2017年3月31日金曜日

渡辺謙、石田純一。家族を顧みない男が招く悲劇



親の影響から自由な子どもはいない。毒親(toxic parents)という言葉もある。もちろん逃げようにも子どもは親を選べない。『東スポweb』(2017年3月29日配信)に【「すみれ休業」の原因は石田純一?】という記事があった。なにをいまさら、な感じである。



すみれという人に漂うなにか生き辛そうな感じは、たぶん父・石田純一(63)が原因だろうな、と思っていた。母親を裏切って、端的にいえば母親と自分を捨てていった父である。おいそれと許せるわけがない。このときの父・石田純一の相手は長谷川理恵(43)、例の“不倫は文化”の相方であった。



すみれと同様に生き辛そうだな、と思わせる人に杏(30)がいる。こちらもたぶん父親との関係が原因だろう。謙(57)!! 早くニューヨークから帰ってこいよー!! みんなが首を長くして待っとるど。あと、こちらの息が詰まりそうなほど、さらにさらに生き辛そうに見えてしまうのが草刈正雄(64)だ。彼についてはよほどていねいに書かなければならないので、またの機会に。



で、『東スポweb』の【「すみれ休業」の原因は石田純一?】である。一部抜粋しよう。



《謎が解けた!? 俳優の石田純一(63)が27日、日本での芸能活動を休業中の娘でタレントのすみれ(26)の近況を明かした。石田によると「体調は回復し、海外で仕事をしている」と語ったが、判然としないのが体調を崩した理由だ。ジャスティン・ビーバー炎上説、ただのリフレッシュ説などさまざま取りざたされているが、実は石田自身に原因があったとの説があるという。どういうことなのか――。



この日、石田は日本マクドナルドの「はじめて体験」プログラム発表会に出席。春らしいさわやかなジャケットを羽織り“お約束”のノーソックス姿で報道陣の前に姿を現した。



今月24日に1歳の誕生日を迎えた長女・青葉ちゃんについて「元気ですね。この前は階段から落ちて鼻血を出しましたよ」というエピソードを明かせば、長男・理汰郎君(4)についても「ゴルフに行くようになりました。ショートコースで18ホール回れますよ。パーは取れませんけどね」と親バカぶりをみせた。

ただ、やはり気になるのは前妻・松原千秋(59)との間に生まれた娘でタレントのすみれの体調だ。


昨年10月に体調不良を理由に休業して以降、日本での芸能活動を休止している。テレビ関係者も「そもそも体調不良の原因がよくわかりません。当初ジャスティン・ビーバーを批判したことでファンから猛バッシングに遭ったからと石田は説明しましたが、週刊誌の直撃にすみれは『仕事が多忙でリフレッシュしたかった』と語っているんですよ」と首をかしげる。


いったい、何が原因なのか? 本紙が取材を進めると、実は石田にも原因の一端があるという情報をキャッチした。


すみれをよく知る芸能関係者が言う。



「発端は、母の松原が心身を病んだことにあります。松原はハワイで別の男性と再婚したんですが、結局、離婚。相当落ち込んでいました。それを支えたのがすみれだったんですが、昨年は症状がかなり深刻だったらしい。そんな時に、石田が都知事選出馬を表明したため、『なぜ今? そんな場合じゃないじゃん』というストレスがあったんです」



そもそも、松原と離婚したのも石田の不倫が原因。そこでも苦しい思いを強いられた上に、周囲を顧みない父親の自由奔放すぎる振る舞いに「ついにパンク。一時入院もしていた」(同関係者)という。



この日、石田はすみれの近況について「昨年暮れぐらいから回復してきていますよ」とした上で「連絡? 取り合っています。今週みんなでまた集まって1歳になった青葉の誕生日を祝ってくれるそうです」と円満ぶりを強調していたが…。現在、海外での仕事をこなしているというすみれ。

日本の芸能界に復帰するのはいつになるのか。》



「周囲を顧みない父親の自由奔放すぎる振る舞いに『ついにパンク。一時入院もしていた』」の「ついにパンク」、簡単に片付けるけれども、もう少し詳しく見てみたい。



思うに、まず石田家についていえば現在の妻・東尾理子(41)の計らいもあって、かつて隠し子扱いもされていた最初の妻の子・いしだ壱成(42)を含め複雑な家族構成ながら上手くいっている、というのがもっぱらの評判だったのである。いやほんとうは上手くいっていなければならなかったのである。と思う。それは石田家の稼業がローンチなど記者会見の客寄せであったからだ。“しあわせな家庭”が背景にあってはじめて需要が生まれる仕事である。



父親の後妻が家族パーティを開くといえばムゲに断るわけにもいかない。家族についてインタビューされればそれなりに上手くやっていると答えなければならない。すみれにとってそれはかなりのストレスであったと思う。それはいしだ壱成にもいえることであろう。石田家の稼業のために集まった家族なのだ。いわれてみれば壱成にもスッキリしない感じがあったでしょ。



そして記事にもある通り、石田純一、突然の都知事選出馬宣言である。母親の調子がすぐれないこんなときに、ということ以上に、きっとあの人はまた家族を捨てる、という気持がすみれには強かったのではないかと思うのである。我慢に我慢を重ねて守ってきた石田家の稼業も一瞬にしてパーである。まだオファーは元通りには戻ってきていない。私たちはいったいなんなの?



おっと、ここで発見!! 【「すみれ休業」の原因は石田純一?】の記事を配信する2日前の3月27日、『東スポWeb』はこんな記事も配信していたのである。元になっているのは29日の記事と同じ日本マクドナルドのイベント。つまり『東スポWeb』、1回の取材を2本の記事に使い回したのである。ま、こんな細かいことはどうでもいいか。



【石田純一 娘・すみれの近況報告「ハワイを拠点に仕事をしていると思う」】

《 —〈略〉—

日本マグドナルドではお子様用「ハッピーセット」が発売から30周年を迎えるのを記念して、子供が初めて体験するような企画を用意。そこで東尾理子(41)との間に2児をもうけた石田がイベントに招かれた。

 —〈略〉—

一方で気になるのは、前妻・松原千秋(59)との間に生まれた、娘でモデルのすみれ(26)だ。一時は体調不良が取り沙汰されていたが、そのことを報道陣から問われると、こう答えた。



「昨年暮れぐらいから回復してきています。ここのところハワイを拠点にしていて、向こうで仕事をしていると思う。連絡? 取り合っていますよ。今週みんなでまた集まって、1歳になった青葉の誕生日を祝ってくれるそうです」


日本では表舞台から遠ざかっている印象のすみれだが、復帰も近いかもしれない。》



すみれについての発言はとうぜん前掲の抜粋と同じである。しかし締めくくりは「復帰も近いかもしれない。」から「日本の芸能界に復帰するのはいつになるのか。」にわずか2日間で180度の転換である。石田家の将来を暗示しておる。ともあれ石田純一、「今週みんなでまた集まって、1歳になった青葉の誕生日を祝ってくれるそうです」という言葉の残酷さにさえ気付かない男なのである。



事情が世間にバレてはいないとしても、もし石田純一のこの発言を聞いたらすみれはどう感じるであろう? いつまでも繰り返すこの愚行も一種のネグレクトだ。いしだ壱成にしろすみれにしろもういいオトナなのだから、という議論もございましょう。だーがしかし、いつまで経っても親と子は親と子なのである。しかも子は1度棄てられているのだ。そりゃ確執は続くさ。そうとうなストレスなしに“和解”はない。



石田純一は人が好い、といわれることがある。しかしそれは多くの部分、こうした果てしない鈍感さによるものだろう。記事によるとすみれの体調不良について当初石田純一は当初「ジャスティン・ビーバーを批判したことでファンから猛バッシングに遭ったから」と説明していたらしいけれども、確かにウソは苦手らしい。鈍感なので。



渡辺謙もだよー。謙と純一、名前が泣いとる。そして娘には姓がない!!(了)


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2017年3月30日木曜日

小林麻央「KOKORO」にコミュニケーションを学ぶ



仕事で出会う人たちとはたまさかの通りすがりみたいなものだし、積極的に仲間をつくるというタイプでもない。家族や親族も多くない。見回すと私はとても限られた人間関係のなかで暮らしている。それがラクなのだからいいのだけれども、 それにしても試しに数えて両手で足りるというのは少なすぎるのではないか? ちなみに反社会的組織に属していたことはない。



なかでもとくに気になっているのは人との打ち解け方が少しばかり特殊なのかもしれないということだ。なにかしらその人物の破綻したところ、破綻した瞬間を見つけないと仲よくなれない。知られたくないところにつけ込むイヤなヤツなのである。ただし破綻といっても人格とかいう話ではなくて、ただ道を歩いていてつまずいたくらいのことでもいい。



その人物が完璧な、なんつーんですか、セルフプロデュースの範囲、狙い通りコントロールされて動いているかぎり、私にとってそれは遠ざけられていることに近い。ああ、取りつく島がないといえばいいのか。なーんだ。セルフプロデュースで出てくるものなど、どうせしょーもないカッコつけばかりだし。よくも悪くも地方出身者っぽい。



つまり私は「社交」ができないのである。お互い何万語も費やして語り合うより1発の屁のほうにチカラを感じるのである。犬みたいに。手練手管で計算されたものいい、もの腰よりも思わず出てしまった屁の1発がなんと魅力的であることか。巧言令色鮮なし仁。参ったタヌキは屁でわかる。



そういえば以前、交差点で信号待ちをしてるときにたぶん音は出ないからいいか、と漏らしてしまったことがあった。その直後、なんとなく殺意のようなものを感じて振り向くとベビーカーがすぐ後ろに迫っていて、そこに寝ている赤ん坊に鬼のような形相で睨み上げられていたのである。屁は赤ん坊にもわかるコミュニケーションなのである。



で、この世のなかブーブープープー放屁しながら歩いている人間は私くらいしかいないわけで、つまるところ私の人間関係も限られている。これでももともと人見知りをするタイプでもあるし。そしてこういう人との関わり方は特殊ではないのか? とときどき気になる。哀しいことに相談する友人もいない。



そんな私が小林麻央(34)のオフィシャルブログ『KOKORO』に、とても心にしみる文章を見つけたのである。2017年3月29日付、タイトルは「血液検査」だ。



*************************

【血液検査】


少し 落ち込み。

血液検査の結果、
思っていたより悪かった。

身体によいことしかしてないのに
何故だろう。

がびちょーーーーんっ!!

と言ってみる。

気が明るくなった。

有難い言葉だ。

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まことに勝手かつ下品ないいぐさでたいへんもうしわけないけれども、ここで「1発の屁」に相当するのが「がびちょーーーーんっ!!」である。胸に迫る。「有難い言葉だ。」とご本人は綴っている。しかしこれは言葉にならない、これしかない、という“言葉”なのだ。呻き、悲鳴とはいうまい。これがもし「がちょーーーん」であればまだ他人の存在がそこにある。



私にも過酷さでは比べものにはならないけれども、かつて似たような経験があった。仕事がどうしても上手くいかずかなり追い込まれていた時期に、街を歩けば必ず知らず知らず「ずんだらべったずんだずんだ」と呟いていたのである。もちろん意味などない。ただ「ずんだらべったずんだずんだ」の4拍子にあわせて行軍するように仕事先に向かっていた。誰にもわかるはずのない苦しみは「ずんだらべったずんだずんだ」とやりすごすしかなかった。



「社交」ができず人見知りをする私に小林麻央のオフィシャルブログ『KOKORO』は遥かに遠い世界だ。しかも病や痛みは徹頭徹尾、個人的なものである。そこで起きていることすべてを推測するのはとうてい不可能だし、であるからそこに書かれている内容を自分なりにどう咀嚼したらいいのか、まったくわからない。もちろん安易な励ましの言葉などかけられるわけもない。だから人は病気になってはいけないのである。病気はその人を遠くへ押しやる、と私は思う。



今回、オフィシャルブログ『KOKORO』で感じた親しみは、小林麻央にしてみればどうでもいい、かえって迷惑なような話である。しかし私はこれでようやく素直な気持で応援できるようになった。ごくごく狭い、限られた人間関係のなかで生きている私にはたいへんありがたいことである。(了)


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2017年3月29日水曜日

草食化・絶食化が日本を滅ぼすなんて、とんだいいがかり



『サーチナ』(2017年3月28日配信)に【なぜ日本人の若者は・・・「恋愛しない日本の若者」の不思議=中国報道】という記事があった。中国のメディアも日本の若者の恋愛離れについて考えてくれているらしい。以下抜粋である。



《中国メディアの東方頭条は24日、「恋愛しない日本の若者」に関する記事を掲載した。

記事は、日本で行われた一部調査の結果を引用し、20代の独身者のうち40%が恋愛を負担に感じ、あきらめていると紹介。特に男性が「性に無関心」なのも現代の若者の特徴だとした。別の調査によれば、性交に興味がない20代男性の割合は、2008年の8.3%から2014年には21.6%にまで増えている。

恋愛や結婚、性への「情熱の無さ」は自然と子どもを産むことへの意欲消失にもつながっていると指摘。子どもが欲しくないという未婚男性は、2002年には8.6%だったが、2012年にはこの数字が15.8%に、女性も同様に7.2%から11.6%に増えている。》



