クラブかなんかに飲みにいって、席に着いてくれた嬢の3人が3人とも整形顔でよく似ており、違うのは着ているものと髪型と名前だけという状況になったら怖いぞ。それこそ「不気味の谷」に落ちた気分になる。
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しかも困ったことに整形顔にとくに怖さが出るのは笑ったときだというのに、嬢たちはいってみれば笑うのが商売なのだ。あ、笑った、と思ったら突然、奇妙な突っ張りやシワが浮いてきて顔に表情が着いていかないあの感じ。ほんとうに怖いので冗談をいう勇気も出ない。お通夜のような静けさだぞ。
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美容整形をしたいのであればそれはそれでみなさんそれぞれご勝手に、であるけれども、できればプチぐらいに留めておいていただければ、というのが気弱な客の切なる願いだ。そのうえでひとつ、表情は動くものだということもぜひアタマに留めておいていただきたい。
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鏡に映った澄まし顔の静止画だけでなく、動いたときにどうなるか、笑ったときにはどうなるか、泣いたときにはどうなるか、これらをきちんと想定してからご判断いただきたい。しかしそういうことがシュミレートできると聞いたことはないし、自分で類推するのも難しい。医者もそこにはふれないのだろうな。きっと。
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一般人の場合、美容整形手術を受けて、残念ながら笑ったら恐い顔になるとわかったらなるべく笑わないようにするくらいの対応でなんとかできるかもしれないけれども、これが女優の場合はどうなるか。大笑いや号泣している顔がスクリーンいっぱいに映し出される可能性もあるのだ。取り返しがつかない。というかそうなったら画像に手を加えるしかない。
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そういえば去年の暮れ、岩下志麻(78)がガッツリとアバターみたいになってメナードのCMに出てきて驚かされた。岩下志麻ほどプロ意識とプライドを高くもち続けている女優はそういなかった。だからあれはつまり女優の仕事にひと区切りつけたのだろうな、と私は思う。
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しかしながらこういう事柄にはまったく無自覚に美容整形に励む女優たちもまたいるわけなのさ。(↓)
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◆『ビジネスジャーナル』2019年4月26日配信
【長谷川京子、顔の“不自然な変化”にネット騒然…「平子理沙?」「唇が怖い」の声も】
《 4月19日にスタートした連続テレビドラマ『ミストレス~女たちの秘密~』(NHK)。愛に揺れる女性4人を描いたミステリアスな内容だが、物語以上に主演女優・長谷川京子の“顔”が注目を集めているようだ。
『ミストレス』はイギリスの人気ドラマシリーズのリメイク版で、金曜22時から放送されている。「幸せとは?」をテーマに、女性たちが“生きづらさ”や“焦燥感”と向き合う姿を描いていく。長谷川が演じる内科・心療内科医の柴崎香織は、患者で建築家の男性と不倫関係にあるという役柄。センセーショナルな設定で長谷川の妖艶な演技も話題だが、放送開始直後からインターネット上では「長谷川京子ってこんな顔だっけ?」「やけにふっくらした唇が怖いというか、すごい違和感……」「平子理沙と区別がつかなくなってきた」「目頭と鼻、腫れた口元ばかり気になってドラマに集中できない」といった反応が続出している。
なお、公式サイトの「登場人物」のページでは長谷川のバストショットが掲載されているが、その顔にも違和感があり、特に左側の目元や口元に不自然な凹凸と陰影がついている。長谷川といえば、以前から「見るたびに顔が違う」「また変わった?」などと言われることが多いため、『ミストレス』での変化に整形を疑う声も多く、「“お直し”したのかな? それは本人の自由だけど……やりすぎ感が満載」「以前のほうがよかったのに」との指摘もあった。
〜 略 〜 》
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まあ、同じ顔でもいろいろ変化をつけて飽きさせないように、と考えておられるのならばたいした視聴者サービスだけれども、ドラマスタートの初っ端から美容整形で話題をかっさらうなどというのはいかがなものであろうか? 楽しい? そう。
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そうそう、先ほど出てきた「不気味の谷」というのは、だいぶ以前にも書いたことがある。たとえばロボットを人間に似せるべく改良し続けていったときに、似せれば似せるほど好感度、親和性の曲線はグングン右肩上がりに上がっていく。だがしかし、それが本物の人間のすぐそばまで近づいていったときに突然、違和感・恐怖感・嫌悪感・薄気味悪さを感じさせて好感度、親和性が谷のように落ち込むことがある、ということだ。
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人間だと思ったら違った、コイツは得体の知れない何ものかだ、と真っ逆さまに恐怖に叩き込まれるホラーの定石もここにある。そうなのよ。だから大々的な整形美人に目の前でいきなり大口をあけて笑われるとぢびりそうになるくらい恐ろしいでしょ。
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ついでにこの記事の後半にはほかの芸能人の例もいろいろ紹介されているので載せておこう。
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《 〜 略 〜
芸能人、特に女性であれば、どうしても顔に注目が集まってしまうもの。昨年9月には、女優の宮沢りえが「ポッキー」の新CMに出演した際、「顔にあったほくろが消えた」と話題に。「表情がすっきりした」という声もあれば、「前のほうがかわいい」という意見も出るなど、賛否両論が飛び交った。なお、「週刊女性」(主婦と生活社)が所属事務所に問い合わせたところ、「ほくろを取ったことは把握しています」との返答があったという。
若手女優の高畑充希は、昨年3月にインスタグラムへ投稿した画像が注目を集めた。フランス・パリでの1コマを切り取った写真だったが、小さな顔立ちに対して小高い鼻筋が目立っており、ネット上では整形説もささやかれた一方で、「痩せて雰囲気が変わったのでは?」と指摘する声もあった。また、女優の栗山千明や元AKB48の前田敦子も、たびたび「エラが消えた」「輪郭が変わった?」と顔の変化が話題になる。
タレントの神田うのは、今年1月放送のバラエティ番組『有吉ゼミ』(日本テレビ系)に出演した際に話題を呼んだ。激辛グルメ企画に登場した神田に「顔がパンパン」「SNSの画像とは別人すぎる」といった声が続出したのだ。あまりの変貌ぶりに、「そっくり芸人が出てきたのかと思ったら本人だった」という声まで上がっていた。
顔の状態は、むくみや寝不足など健康状態によって変わることもしばしばある。とはいえ、ファンや視聴者を騒がせるほどの変化となると、さまざまな臆測が飛び交うのも仕方ないのかもしれない。》
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あとここには出てこないけれども、押切もえ(39)も最近にまってまたいちだんやらかして話題になっている。インスタグラムの最近の顔アップは心がまえをしてから見ないと泣くレベルだぞ。
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どうしてそこまでやらなければいけないのか? 芸能人の場合はキレイに見られればそれが収入を生むということがあるので一種の投資という感覚もあるのかもしれない。しかしやはり美容整形すればバレるし、その顔には笑うと怖いというほかに毀れもの、取り扱い注意というような脆弱なイメージがついて回る。リスクも大きいのだ。あ、小川菜摘(56)はたびたび手術を繰り返しているのにビクともしないくらい頑丈そうだ。
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でもまあ、美容整形手術はできればあまりしないほうがいいと私は思う。嫌がらせレベルのブス、なかなかお目にかかれるものでもないが、たとえば林真理子(65)など、こちらからお願いしてでもカスタムしてもらいたいヤツもなかにはいるけれど。(了)
† タモリ(73)と脚本家中園ミホ(59)はまだ続いているという噂
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