「接待の手土産セレクション」だかのローンチに登場した藤原紀香（47）を久しぶりに見た。顔のデカさや体つきはもうすでに過去の人であったけれども、相変わらず屈託のない笑顔であった。この人はあまりアタマがよくないので、これからますますバカっぽい顔つきのババアになっていくだろう。現代にはめずらしいタイプの人なのだとなんとなく納得した。
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この藤原紀香と男の扱いについて対照的なのが鈴木京香（50）だろう。いきなりでたいへん恐縮。（↓）こんなのが出てたのでつい。
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◆『Techinsight』2019年4月24日配信
【［エンタがビタミン♪］鈴木京香が“グラサン”姿『未解決の女 SP』オフショットがまるで家族写真】
《 テレビ朝日系木曜ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』（2018年4月期）の放送からおよそ1年。4月28日にドラマスペシャル『未解決の女 警視庁文書捜査官～緋色のシグナル～』として戻って来る。キャストを務める遠藤憲一の公式Twitterでスタッフが「遠藤、波瑠、鈴木京香」が並ぶオフショットを投稿したところ様々な反響があった。
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スタッフが翌日、「昨日の3ショット写真、当ててくださった方が多くてビックリ!!」「＃未解決の女 スペシャルドラマの京都ロケでの写真でした！」と寄りで撮った1枚を公開すると、「真ん中は多分やな思いましたが、グラサンが鈴木京香さんて、わかりませんでしたわ（笑）」と反響があった。
確かに鈴木京香がサングラスをかけている姿はなかなか想像できない。さらに寄り添ってピースサインするナチュラルな3人の笑顔から、娘の波瑠を真ん中に親子で並んだ家族旅行の記念写真と言っても通用しそうだ。
ドラマスペシャル『未解決の女 警視庁文書捜査官～緋色のシグナル～』は、警視庁捜査一課特命捜査対策室の第6係（文書解読係）に所属する主人公の肉体派刑事・矢代朋（波瑠）と頭脳派刑事・鳴海理沙（鈴木京香）が文字を糸口に未解決事件を捜査する姿を描く。
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突っ込みどころ満載である。まず波瑠（27）が「肉体派刑事」とはこれいかに? 波瑠が肉体派ならたんぽぽ川村エミコ（39）も肉体派ということになってしまうだろう? え? 川村エミコは巨乳? Ｈカップ? これはこれはたいへん、おみそれいたしました。そうするとここは川村エミコの好きなコケシも肉体派ということになってしまう、といわねばならんですのう。ふぇっふえっ。
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それにしても波瑠が娘で遠藤憲一（57）と鈴木京香（50）が父さん母さんみたいだという決めつけもいかがなものか。たしかに実年齢からいけば十分ありえる話、むしろ妥当かもしれないけれども、それではあまりに鈴木京香をババアに押しやろうとしていないか?
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たしかにエスエス製薬の「ハイチオールCホワイティア」だかのCMで見る鈴木京香は少しヨタヨタして、その前に世田谷自然食品の「グルコサミン＋コンドロイチン」を飲め!! といいたくなるおトシの召し方であるけれども、波瑠の母親というのはビジネス的にマズいだろう。これからも美人女優としてやっていかなければならないのだから。
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で、もっともツッコミにチカラが入ってしまうのが、ドラマのタイトル『未解決の女 警視庁文書捜査官～緋色のシグナル～』のなかの「未解決の女」の部分だ。いわれてみれば鈴木京香、これまで解決したためしがない。「未解決の女」とは鈴木京香を評する至言である。未解決なのはおまえだ!!
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鈴木京香の遍歴をざっくり見てみよう。
1999年〜2001年：堤真一（54）
2002年〜2010年：真田広之（58）
2011年〜2019：長谷川博（42）
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この３人とはいずれも結婚も間近と報道されていたはずだ。しかし未解決。もうトータル20年間も未解決。ご本人の立場からいえば30歳から50歳まで未解決。いやいや世の中すべからく結婚するのがあたりまえ、とかいうことをいっているのではない。ご本人が別に結婚するつもりはないといってはおらず、新居などを買い求めたりもしていたのだから、なぜこういうことになるのか? と気になるのだ。
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それはたぶん男のほうからしてみれば束縛がキツい、拘束してくるタイプだから、ということだろう。と思う。見るからに男に対してお節介な感じがする。男としては息が詰まってしまう。
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ここで先ほどの藤原紀香が出てくる。藤原紀香もあれこれ干渉、拘束してくるタイプのようだけれども、その根本には自分自身に対する評価を上げるため、という自己中心的な動機がある。前夫陣内智則（45）などは着るものも一切がっさい指示されていたというし。
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藤原紀香と違って鈴木京香の場合は自分のためではなくて男のために干渉し、拘束する。俳優として大成してもらいたいからあれこれアドバイスもするし忠告もする。過去の３人のその後を見れば、みなキャリアをステップアップさせていることからもそれが窺える。いわゆる鈴木京香アゲマン伝説であるけれども、それは鈴木京香の努力があってこそのものだ。と私は思うぞ。
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男を立派にすることで自分が誉められたい藤原紀香と、自分はボロボロになっても男を立派にしたい鈴木京香。人間としては鈴木京香に軍配が上がるけれども、女と男のやりとりのなかではいちがいにそうとばかりともいえない。自分のために尽くしてボロボロになった女を見て愛が冷めてしまうという身勝手ななりゆきもまた、残酷なようだがあり得ると思う。
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つまり鈴木京香の愛情は母性によっているのである。うむ。惜しげもなく与えるけれども、それが男にとっては鬱陶しかったり重かったり、そもそも母親的な存在に対してそんなラブラブな気持になれるはずもない。
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うむ。こうして鈴木京香は「未解決な女」なのである。そして世の中にはこの人のために書かれたような物語がある。「母子像」である。久生十蘭作品以外ならだいたいいけるのではないか。うむ。
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まあ、なんだかんだいってもすべて私の妄想なのだが。（了）
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