2019年4月6日土曜日

あっちに関する意識はこれからどう変化するのだろう?



これからの世のなかどんなふうに変化していくのだろう? とのほほ〜んと考えてみるに、目立って大きく意識が変わっていくのは「性」に対する意識ではないのだろうか、と思う。というか、のほほ〜んとしていたら、おのずと関心はそちらへ向ってしもうた。



それにしても、というのは「性」についてはまだアンタッチャブルに取り残されている事柄がたくさんあって、十分な知識や知見が共有されているわけではまったくないと思うから。無知や誤解がたくさんある。とはいえ私もそんなに詳しいわけではないけれども。たとえばいまだにオナニーのし過ぎ(♂)はバカになる、とかハゲになるとか信じている人がいるかもしれない。



そういう「性」のリテラシーが普及すると、社会の意識も変ってくると思うのだ。人間関係において「性」がそう特別なものではないという意識がきちんと根付けば、“貧乏→引っ込み思案→絶食”という悲しい流れは少なくなるだろう。



これに関してそのものズバリではないけれどもこんなニュースがあった。↓





◆『NEWSポストセブン』2019年3月10日配信
【ポスト平成の日本人の性 ジジ活やアダルト難民が出現か】

《 平成ももうすぐ幕を閉じるが、ポスト平成の時代において日本人の性はどのように変化するのか。性に関する社会問題の解決に取り組み、『未来のセックス年表2019-2050年』を上梓した一般社団法人ホワイトハンズ代表理事の坂爪真吾氏が予測する。

■セクサロイドの登場
 
AIスピーカーやスマートホームなどが普及し、身近にAIの恩恵を受ける機会が多くなりつつあります。性風俗産業においてもAIを導入する動きがすでにあります。アメリカでは、AIを搭載し簡単な会話ができるラブドールの販売を行なう企業が登場しました。中国でも同様に開発が進められていますが、ハッキリ言って技術レベルはまだ低いです。

AIは進歩していますが自律制御のセックスロボット(セクサロイド)の登場はまだまだ先の話です。2045年、AIが人類の知能を超える「シンギュラリティ」が起きると予測されていますが、ハイスペックのセクサロイドの実現にはかなり時間がかかるでしょう。

■アダルトVRの進化
 
すでにアダルトVR(仮想現実)を利用した風俗は存在します。VRを視聴中に女性キャストがVRの内容に沿ってサービスをするものです。今後はより進化し、従来とは逆に実物の女性キャストの動きに合わせてVR映像の女性が動く技術が登場するでしょう。これなら実際の女性の容姿に関係なく、理想の女性と自由度の高い仮想プレイが実現できます。

■ジジ活女性の出現

セックスにまつわるテクノロジーの進歩だけでなく、日本人の性の動向も変化の兆しが見えます。総務省の統計によれば来年、50歳以上の女性人口がそれ以下の年齢の人口を追い抜きます。女性の2人にひとりが50歳以上になるのです。

そうなると閉経を迎えた単身女性の貧困問題が危惧されます。そうした高齢女性の間で70~80代の高齢男性を対象に「パパ活」ならぬ「ジジ活」が出現すると考えられます。パパ活と違い、金銭だけでなく、老親や男性自身の介護、さらに看取りまでを見返りの条件にして交際を持ちかける、というケースが増えそうです。

■高齢アダルト難民増加

中高年男性が主な購買層だったコンビニの成人向け雑誌が8月で販売中止されます。このように今後アナログな成人向け媒体が店頭から消えていくと、ネットを使えない層の「アダルトコンテンツ難民化」が進みます。

今後、東京五輪のような国際的イベントの影響で、成人誌と同様に社会から淘汰される既存のアダルトコンテンツは増加するはずです。高齢者が性的貧困に陥ることの影響で、新たな性風俗の形態が誕生することも考えられますが、法規制や自主規制によって消えるジャンルや業種は増えるでしょう。

■女性向け性風俗の流行
 
日本家族計画協会の2015年の調査で、夫婦の44.6%がセックスレスという結果があります。この背景には、育児と介護の「ダブルケア」に追われる夫婦の問題があります。生活時間の大半が奪われ、さらには長時間労働により、夫婦の時間が取れずセックスレスになる夫婦が増加するのです。近いうちに50%を超えることが予測されます。

