2016年4月3日日曜日
気弱な弟、ジャニー喜多川の大罪。SMAP騒動も
(神田正輝×三船美佳)(ゲスッチョ川谷絵音×ベッキー)(桂文枝×紫艶)(石井竜也×脚に「石井竜也」と彫った女)(乙武洋匡×5人の女+α)、ときて、次に誰がくるかと構えて待っていたら、とにかく明るい安村ですよ。
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2016年不倫騒動第6弾は、とにかく明るい安村!! あまりに小物すぎて笑えます 。しかもスクープしたのがあのセンテンススプリング『週刊文春』(3月31日発売号)です。
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企画会議には毎回200本以上のネタが集まる、とかタレ込みは数千件とか豪語していたのに、とにかく明るい安村です。安村が女と2人でホテルから出てきたところを直撃、です。
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いや、狙いはわかります。つまり「安心してください、はいてます!!」という安村のネタに反応したってことですね。DIGITAL版を見ると実際に直撃した記者が「はいてますか?」って聞いてましたし。
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で、「これでも明るいか? 安村」ってわけですね。とにかく明るい安村、タジタジになっていて、たしかに笑えますけど、センテンススプリング、いつからウケ狙いの編集になったのでしょう? 安村もオタオタしていないで「安心してください、家からはいてきたヤツです!!!」くらいいえればよかったのに。
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おかげさまで、もう、オモチャにされてしまったとにかく明るい安村は真っ青ですよ。妻や娘の手前、ということよりネタが使えなくなってしまいましたから。両手でパンイチの鼠蹊部を指差すアレはもう生々しくて、少なくともテレビではアウトでしょう。まあ、あんなものどうでもいいといえばいいんですけど。これから一生観られなくても。
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というわけで、なんだかんだいいながら、心のやさしい私がとにかく明るい真っ青な安村に代わって新ネタを考えて差し上げました。とはいっても「安心してください、はいてます!!」のところを「乙!!!」に替えるだけです。あ、着衣でです。できるかなー、安村。「乙!!!」けっこう使い回しが効きますので、よろしく。それからセンテンススプリング砲はこんなところで道草をしていないで、藤原紀香の妊娠ネタ、頑張ってくださいー。
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と、まあ、そんなこんなでくだらなーい気分でいたところに、今度は水沢アリーが整形をしていた!! という全身がタルッタルッになる泥のようなニュースが。ニュースとはいっても、昨日(2016年4月2日)放送の『有吉大反省会 整形もオネエも…春のカミングアウトSP』(日本テレビ)で、アリーがそう喋ったというだけのお話です。最近、こういう“ニュース”が多いんですよねえ。
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で、番組によると、アリーはハーフでもなく、とうぜん“アリー”でもなく「8分の7日本人」なのだそうです。くだらないネタ仕込んでます。別に金髪であろうが整形していようが日本人であろうがブラジルのカッパであろうが、どうでもいいことなんです。水沢アリーなんですから。いいたいことはそれだけです。
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で、いまなんとなく『livedoor NEWS』芸能ニュースランキングを見たら、とにかく明るい真っ青な安村の不倫が第3位、水沢アリーの整形が第2位、と上位に並んでいるではありませんか!! そして第1位は、なんと「磯山さやかの完熟ボディに絶賛」ですよ。なんか激安!!!