おっしゃる通り。恋愛や結婚、性への無関心、興味のなさというだけではなくて、実際に独身で交際相手がいない男は69.8%、女も59.1%に達している(対象:18歳〜34歳未満の男女5000人。2015年6月、国立社会保障・人口問題研究所調査)のである。



で、ここから先は〈結婚離れ → 出生率の低下 → 少子高齢化 → 社会の危機!!〉というお決まりの議論になる。別に中国メディアに指摘されなくてもこう聞かされれば、おっ!! ちょっとたいへんじゃん、という気分にはなる。なんとか早いところ原因を突き止めてこんな傾向に拍車おっと間違いた(by荒木経惟)歯止めをかけなければ。ここのところ『東方頭条』は以下のように分析している。と『サーチナ』は報告している。



《このような傾向の原因の1つとして、記事は「両親の結婚の失敗」にあるとした。あまり幸せそうに見えない両親の結婚生活を見て、理想の結婚生活が想像できず結婚に魅力を感じないのだという。さらに、日本の性教育が堕胎や性感染、レイプなどのマイナス面を強調しているため、性は「面倒で不潔」なものという印象が植え付けられ、そのうえアニメやゲームなどの「二次元」世界の発展も追い打ちをかけているという。

また、長期の経済低迷のため仕事が不安定で経済力が低いこと、さらに「職場における女性の地位の向上」にも原因があると指摘。仕事に全力を注ぐ女性には恋愛などする時間もなく、男性に求める条件も高くなるため、条件にかなうような男性はなかなか現れないのだとした。》



お言葉ですが『東方頭条』さま、いくらオヤジとオフクロが幸せそうに見えなくても、性教育がひたすら暗く二次元が人気でも生殖は本能であるので、したくなくはならないのでは? 恋愛・結婚という以外に、とくに男に対して本能の欲求を満たす途が各種豊富に取り揃えられていることがひとつの大きな原因なのでは? そしてそれはいまのところよいことなのでは? (ex.売買春)おお、これはこれは差し出がましいことを。



こういっては言葉が悪いけれども、恋愛や結婚は性のはけ口ではないのである。既婚者の55.2%が「セックスレス」だと答えたというデータもある(対象:20代〜60代男女14100名、2013年1月、相模ゴム工業株式会社調査)。多くの日本人はただセックスのために結婚しているわけではない。



直截的でまたまた申しわけない。男の本能は射精すればカタがつく。この原理原則をまずきちんと押さえよう。つまり現代の日本の男にとって恋愛や結婚はオプション、それもかなり高価なオプションなのである。贅沢品。だから女もたいへん。



さあ、もうひとつ押さえよう。いいですか。子どもは社会を支えるための道具ではないのである。まして国家をや(by親鸞)。このことを頭の隅にでぼ置いでおいでいただぎだい(by武田鉄矢returns)。子どもは家族と暮らしたい、生きたい人がその自分のために産むものであって、社会のために産むものではない。結婚したら子どもを産まなければならないというオブセッションがいまだしつこく生きていて、それがどれだけ多くの悲劇を産んでいることか、考えるべきだと思う。



こうして見てくると、〈(恋愛や結婚、性への情熱のなさ)→ 結婚離れ → 出生率の低下 → 少子高齢化 → 社会の危機!!〉というお決まりのコースが実は1本の線で結ばれているのではないことに気がつく。イコールで結びつかない。とくに「出生率の低下」まではそれぞれにもっと隠された要因がある。



それはなにか、ひとことでいえば「辛さ」だ。ツラさ。カラさではない。おっ「カラさ」のほうがいいかもしれない。仕事がカラい、仕事がカラくてカラくて時間をかけて異性と仲よくするなんてできない。だから異性とカラむときは必ず前もって下心がある。付け焼き刃というか、泥縄というか。これで上手くいくわけがない。



仕事がカラくてカラくてみんなキリキリ。1年365日テンパっている。ささいなことでカドも立つ。どうしたらそんなみんなのメンツが立つ? どいつもこいつも腹が立つ。イェイ!! 生きるということはなんとカラいのだろう。



子ども時代は子ども時代で学校がカラい、勉強がカラい。いわゆるまっとうな道をいこうとすれば仲間を出し抜くのに忙しくて異性と遊んでいるヒマなどない。ガキのころからない。だから男は女の扱い方を知らず女は男の単純さを知らない。でもってヤンキーはけっこうしあわせそうな結婚をしていたりする。わかるでしょ(by YUIMETAL)。



年寄りは増えている。「ユニ・チャーム」の大人用おむつの売上高は、2013年に子供用おむつを超えた(「東洋経済オンライン」2013年12月14日配信)。これを2013年ショックという。かもしれない。おつむが痛い。これについて海外の反応がある。『NewSphere』(2013年12月8日配信)に掲載された大手ソーシャルニュースサイト『レディット』に寄せられたネットユーザーのコメントである。以下抜粋。



*************************

・え……? これって、特殊な性的嗜好品ってわけじゃなく?

・日本や韓国の“社畜”が使うものかと思ったよ。

・日本の田舎の少子化は本当にひどいもんだよ。数年前に、妻の実家の、山梨県の農村に行ったんだけど、子どものおむつを見つけるのにえらい苦労をした。大人用おむつは、店の一角を占めているのに。滞在中、子どもの姿はまったく見なかった。20年後にはゴーストタウン間違いなしの光景が、なんか、不気味だったな。

・別に、大人用紙おむつが急にブームになったってわけじゃないでしょ。ただ、日本人が子どもを産まなくなったっていうだけの話。

・日本人はすでに、パンダ化したよね。「さあ、やれ! 繁殖しろ!」

・日本人はこれからの150年間で絶滅するね。非効率な、週80~100時間労働を続けて、結婚と子育ての余力がないっていうんだもん。その結果、奇妙な、「時間売り」のセックス産業が異常に発達してるんだ。

*************************



うむ。おおむねおっしゃる通り。しかしほとんどの日本人はパンダほど大切に扱われていない。自ら粛々としてこのイバラの道を選んだのである。ほんとうにカラくなるようにカラくなるように生きている。ハバネロの5倍はカラいといわれるキャロライナ・リーパー(約300万スコヴィル)である。



ここでまたひとつ原理原則を押さえておきましょう、みださん。日本はいばのところ自分のケツば自分で拭いているのである。まだまだ拭ける。みんなが仲よくなれれば。仲よくなること、それがこの国のいばの最大にしていちばんの喫緊の課題だのです。みださん!! またはしょったか。すまね。(了)


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2017年3月28日火曜日

ジャニーズ事務所こそ最大の一発屋である!!



昨日今日はとくにジャニーズ関係のニュースが少ない。ネットニュースにようやく下のタイトル3本を見つけたくらいのものだ。『日刊サイゾー』は後追い記事というよりも同一ニュースのバリエーションみたいなものだし、『リアルライブ』のほうは完全自炊のコラムふうである。しよーもない。



【NEWS・小山慶一郎にまた流出スキャンダル! 太田希望との“匂わせバカップル”ぶりにファン失望】(「日刊サイゾー」2017年3月27日配信)

【強力な後ろ盾で今後も活躍を続けることになるキムタク】(「リアルライブ」2017年3月27日配信)

【キンキ光一、タッキーも不慮の事故を乗り越えてきたジャニーズ舞台】(同上)



ジャニーズはネットニュースの世界でもキラーコンテンツである、と思われている。必ずある程度のアクセスは稼げる、と思われている。であるから『リアルライブ』も一生懸命コラム風のニュースを創作したりする。



『リアルライブ』の記事は2本ともいわゆる翼賛型のヨイショ記事である。ここまできてネットのニュースサイトがジャニーズにそれほど気をつかうとも思えないし、性格の悪い私には信じ難いことだけれども、ヨイショ記事にもそれなりの読者がいるということなのであろう。中居正広のネガティブキャンペーンはもうネタ切れしてしまったらしい。



しかしこの私のブログに関していえば、ジャニーズに関する記事への反応はこのところ一気に鈍くなっている。そりゃそうだ、去年のSMAP解散に到る大騒動のあとなのだから鈍いと感じるのもあたりまえなのだろう。もうちょっとやそっとのことでは、みなさんビクともしない感じである。



ジャニーズは飽きられた。嫌われているだけなら悪役人気に移行していくはずだから反応がこれほど大きく鈍ることはないと思うのである。ふりかえれば去年1年はこの無関心にたどりつくプロセスとしての悪役人気の年だったのだろう。キャストは主にメリー喜多川。



さて問題は「飽きられた」、である。またかよー、どうせそんなものでしょ、お約束じゃん、である。最悪である。ガッデム!! アーマイガー!! Kis-My-Ft2である。どうしてこんなことなってしまったのだろう?



ジャニーズはふつうになってしまった。ジャニーズにもう告白すべき秘密はない。現代社会はあらゆる差異を消費する(byスキゾキッズ・浅田彰)らしいけれども、ジャニーズにはもはや消費されるべき世間との差異がない。ジャニーズと世間とは同質になってしまった。



かつてジャニーズは秘密めいた少年の王国であった。“少女の王国”、“少女アリス”という言葉から喚起される神秘めいたなにかに十分匹敵するイメージをまとっていた。ああん、だがしかし、いまはただの色気づいた中学生、やりたいさかりの青少年のムレにしか見えない。そのまんまの中坊と兄ちゃんのムレ。ファンタジーを歌ってもたいへんにこそばゆい。



ううむ。“日本のチベット”とか“未踏の処女地”とか、なんだかこの界隈には使用を躊躇する言葉が多いのう。



ジャニーズの神秘を紡いでいた暗闇の主はジャニー喜多川(85)である。しかし、ジャニーズのコたちってみんなジャニーさんにヤラレちゃうんだって、え、それって堂本剛(37)までだよね、と語っていたことさえいまは懐かしい遥かむかしのお話である。



ジャニー喜多川はもう十分に年老いてしまった。疲れて眠る少年のベッドに潜り込むことも、耳元で囁くこともできない。いまではジャニー喜多川の腐ったリンゴのような顔も、みんなが知っている。それでも罪を逃れることはできないけれども。



神秘を失いカリスマを失ったジャニーズ事務所は、スケールこそ違え、質的にはもうそこらの芸能事務所と変わりがない。あとは王国としては滅びるしかない。時間というものを粗末に扱ったしっぺ返しがきたのだ。



ジャニーズは“ジャニー喜多川の少年の王国”を夢見てスタートした。Jの・Jによる・Jのための王国、である。猛烈な姉の膂力を得てたしかに王国は建設された。しかしそれは1ヵ所に留まった限定的なもので、しかも歴史的に見れば退行をめざすものである。めざすのは封建主義社会の絶対的権威と服従の美学。そのためのあり方は、いってみればスターリンの一国社会主義論みたいなものである。



ジャニーズ王国の失敗は、たとえば宝塚歌劇団と比較すればよくわかる。宝塚歌劇団も一国革命のようなものだけれども、世間との接続は保たれている。あまり老け込まないうちに退団して第2のキャリアをスタートさせるという了解がある。対してジャニーズはいつまでもジャニーズ内に留めおく、あまつさえ出ていこうとする者には有名無形のプレッシャーをかけて押しとどめようとさえする。



しかし時が経てば少年は壮年になり老人になる。トシをとったタレント達をすべて抱え込んでおこうとすれば、それを支えるためにめまぐるしい勢いで規模を拡大していかなければならない。とうていそれはムリな話である。どうしてもやろうとすれば海外に出るという手はあるけれども。



にもかかわらずジャニーズにはいったん取り込んだ少年たち、タレントを世間に還すという発想がなかったし、いまもない。ジャニー喜多川のアタマのなかでは少年もやがて年老いていくという当然のことが想定されていなかったに違いないのだ。そもそも一国革命、いってみれば籠城作戦はもっとも未来の見えない戦いなのである。




で、まあ、そんなこんなでジャニーズ王国は必然的に滅びていく。王国解体後のジャニーズを近代国家として再構築できる才能は残念ながら見当たらない。最終的には民族独立よろしくいくつかのプロダクションに分かれていくのであろうと思う。



“飽きられたジャニーズ”は、そのジャニーズが分裂に到る大きなワンステップである、と私は思う。ジャニーズに関するニュースの減少はそれを示している。む、またはしょってしまったか。申しわけない。体力もない。(了)


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2017年3月27日月曜日

目を凝らすと見えてくるジャニーズ事務所の変質



『ビジネスジャーナル』(2017年3月26日配信)に【中居正広の熱愛報道、ジャニーズのリークか…元SMAPの女性関係が次々報道の怪】という記事があった。内容はタイトルそのままでいまさらどうということもないのだけれども、気になる部分もある。ご紹介しよう。



《 —〈略〉—

大手出版社の関係者は、報道の裏側について次のように解説する。

「そもそも、中居の同棲は『女性セブン』(小学館)のスクープです。業界内では、かねて噂はありましたが、なんといっても相手はジャニーズ事務所。昨年までは、彼らの育ての親であるI女史の目も光っていましたから、どこのメディアにとってもこれまではタブーだった報道です。しかし、今回、『女性セブン』が口火を切りました。

