2016年4月1日金曜日
藤原紀香、謎のドタバタ入籍といえば、アレしかないじゃん
昨日(2016年3月31日)、片岡愛之助(44)と藤原紀香(44)の結婚記者会見が行われた。釈然としない。会見そのものは松竹の追本淳一社長(63)が立ち会ってつつがなーく、そつもなーく、完璧に進行し、終了した。おめでたいことである。
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しかし事前のアナウンス通り、正午、正確には0時2分からはじまった会見なのに、そのようすが実際にオンエアされたのは午後1時もすぎたころだったのである。陣内智則(42)のときは中継が入っていたのに。おかげでテレビの前でずいぶん無駄な時間を過ごしてしまったのである。
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だからというわけではないけれども、なんともスッキリしないのである。ことここに到るまでの経過が腑に落ちないのである。愛之助と紀香の結婚はあり得ないと読み、このブログでもそんなふうにさんざん書き散らしてきたので引っ込みがつかない、というのではない。やっぱりどう考えても不自然なのだ。
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いまになって振り返ってみれば迂闊だったと反省する点は確かにある。昨年12月10日配信の『日刊ゲンダイDIGITAL』の記事を無視したことだ。2人の結婚話について『日刊ゲンダイ』が“飛ばし”を書いたことはあまりなかったし、書き方が妙に具体的だったのでおかしいとは思ったんだよなー、といってもあとの祭り。
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ただし当時、といってもつい一昨日までだけれども、紀香側からの情報ばかりが先行していたのである。一方の愛之助の真意は伝わってこないどころか、まったく測りかねさえするという状況。
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しかもこの12月10日の時点ですでに、紀香が別所哲也(50)、太川陽介(57)らと共演するミュージカル「南太平洋」が2016年7月3日から8月11日の日程で全国ツアーを行うことが大々的に発表されていたのだ。というわけで、この記事も紀香の囲い込み作戦の一貫か、と判断してしまったのだ。
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グチグチいいわけがましいと叱られそうなので、まずはその『日刊ゲンダイDIGITAL』2016年12月10日配信の記事を以下に抜粋しておく。
『愛之助&紀香「来年3月結婚」確定…幹部俳優に挨拶回り』
《いざ、梨園の女房の仲間入りだ。かねて交際中の歌舞伎役者の片岡愛之助(43)と藤原紀香(44)。すでに関係者の談話として結婚情報が一部スポーツ紙では伝えられていたが、本紙の取材で来年3月にも結婚することが決定的であることがわかった。 愛之助は現在、京都四條南座で「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 四代目中村鴈治郎襲名披露」に出演中。昼の部も夜の部もフル回転しているが、今週7日の昼の部が終演後のこと――。愛之助は紀香を伴って幹部俳優の楽屋を訪れ、結婚報告を行ったというのだ。 「幹部だけでなく、同輩、後輩役者の楽屋を一つ一つ訪問して丁寧に結婚の報告をしていました。手土産は京都の有名和菓子店の抹茶菓子。紀香さんは和装ではなく普段着でしたが笑みを絶やさず、“うちの愛之助をよろしくお願いします”とつつましやかで、もう梨園の女房然としていた。来年3月に結婚予定だそうです」(松竹関係者)
とりわけ滞在時間が長かったのが、せんだって人間国宝に認定された片岡仁左衛門(71)の楽屋だったという。
「同じ『松嶋屋』一門のトップで、愛之助が芸養子になった片岡秀太郎の実弟です。当代の仁左衛門さんに紀香を紹介したということは結婚は確定。愛之助は将来、大名跡である『片岡仁左衛門』を継ぐ可能性もありますからね」(別の松竹関係者) スッタモンダを乗り越えて、喜びいっぱいの紀香だが、梨園の女房の仕事はタレント活動の片手間ではできない。結婚を機に芸能界引退もある。》
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「いざ、梨園の女房の仲間入りだ。」という書き出しがさもさも紀香側じゃあないの。まあ、いいけど。で、この記事によれば、愛之助の養父である片岡秀太郎の実弟、片岡仁左衛門に紀香を紹介しているのである。
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ということは、秀太郎にはとうぜんこれ以前に紀香を紹介していることになる、と考えるのがいちおう自然である。そしてこれはまた昨日の会見での松竹社長、追本淳一の挨拶でも裏付けられたのである。というか、いちおうツジツマが合っているのである。
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追本淳一社長の挨拶には、どうも腑に落ちない、ことここに到るまでの、とくに最近の経過がふれられているので、抜粋しておこう。どの時点の話をしているかで2ブロックに分けてある。
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【追本淳一の挨拶から抜粋】
■2015年11月:「お2人で会社のほうにみえまして、正式にご紹介、藤原さんを愛之助くんからいただきまして、結婚の方向で考えておりますと。で、その前の日っていったかな。秀太郎さんにご了解を得ました、と。で、秀太郎さん、お父上でいらっしゃる秀太郎さんと話して、披露宴をやる場合には迫本に媒酌をということでまいりました、というのが昨年でございます。」
■2016年3月:「それで、またしばらくして今年になりまして、大阪の松竹座で『ワンピース』を3月20日だったと思うんですけれども、監事室で見ておりましたら、そこへ愛之助くんも『ワンピース』を見てるということで、ぷらっと来られて、いよいよ3月30日に入籍しますと。31日に記者会見やりたいと思いますので、また2人で正式にあいさつに行きますというようなお話がありまして、それで1週間ぐらい前だと思う、もうすぐ、それからすぐにお2人で見えて、秀太郎さんの了解の下、正式に入籍という形になるので、先ほど申しましたように、披露宴がある場合には仲人を、そして記者会見の取材にできれば立ち合ってもらいたいという話を聞きました。」
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時系列を整理すると、こういうことである。
2015年11月:愛之助、紀香を養父秀太郎に紹介し、結婚の了解を得る
2015年11月:その翌日、2人で追本淳一社長を訪問、紀香を紹介し、披露宴をやる場合には、その媒酌の依頼をする
2016年3月20日:愛之助が大阪の幹事室を訪れ、追本淳一社長に3月30日に入籍、31日に記者会見をやりたい、また2人で正式に挨拶にくると話す2016年3月24日前後:愛之助、紀香が2人で追本淳一社長を訪問、「秀太郎さんの了解の下、正式に入籍という形になるので、(略)披露宴がある場合には仲人を、そして記者会見の取材にできれば立ち合ってもらいたい」と依頼する
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どうなんでござんしょ? 歌舞伎運営会社のおエラいさんに記者会見の立ち会いをお願いするのに、打診だかなんだかよくわからない立ち話みたいなものが10日前、正式な依頼が1週間前。愛之助&紀香、たいしたものである。
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で、ここら辺りになんらかの事情が隠されている、と、私のような根性曲がりは思うわけだ。しかしそうとでも考えなければ、愛之助&紀香は自分たちを中心に世の中が回っていると思い込んでいることになりはしないか?