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磯山さやかの完熟ボディ。「特に、Fカップバストのカタチがわかるタイトな衣装の彼女はムチムチした印象で、ファンにも大好評。」(「メンズサイゾー」2016年4月2日配信)なのだそうです。ふうん。『AneCan』だかの「ぷにぷに肉ニット」特集の「肉モデル」のくせに。
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いそっち32歳。アリちゃん25歳、安村34歳。『livedoor NEWS』っていったい誰が見ているんでしょうね。あ、私か。いいたいことはこれだけです。
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で、ようやく今回の本題です。「ジャニー喜多川、とんだタヌキオヤジだった」説、の検証です。
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「ジャニー喜多川、とんだタヌキオヤジだった」説というのは、SMAP解散騒動の背後にあったとされている社内派閥の対立についてです。これまで世間ではメリー喜多川&ジュリー景子派VS.飯島三智派と見ていたのですが、実際はメリー喜多川&ジュリー景子派VS.ジャニー喜多川&飯島三智派だったのでは、というお話です。いつのまにかどこかにフケていたジャニー喜多川(84)、実はしっかり噛んでいた、と。
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なにをいまさら、ではあります。なにをいまさら、ではありますが、気になるので、この情報の元になっている『SMAP解散騒動の全内幕』(宝島社、2016年3月28日発売)にあたってみました。やっぱり、なにお(not「を」)いまさら、でした。
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『SMAP解散騒動の全内幕』によると、ジャニー喜多川は以前から飯島三智(59)のプロデュース能力を高く評価していて、将来的には「ジュリーはオーナー、現場のメイン・プロデュースは飯島」という青写真を描いていたのだろう、といいます。
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そこでジャニー喜多川は、飯島三智にSMAP以外のタレントのプロデュースもさせました、と。それがKAT-TUNであり、NEWSを脱退してソロになった山下智久、さらにジャニーズJr.や中山優馬、Kis-My-Ft2、舞祭組だったわけです。
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しかしこの動きはメリー喜多川(89)にとっておもしろいものではなく、例の『週刊文春』2015年1月29日号の「SMAPをつれて出ていけ」発言、そして熾烈な飯島潰しにつながっていきます。
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ふつうならここで、というかこうなる前に、ジャニーが出てきてメリーに自分の将来構想を説明するなりして調整をするはずです。しかし実際にはジャニーはSMAP解散騒動や飯島三智の退社について、一切、口を出さずに頬かむりを決め込んでいました。ジャニーは、ただ最後の最後に出てきてSMAPからの“謝られ役”になっただけです。突っ立ってただけ。
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これについては、ジャニー喜多川は姉、メリー喜多川にアタマがあがならいからだ、なぜなら、メリーは強力な渉外能力とコネクションを活用して、ジャニーのいわゆる「ホモセクハラ疑惑」などさまざまなトラブルの尻拭いをしてきたからだ、と説明されています。
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いえいえ、そんなふうにメリーにアタマが上がらないのはそのときはじまったことではありません。ですから、ジャニーとしてはとうぜんそれを織り込んで、最初から姉メリーと相談をしていればよかったわけです。なのに、なにをいまさら。
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ここで『SMAP解散騒動の全内幕』が着目しているのは、先ほども出てきた『週刊文春』2015年1月29日号のメリー喜多川インタビューのなかの、子会社「ジェイ・ドリーム」に関連した発言です。抜粋すると以下の通り。
「ジャニーは首にしたほうがいいんじゃない? だって、ジャニーは給料ももらったことないし、書類も見たことないじゃない。会社も行ったことないじゃない?」「ジャニーには(ジェイ・ドリームの社長を)辞めさせなさい。私が迷惑するから。だって、ジャニー、自分が社長になってるの知らないんだもの」
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しかし「ジェイ・ドリーム」は、飯島三智がメリーやジュリー景子(49)の制約なしに、自分の裁量で仕事ができるようにと、ジャニー氏が許可して2005年に設立された会社だといわれています。代表取締役社長はジャニー喜多川、飯島三智も取締役に名前を連ねています。ジャニーが許可して、というより、ジャニーがつくらせた会社といっていいでしょう。
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メリー喜多川の発言とは大きく食い違っています。メリーは、ジャニーは「ジェイ・ドリーム」の仕事には一切関知していないし、給料ももらっていない、自分が社長になっていることさえ知らない、といっているのです。
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これを『SMAP解散騒動の全内幕』では、「ジェイ・ドリーム」の存在を知ったメリーに問いつめられたジャニーが咄嗟にウソをついたのではないか、と推察しています。ビビリまくりのジャニーです。が、ありそうな話です。なにしろメリー喜多川、2011年には記事が気に入らなくて呼びつけた『週刊文春』の記者に対して、「殴るぞ!」と恫喝したババアなのです。
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それにしても、「ジェイ・ドリーム」をメリーには内緒で設立していても、そしてそのことでウソをついていたとしても、メリーと飯島女史とのあいだの調整役を果すことはできたはずです。なぜそうしなかったのか? 『SMAP解散騒動の全内幕』では、やははりメリーには逆らえないから、ということになっています。しかしそれだけではないでしょう。
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少し戻ってもう一度考え直してみます。いつのことだったのかはわかりませんが、「ジェイ・ドリーム」が設立された2005年からこっちのいつか、この会社についてメリーがジャニーを問いただしました、と。