そこで気になるのは妻の立場です。夫=男性は、女性に比べ性的な欲求を解消する選択肢は広いですが、女性側はどうなるでしょう。私は女性向け風俗に妻たちが駆け込むのでは、と考えます。現在も女性向けの性感マッサージが増加中ですが、女性が性欲を満たすためのサービスの種類、選択肢の幅は、今後より広がっていくことでしょう。

 〜 略 〜 》





う〜ん。技術の進化、環境の変化ばかりに目が向いていて意識、欲望の変化に関する言及がない。ご紹介したのは失敗であった。まあ、“『未来のセックス年表2019-2050年』を上梓した一般社団法人ホワイトハンズ代表理事”でさえこの程度なのだとおわかりいただくことはできただろう。



それでは私が勝手に想像してしまおう。とりあえず近年になって「食」に起こった変化を「性」にあてはめて考えてみる。すぐに思い浮かぶのはエンタターテインメント化、ということだ。「大食い」などというのは「食」のゲーム化、スポーツ化そのものだ。あと行き過ぎたグルメ志向もお遊びの範疇だろう。



では「性」のゲーム化、スポーツ化は。まあたぶんもうどこぞにすでにそんなふうなサークルは存在しているのだろうけれども、いろいろなクスリは開発されるしお盛んな方々はよりお盛んになっていく、ということだ。



記事にもあるセクサロイドやアダルトVRの進化がゲーム化、スポーツ化の推進役になるかもしれない。ネットゲームなんかできたら私は笑うけれども真剣に取り組む人も出てくるだろう。



それにつれて「性」の標準化がすすんで、人それぞれの細かなニュアンスが消えていく怖れもある。そこにはまだ日が当たったことのない失われゆく文化の水脈があると思うんだけどなあ。



その一方で「性」を忌避する態度ももっと鮮明に、先鋭化していくだろう。同根から発生する過食と拒食があるように。



これには18世紀のロシアで生まれたキリスト教の教派「スコプチ(Skoptzy)」というまことに強烈なモデルがある。日本では去勢派、去勢教といわれるとおり信者に去勢をおこない、最終的には世界の全ての人間を去勢するという目標を掲げた教義をもつ(Wikipedia)。



200年以上の歴史をもちながらこれまであまり一般に知られてこなかったのは、信者が去勢されてしまうからだ。信仰の代々の相伝ができない。それではまずいので、子どもを産んでから去勢するということもおこなわれているようだけれども、去勢は生殖器の切除によっておこなわれるので、それでも信者は増えにくい。去勢されるのに問題はないが快楽を奪われるのはイヤだ、という方々が多いだろうからだ。



ただ、世界人類を去勢する、つまり人類滅亡、人類自滅、いや人類を放棄するというアイデアはたいへん蠱惑的だ。と私は思う。カリスマ的な人物が現れれば、日本でも教団のそれなりの体裁はすぐに整えられるだろう。



というわけで全体的に見れば、「性」に対する親和性がもの凄く高い人々と反対に「性」を忌避する人々がくっきりと色分けされるようになるのではないか。そしてそれは「禁色」とそのいっぽうで奔放な「性」の文化を育んだ経験をもつこの日本において、よく顕れる気がする。



あ、もうひとつ。性風俗産業のありかたもとうぜん変化していくだろう、やっぱり。性的欲求満たす、満たしたいと思うことが人間としての自然な姿だという考えがさらに一般化すれば、とうぜんそれを担う社会システムとしての性風俗産業的なものに脚光が当たる。



しかし売春は違法だし、性差別の問題を考えるとこれが合法化されるとは考えにくいので、性風俗産業は現状よりも日当りのいい場所に出てくるだろうけれども、それは「特殊景品=こっそり現金化するための景品」という暗黙の闇を抱えたままのパチンコ業界と似たような感じになっていくのだろう。そうかな?



いずれにしても今日ただいま半ば公然と売春がおこなわれている性風俗産業がこのままのあり方で長く存続していくとは思えない。そうかな? 東京オリンピックに向けて摘発が相次いでいるというニュースも聞かないしなあ。なんだろうなあ。そんなことにこだわっている私は世間一般のオトナに較べて並外れて幼稚だということなのかなあ。(了)



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