2017年3月17日金曜日

ジャニーズを彼氏にしたければ、SNSは捨てないとね



『女性セブン』(2017年3月16日号)で報じられた中居正広(44)と武田舞香(32)の交際が6年間も発覚しなかったのは



《武田は中居の部屋に出入りする際も決して一緒に乗らず、さらには、中居と交際しているような“証拠”を残さないためか、フェイスブック・ツイッター・ブログなどのSNSを一切利用せず。徹底してプライベートを隠し通したこともあり》(原文ママ)

だったからだそうだ(「リアルライブ」2017年3月16日配信)。こうしたSNSからの情報の流出について『リアルライブ』はさらに芸能記者のコメントとして以下のように言及している。



《ジャニーズ事務所の幹部が最も嫌うのが、タレントの交際相手がSNSで交際をひけらかすこと。それをやると、そのタレントのファンからも“総攻撃”を食らうことになる。逆に、武田のように徹底的に交際を秘匿し、さらにはタレントに尽くしているような女性は事務所の幹部からもファンからも好まれる》



そりゃそうだ。『ビジネスジャーナル』(2017年3月16日配信)にはこんな記事も載っていた。一部抜粋しよう。



《今回交際疑惑が浮上したのはKis-My-Ft2・横尾渉。元彼女、現在の彼女とされる女性たちのSNSなどから交際している証拠と思わしき画像が次々と発見されている。

元彼女のほうは以前アップしていたブログの画像と、横尾がテレビで紹介したものとが一致したことから発覚。また交際中とされる女性は、横尾の愛犬と思われる写真をアップし、さらに「この先の仕事のスケジュール全部送ってくれて、先に寝てたら後ろから強い力でぎゅーってしてくる可愛い彼。惚気ばっかりやぁ」などとツイートしていたという。

「SNSを通じてのスキャンダル発覚は、完全に防ぐことは難しいかもしれません。いくら気をつけても相手がいることですし、今後も同様のことは続くでしょう。芸能人たちからすれば、堪ったものではないと思いますけど」(芸能記者)

このような例では、同じグループであるKis-My-Ft2の宮田俊哉が思い起こされる。宮田は一夜をともにしたという女性が撮影したホテルらしき場所でベッドに寝転がった姿や会話する音声動画が流出した。しかもその後、実は宮田のファンではなく他のジャニタレのファンだったことも発覚。宮田にとっては踏んだり蹴ったりの事件だった。

「この時、この画像をネット上にアップした女性へインタビューを『週刊女性』(主婦と生活社)が行っており、アップした理由を聞いたところ『ヒマだしアップしてみるか、くらいの軽い気持ち』という衝撃的なものでした。事務所としてはどのようにスキャンダル対策をしていいのかわからなくなりますよね(苦笑)」(芸能ライター)》



宮田俊哉(28)、鼻がデカイ。もとい、なかなかのスキモノである。自分のファンの子たちには手を出しません、ってか? まさか。たぶんこれがいまのジャニーズ事務所のあたりまえの風景なのであろう。



解せないのは、みなさん自分とタレントとの関係をなぜわざわざSNSに上げるのか? ということである。あてつけというなら話は別だが、みなさんこっそり自慢している感じである。どちらにしろSNSに上げればバレる可能性はとうぜんあるし、バレれば関係続行はもう不可能だろう。もちろん相手にも大きな迷惑がかかるし、それは自分に跳ね返ってくるかもしれない。わかっているはずなのにどうしてそれをやる? バカなのか?



上げた女としては「ヒマだしアップしてみるか、くらいの軽い気持ち」だと最後にはある。そうだろうなあ。相手が一般人の場合と違って芸能人だとバレれる確率は格段に跳ね上がる。しかしその実感がないから「軽い気持」でやってしまう。いわゆる友だち同士の恋バナのようなものだ。懐かしいなあ小堺一機(61)。ぼうやトッちゃん(notトッちゃんぼうや)。



ああ、だから逆に一般、素人の世界ではどんなことになっているのかと考えるとそれだけでもうかなりゲンナリする。手切れ金よこせと喚いていた愛人にずっと以前から旦那がいたことが発覚!! とか、ほんとうは名前から経歴まですべてウソで固めていた!! とか。実は一卵性双生児だったとか。



おお、こうして書くと現実よりもSNS空間のほうがなんとなく“リアル”なものに感じられるではないか。こちらのほうが真実に近いという錯覚。たぶんこんなふうにしてどんどんSNSに取り込まれていくのである。SNSはかくして単なるコミュニケーションツールから生存領域(=domain)にまでその存在を拡げたのである。



一方、人間の最も基本的な欲求は食欲(生命維持)・性欲(繁殖)・関係欲(群れる、コミュニケーションする)の3つだといわれる。いま関係欲に応えているのはSNSだ。性欲に頑張っているのはジャニーズ。食欲に頑張っているのは渡部(人でなしの)建(44)。



これは以前にも書いているけれども、ソーシャルメディアがあるから人は何十年もひきこもっていられるのである。外部との連絡を一切遮断してしまえばそんなにこもってはいられないはずだ。それは彼・彼女にとって世界を奪われたに等しい。



SNS依存ということがいわれる。しかしこの議論はただネット上のコミュニケーションにのめり込みすぎて困る、というだけではなくて、人という存在のあり方にSNSがここまで深く入り込んでいるとうことにこそもっと注目しなければならないと思う。たとえば人を自殺にまで追い込むネットイジメもこう考えなければ理解できない。



さらにSNSを生存領域としているがための奇妙な世界観が続々生まれている感じもするし、先祖返りしたみたいな主張が何度も何度も繰り返しもちあがったりする。いってみれば私たちはパラレルワールドの住人が跋扈する世界に生きているのである。もはやなにが起こっても不思議ではない。事態は深刻。問題の本質はここ。



そういえば田原総一郎(82)は整腸剤のせいで放屁が止まらないらしい。彼女(81)がいるといっていたのに。まあ、老いらくの恋なんてこんなものだわね。もとい、そんな風に考えてくると“ソーシャルメディア”といういい方、“すでにそのものが社会になっているメディア”とも受け取れて、実によくできたネーミングである。というか示唆的である。



でもって、こんなふうにソーシャルメディアにすっかりからめとられてしまっているので、ついつい私の男自慢、女自慢もしたくなってしまうわけである。外部との連絡を遮断された部屋みたいな自分のなかに住んでいる人も誰かに何かを伝えたい、そしてかまってもらいたい。そんな基本的な欲求には逆らえないのでSNSに喋ってしまう。人は孤独。



であるから、SNSからのスキャンダル漏れはこれからも必ず間断なく続くのである。本能だから抑えることはできない。そうなの。本能でセックスはするけれどもそれは仲よしということでもコミュニケーションでさえもない。



そこが住所なのだから、とくにヤリサカ世代にはどうしても、なにがなんでもSNSが必要なのである。だから繰り返しになるけれども、スキャンダルが漏れるのはまったくもって理の当然なのである。ヤリサカ世代? やりたいさかりのお年頃ってことだわよ。(了)



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