ジャニーズ事務所は昔から、全メディアと平等に付き合うために、一媒体を特別扱いしない方法をとっています。今回、スポーツ紙各紙に横並びに情報提供したのは、ほかならぬジャニーズ事務所です」》



「I女史」とはご存じ元SMAPのチーフマネージャー・飯島三智(59)である。で、不思議なのは次の部分。



《ジャニーズ事務所は昔から、全メディアと平等に付き合うために、一媒体を特別扱いしない方法をとっています。今回、スポーツ紙各紙に横並びに情報提供したのは、ほかならぬジャニーズ事務所です》



中居正広の“同棲”について『女性セブン』がスクープをすることになったので、ジャニーズ事務所が「スポーツ紙各紙に横並びに情報提供した」といっている。「全メディアと平等に付き合うために」といわれても、せっかくスクープをモノにした『女性セブン』にしてみればたまったものではない。全メディアと付き合いたいのはジャニーズ事務所の勝手であって、それで企業努力に水を差される筋合いはない。



しかも「全メディアと平等に」とはいっても同時にスクープしたスポーツ紙は『日刊スポーツ』と『サンケイスポーツ』の2紙だけである。『スポーツニッポン』や『デイリースポーツ』、『東京スポーツ』はスルーしたとでもいうのであろうか。いや、かねて報道可否の打診があったスポーツ紙は『日刊スポーツ』と『サンケイスポーツ』だけだった、ということであろう。2紙とも中居正広オリエンテッドで知られている。



と、書いてあることを真に受けるとこんなことになる。しかしもう少しこんなことになったふりをして、この記事の不思議とその謎解きをQ&A形式で考えていこう。



ちなみに『女性セブン』の発売は3月16日、ネット版『NEWSポストセブン』が報じたのは前日の15日、スポーツ紙2紙による報道も3月15日であった。



Q:そもそもなぜジャニーズ事務所は事前に『女性セブン』のスクープを知ったのか?
A:中居正広と武田との“熱愛”は以前からキャッチされていて、今回ジャニーズ事務所から報道にGOサインが出された

Q:なぜこの時期(3月中旬)にGOサインを出したのか?
A1:WBCが開催中(3月6日〜3月22日)であり、WBC日本代表公認サポートキャプテンは中居正広にとってSMAP解散後初の大仕事であった
A2:相次ぐジャニーズタレントのスキャンダル隠し
ex.)
◆NEWS・小山慶一郎(32)のアイドルグループ・放課後プリンセスの候補生(当時)太田希望(25)との交際疑惑、温泉旅館借り切り乱痴気疑惑
◆Kis-My-Ft2・横尾渉(30)の元カノ&今カノとの証拠写真流出
◆ジャニーズJr.内SixTONES・京本大我(22)の出張マッサージ店での暴行疑惑 etc.



中居正広潰しとスキャンダル隠しの一石二鳥を狙ったジャニーズ事務所のリークであった、と。『ビジネスジャーナル』の記事も以下のように続く。



《民放関係者も、それに同調する。

「ジャニーズ事務所は、むしろ中居の足を引っ張ろうとしています。普通、事務所はスキャンダルからタレントを守ろうとします。実際にジャニーズ事務所は、これまでに多くのスキャンダルをメディアとの駆け引きでもみ消してきています。しかし、今回のように一斉に紙媒体が熱愛ネタを報じるということは、ジャニーズが元SMAPメンバーを守る姿勢をなくしたといっていいでしょう。これは、ジャニーズが9月いっぱいで切れる中居との契約を更新しないという意思の表れと考えられます。中居としては、独立後のことを考えても、かなり不本意でしょう。ジャニーズを離れるとこうなる、という見せしめのようなものです。結婚が近いと報じているメディアもありますが、独立後、すぐに結婚することはないと思います」
 —〈略〉— 》



ここまではおそらく多くの方々がすでに感じとっていらっしゃったことだと思うのである。「足を引っ張ろう」どころか“中居正広潰し”がすでに発動していることは、“熱愛”発覚後に二股疑惑、四股疑惑、家賃8万円しか払ってやらないケチ疑惑、結婚不適格者偽装ウソつき疑惑、さらに過去の女性遍歴と、ネガティブな情報が一気に吹き出したことからも明白だ。



そうそう、なかには【中居正広の”薄毛進行”に騒然?熱愛報道とWBC激務でダメージ蓄積】(「デイリーニュースオンライン」2017年3月17日配信)などという傑作もあった。メリー喜多川がゲンコツを握って大喜びしているようすが目に浮かぶ。なぜゲンコツなのかはわからない。



で、ご注意をいただきたいのは、これら一連の全体を覆う微妙な空気である。やっていることが実に隠微なのである。コソコソと陰に回って悪口をいうたぐいでまったくジャニーズ事務所らしくない。



たとえば『女性セブン』と『日刊スポーツ』、『サンケイスポーツ』の“熱愛”スクープにしても、かねてから打診があったものにGOサインを出しただけなのである。GOサインを出したとはいっても、それは中居正広を潰したいというジャニーズ事務所側の企みがあっての発想であるから、各紙誌の協力を仰いだともいえる。



それを WBCの開催期間中に実行させたといっても、中居正広に恥をかかせることはできるかもしれないけれども実効的なダメージを与えることはできない。ははん、ジャニーズ事務所の嫌がらせだな、と業界の人間なら誰でも察しがつく。ジャニーズ事務所側からすればやるだけ損みたいなものだ。



去年の年明けには「中居正広以下の4人は絶対に許さない!!」と息巻いたかつてのジャニーズ事務所の片鱗も窺えないではないか。この隠微な“中居正広潰し”の裏にあるものはなにか? 3択問題である。重複回答可。



1)SMAP騒動でのイメージダウンと相次ぐスキャンダルなどでジャニーズ事務所はかつての勢いを失った

2)メリー喜多川が内々のうちに一線から引いた

3)以下の『LITERA』(2016年1月21日配信)の記事のごとし

《「これで、処分なんかしたら、世論が黙っていませんからね。それくらいは、さすがのジャニーズもわかっている。しかし、裏ではゆっくりと、世間に気づかれない形で、中居らを干しあげていくはずです。週刊誌もこれから先、中居のスキャンダルを次々書き始めるでしょう。でも、ジャニーズは守らない。そうして、ゆっくりイメージを落としていくんでしょう。はっきいりって、ジャニーズ本体はSMAPになんの愛着ももっていませんから、どうでもいいんですよ」
(スポーツ紙記者)》



うむ。いちばんもっともらしいのは3)である。しかしそうであるにしてもやり方があまりにヘタだとはお感じにならないであろうか? かつて行われた手法をたいへん稚拙にトレースしている感じがする。そう、つまり私は2)が本筋で、指示を出しているのはジュリー景子だと睨んでいるのである。



まー、ヒマで無責任な野次馬野郎なのである。しかしもはや衰退が避けられないジャニーズ事務所の刻々と変化していく姿をそのサマを、しっかりと見きわめなければいけないのである。イメージの“原寸大”を更新し続けることだ。昨日のジャニーズ事務所を見る感覚で今日のジャニーズ事務所を見ると見誤る。こう見えて野次馬業もたいへんなのだ。そうか?(了)


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2017年3月26日日曜日

奇妙な振り付けのコマーシャルが多い理由について



赤城乳業のCMが気持悪い。「なぜか上だけおっさんガール」というらしいハゲちゃびんオヤジの頭をもつ夏服を着たスレンダー娘がオネオネと踊り続けるのである。



新しいカップアイスブランド「Sof'(ソフ)」の立ち上げ第1弾なのだそうだ。「Sof'」はソフトクリームの上の部分だけを商品化したものだからそんな名前なのだそうだ。オヤジの頭を食えってのか!?



しかしまあ、筋は通っている。「soft cream」の上の部分だけをとって商品化というコンセプトに忠実に、まずブランドネームが「Sof'」、キャラクターの頭部が「祖父」、なのである。それでデキがどうかは別にして、最近のネーミングやCMにしては理屈に縛られた感があって懐かしく、少し微笑ましい。こんなものでも。



「Sof'」は「ソフ バニラ」「ソフ チョコレート」の2種類、各希望小売価格130円(税別)で発売中。でもスカな感じが漂うので私は食べない。カップのなかにソフトクリームのうえだけだよ。要介護の祖父、あるいは変態ジジイの置き土産を連想してわしゃたまらん。



みなさん意識に上らなくてもこのイメージは必ずあるので、「Sof'」のこのCMは大失敗である。成功するわけがない。セイコーマートを探せばたしか120円(税別)くらいでストアブランドのソフトクリームの全身が買える。しかも牛乳っぽくけっこうてウマい。



失敗は、まず第一にこういってしまっては元も子もないけれども〈ソフ=祖父〉以外の展開を思いつかなかったこと。そしてオネオネ踊ってしまったところである。踊りにはとくにこれといった意味が付与されているわけでもない。不健康で貧弱な女の体のおかげでただただ変態的なイメージが高まる。



もっとグラマラスなヤツがダイナミックに踊ればずいぶん違った印象になっていたかもしれない。あとジジイの頭が有名タレントであれば少し救われたであろう。つまりCM制作の段階で実にたいへん安直に踊りに流れてしまったのである。



そうなのである。最近、安直に踊りに流れるCMがあまりにも多いのである。踊りといっても本格的なダンスではなく、象のジョーロのラッキー池田(57)や南流石(58)の“あて振り”系の踊りである。もうパッと見から安直。



ウンコもといウコンの力の星野源(36)もイオンのきゃりーぱみゅぱみゅ(24)もいい部屋ネットの桜井日奈子(19)もALSOKのメダリストもユニクロの新垣結衣(28)も、みんなみんな意味なく踊っている。意味があって踊っているのは大汗かくための渡辺直美(「ビオレ薬用デオドラントZ」・29)くらいのものだ。



そういえばウコンの成分クルクミンには薬効がないということがわかったけれども、こうした場合、星野源からハウスウェルネスフーズにペナルティは要求できないものなのであろうか? そんなこと考えるだけムダばい。



で、みんながみんな奇をてらった振り付けなので、結局のところどれもこれもみな同じ感じになってしまう。実際に注意して見ているとほんとうにパクリが多いことに気がつくはずだ。振り付けには著作権というものがないのでやりたい放題である。こういうユルさも重宝されている理由だろう。ゆるキャラにも通じるところがある。トボけておけばなんとかなるという。



なんでこんなことになってしまったのか、といえば、なんとかして商品を差別化したいという情熱が企業からも制作側からもすっかり消え去ってしまっているからだ。そしてとにかくなにもかもが億劫なのである。みんなでこの商品を売って前に進むなんて考えはもうバカバカしくなっている。前ってどっち? なのである。才能の問題ももちろんある。気の利いたヤツは広告の世界には行かない。



そんなわけでもとりあえず15秒なら15秒を埋めなければいけないので、とりあえずみんなで楽しそうに踊ればいいんでないかい? どうだい? にぎやかしの発想である。



しかしまあ、どうしてもなんらかの意味を見い出したい性分の私である。踊りをノンバーバル(非言語)コミュニケーションとして考えれば、案外そこに暗号的な意味が隠されていたのかもしれない、とか。ないか。



メラビアンの法則というものがあって、感情や態度についてある人から矛盾したメッセージが発せられたときの受けとめ方について、「人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合」(Wikipedia)だという。



つまりある女があなたに「素敵!!」と「鼻につく!!」という2通りの評価を下したとして、あなたはなにを根拠に女の真意を計るか、ということである。先の数値をわかりやすく整理すると以下のようになる。



◆視覚情報 (Visual) – 見た目・身だしなみ・しぐさ・表情・視線 … 55%


◆聴覚情報 (Vocal) – 声の質(高低)・速さ・大きさ・テンポ … 38%


◆言語情報 (Verbal) – 話す言葉そのものの意味 … 7%



話す言葉は全体の7%でしかない。しかしこの前に「矛盾したメッセージ」を発しているわけだから、それでも話す言葉・言語情報を重視するのはよっぽどのお人好しであろう。



たびたび私をもち出して恐縮。私などは日常生活においては事務的な連絡以外、ほとんどはなから言語情報など信じていない。人間はウソをつくものだとどういうわけか叩き込まれている。であるからその言葉の表面的な(公的な)意味よりも、なぜいまこの人がここにいてこんなことを喋っているのだろう、という私的な意味のほうに注意が向く。



会議などではまったく使いものにならない。というか会議そのものがバカバカしく思えている。会議なんてただ承認の手続きだったり責任所在の隠匿のためだったりするものがほとんどだ。そういえば「月曜会議」という名前の会議を毎週明けの朝に開いている会社があって、ここにはなんと議題がないのである!!



発言者のほうを凝視しているからといって熱心に会議に参加していると誤解されるのもほんとうに心苦しいので、できるだけ出席するのを避けている。しかしこうしたところで培ったノンバーバルな“読み”が、その人のすべては顔面に現れるとする「全顔主義」の創成には役立っている。



で、そういう場面に出くわしたことがないので定かではないのだが、CMクライアントへのプレゼンに、ノンバーバルなコミュニケーションを結びつつキャッチフレーズをリズミックにリピートして、とかなんとか語っているようすが目に浮かぶ。



でもなあ、どいつもこいつもバカみたいに踊っているのを見ると、ついにそのときがきたと感じて薄ら寒いのである。そのときとは人間の終りである。人間はやっぱりきっとこんなふうにして滅んでいくのである。(了)


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2017年3月25日土曜日

アタマのなかがどんどん断片化していくような……。私だけか?



