2015年4月15日水曜日

[ポイント別]恋愛の行動講座(1)


【告白】
ほとんどの場合、好きであれ嫌いであれ、またどうでもいいのであれ、すでに相手はあなたに対してなにがしかの気持、感情、感想をもっている。だからあまり神経質に告白のタイミングにこだわる必要はない。気が向いたとき、出くわしたときに気軽に告白するのがいちばんである。「お願いしますっ!」「ごめんなさいっ!」。すっきりするではないか。ただし、相手に彼氏彼女がいないことを以下の手段であらかじめ確認しておこう。

【確認】
手っ取り早いのはやはり共通の知人、友人を通して確認する方法。この場合の知人、友人はあなたから見て異性であることが大切。同性だと思わぬ抜け駆けにあったり、最悪の場合はそいつがターゲットの彼氏彼女だったりする。また異性に相談しておくと、本命を逃がした場合でも、次にそいつが引っ掛かってくる可能性もある。ネットやSNSは、結局のとろ彼氏彼女がいないことの確証が得られないので使えない。共通の知人、友人がいないとき、また通りすがりなどでどこの誰だかまったくよくわからないというような場合は、いったん潔く諦めることだ。あなた自身の気持がまだ淡い憧れでしかないのに、そのわりには危険度が高い。

【接吻】
「吻」とは口先、くちびるのことである。であるから接吻とはくちびるとくちびるを合わせることで、それ以外の、たとえば頬に接吻ということはありえない。で接吻の方法であるが、これははじめてのときは下くちびるを狙う。目測が大きくずれて鼻にいくよりはアゴにいったほうがケガが少ない。お互いの身長差が大きい場合はソファやベンチに腰かける。上手くいったにしろ若干失敗したにしろその後も緊張が続くのはかなりのストレスになるので、最初の接吻はデートの別れ際がよい。

【嫉妬】
嫉妬は想像力の産物なので、いろいろ想像しなければ嫉妬しなくてもすむ。そうはわかっていてもついつい想像して虜になってしまうのが嫉妬である。自縄自縛というやつである。「Oh, shit!」である。で、楽になるためには、自分の嫉妬(想像)の内容をメモしておくとよい。とくに彼氏彼女のセリフの部分は細かく。数日経ってから読み返すと、自分という人間が客観的に見られてすっと冷める。おそろしくエロかったりする。で、人間も動物なのだ、こんなふうに生きるようにできているのだ、と思えればしめたものである。すでにあなたは恋愛マスターである。

【同棲】【同衾】
「同棲」は一緒に暮らすことで「同衾」は一緒に寝ることである。男の場合の同棲は100%同衾が目的である。でなければヒモ。ふつうの男なら、家賃や生活費の節約なんて二の次、三の次である。したがって同棲をしていても同衾することがなくなれば、それはすなわち男にとってただの集団生活と同じである。集団生活になると、それを上手く回転させていくために日常の雑用の分担など、細かなたくさんのルールができる。窮屈になる。破綻は目の前だ。だからこの先、お互いに1年365日同衾できる自信がなければ同棲はしてはいけない。同棲禁止!

【同情】
打ち負かした恋敵への同情は絶対に禁物である。あなたにその気はなくても、それは勝者のおごりである。恋敵に同情した瞬間、あなたはイヤなヤツになり下がる。問答無用だ。気にすることはない。シアワセな時間は短いのだ。

【温泉】
よくわからないが、カップルで温泉に行くという習俗があるらしい。遠出をして、ちょっと観光らしきものもして、風呂に入って、向かい合わせで食事をして、と相当疲れてしまいそうである。本当は2人ともあまり乗り気ではないのに、みんながやってるみたいだから……、というケースも多いように思う。温泉に限らず、目先の金をかすめ取ろうとするマーケティングにやられちゃっているのである。2人で温泉なんかにいくお金と時間があるのなら、それをためてもっと大きな旅行でも計画したほうがいい。2人の関係も安定する。どや? (続く)




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