私はいつも下心を抱いていそうでなおかつ素晴しく気が強い三船美佳(36)が嫌いだ。というか怖さが先に立つ。あ、そうか。きっと私は自分のクチでは太刀打ちできそうにもないヤツが嫌いなのだ。姑息な男である。でも考えてもみてくれ、理屈が通じない不条理は恐怖以外のなにものでもないぞ。
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そんな三船美佳が結婚したらしい。不条理に巻き込まれる男がまたひとり。思い起こせば前夫高橋ジョージ(60)も暗い不条理を抱えた男ではあったけれども。でもって私はあれこれとイチャモンをつけたくなる。まずは出来事のアウトライン。重い内容を抱えつつも軽い記事からご覧いただこう。
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◆『スポーツ報知』2019年4月6日配信
【三船美佳、再婚を生報告、涙ながらに「私、結婚いたしました」】
《タレントの三船美佳(36)が6日放送のテレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」(日曜前8時)で再婚を生報告した。
番組オープニングでMCの神田正輝から「スタジオ明るいでしょ。旅サラダ始まって27年目に突入します。もっと明るいことがあります。美佳からご報告があります」と促された三船は「いや、すみません。この度、私、結婚いたしました」と涙ながらに発表した。
スタジオではスタッフから大きな拍手に包まれ「旅サラダなかったら大阪住んでないからそこで出会って」とお相手の男性と大阪で出会ったことを明かした。左手薬指には指輪が光っていた。MCの向井亜紀が号泣すると三船も「やめて、ありがとう」とハンカチで涙をぬぐっていた。》
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ここで重いのはいうまでもなく神田正輝(68)の存在である。みなさん覚えておられるであろうか? 『スポーツニッポン』2016年元旦号の1面を賑わした神田正輝と三船美佳の不倫報道を。高橋ジョージとの離婚がすったもんだの挙げ句成立したのはこのスキャンダルのあと、同年3月のことである。
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こういうむかしの、いわゆる黒歴史をほじくり返すのは私の大好きである。いや私は使命感に駆られているのだ。誰かが記憶し、白日のもとに晒し続けなければ歴史はすぐに忘れ去られ、人類は軽薄にも同じ間違いを繰り返し続ける。それは阻止しなければならぬ!! これは歴史的使命なのだと。
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『スポーツニッポン』の記事には妙な迫力があった。三船美佳が待つ大阪のホテルに入る前に、神田正輝は記者に気付いたのかタクシーでそのホテルのまわりを2周した、とか、その前段階で三船美佳がホテルに到着した時刻は午後10時5分だったなど、ディテールが非常に詳しいのである。しかしさらにその一方、これだけ貼り付いていればとうぜん写真も押さえているはずなのだが、紙面には掲載されていないのである。
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当時ここから導き出されたのは、このお年玉スクープは三船美佳側のリークだろうという結論であった。写真の存在を匂わされている神田正輝はとうぜん反論に腰が引ける。案の定、直後の囲み会見では事務所と相談して訴えてやる!! みたいなことをいっていたけれども、そのあとは一貫して沈黙。対して三船美佳はすでに飽きられていた高橋ジョージとの離婚騒動に替えて、新しい話題を手に入れたのである。
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そんなふうに手玉に取った神田正輝に「もっと明るいことがあります。美佳からご報告があります」と紹介させる三船美佳の睾丸おっと間違いた(by荒木経惟)厚顔ぶりには呆気にとられる。これが芸能界というものか、とつい熱い茶をすすりつつ背中を丸めたくもなる。なんのことだか。
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さらに今回の結婚について、より詳しく知れば知るほど三船美佳という女の怖さが浮き彫りになる。
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◆『日刊スポーツ』2019年4月6日配信
【三船美佳が3歳上一般男性と結婚、決め手は娘後押し】
《タレント三船美佳(36)が、大阪府内で美容院を経営する男性(39)と結婚したことが5日、分かった。
俳優三船敏郎さん(享年77)の誕生日である今月1日に、亡き父への報告もかねて、大阪市内の区役所に婚姻届を提出した。月内には長女(14)とともに新居での新婚生活をスタートさせる予定だという。
三船の親しい知人によると、2人は1年半ほど前、友人の紹介で知り合ったという。男性はがっしりしたビジネスマンタイプ。街中で荷物を持って階段を上ろうとする老人がいるとすぐに駆け寄る男性の優しさに触れ、出会ったときから好感を抱いていたようだ。家族ぐるみでの交際がスタートし、何よりも長女が男性のことを気に入り結婚を勧めたという。男性も交際するにあたり「責任をもっておつきあいしたい」と決めていたようだ。
別の友人によると、先月上旬、3人で淡路島のビーチを訪れた際に、結婚を決めたという。男性は長女の前でプロポーズ。長女が率先して3人で写真を撮ろうよと提案、三船のメークまでしてくれたという。三船は親しい友人に「娘が後押ししてくれました。彼は平和のかたまりのような人で、みんなの幸せを願ってくれるような人なの」などと報告。さらに、第2子についても「娘が早く、弟か妹が欲しいといっているので」と前向きのようだ。
三船は16年3月に歌手高橋ジョージ(60)と離婚した。15年1月に三船が離婚と長女の親権を求めて東京家裁に提訴。高橋からモラルハラスメントを受けたと訴えるも、それを高橋が否定するなど離婚裁判はドロ沼化したが、最終的には協議離婚が成立した。
三船は6日、テレビ朝日系「朝だ!生です 旅サラダ」(土曜午前8時)に生出演する。視聴者に向けての結婚報告もありそうだ。》
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またまた娘を持ち出してくる。高橋ジョージとの離婚騒動のときにも娘がジョージを嫌っているだの、それこそ娘が後押ししてくれただのといっていたではないか。それを3年とちょっとでまた繰り返す。
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それにしてもなあ、14歳という人生で最高に多感な年頃の娘が母親の再婚の後押しって、たいへんなレアケースじゃござんせんか? で「娘が早く、弟か妹が欲しいといっているので」とまで聞かされると、吐き気までしてきて改めてこちらの純情に気付かされる。ありがとう三船美佳。
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「街中で荷物を持って階段を上ろうとする老人がいるとすぐに駆け寄る男性の優しさ」とか「彼は平和のかたまりのような人で、みんなの幸せを願ってくれるような人なの」とか、三船美佳の申告による“彼”の人となりの紹介もとうぜん怪しく眉にツバしなければ聞けるものではない。おかげで私の眉毛はもうベトベトだ。
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高橋ジョージも高橋ジョージで、三船美佳の結婚のニュースを「レコーディング中に聞いた」とこんなところで見栄を張ってどうする? あー私までどんどん悪くなる。不快だわー。(了)
† 日本美容外科学会と日本形成外科学会などが共同で、豊胸手術のジェル状充填剤の使用自粛を求める動き。胸の大きさの変化に注目しよう!!
†† 「令和」批判に「あきれ」を繰り返す忖度マスコミが塚田一郎・前国交副大臣(55)には厳しいよねえ
††† 塚田一郎の辞任について安倍晋太郎が「政治家は真実を語らなければ」というのもねえ、すごいよねえ
†††† 「Live News it!」のメインキャスターに就任した加藤綾子(33)が「報道ではしっかり意見をいわないと」って、クーラクラするよねえ
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