お恥ずかしい話、最近どうもアタマの調子がよくなかったのだ。考えがテキパキまとまらず、しかも次から次へと考えの対象が替わる。いつも何かにせき立てられている感じがして、そわそわと落ち着かない。



たとえば好きな、しかも短めの曲でも最初から最後までを聴き通すのは苦しい。イントロの段階で早くも気もそぞろになる。テレビは分刻みといわず秒単位でチャンネルを替え続ける。本は縦書きを横に読み、横書きを縦に読むありさまだ。ああ、睡眠も細切れ。



もともと落ち着きがなく、その結果いつも人と違っていた人間だからなにをいまさらなのだけれども、なんだかアタマのなかがムズ痒いような気がしたときにはちょっとゾッとした。そしてとりわけ、どういうわけか今日という日の日にちが飛ぶ。



むかしハードディスクがまだけっこういいお値段だったころ頻繁にお世話になった「ノートンユーティリティズ」というソフトがある。これで診断するとハードディスクの断片化のようすが目の粗い機織物のようにカラフルに表示されるのである。いまでもそうか。そう、アタマのなかがあんなふうに断片化している感じなのだ。



であるからなにかまとまったことを考えるにはアタマのなかのあっちこっちから、そっちから、さっきから、その前から、と断片を拾い集めてきてメモをとらないとはじまらない。まるで自分のアタマのなかを欠片拾いに走り回っているようなものである。で、両の掌でオツムのハチをテンテンしながら




ヤバ! 気になっちゃったどうしよう 
気になっちゃったどうしよう 
あれどっち? これどっち?
パーリラパーリラ パーリラ ピー

ヤバ! 気になっちゃったどうしよう 
気になっちゃったどうしよう 
あれどっち? これどっち?

パーリラパーリラ パーリラリラ

ピッポパッポ ピッポパッポ ピー
ピッポパッポ ピッポパッポ ピー ♪
       (「YAVA!」BABYMETAL)



と歌い踊るのである。カタストロフの光景はただひたすら躁的な狂乱なのである。時間がおありの方はぜひYouTubeでご確認を。アタマがYAVA! なときにはほんとうにピッタリくるです。これは私のためにつくられた曲だと思うです。ほらこの文章も錯綜しておる。



こんなふうになってとうとう、いかに3つ以上はすべて「たくさん」で通してきたズボラな私といえども焦りはじめた。これではいけない!! なんとかしなければ人格の危機が迫っているのかもしれない!! アタマのなかの森を早く返せ!! アタマの上にも!! と感じたのである。なんのことだか。



どうして私のアタマはこんなことになってしまったのであろう? ストレスか? ボケか? 祟りか? 炭水化物の摂りすぎか? いろいろ理由を考えてみるのだがどれもピンとこない。そもそもフリーランスで仕事をしていてあまり働かないヤツと認知されているくらいなのでそれほど忙しくもない。



やっぱ時代とうたた寝をした男だから、なにか痙攣的な最近の世情を反映しちゃってるのかしらん。的な、同時代を生きるオレ、的なうぬぼれも今回は気が乗らない。



精神の安定を得たいときは手を使わずできるだけ大きく目を開けてキョロキョロまわりを見回してみるといいとどこかで聞いたような気がして、眉をいっぱいに上げ上目づかいになり口を開けて下アゴを引き、鼻の下を最大にまで伸ばす。こうすると下瞼も引っ張られて眼球が最大に露出する。キョロキョロ。やってみ。こうして人は狂っていくのかもしれない。



ともあれなにか対策を打たねば、といろいろやってみた。腹式呼吸、瞑想、ストレッチ、裸足、筋トレ、スクワット。部屋から一歩も出なくてもいいものばかり。裸足は意外に気持がすっきりしてよかった。全裸になるともっといいのかもしれないけれども風邪をひく怖れと地縛霊に見られる恥ずかしさから思いとどまった。



で、そうこうするうち、ようやく私にも僥倖が訪れたのである。手間がかかるうえに時間のない仕事を、金に目がくらみ引き受けてしまったのだ。それからかっちり1週間、柄にもなく仕事に没頭したのである。



そうなのである。「没頭」がよかったのである。しかもかなりな長時間。いつもはなにごとも30分と続かないのに、このときは否応なく2時間単位で休憩を挟み×6回×7日。私にとっては少林寺の修行くらいの離れわざだったのである。少林寺がどんなものか知らないが。けれども早くも3日目には馴れてきた。石の上にも3日。



で、ようやくその仕事が完了し、ひと眠りして起きたときの爽やかだったこと!! 清々しさ、なんともいえない落ち着き。もう何年も味わったことのない素晴しい感覚であった。そしてうれしいことにアタマの断片化もほぼ解消されていたのだ。これはいったいどうしたことか? とりあえず以下の仮説を立ててみた。



1)ふだんのあまり仕事をしていないやましさから解放された

2)discipline(訓練,鍛練,修養)が与えられた

3)断片化したハードディスクに一気に大量のデータを上書きし、それを消去したのと同じ状況が生まれた。つまりそれまでアタマを支配していた断片化したデータはどこかの隅っこか下かに圧縮された



まあ、大方のみなさんはズボラで怠け者のこととて1)と2)の合体のようだとお考えであろう。しかし私自身は3)だと信じている。大量のデータで上書き、占有されたアタマは、そのデータが消えればたいへん広々として出荷前の状態、つまり「無」に近くなったと考えられやしないか、と思うのである。



考えてみてほしい。「没頭」とはアタマがボツ、つまりアタマのない状態なのである。この状態に入るのにたとえば宗教者のみなさん、トランスパーソナル系のみなさん、どれほどの修養を積んでおられることか。



だがしかーし、なにごとかに没頭すればカンタンに自己を超越してどこかへいってしまえるのである。読書に没頭すればファンタージェンにいける。アタマのなかもキレイになる。



たまには否が応でもハードに仕事をしろということか? いや、できれば仕事以外のものでお願いしたい。どなたか、なにかを長時間強制してくれる方はおらぬか? (了)


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2017年3月24日金曜日

茂木健一郎を袋叩きしているヤツらの、醜悪な“村”の臭い



バッカ野郎、思い出しちまったじゃねーかよ、アイツのことをよ。揉めごとになるといっつも誰にもいわずに1人でノコノコ出かけていってはズタボッコにされて帰ってくる。おかげでおさまりそうだった揉めごともおさまらなくなったりしてそりゃ迷惑なこともあったけど、みんなアイツのことはいつも大好きだったんだよ。



そんなアイツを思い出させてくれたのは茂木健一郎(54)である。ただいまボコられ中である。どんな具合にボコられているかというと、下の抜粋をお読みいただきたい。『日刊スポーツ』(2017年3月23日)からの抜粋である。



************************

【立川志らくが茂木健一郎氏“袋だたき”状態に異論】

《茂木氏はツイッターで「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」と発言したことから、芸人たちの間で賛否を呼んだ。

爆笑問題の太田光と田中裕二は、茂木氏の意見にラジオ番組で猛反論、海外コメディアンらの社会風刺より日本のお笑いの方がレベルが高いことを主張し「『オワコン』とか言ってんじゃねえ」とぶちまけた。

また、ダウンタウンの松本人志は19日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、「茂木さんが全然面白くない。笑いのセンスが全然ないから、この人に言われても『刺さらなねぇぜー』って感じ」と切っていた。

—〈略〉—

茂木氏は22日放送のフジテレビ系「バイキング」にVTR出演。一連の発言について真意を説明し「どういうふうに芸人さんが受け止めてくれるか楽しみだった。結果としておきて破りだったかもしれませんけど、それくらいお笑い界を応援したい」との思いを語った。権力者に批評の目を向けない日本のお笑いを批判したが、「特定の芸人さんとかを批判してるわけじゃない」と茂木氏。「現場でいろんな制約がある中で頑張ってらっしゃる方々に対しては応援する気持ちしかないです」とした。

しかしスタジオでは、出演者たちが不満顔。坂上忍は“オワコン”発言を逆手に取り「この人の方がオワタレになる」と痛烈にやり返し、梅沢富美男は「こいつ、本当に脳科学者なの?」と皮肉たっぷり。おぎやはぎの矢作兼は「テレビで通用しなかったから悪口言うんでしょうね」とチクリと刺した。

しかしこうした“サンドバッグ状態”に、志らくは23日にツイッターで「茂木健一郎氏が今のお笑いオワコン発言で謝罪。それをタレントが袋だたき。別に謝罪することは無い。私もカチンとはきたがそれは茂木氏の考えであって別に問題はない」と茂木氏を擁護。「(ダウンタウン)松本さんみたいに皮肉のギャグで返すのが本筋。袋だたきにするのはおかしい。何も発言出来なくなる。その考えは違うと主張するのは良い」と、タレントコメンテーターたちが一斉にバッシングする風潮にくぎを刺した。》(原文ママ)

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なんだろう、茂木健一郎に対するこの激しい憎悪は。親のカタキ扱い。反論などてんでアタマにないようすで、ただただ感情的に罵倒と嘲笑を浴びせている。まず爆笑問題の

「海外コメディアンらの社会風刺より日本のお笑いの方がレベルが高い」

といういいぶん。おやおや「社会風刺」と「お笑い」を同列に並べて忖度しようというわけ? 風刺とお笑いの評価のモノサシは違う。これじゃ身長と体重とを並べてどっちが速い? なんていっているようなものじゃん。勘弁してくれ。もう人間として情けないわ。



次の松本人志のいい分

「笑いのセンスが全然ないから、この人に言われても『刺さらなねぇぜー』って感じ」(原文ママ)

というのもなあ。立川志らくはこの松本人志の発言を指して「皮肉のギャグ」と受け取っているらしいけれども、それはつまり笑いのわからないヤツがなにいってんの? ということであろう。



これでは、じゃあお前は政治のセンスがないから政治に口出しするな、ってことになるじゃん。素人からの批判を素人だからという理由だけで撥ね除けるなんて、お笑いも権威になったもんだわ。ご立派ご立派。だけど政治のセンスがなくても1票はもってるわけよ。お笑いにもな。傲慢こいてるとそのうち泣くことになるお。



で、いうまでもない。松本人志には自分に刺さる刺さらないではなくて、茂木健一郎がツイッターで語った内容が妥当と思うのかそうでないかという疑問に、素人にもわかるようにきちんと応えてもらいたいのである。



あとの坂上忍、梅沢富美男、矢作兼についてはもうなにをかいわんや悪人をや(by親鸞“悪人正機説”)、である。その他大勢、英語でいえば「and」で片付けるしかない。



「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」

という引用の冒頭の茂木健一郎の発言で、ちょっと違うと思うのは「地上波テレビはオワコン」という部分だけである。



「権力者に批評の目を向けた笑い」ができないのはそこにスポンサータブーがあり、「電波停止」をカサにきて睨みをきかす政治があるからだ。「地上波テレビはオワコン」といわれればなにか最近ダメになったような気がするけれども、そういう意味では地上波テレビはむかしむかしから、誕生のときからオワっていたのである。



で、茂木健一郎に対する激しい憎悪は、オレたちは厳しい制約のなかでやってんだよ!! お前だって知らないわけではないはずなのになにをシレッと自分だけいい子になってんだよ!! という気持があるからだと思うのだ。いまさらオワコンだなんだいいやがって。



しかし、それをいう資格もいまのお笑い芸人やタレントにはないだろう。みなさんすべからく結果として現状を追認するばかりではないか。本来お笑いがもっているはずの批評精神を自らまったく放棄してしまっているではないか。いやいやそれはライブで、板の上でやっている? なにをいっているのか。「刺さらなねぇぜー」(原文ママ)。ぜんぜん伝わってこない。



まずライブを見てから批評してくれとおっしゃるのであれば、もっとライブに精力的に取り組んでこちらに届くようにしていただきたい。テレビでご尊顔を拝見したときに、ああコイツはこのあいだ原発問題に辛辣なことをいっていてた、とかなんとかすぐに思い浮かぶくらいまで。そういう諒解があったうえでならテレビのなかの毒のない笑いもイヤにはならない。



だからまずライブに来てくれ? そこを自分のチカラで振り向かせるのが芸能者であり知恵の絞りどころではないか。口を開けて待っていれば客が入ってくるとでも思っているのか。甘えないでいただきたい。少しは路上パフォーマーをみならえ。そんな月何回かのカタチだけのライブを免罪符に、そしてタブーを口実に、いつまでも権力に追従するだけのお笑いならつまらんつまらん!! まーったくつまらん(by大滝秀治)。



とはいえ茂木健一郎もあっけないほどすぐ腰が引けとる。「特定の芸人さんとかを批判してるわけじゃない」とか「現場でいろんな制約がある中で頑張ってらっしゃる方々に対しては応援する気持ちしかないです」とか。なんとか慰撫して損ねた機嫌をとりなそうという下心が丸見え。そんなみっともないことをするから叩かれやすいんだし、そんなことならもう少し考えるか腹をくくるかしてからつっかかれ、とも思う。