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この段階でジャニーは、ほんとうにただ将来は「オーナー、ジュリー。現場、飯島」でいこうと考えていただけだったのでしょうか? メリーに対抗しようとする意識はなかったのでしょうか? それはわかりません。しかしメリーからそんなふうな腹の探られかたをするかもしれない、と考えたであろうとは推察できます。でなければ咄嗟にウソをつくほど怖がらないでしょう。
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で、とにかく咄嗟にウソをつきました。“そんな会社知らない、いったこともないし、給料なんてもらってないし、書類も見たこともないし、社長になっているなんて初耳よ!!”。ビビリの弟。
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そこでさらにメリーは仕事の内容についても追及したはずです。“ちがうよ!! 飯島にSMAP以外もやってみなっていったことなんてないよ!!”。ビビリの弟 、ウソにウソを重ねていきます。
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このウソは、飯島美智に対してメリーを疑心暗鬼にします。“飯島のやろう、勝手に縄張りを広げやがって!! いつかこの事務所を乗っ取るつもりに違えねえ。くっそお、ただじゃおかねえ!!!”と、怒りを駆り立てていったわけです。気弱な弟のその場しのぎのウソがおおごとに……。
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つまりジャニーが知らないといっているのですから、メリーとしては「ジェイ・ドリーム」という会社は、飯島三智が勝手にジャニーの名前を使ってでっちあげた会社だ、ということになるわけです。
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このときメリーは飯島三智を少し怖れたはずです。だからこそ、あんなに激しく三智を排斥しようとしたのでしょう。ジャニーのウソが三智をモンスターに仕立て上げたのです。
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こうなるともう、ジャニーはメリーと三智のあいだには入れません。自分のウソが原因なのですから。もちろん、「ジェイ・ドリーム」にふれずには2人の関係は改善しません。それはジャニーにはできないのです。
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一方の飯島三智にしてみれば、ただただほんとうにいい迷惑です。ジャニーの差し金ではじまったものを、自分の一存でやったこととして責任を負わされるカタチになりました。
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そうです。これがメリー喜多川と飯島三智の対立の根本原因だったのです。考えてみれば、そもそもの対立の原因については、これまで誰も深く追及しようとはしませんでした。まあ、だいたいのところは、たいへんなヤリ手が2人も同じ会社にいたら対立するよなー、とか、創業者一族と外様だもん、みたいな雰囲気的なところで納得した気分になっていたのです。
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また一部では、ネットを活用したマーケティングを志向する三智とひどいデジタルアレルギーのメリーが衝突した、とかいわれていました。けれども、そんなことでこんなに激しい感情的な対立にまで発展することは考えにくいでしょう。
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飯島三智に対するメリー喜多川の怒りは、まったくの濡れ衣からはじまってボーボーと燃え盛っていったわけです。おそらくジャニー喜多川は「ジェイ・ドリーム」についてクーデターじみたところまでの意図はもっていなかったでしょうから、堂々としていればよかったのに。
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メリー喜多川に問いつめられたとき、あるいは問題がこじれはじめたときにでも、はっきりと自分の意見がいえれば、こんな残念な結末にはなっていなかったのです。“ユーはボクより5つも年上だから必ず先に死ぬから、ユーに代わって将来のことを考えたんだよー”とかなんとか。殴られるか。
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ですからSMAP解散騒動も、たぶんもとをただせばこの男からなのです。メリーと三智のあいだがギクシャクしていなければ、SMAP独立という話も出てこなかったでしょうから。
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ジャニー喜多川、まったく罪つくりな男です。「ジャニー喜多川、とんだタヌキオヤジだった」説を改めて、「ジャニー喜多川、とんだ無責任ビビリオヤジだった」説に看板を掛け替えなければなりません。
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ここまでこじれた以上、ジャニーズ事務所は、もうどんなことがあっても元には戻らないでしょう。戻りませんけれども、最近になって、仕事がオーバーフロー気味になったジュリー景子が、メリーに向かってなぜ飯島三智を辞めさせたのかと怒っている、などという話も聞こえてきます。つくづくもったいないことをしたなー、と思います。
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あと、最後に残った疑問は、メリーに「ジャニーには(ジェイ・ドリームの社長を)辞めさせなさい。私が迷惑するから。だって、ジャニー、自分が社長になってるの知らないんだもの」などといわれたときの飯島三智の気持ちがどうだったのか、ですね。
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なぜそこで「いいえ、あれはジャニーさんがおつくりになった会社なので、私にジャニーさんに辞めていただく権限などありません」といえなかったのでしょう? 『週刊文春』の記者が目の前にいたからでしょうか? それともこのときすでにジャニーの翻身にあきれ果てていたからでしょうか?
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もちろん、そのあとで三智はジャニーに説明を求めたでしょう。しかしきっと、のらりくらりと逃げられたのだと思います。“ユー、いつまでもなにいってるの。そんなことわすれちゃいなよ”。ジャニーに知らんふりをされては、メリーに対して自分の身の潔白を証明する手だてはありません。
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まあ、とにかく、オカマでもホモでもけっこうです。でも気の弱すぎる男だけは、ほんとうにだめです。だめだめっ。だめよっ。(了)
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