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これについてはやはり愛之助の養父、片岡秀太郎の反対があったのだろう、と私は邪推するわけである。つまり昨年11月に2人で追本淳一社長を訪れ、秀太郎さんに了解を得た、と話したのはウソあるいは見込みだったのではないか、と疑うのである。
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先に挙げた『日刊ゲンダイDIGITAL』2016年12月10日配信の記事を思い出していただきたい。京都四條南座に愛之助が紀香をともなって挨拶に赴いたとき「とりわけ滞在時間が長かったのが、せんだって人間国宝に認定された片岡仁左衛門(71)の楽屋だったという。」と記されているのである。
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片岡仁左衛門は秀太郎の実弟である。ここで2人は兄さんの秀太郎をなんとか説得してはくれまいか、と仁左衛門に泣きついたのではないか、と勘繰るのである。紀香、愛之助ばかりではなく秀太郎の周辺までも固めていたのである。
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しかし秀太郎も変態、おっと間違いた、頑固である。いっこうに首を縦に振らない。そんなものだから、愛之助も紀香も、去年からっいこのあいだまで、マスコミにいくら声をかけられても曖昧に誤摩化すしかできなかったのであろう、と推測するのである。
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しかしこれ、まったく根拠がない話でもなくて、『週刊文春』2016年1月28日号に、2人の結婚に関する片岡秀太郎の言葉が掲載されているのである。『週刊文春』の取材に、そのときの秀太郎は「結婚するとか、婚約したとか何も聞いてません」と回答しているのだ。
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『週刊文春』2016年1月28日号、そうゲス川谷&ベッキーの不倫騒動追及第3弾が掲載された号である。ありがとう!! センテンススプリング!!
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そしてようやくいちおうの許しを得たのが、たぶん愛之助が「ぷらっと」幹事室に現れた今年3月20日の直前のことだったのだろう。追本淳一社長にしてみれば、11月の2人揃っての挨拶から丸4ヵ月以上も放っておかれた話が、急にせわしなく動きはじめたのである。入籍まであと10日。
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愛之助が3カラットだかの指輪を買ったのも、「3月に紀香の実家にうかがったときに渡した」といっているので、つい最近のことだ。どうしてこんなにアセるのか、といえば以前から3月中にも結婚という情報を流していたこともあるけれども、やはり紀香のほうがどうしても早く入籍したかった、ということだろうと思う。
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昨日の記事にも書いたように、愛之助の誕生日が3月4日、紀香が6月28日で、この期間だけ、2人が同い年になる、というのも理由のひとつだろう。7月に入れば紀香は45歳である。
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そしてもうひとつ、邪推ついでに書かせてもらうと、紀香、妊娠しているのだと思うのである。頑強に拒否していた秀太郎が折れたのもこのためだし、梨園の慣習から外れていきなり入籍などという“暴挙”に打って出たのも、このためである。またまた出産日とのツジツマ合わせ。
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もちろん7月からのミュージカルは降板することになる。大きなトラブルになるのを避けるには、一刻も早く妊娠を公表しなければならない、というか妊娠を公表できる体制をつくらなければならないのである。
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「できれば子どもを産みたいなというのが女心なので。 無理をせず、2人で相談しあってやっていけたらと思っています」と31日の記者会見で紀香は語っている。いままでの紀香とは若干違う、とーっても率直に響く言葉である。厳密にいうとウソだけど。そういえば昨日の紀香、いつもよりさらに太ってデッカく見えたもん。
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なわけで、記者会見の席上、子どもに対しての考えを聞かれた愛之助が答えた「子どもは神様からの授かりもの。期待はしておりますが、養子の形もありますので、それでもかまわないと思っています」は、煙幕であったのである。
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加えて、いまさら紀香を「とてもいい人」だとかなんだとか口裏を合わせさられている秀太郎もご苦労さまなことである。親子ともども、すっかり紀香にしてやられてしまったのである。結局、紀香は義父にも夫にもウソをつかせているのである。どういうなりゆきであれ、これは悪いことである。
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それにしても……、妊娠がなければ秀太郎は結婚を許さず、愛之助だって、いつまでもグータラグータラしていたはずである。そうなのである。そんなこんなで、この2人は結婚しない!!と考えた私の読みが見事に外れたことを、なにとぞご勘弁いただきたいのである。
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44歳の女がここまでガッツリ体を張って突撃してくるとは考えもしなかったのである。お願いである。(了)
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