しかも茂木健一郎、実はこれが2度目なのである。1度目は今年2月、つい1ヵ月ほど前、清水富美加(a.k.a.千眼美子・22)の女優引退・出家宣言について「芸能界の悪習からようやく逃げた人を、“芸能村の人たち”がテレビであれこれと非難するのは本当に見苦しい」と批判したのである。私もそう思う。いまでもそう思っている。



このときも「じゃあ、茂木さんって何村の人なの?」と「この人の方がオワタレになる」とのたまった今回同様のいいいがかりをつけた坂上忍を筆頭に箸にも棒にもかからぬくだらなーい反駁が相次いだ。



で、茂木健一郎もまた今回同様、ソッコー慰撫にかかっていたのである。「現場でがんばっていらっしゃる方を揶揄する意図はありません」、「坂上さんのお仕事ぶりは、“バイキング”でご一緒させていただいた時から尊敬しています」だもんなあ。簡単に折れて引き下がり、さらに揉み手をして膝を折り、頭を垂れてやがる。まったくヘッポコ腰抜け野郎である。知る限り藤田嗣治(享年81)以来のひょうきんいじめられっこキャラである。



しかしこういうヤツはいるのだ。確かにいる。なんの勝算も戦略もなくノコノコ出ていってはボコボコにされ、それでも懲りずにまたノコノコ。弱いんだかほんとうは強いんだかよくわからなくて、しかも傍から見ているとなんだかその毎度の敗戦が楽しそうにも見えるヤツ。



だから茂木健一郎も必ずまたやると私は思う。2度あることは3度あるであろう健一郎にも。またやって合計3ボコリンになったら、私はきっと茂木健一郎を好きになる。いまでも好きになりかけている。頑張れケン坊!! お前のやり方はわかった。その調子でええ。ようやく3回目からはな。(了)


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2017年3月23日木曜日

テレビコメンテーターってウケ狙いの仕事なの? 〈フィフィ〉



女尊男卑、うわっ!! 一発で変換できた! と感動したらもともとある言葉だった。考えてみれば男尊女卑という主義思想があればとうぜん女尊男卑もあるのがあたりまえっちゃあたりまえ。それが男女平等というものでしょ。「ダンピジョソン」ではやっぱり変換してくれないし。まあ気圧配置の西高東低(冬)、東高西低(夏)みたいなものだ。風を吹かすほうが先にくる。



私のアタマのなかに女尊男卑という言葉がなかったのは、たとえば現状まったく同じ体重の男と女がシーソー乗ったとして、男尊(↑)女卑(↓)に見えるだろうな感じがするからだ。フラットに見えている状況で男尊女卑。だからことさら男尊女卑だといわれればそれは男のほうが途方もない傲慢な行動に出たように感じられる。であるから逆に女尊男卑などはとうてい現出し得ない絵空事のように思うのだ。男尊女卑の社会に生まれたのに戦後民主主義の申し子として育つとこうなっちゃうのね、きっと。氏と育ちのダブルバインド。



もうすでにお気づきの方がいらっしゃると思うけれども、今回はフィフィ(40)のツイート(2017年3月21日 02:39)についてである。以下原文。



《娘はお父さんキモい、洗濯一緒にしないで…息子がお母さんに優しくすると、マザコン扱い。日本のここだけはほんとおかしいと思う。まず娘がお父さんを汚いもの扱い、これ夫婦間が影響してると思うし、母親想いの息子をマザコン扱いって、女の嫉妬が影響してる気がするし、やっぱ女尊男卑よね、日本は。》



お父さんキモい、母思いの息子をマザコン扱い。これだけで「やっぱ女尊男卑よね、日本は。」と決めつけるなんていったいなんざんしょ、お話しにならないわよあなた(by夫人)。そんなことをいったら「ブスはキモい」「オジジ好きはファザコン」も同じじゃないのあなた。そういう親不孝娘や若い衆をとりあげて「日本」にまで拡げられてもねえ、である。



それ以上に見渡せば「紅一点」であるとか、さらには「女性教師」「女性警察官」というように必要もないのにことさら女を意識させる表現がふつうに転がっていることに違和感は感じないのかしらん。こんなところに女なんてめずらしいや、というのも女卑じゃないのー。いやいや実際にめずらしいのだからいいじゃないの、とおっしゃる? そう、つまり、もう、その構造自体が男尊女卑なわけよ。企業の女性管理職比率は6.6%(2016年8月15日・帝国データバンク「女性登用に対する企業の意識調査」)。これでも前年より0.2ポイント増えたのよん。



もっと極端な例を挙げると、アメリカ国務省人身取引監視対策部の日本の人身売買に対する取り組みレベル評価は「第2階層(国際基準達成に向けて努力中)」(「2016年人身取引報告書」)。ここでいう人身売買(取引)にはもちろん性的搾取も含まれている。搾取されているのはもっぱら女である。



先進国でこの「第2階層」に位置づけられているのは日本とロシアだけであり、2000年に採択された国連人身取引議定書も日本は締結していない。国内法の整備が遅れて国際組織犯罪防止条約が未締結のためだそうだ。この状況で女尊男卑とは畏れ入る。



ところが「女尊男卑」がマスコミに乗り、サウンドバイツ(出来事、概念などを表し、繰り返しつかわれる短い言葉)として人口に膾炙すると世論をリードすることがある。たとえば「ethnic cleansing(民族浄化)」という非常に強く禍々しい言葉は国際世論への影響がきわめて大きい。その実態を横に置いて独り歩きすることもある。だからマスコミも軽々しくは扱わない。で、今回の「女尊男卑」がサウンドバイツ化するとその先は見えている。「いやぁさすが女尊男卑だねぇ」。やっぱり損をしたりイヤな思いをしたりするのは女なわけだ。女損男肥。



おっと、フィフィはこのツイートの前、3月18日放送の『橋下×羽鳥の番組』(テレビ朝日)でも同様の発言をしていたらしい。『トピックニュース』 (2016年7月19日配信)が伝えている。抜粋してご紹介しよう。



《ほかの出演者から疑問の声があがる中、フィフィは具体例として、街頭インタビューなどで女性が男性をけなすのは許されるが、男性が女性をけなすと大問題になると指摘した。

また、昨年9月に議会で女性議員が「女の壁」を作り、男性議員が近づくと「セクハラだ!」と声をあげていたことを例にあげ「窮地に追い込まれると女を利用するみたいな。女性がそれを武器にすると、『女性は弱いものだからね』と男性は女性を下に見ることになる」と、声を荒らげて主張した。

フィフィの主張に田嶋氏は「実際に社会の中で日本に女性の立場は低い。だから、それくらいちょっと大目に見てやんなよ」と反論するが、フィフィも「頑張って泣かない女性もいるのに、そういう人たちが足を引っ張るわけっすよ。『(男性から)女性は泣けばいいからね』って言われたら、私たちみたいな(泣かないで頑張っている)女性もいるのに、『勘弁してよ、泣くなよ、こんなところで!』って思いますよ!」と、興奮気味にまくしたてた。》



男尊女卑の日本だから男が女をけなすと強者が弱者をイジメていることになるのである。であるから「男性が女性をけなすと大問題になる」。逆に女が男をけなすと、女には勝手にいわせておけという空気になる。これも男尊女卑である。



実際に番組でどのように発言されたのかはわからないのだけれども、この先が首尾一貫していない。

「窮地に追い込まれると女を利用するみたいな。女性がそれを武器にすると、『女性は弱いものだからね』と男性は女性を下に見ることになる」

「『(男性から)女性は泣けばいいからね』って言われたら、私たちみたいな(泣かないで頑張っている)女性もいるのに、『勘弁してよ、泣くなよ、こんなところで!』って思いますよ!」

ってこれ女尊男卑だからの話ではないではないか。男尊女卑の社会だからなにかといってすぐ男に見下される、ということであろう? 男尊女卑だから「 泣かないで頑張っている」わけざんしょ。上記2つの発言が別の文脈で行われたとしても、明らかに「日本は女尊男卑」という主張とは矛盾している。



最後の部分は女を主張することがかえって性差別廃止の邪魔をするというかつてのフェミニズム内部での論争を思い起こさせもする。女尊男卑などといっていても結局は女の敵は女ということになってしまっているではないか。



そんなこんなでフィフィの発言はテレビ・マスコミ向けのウケ狙いの発言としか受け取れないのである。そしてそれはフィフィの職業上の要請、つまりマスコミ文化人として発言する場所を確保し続けるために行われたのだろうと思う。そのことが女尊男卑とかいう言葉よりも印象的だ。理非、是非よりも仕事の都合が先に立つ。そして社会に悪影響を及ぼしかねない。



テレビではいつもなにかしら話題を振り撒いて注目を集めていなければ忘れ去られる。そのためにたとえばコメンテーターといわれる人々は目新しい着眼点を探す。そこで留まれっていればいいけれどもムリやり珍奇な主張に走る場合もしばしば目にする。真実ではなくウケに向かっていたりする。いわゆる炎上商法ということで落ち着けばまだよし。とくにテレビタレントがする時評の危うさだ。



ときどき鋭い指摘をすることもあるフィフィなので、よけいテレビの恐ろしさが際立つ。日本は女尊男卑ではなく男尊女卑。でもそれ以上に金尊人卑なのである。(了)


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2017年3月22日水曜日

ジャニーズと結婚する女は鋼鉄のハートのもち主。コワいぞ



まあとにかく下の記事をざっくりとでけっこう、ご覧いただきたい。昨日同様『週刊女性』(2017年3月21日号)のデジタル版『週刊女性PRIME』(2017年3月7日配信)からの抜粋である。



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【嵐“お相手”の好感度「お嬢さま小川アナ・匂わせ綾子・葵つかさ」の明暗がクッキリ】

《国民的アイドル・嵐の櫻井翔の熱愛報道があった小川彩佳アナ。ふたりの“キャスター愛”は、ファンのお眼鏡にかなったのだろうか。結婚ナビゲーターでライターの鎌田れいさんは、こう分析する。

「6~8歳までアメリカ暮らしをした帰国子女で、初等部から大学まで青山学院へ通い、大学在学中はスペインに留学するという経歴。お父さまは大学病院の診療部長という、わかりやすい“華麗なる一族”です」

対する櫻井も、幼稚舎から大学までエスカレーターで進学した根っからの慶應ボーイ。父は東大卒の前総務事務次官と、こちらも華々しい。

「ファンの女性たちにしてみたら、小川さんはアカデミックなお家柄で生粋のお嬢さま。どんなに櫻井さんを好きでも、自分が彼のお嫁さんになれないならば、自分たちには家柄も美貌もマネできないスペックの女性と結婚してほしいと思っているのではないでしょうか」(前出・鎌田さん)

◆松潤と葵つかさの場合

同じようにファンからも公認の仲だったのが、松本と井上真央のカップル。ドラマ『花より男子』(TBS系)で共演して以来、長い間、愛を育んできた。

その純愛ぶりに多くのファンがふたりの関係を見守っていたが、松本の自宅へセクシー女優の葵つかさが通っているという報道が出てしまう。

これにはファンも怒ったのか、葵のツイッターは大炎上。イベントが中止になったり、ツイッターをやめることになったりと、てんやわんやだった。鎌田さんは、彼女が受け入れられなかった理由をこう語る。

「ファンの方は、葵さんには松本さんが本気にならないと、どこか見下していたような気がします。それと同じく、二宮和也さんと報道があった伊藤綾子アナも“女に嫌われる女”だと思うんです」

◆ニノと伊藤アナの場合

二宮との交際報道が出てしまった伊藤アナは、小川アナと同様に最初は称賛されるも、徐々にそのブログに注目が集まっていくと……。

「現在は閉鎖されていますが、ブログで、“読書をしています”という投稿には、二宮さん主演の『プラチナデータ』の書籍が写り込んでいたり、写真に嵐のCDやポスター、ライブグッズが見切れていたのが、ファンの癇に障ったんです」(スポーツ紙記者)

小川アナもブログをしているが、書いているのは主に仕事のこと。プライベートな情報を書くときも、派手さや浮ついた部分は見当たらない。

「彼女のセルフパフォーマンスは、女性に嫌われません。美人なのに女子力が高いことをひけらかさないのも品があって女性たちにウケている要因。その対極にある伊藤さんのあざといところが、ファンの方は鼻につくのだと思います。女子力アピールや匂わせブログは、炎上ポイントですね」(前出・鎌田さん)

結婚したときファンから祝福されたのは、東山紀之と結婚した木村佳乃。

「彼女も帰国子女なんです。東京・世田谷区の成城に住み、成城大学文芸学部の出身です。知的なイメージを持っていたのもポイントだし、東山さんも年齢的にファンは“そろそろ結婚してほしい”と思っていたはず。タイミングをしっかり待った木村さんは祝福される結婚だったんです」(前出・鎌田さん)

交際はおろか、結婚まで祝福されない女性について、鎌田さんは続けて指摘する。

「女磨きをして成り上がり、色気と美貌で男に近づいてハイスペックな男、人気のある男、お金持ちの男を落とし、手中に収めていく……。という下心が見えると、女性に嫌われます。伊藤綾子アナは、まさにソレでしたね」

