりも、メンバー個々人を応援しているようすがあります。徐々にSMAPに対するロイヤリティが薄れている状況です。もちろんかつてのSMAPの記憶は変らず輝き続ける宝ものです。



いまのメンバーが置かれている状況は、空中分解したSMAPの残骸と、視界をふさぐ砂塵のなかに立ち尽くしているといった感じではないでしょうか。木村拓哉(43)ひとりはおぼろげに自分の場所と方向が見えているでしょう。しかしそのほかの4人はどちらを向いているのさえわからない状態だと思います。



立ち尽くしている中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草彅剛(41)、香取慎吾(38)の4人が抱えている“難しさ”は、よくわかります。なかでも難敵は、皮肉なことに熱心に見つめるファンの眼です。SMAPファンはいま、メンバー一人ひとりの動静を息を詰めて凝視しています。その陰で取り上げてもらえずにワリを食った芸能人たち多数、ではあります。



 

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ファンはなにを気にしているのかといえば、それはジャニーズ事務所によるメンバーの扱いです。待遇、仕事量、仕事内容、発言の自由度などなどです。彼らがなにか動くたび、嫌々やらされているのではないか、あるいは逆にホサれているのではないか、と神経を研ぎすませています。



ジャニーズ事務所はたいへんにやりずらいでしょう。しかしメンバーたちもやりずらいはずです。デビュー以来、あ、デビュー以前からか、一貫してプロダクションシステムのなかで育ち、成長してきたメンバーに、いきなり“やりたい仕事は?”とか“めざすのはどういう方向?”とかいう問題を考えろといっても、それは酷というものです。



SMAP、あるいはアイドル全般に限らず、いまの日本の若いタレントたちはひたすらプダクションに与えられた仕事を“こなして”いるわけです。芸能人としての主体性や判断力が育つわけがありません。まあ、それでもって“エンタテイナー”を飛び越えていきなり“アーティスト”ですから、こちらの顔が赤くなるっちゅー話ですよ。



そう考えると、“アーティスト”かどうかの話はまた別にして、ジャスティンビーバーなんかもああ見えてよくやっていると思います。強力なステージママやマネージメント会社がついているにしても、最終的な判断は自分でやっているわけですから。まあ、そりゃ怒りっぽくもなるでしょうよ、です。



SMAPファンにはしかも、Jr.時代というんですか、そこからの長い長いお付き合いの方々も多いわけです。で、メンバーはこのタイミングでアラフォーです。なにごとがなかったにしても、アイドルからの完全脱皮を迫られる、ほぼタイムリミットだったのです。



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中居正広以下の4人に問われているのは、この状況、SMAPの残骸と、視界をふさぐ砂塵と、それでも刺さってくるファンの視線のなかを、どのようにして切り抜け、できるだけ傷を追わず、新しい自分を示すことができるのか? です。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人については、まったく見えてきません。



ひとり、これまでにも単独での仕事量が多く、アイドルのイメージからもほぼ脱皮しかかっている中居正広は、すでにジャニーズ事務所との臨戦態勢に入っているようです。2週間ほど前に発売された、ともに講談社の『週刊現代』(2月13日号)と『フライデー』(2月12日号)には、おおむね以下の発言が掲載されていました。引用元は『日刊サイゾー』(2016年2月10日発信)です。



《中居は謝罪会見後の1月某日、なじみの和食店にテレビ関係者と来店。そこで周囲の客にも聞こえる声で「冗談じゃないよ!」「オレさ、このまま干されるのかな」と現在の心境を吐露。同席者が「今は耐えるときじゃないですか」「あと数年ガマンすれば、また流れも変わりますよ」とフォローするも、中居は徐々にヒートアップ。「なんか、納得いかないんだよね~」「これって犯罪?」「ほんと、なんか納得いかないんだよ」と“納得いかない”を連呼し、ついには「だいたいさ、メリーってなんなんだよ。名前、おかしくない? 日本人なのに(笑)。羊じゃないんだからさ……」と言い放ったという。》



さらに『日刊サイゾー』は後日談として、こう付け加えているのである。

《「実は中居は店内に記者が潜入していることをわかった上で、半ば確信犯的に、あの発言をしたそうです。両誌が発売されても、彼に『ヤバイ……』といった焦りは見受けられなかった。ジャニーズ側が事情聴取を持ち掛けても、ガン無視するつもりのようです」とは舞台裏を知る関係者だ。》

そしてまた中居正広が「オレだって、その気になったらやっちゃうよ?」「やれるんだって!」と怒気をはらんだ声でまくし立てていた、とも書いているのである。



まあ、ふつうの飲み屋でのオヤジトークです。オヤジトークですけれども、ふだんの中居正広との違和感はありません。つまり中居正広はこのままの素の感じでいけば、タレントとしてのキャラクターは守られるでしょう、ということです。オヤジですが。



 

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話はそれますが、メリー喜多川(89)の本名はWikipediaでは「藤島メリー康子」と記述されています。「藤島」は故人である夫の姓です。つまり羊ではない「メリー」はミドルネームなのでしょう。洗礼名(クリスチャンネーム)なのかもしれません。



メリー喜多川は弟と同様にロサンゼルスに生まれていますから、そのとき米国籍を得ています。また戦後1947年に再びロサンゼルスに渡った際には「米国籍を失いたくないから」と語っていたといいます。日本では戸籍にミドルネームを登記することはできないことから考えても、メリーさん、いまもアメリカ人の可能性があります。



ちなみに弟、ジャニー喜多川(84)の本名は同じくWikipediaによると「ジョン・ヒロム・キタガワ(John Hiromu Kitagawa)」であり、漢字表記では「喜多川擴」と記述されています。ジャニーの場合は、日本でいう名の部分がミドルネームに入っているのです。なんだかここでも面倒くさい姉弟です。ジャニーは、たぶんアメリカ人のままですね。



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さて、気がかりになるのは、中居正広を除いた残り3人の今後とSMAPの終わらせ方です。SMAPを残骸のまま放置しておくことは、ファンとしてはおそらく耐え難いことでしょう。なにがしかの結着が必要だと思います。



しかしたぶん、これから改めて解散コンサートなどのセレモニーがおこなわれることはないはずです。ジャニーズ事務所にしてみれば、それはどんなカタチで行われようと、SMAPファンのジャニーズ事務所批判、ジャニーズ事務所憎しという感情に、改めて火をつけるものだからです。藤島ジュリー景子(49)の企画力に期待することもできませんし。



ジャニーズ事務所としては、グループとしての「SMAP」にはこのまま静かにフェードアウトしていってもらうのが、いちばんの好都合でしょう。すでに仕事ときして決まっている4年後の東京オリンピックのときには、もう“懐かしのアイドル”に片足を突っ込んでくれているくらいがうってつけという気分なのではないでしょうか。



ですから、いってみれば、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人は事務所側から見ればフェードアウト要員なわけです。ここしばらくSMAPという骨組みを維持するための。“SMAPのPは「Paralympic Games」のP”。これは元SMAPのチーフマネージャーであった飯島美智の置き土産なのでしょうか。因縁を感じます。



フェードアウト要員などとたいへん失礼ないい方をしてしまいましたけれども、この3人にも逆転のチャンスがないわけではありません。“最後のスマップ”としてのトリオでの活動です。



ジャニーズ事務所を退所すればとうぜん“SMAP”という呼称は使えなくなりますので、別な名前にはなります。しかしSMAP魂を受け継ぐとかなんとか。いうまでもありませんが、このとき、諸星和己(45)などとははっきりと一線を画すことが非常に大切です。(了)




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