せっかく結婚するのなら、全員が祝福できる女性と結婚してほしいもの。》

************************



はい。それぞれファンの心理としてはよくわかるのである。翔クンのお嫁さんはあんな人がいいなあ、と、またそこで擬似結婚とはいかないまでも想像の翼は広がるわけである。そのようにしてファンは自分のこととしてアイドルを応援する。しかしこう並べられるとうるさい!! 他人事ながら大きなお世話だ!! といいたくなる。以前から人気アイドルの嫁になどよくなりたいと思うのものだな、と感じていたけれども、その最大の理由がこれだ。男だが。



いったい姑、小姑、舅が何人いるのだ? という感じである。実際に結婚すればこれに現実の義母だの義父だの義姉だのが加わるわけだからたまったものではない。と私は男だけれども思う。これならいっそのこと一生愛人のほうがよくはないか? おっとついさっき読んだヨタ記事に「破産する人の特徴」というのが出ていて、なかに「モノを床に置く」という項目があった。なぜかというと面倒くさがりでその場しのぎだからだそうだ。私はたぶん破産する。



で、これはもしや、と思ったのである。ジャニーズが1グループに1人しか結婚を認めていないのも、何人いるのかわからない擬似姑・擬似小姑が何倍かになっては堪らないからではないのか? で、うちの子どものほうがデキがいいとかそっちは顔つきからしてバカだとかなんとかでそれぞれの擬似家族間でイザコザが勃発したりして。ファンがやることなので統制が利かず「バカ息子」落書き事件ふたたび。またまた芸能マスコミの恰好の餌食である。



しかしジャニーズのこうした1グループ1ウエディング制を、なんともったいないことを、と歯ぎしりしている方々もおられるはずなのである。私生活の切り売りでもなんでもして芸能マスコミに取り上げられたい、業界に食い込みたい、有名になりたい、生き残りたいと熱望している方々にとって、ジャニーズタレントの家族同士のイザコザなど想像するだに羨ましい宝の山に見えることであろう。きっと加藤紗里(26)とかにも。



事務所側から見ても、ジャニーズタレントが結婚することにはメリットがある。嫁が芸能人、マスコミ人であった場合、単純にジャニーズの陣容が拡大するということである。何組かの夫婦を確保できればそこらのローンチの客寄せゲストなど軽く独占できる。石田純(63)一・東尾理子(41)夫妻は木っ端微塵。で、嫁が不倫して家出なんかした日にゃあ全芸能マスコミを乗っ取ってしまう可能性すらある。大げさか。



いくつかのグループに分かれて軍団抗争を展開するという手もある。とにかくタレントがどんどん結婚してくれればそのこと自体が話題になり、さらにその後の話題づくりにはこと欠かないのである。



また、少し話はさかのぼるけれども、所属タレントの結婚で閨閥づくりというのはどや? 日本の各界に婿として送り込むのである。ジャニーズ青年騎士団。そこまでの策士がジャニーズ事務所にはいないのが他人事ながら残念でならぬ。



ではなぜジャニーズ事務所がこの、いってみれば家族化ビジネスをやらないのかといえば、それはもちろんそれほど困ってないからなのねん。それほど金にも仕事にも困ってないのねんのねん、と。そう。いまのところは。しかしメリー喜多川がこの世を去ったのち、ジュリー景子の時代になるとどうなることか知れたものではないのである。戦略としてではなく、ただグダグダのなりゆきの結果、いま想像したようなリアリティ番組的状況になることは十分に考えられると思うのである。



そうしたファミリービジネスに最も近いグループはどこであろう? 「嵐」のような気がする。いろいろな意味でグループ内格差が激しいし、仲も実はよくなさそうだし、オトナとしての先も見えない。5年後、10年後、メンバー全員が芸能界に生き残るには、リアリティ番組的な話題を振り撒きつつ、のこのドタバタ戦術しかない。そしてそうして生き残れた暁に、はじめて、まさにそのときはじめて「嵐」はSMAPを超えたといえるのである。今回は竹林(=孟宗竹)で失礼。(了)


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2017年3月21日火曜日

愛子さまの激痩せ報道から考え直さなければならないこと



【“激ヤセ”愛子さま、精神科医と専門医が疑う「拒食症」と「突然死」の可能性】という記事が『週刊女性』(2017年3月14日号)に掲載されていた。これをデジタル版『週刊女性PRIME』(2月28日配信)で見ると、記事の冒頭に通学途中の全身写真2葉が掲げられている。



「昨春と今年2月の愛子さまではまったく違ったお姿に」というキャプションが添えられた写真は向かって左側が「昨春」、右側が「今年2月」だ。どこにもそんな右か左かの説明はないけれども、ひと目でわかる。もし万一ひと目でわからなくても、ごていねいにといおうか左側の「昨春」のふっくらとした姿の愛子さまは左手にコンビニで買ったとおぼしきソフトクリームを持っておられる。



2葉の写真のあまりにも激しい変化に目を奪われて、おお、やんごとなきお方も学校帰りの買い食いなどされるのであるか、という感想はそうとう時間が経ってからでなければ浮かんでこない。そして、しかしいったんそう考えれば、この写真は言外にだから太っていた、こんなに食べるから太っていた、と揶揄しているようにも見えて底意地の悪さも感じてしまうのである。おそらく愛子さまご本人がたまさかこの写真をご覧になれば激しく忌避されるであろうと民草の私にも想像がつく。



対して向かって右側の「今年2月」の愛子さまはこれも通学途中のカットらしく、横断歩道をやや大股で渡っておられる。「まったく違ったお姿に」というキャプションの通りいささか痛々しいまでに痩せている。もちろんソフトクリームなど持ってはいない。2月のこととて学生コートを着ていても「まったく違ったお姿」がいっそう寒々しい印象を与える。



記事を抜粋してみよう。

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《この日も確かに愛子さまは、“定番”のマスクもつけずに朝から元気に学習院へ登校された。

しかし、脚は枝のように細く、肌の色も極端に青白くなられていた。

「今回の皇太子ご一家の近影に写る愛子さまは、2か月前の誕生日のときよりも、さらにおやせになっています。

東宮大夫会見でも記者から“愛子さまは大丈夫なのか”といった質問が飛び、小田野東宮大夫は“食事も召し上がっていて学校を欠席していた時期とは違う”と答えていたのですが、ご体調が心配です」(宮内庁担当記者)

2月9日には、「風邪の予兆」という曖昧な理由で学校を欠席されている。おやせになったことで免疫力も低下しているのかもしれない。

しかし、周囲が心配するほど“おやせになった状態”の中で活動はご活発。年始にはお友達と長野県の奥志賀へスキー旅行、3学期はほとんど休まず学校に通い、先日行われた「百人一首大会」では、約40枚の札を取ってグループの中で1位という大活躍をされた。

ご体調に問題はないように思われるのだが……。

「愛子さまは摂食障害の中でも『拒食症』の可能性があります」

今回公開された写真などを見てそう話すのは、新谷医院院長で摂食障害に詳しい精神科医の新谷太さん。

拒食症とは食べられないのではなく、食べものを拒んでしまう病気のことだという。

「これだけやせてしまうと、すぐに疲れてしまうと思われがちですが、むしろ本人は普段よりも活動性が増して元気になることが多いのです。身体は疲れているはずですが、本人は疲れていないと言うのです」

なぜ拒食症の患者は、体力が落ちているのに元気に振る舞ってしまうのか。

「著しくやせているにもかかわらず活動性が高く元気なのは、自分で体重をコントロールできたという感覚がうれしくて精神的にはしゃいでいる状態です」(新谷医師)

拒食症は非常にまじめで、物事に対して一生懸命になる10代から20代の女性に多い傾向がある病気だとも。

「体重の著しい減少があり、食べることや体重が増えることに対して異常な恐怖心を持ってしまう疾患です。摂食障害はすべての精神疾患の中でいちばん死亡率が高く、死因は餓死などが多いですね」(新谷医師)》

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記事はこのあと体への拒食症の影響についての説明が続く。われわれの立場からすれば拒食症だと断定して知らされているわけではないけれども、やはりそうなのだろうなあ、という感じである。



食べることにある種のオブセッションを抱いてしまうのはきわめて現代的な現象であろう。全体としてみれば本来、生存の本能に応える行動として機能しているはずなのにそれがうまくいかなくなるというのだからたいへん深刻である。



この写真のように“食”と“美”があまりに密接に結びつけられていることに問題があるのではないか、と私は思う。たしかに必要以上に食べれば太るし食べなければ痩せる。私もスーパーマーケットでノロノロ歩きのデブ一家のあとに着いてしまい、「お前らはもう食わなくていい!!」となんど叫びそうになったことか。



もちろん“美”の規範が私たちの社会ではスリムになり過ぎていることにも問題はある。われわれの社会、主に先進諸国では国や民族を問わず一律に“スラリとした体型”が美しいとされている。それでいいのか? ハリウッド映画がアメリカ優位を宣伝するプロバガンダの役割を担ったことを私たちはすでに知っているけれども、この“スラリとした体型”グローバリズムにもなにかたいへん怪しいものを感じる。



ブラジルを見ろ!! あのデカいケツこそ“美”でありセクシーであるとする孤高の美学、エロ精神をみならうべきではないのか? いやいやムリではない。デブ好きの男は実に多い。世間の目を気にしてなかなかカムアウトできないだけである。俗にいうモデル体型にはあまり魅力を感じずプラスサイズモデルを見ていたほうが楽しいタイプ。アデル(28)がグラミーで5冠を獲得して歓びにむせび泣いたタイプ。はみ出し食い込みが好きなタイプ。ほら、あなたも。



私はデブだけにかぎらずデブを連れている男も好きだ。世間に流されない自然体の強さを感じる。それに引き替えたまさか金に恵まれてこれみよがしにモデル体型を連れ歩いている男などはバカに見える。でしょ? あいつとかあいつとか。モデル体型そのものを非難しているわけではない。しかし私個人としてはデブでなくてもいい、普通の体格でいい、モデル体型はちょっと困る。



にもかかわらず磯山さやか(33)のファンなのに「最近少しスッキリしてますますきれいになりましたね!! ナイス!!!」などとツイートしているヤツまでいるのである。ほんとうはデブが好きなのにデブが好きで磯山さやかのファンになったのに、周囲の気配に押され、さらにいそっちが傷つくかもしれない、などと考えて自分自身を偽っているのである。そしてそうこうしているうちに自分がデブ好きだということまで忘れてしまっているのである。世の潮流恐るべし。それにしても世の男がもうすこし自分に素直になれば、極端なスリム崇拝は是正されると思うのだけれども。



まあ、男たちみんながてんでにそれぞれのことをいいはじめると、女としてはなにを規範にすればいいのか? という問題もでてくるのであろう。なにを目標に頑張ればいいのか? でもそこが個性の発揮のしどころだと考えればいいべさ。そのうちDNA分析で個人それぞれの健康的な体重の幅というものが出てくるようになるだろうし。



で、“食”と“美”の密接すぎる結びつきについてである。“食”と“美”、マズローの欲求5段階説に模していえば、最も下の「生理的欲求」レベルから最も上の「自己実現欲求」レベルがダイレクトに接しているわけである。ここが、たとえば摂食で「自己実現」ができるという抗い難い誘惑を生む。



食べる・食べないだけのお話ではない。たとえば極端な美食も、この「生理的欲求」と「自己実現欲求」のダイレクトな接続の例だといえる。だからいつも渡部建(44)にはいつもイライラさせられるのである。



またはしょってきた。であるから「生理的欲求」から「自己実現欲求」に一足飛びに目をむける前に、そのあいだにある「安全欲求」「社会的欲求」「尊厳欲求」にも目を向けましょうよ、といいたいのだ。「社会的欲求」とは組織に所属し、良好な人間関係を築きたいとする欲求、「尊厳欲求」とは尊敬されたい、責任を任せられたいという欲求である。おお、マズローも役に立つではないか。



食べることで直接“美”をコントロールしようとするのではなく、そのほかのさまざまな行動や思考の努力もあわせて“美”を考えましょうよ、ということである。そしてまた一方で私たちはそういう“美しさを見る目”を養いましょうよ、なのである。TEDでの使用可。ご自由にどうぞ。



愛子さまが拒食症であると決まったわけでもないけれども、民草としてはこの機会にこれくらいのことも考えたほうがいいのでは、と思う。ちなみに私は身長対体重でいうと若干太り気味。冬のあいだにたるみきった。(了)


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2017年3月20日月曜日

中居正広熱愛報道に隠されたジャニーズ事務所の事情



中居正広の“熱愛”が『女性セブン』(2017年3月16日発売号)でスクープされるや、世間はすわ(さあ)次は結婚か!! とすでに中腰の態勢である。いやクラウチングスタート、いや浮き足立っているといえばいいのか。しかしながら中居正広(44)も相手とされる武田舞香(32)もこの件についてはひとこともコメントしていない。



《元SMAPの中居正広(44)が、4月24日からゴールデン枠に進出するテレビ朝日系「中居正広のミになる図書館」(火曜後11・15)の会見を東京都内で行い、生放送になることを発表した。SMAP解散後&熱愛発覚後、報道陣の取材に対応するのは初。

中居は振付師で現役ダンサーの武田舞香さん(32)との熱愛がサンケイスポーツ報道で発覚したばかり。冒頭で「タイムリーな時期にお越しいただきありがとうございます。質問はこの番組に関すること以外は受け付けません。余計なことを言いそうだなと思う人は勇気を振り絞ってお願いします」とユーモアたっぷりに牽制。去り際に報道陣が声をかけると、立ち止まって対応。「交際は順調ですか?」「結婚はありえますか?」などと質問する記者一人ひとりに、「僕は(記者と)友達ではないので、話さな~い!!」と笑顔で返答。中居流のトーク術で場を盛り上げつつ質問をかわしていた。》(「サンケイスポーツ」2017年3月19日配信)



で、みなさん、なんとかこのカップルを持ち上げて祝福モードを演出しようと一生懸命のようすであられる。しかしたいへん恐縮であるけれども、正直にいわせていただいて武田舞香がアイドル以上に可愛いとか相武紗季(31)に似た美人とかいうことはない。アイドル以上といってももう32歳であるし、相武紗季以上に顔がゴツい。こういうムリな持ち上げ方は止めようではないか。


あまり先のほうで書いてひどくゲスな野郎だと思われても困るのでもう少し後回しにしようと思ったのだけれども、ついでに書いてしまおう。武田舞香のポイントは振付師で現役ダンサーというところである。プレイボーイ兼俳優の細川俊之(享年70)が女優・小川眞由美(77)と離婚して翌年結婚した相手が宝塚出身者であった。



そうさなあもう40年も前のことである。であるからとうぜんこの話はあとになって聞いたのであるけれども、そのときわたしはなぜか細川俊之ヤラシー!! と思ってしまったのである。それ以来、ダンサーと結婚する男というのはすべからくヤラシーと決めつけている。というわけで中居正広おまえもか、な感じなのである。



さらに武田舞香はプロ彼女顔負けに気をつかっているらしい。



《芸能関係者が打ち明ける。

「出会ってすぐに仲よくなって…。交際間もなく一緒に暮らし始めたんです。もう6年以上にはなるかな。念のためか武田さんは中居さんの自宅マンションから目と鼻の先にワンルームマンションも借りています。中居くんへの部屋の出入りもエレベーターには一緒に乗らないなどいまだに徹底しているようですね」》(「NEWSポストセブン」2017年3月17日配信)



ちょっと待て芸能関係者。「もう6年以上にはなるかな」とはこれまた2人の関係をずいぶん前から知っていたような口ぶりではないか。まあそれはひとまず置くとして、こうした付き合い方であれば“夜帰ってきて部屋の窓に灯りがついているのを見るといやな気分になって戻りたくなくなる”とか“DVDと結婚とどちらを取るかといわれれば間違いなく前者”という独特の心理をもつ中居正広でも受け入れられるであろうと思う。



え? 部屋の灯りだとかDVDだとかのお話は交際を隠すためのカムフラージュ? 通りがかりのあなたはそうおっしゃいますか。そうですか。しかし、はじめてお言葉を返すようですが、この2つのエピソードは実際に中居正広のなかにある性向には違いないのではありませんか? むしろ武田舞香の存在はこうした極端な性向を堂々と口にできる強さの裏付け、保証みたいなものになったのではごじゃいませぬか? これで嫁がこなくなっても武田舞香がいる。



さてそもそも中居正広と武田舞香が交際しているという情報はどこから漏れていたのであろうか? これはジャニーズ事務所に間違いないと思う。以前から中居正広自身が事務所に報告してあったのかもしれぬ。このあたりは香取慎吾の“20年愛”と同じ事情であろう。



《そんななか、同じ元SMAPメンバー・香取慎吾の、恋人との交際期間は6年どころではないという。



「香取にはもう20年近い交際を続けている2歳年上の一般女性がいます。3月14日発売の『週刊女性』によると、一時期はマスコミの目を避けるためにハワイで暮らしていたようですが、今は香取と一緒に住んでいるとのこと。また、まもなく元SMAPメンバーの独立が噂されていますが、もしそうなれば香取は同時に、結婚に踏み切る可能性が高いようです」(前出・芸能記者)》(「アサジョ」2017年3月15日配信)



つまりいくつになっても結婚が許されないのなら恋人ぐらいは認めてもらわないとね、といういじましい諒解が事務所とのあいだにあったと思うのである。たぶんこちらも近々の結婚が噂されている草彅剛にしても。



そのいじましい共有の秘密を、ジャニーズ事務所は今回いきなり仲よしの『女性セブン』からぶっ放したのである。なぜか? まず第一に独立が目前の中居正広に対して、こちらはいろいろ知っているんだぞ、というブラフ(bluff=はったり、こけ脅し)をかけるには、軽すぎもなく重すぎもなく(報復の暴露、泥仕合に発展する可能性が低い)ちょうどよかと。第二にどうせ出ていくヤツなのであるからジャニーズへの影響、ジャニーズの掟(1グループ1ウエディング)などは考えなくてもよい。



そして第三がこれがもっとも大きな理由だと思われるのだけれども、続発するスキャンダルの目眩ましである。いま現在、この中居正広“熱愛”報道に隠れて息を潜めているスキャンダルがいくつもある。



ひとつはNEWS・小山慶一郎(32)のアイドルグループ・放課後プリンセスの候補生(当時)太田希望(25)との交際疑惑やら温泉旅館借り切り乱痴気疑惑やら。もうひとつはKis-My-Ft2・横尾渉(30)の元カノ&今カノとの証拠写真の流出。さらにはジャニーズJr.内のSixTONES・京本大我(22)の出張マッサージ店での暴行疑惑というオトナっぽーいものまである。



とくに京本大我は『FLASH』(2017年2月21日発売号)で「被害女性が一部始終を号泣告白」しているのでおいそれとは逃げられない状況にある。暴行の内容も悪質で酷い。これらから目を逸らさせるために中居正広と武田舞香の交際がリークされたのだと私は思う。少なくともジャニーズ事務所の承諾がないかぎり『女性セブン』がこれを書くことはない。



さてさて、ようやく最後の問題。で、中居正広と武田舞香は結婚するのか? 私は結婚しないと思う。ジャニーズ事務所からの独立を目前に控えて、これからは仕事面での勝負になるのである。結婚するとしてもそれがひと段落してからになるのはあたりまえではないか。とりあえず中居正広は現状で不便を感じていないようだし。



さらにことのきっかけがジャニーズ事務所からの情報リークというのも中居正広にしてみればスッキリしないはずだ。バレたから結婚します、バラしたのはジャニーズ事務所です、などとは絶対に許せないであろう。



最後にもうひとつ、やはり中居正広の「我」が結婚への足を引っ張っているような気がする。中居正広にもキレッキレのダンサーの彼女がいてヤラシーヤツだとはわかったけれども、それがオープンになったとてDVD愛が消えるわけがない。いや、つまり自分だけの勝手気ままな誰の視線もない暮らしがイチバンだと感じているといいたいのである。できればこのままの関係を続けていけたら、と願っているはずだ。



もう少し時間が経ってからの、いままで通りの別居婚。たぶんこれで間違いない。ほんとうは結婚などしないに越したことはないと私は思うのだが。(了)


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2017年3月19日日曜日

大久保佳代子の、ブスで厚かましいからこその商品価値



【密かに“パチンコ長者”だった倖田來未】『リアルライブ』(2017年3月18日配信)という記事があって、「倖田來未(34)とパチンコ」とは「ジュン&ねね」、「ヒロシ&キーボー」くらいの名コンビではないか、と思いながらつい目を通したのである。「ヒデとロザンナ」は向日性の感じがするのでちょっと違う。わかる人だけわかればよろし。



《「倖田の機種は07年に1台目が発売されたが、今年2月に発売された『CR倖田來未5』で5台目。これまで数々の有名歌手たちがパチンコ台を発売しているが、5台目まで行ったのは倖田のみ。パチンコ台のロイヤリティーだけで1億円以上を稼いでいるのではと言われている」(パチンコ業界関係者)

—〈略〉—

「ファン層のマイルドヤンキーがパチンコ店に足を運ぶ客層とかぶったのがヒットした理由。おそらく、この先も新機種が発売されるのでは」(同)》



というお話であった。やはり「來未&パチンコ」は相性抜群、ただそれだけである。なあんだそんなことか、と視線をウロウロさせていたら「関連記事」に【女性タレント 飲み会派閥最新情報】というのがあり、またつい覗いたのである。しかし覗いてから気がついたのだが、これは2013年7月17日配信の記事であった。



こんなバカなことでまたバカな一日が潰れていくのかと思っていたらさらにこの「関連記事」の「関連記事」として「大久保佳代子の男を落とすマル秘テク!」という見出しが出ていて、性懲りもなくまたついつい開いてしまったのである。なにしろ2013年7月12日配信の記事である。みなさんすでにご承知かもしれない。



その「マル秘テク!」は“6点タッチ”とかいうもので、「合コンでトイレに立つ際、狙った男性のうしろを狭そうに抜けるときに使うのですが、わざと腕・肩・背中にぶつかりながら、頭・肩・腕を触るという高等テク」だそうである。苦しい。なんとか男を捕まえているふうに見せたかったのはわかるけれども、いま振り返ればたいへんわざとらしいつくり話である。



同じ記事に「アラフォー不美人の“性欲強いキャラ”が、ウケているわけだが」とあるから、その強い性欲を私はこうして発散させている、ということなのであろう。男からするとそれはたいへん不快である。男はこんなものではなびかないし、そもそもたいへん申しわけないけれども大久保佳代子は実際にそこに存在していたとしても視界にすら入ってこないたぐいの女なのである。そんなヤツに頭だとか肩だとかをさわられても心霊現象かと思うだけだ。



そういえばむかし学生だったころコピーライターの仕事があると誘われて実際は街の小さな印刷所でアルバイトをしたことがあった。1階に印刷機械があって主にチラシやタウン誌などを1日18時間ほど刷っており、われわれ制作班はその機械の真上の小部屋が仕事場であった。



なにしろ木造建物だったので機械の熱が上がってきて暑くてたまらないなか、「夏だ!! ボク山族 ワタシ海族、ウチは家族みんなでバーベQ!!」みたいな原稿を書いてはボツを食らっていたのである。



そこに事務兼雑用係みたいな菅原サンというオバサンがいたのである。小柄で痩せぎすで薄幸そうな中年女であった。あるときそこの社員の若い、これも痩せぎすで度の強い眼鏡をかけた武田クンというロック好きの若い男と仕事の帰りに飲みにいったことがあった。



武田クンはふだんから決して明るいほうではなかったけれども、この夜ばかりは尋常ではないほど溜め息をつく。なにかあったのかな、と聞いて見ると、なんと菅原サンと深い仲になってしまったというではないか。あの貧相な菅原サンと。



2人の情事が菅原サンの旦那にバレているわけでもなく、菅原サン本人ともこじれているわけでもないらしい。武田クンはただただ、自分のだらしなさを悔いているのであった。酒の上のこととはいえつい誘われるまま安ホテルで既婚の中年女とねんごろになってしまったことに激しい自己嫌悪を感じているのだった。まあ、これも青春という感じではある。



で、少しは気が晴れるかといろいろ話を聞いてやっているうちふとある疑問がアタマをよぎったのである。そして厚かましくも口に出してみたのである。すると武田クンはますます肩を落として「それが上手でさ。よかったのさ」とボソッと答えたのである。菅原サン、大久保佳代子を彷彿とさせるではないか。



しかしここで男と女を逆転させて考えてみる。女から見れば世のなかのほとんどはこの大久保佳代子みたいな男であるわけである。なにかにつけ触りたがりアプローチしたがる。しかもそんな男にかぎって上手だとはかぎらない。女である皆さんはその気色悪さによく耐えておられるなあ、と思う。耐えなければ生きていけないのだからしかたがないといえばそうなのだけれども、なんとかならぬかと他人事ながら思う。



ここで大久保佳代子の人気らしきものの理由である。実は大久保佳代子の人気というのは、そんな気色悪い男どもからの無礼なアプローチに日々耐え続けている女の復讐心を背に、気色悪いアプローチをそのまま男に突き返しているからではないか、という気がしているのだ。ホラ!! 男どもよ。私たちは毎日こんなにイヤな目に遭っているんだぞ、と。正義のブーメラン型ヒロイン。



え? おお、……手厳しいのう。通りすがりの知り合いから、いましがたそれは男から相手にされるレベルの女のいいぶんだろ、という指摘が入ったのである。世のなかには相手にされない女がたくさんいる。トイレにいく途中で触って欲しくても触ってもらえない女も大勢いるのだぞ、と。



うむ、であるからしてそういう女たちにとって大久保佳代子は、こんな私でも男を捕まえられるかもしれないという希望の星、蜘蛛の糸、ブスでも男がつくれるロールモデルであるわけである。であるから大久保佳代子はなにがなんでも男を捕まえているフリをしなければならない。



男の場合は醜くてカッコわるくてバカでも金という別途もうひとつの手づるがある。それに少しばかり背が高かったりすればほとんど鬼に金棒である。しかし女の場合なかなかそうはいかないのである。男女平等など絵空事。少なくとも男はいつもそれを承知していなければならない。と私は思う。私はね。



ともあれ、かくして大久保佳代子はブスとブスでもない女、両方からの支持を獲得しているのである。エラいのかエラくないのか。いや男にとって大久保佳代子を評価するモノサシはただひとつ、大嫌いかそれほどまででもないのかだけだ。(了)



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2017年3月18日土曜日

物語の中でセックスをことさら意味ありげに。村上春樹は知らんが



村上春樹の『騎士団長殺し』発売は2月24日のことであった。おっと間違いた。書籍は「発売」ではなく「発刊」といわねばならぬ。でも、まあ「第1部 顕れるイデア編」と「第2部 遷ろうメタファー編 」というのだから、いつもタイトル回りでなんとはなし意味ありげに取り繕ってきたJ-POP的やりくちも、ここへきてついに尽きたかという感じではある。村上春樹の小説はタイトルでもつ。タイトルがないと中身まで成立しなくなる。看板倒れではなく看板頼り。ファンの方には申しわけない。



『騎士団長殺し』など読みたくもないのだけれども、というか村上春樹の小説はこれまで一篇もまともに読んだことさえないのだけれどもなぜ村上春樹かというと、『騎士団長殺し』、けっこうエッチなことがたくさん書いてあるというではないか。ちょっと読みたい。あ、出てきてしまった。別にこのくだりはなくてもいいのだ。しかしせっかく資料らしいものが出てきたので、こういうことらしい。『エキサイトニュース』(2017年2月25日配信)の“〜を読んでみた”という記事から以下抜粋である。



《17ページ。“妻と別れてその谷間に住んでいる八ヶ月ほどのあいだに、私は二人の女性と肉体の関係を持った。どちらも人妻だった。”
いきなり人妻ふたりと肉体関係宣言。
けっこうベッドシーンが多いのである。

18ページ。“最初に関係を持ったのは、二十代後半の背の高い、黒目の大きな女性だった”。彼女とどのようなセックスをしたのかが語られる。

19ページ。“その次に関係を持ったもう一人の人妻は、幸福な家庭生活を送っていた”。こちらも、どのような関係か語られる。

この後も、主人公はモテまくる。
十三歳の少女とのおっぱい&おちんちんトーク。放浪中の名も知らぬ女性とのセックス。
官能的なシーンと、謎で、物語をぐいぐいと引っ張っていく。

“「とても悪いと思うけど、あなたと一緒に暮らすことはこれ以上できそうにない」”
と、妻が別離を言い渡す。

—〈略〉—

謎は次々と増える。

『騎士団長殺し』を描いた雨田具彦は、なぜ洋画から日本画に転向したのか? 
彼がウィーンに留学したときに何が起こったのか?
谷間を隔てた山頂に住む隣人は何者なのか?
法外な報酬を提示してまで肖像画を依頼してくる男の目的な何か?
深夜、聞こえてくる鈴の音は?

謎、ベッドシーン、美術、謎、ベッドシーン、美術、謎、ベッドシーン。

これは『ダ・ヴィンチ・コード』か?と思うようなサービス満点っぷりだ。》



あらあら、4ヵ月のあいだに人妻ふたりゲットというあたりがすでにモテずの本領発揮である。ベッドシーン、って懐かしい。ともかく、このように現代日本最大の売れっ子作家、村上春樹の作品には「セックス」がいっぱいらしいのである。気になるのはその扱われ方だ。あれでモテ男が主人公という気色悪さはその次。モテ男によるモテ男のためのモテ男小説。別に意味はない。しかし重ね重ねファンの方には申しわけない。



もとい『騎士団長殺し』のなかの「セックス」は『エキサイトニュース』の記事がほのめかしているようにただの読者サービスなのであろうか? それともシーンとして書き込まなければならない物語上の必要があるのであろうか?



読んでいないので村上春樹についてはこれ以上いうことがないけれども、うむ、ただのイチャモンであったのう。すまぬ。だがいまの私たちの物語に果たして「セックス」が意味をもつのか? ということを考えたいわけである。なんだか意味ありげに扱われ過ぎていないか? それともそう感じるのはただこちらがトシをとって鈍感になってしまったからだけなのか?



「セックス」が安易に物語の転換点、あるいは終点に利用されることが多すぎやしませんか、と思うのである。はいはい、恋愛ものだとそれであたりまえじゃんとおっしゃいますか。たしかに恋のサヤあてみたいなテーマならそりゃそうでしょうけれども、たとえば田舎町で生まれ育った主人公の男の子が高校を卒業して都会へ出ていく前夜とかに親しくもなかった女と急に一発やっちゃったりするのは、あれはいったいなんざんしょ。



で、それ以後のシーンでそこのところの意味を追究するのかと思ったらそうでもなくて、振り返ればアレがオトナへのイニシエーションであったくらいの扱い。女の子もそう。そんなようなことでよし子はオトナの階段を上りまして、で終り。なぜよし子かは不明。意味深そうな、思わせぶりな扱いで、それを見せられる側もなんとなーくなにか深ーい意味を示されたんだろーなー、と錯覚したりして満足する。村上春樹作品のタイトル回りみたいなもの。



はいこれでオトナになったつもりのことね、とか人生1回チャラになったことね、とかいうのが多すぎる。今日も言葉づかいがおかしいのう。申しわけない。こみいっていて説明や表現がややこしいものは「セックス」、みんな「セックス」に押し付けてお終い。



あの大島渚の「愛のコリーダ」ですら人間存在への問いかけの核になる部分、えっと、阿部定はなにを懸け願い石田吉蔵はそれにどう応えたか、生きるとはどういうことか、とそこが問題であるはずなのに、過剰な「セックス」というモザイクに隠されてしまう。性描写がウリだったはずなのに、性描写に逃げてしまった。おわかりいただけるであろうか?



であるから、なんでもかんでも押し付けられてはブラックホールのように受容していかなければならない「セックス」は、なにかあまりわけがわからないものであるほうが都合がいいのである。物語に詰まったときには推進力にもなるし。トランプのジョーカーみたいなもので。あ、というより便利屋本舗か。



けれどもそういう扱いはもう止めていただきたいのである。というかここを頑張っていただければもう少し人間理解と芸術の枠を拡げられると思うのだけれども誰かやらぬか。エラそうに。



いうまでもなくこれまでのすぐれた作家たちはもちろん、そういうあまりにも安易な「セックス」便利屋本舗の利用、「セックス」の緩用はしなかったのである。読者への媚としても最低の部類であるとして嫌ってきた。



それは正しいし、ここまでグズグズインフレ気味になってきた「セックス」便利屋本舗のあり方に対抗してまったく性描写を排除してしまうという方向も、いまなら意味があると思う。



しかし人間全体を見ようとすればそこには「セックス」があるのである。最終的にはやはり無視し続けるわけにはいかない。で、「セックス」とはなんぞやというお話になる。はしょってきた。



思い出されるのはフロイトだ。ジークムント・フロイト。「セックス」、そして「性」そのものではなくて人間心理のあり方や働きの理由を「性」に求めてそこを追究した。つまりフロイト的な考えは上層に社会生活なりなんなりがあって、それに下層から糸を引いているものが「性」であるという垂直の構図を描く。あ、ここで「性」といっているのは本能のことで「セックス」といっているのは性行為のことである。



で、それは蒸し器おっと間違いた(by荒木経惟)無意識の世界でのことであるからなにがなんだかの部分が多く、「セックス」が便利屋本舗であり続けるにも都合がいい。いま考えてみればセックスを「死と再生」とかいってみたりしたのは、あれはいったいなんだったのかという気もするっしょ。



「性」のあり方が無意識を通して行動も支配するというのであるから実際は逆なのだけれども、そして「性」と「セックス」の混同もなんのその、気分は上下、王様はボクだ家来はキミだー(by筋肉少女帯「踊るダメ人間」)と、いわれのないパワハラまで「セックス」は受け続けてきたのである。「セックス」は世間付き合いよりも下等なおこない。



上下、これがよくないのだ。同じ人間のことなのであるから同一平面、少なくとも裏と表くらいにはしてもらえんかのう、と思う。たとえば“荒々しい”とか“弱々しい”くらいにしか表現されない「セックス」が食事くらいの語彙を獲得するまで、裏側、月の裏側ということでもいいから上下はやめていただきたい。



食事のアレコレを語られればその人物のおおまかなイメージは描ける。「セックス」を語ればその人がわかるとまでいくのには、……ムリか。やっぱり。“私、「セックス」グルメの渡部建です”みたいなヤツが出てきてアレコレ講釈を垂れられても気持が悪すぎる。いまでさえ気色悪いのに。「セックス」、つまりベッドが食卓と肩を並べる日は遠い。



しかし、なんでもかんでも「セックス」に押し付けてそれで事足れり、あるいは意味ありげに装う時代はもうとっくに終わっていることは確かなのである。なんとかしていただきたい。そして書くならR指定でもいいから、まずはふつうの「セックス」をふつうに描いていただきたい。どうせモテず男に詳しいことはわからないだろうし。(了)


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2017年3月17日金曜日

ジャニーズを彼氏にしたければ、SNSは捨てないとね



『女性セブン』(2017年3月16日号)で報じられた中居正広(44)と武田舞香(32)の交際が6年間も発覚しなかったのは



《武田は中居の部屋に出入りする際も決して一緒に乗らず、さらには、中居と交際しているような“証拠”を残さないためか、フェイスブック・ツイッター・ブログなどのSNSを一切利用せず。徹底してプライベートを隠し通したこともあり》(原文ママ)

だったからだそうだ(「リアルライブ」2017年3月16日配信)。こうしたSNSからの情報の流出について『リアルライブ』はさらに芸能記者のコメントとして以下のように言及している。



《ジャニーズ事務所の幹部が最も嫌うのが、タレントの交際相手がSNSで交際をひけらかすこと。それをやると、そのタレントのファンからも“総攻撃”を食らうことになる。逆に、武田のように徹底的に交際を秘匿し、さらにはタレントに尽くしているような女性は事務所の幹部からもファンからも好まれる》



そりゃそうだ。『ビジネスジャーナル』(2017年3月16日配信)にはこんな記事も載っていた。一部抜粋しよう。



《今回交際疑惑が浮上したのはKis-My-Ft2・横尾渉。元彼女、現在の彼女とされる女性たちのSNSなどから交際している証拠と思わしき画像が次々と発見されている。

元彼女のほうは以前アップしていたブログの画像と、横尾がテレビで紹介したものとが一致したことから発覚。また交際中とされる女性は、横尾の愛犬と思われる写真をアップし、さらに「この先の仕事のスケジュール全部送ってくれて、先に寝てたら後ろから強い力でぎゅーってしてくる可愛い彼。惚気ばっかりやぁ」などとツイートしていたという。

「SNSを通じてのスキャンダル発覚は、完全に防ぐことは難しいかもしれません。いくら気をつけても相手がいることですし、今後も同様のことは続くでしょう。芸能人たちからすれば、堪ったものではないと思いますけど」(芸能記者)

このような例では、同じグループであるKis-My-Ft2の宮田俊哉が思い起こされる。宮田は一夜をともにしたという女性が撮影したホテルらしき場所でベッドに寝転がった姿や会話する音声動画が流出した。しかもその後、実は宮田のファンではなく他のジャニタレのファンだったことも発覚。宮田にとっては踏んだり蹴ったりの事件だった。

「この時、この画像をネット上にアップした女性へインタビューを『週刊女性』(主婦と生活社)が行っており、アップした理由を聞いたところ『ヒマだしアップしてみるか、くらいの軽い気持ち』という衝撃的なものでした。事務所としてはどのようにスキャンダル対策をしていいのかわからなくなりますよね(苦笑)」(芸能ライター)》



宮田俊哉(28)、鼻がデカイ。もとい、なかなかのスキモノである。自分のファンの子たちには手を出しません、ってか? まさか。たぶんこれがいまのジャニーズ事務所のあたりまえの風景なのであろう。



解せないのは、みなさん自分とタレントとの関係をなぜわざわざSNSに上げるのか? ということである。あてつけというなら話は別だが、みなさんこっそり自慢している感じである。どちらにしろSNSに上げればバレる可能性はとうぜんあるし、バレれば関係続行はもう不可能だろう。もちろん相手にも大きな迷惑がかかるし、それは自分に跳ね返ってくるかもしれない。わかっているはずなのにどうしてそれをやる? バカなのか?



上げた女としては「ヒマだしアップしてみるか、くらいの軽い気持ち」だと最後にはある。そうだろうなあ。相手が一般人の場合と違って芸能人だとバレれる確率は格段に跳ね上がる。しかしその実感がないから「軽い気持」でやってしまう。いわゆる友だち同士の恋バナのようなものだ。懐かしいなあ小堺一機(61)。ぼうやトッちゃん(notトッちゃんぼうや)。



ああ、だから逆に一般、素人の世界ではどんなことになっているのかと考えるとそれだけでもうかなりゲンナリする。手切れ金よこせと喚いていた愛人にずっと以前から旦那がいたことが発覚!! とか、ほんとうは名前から経歴まですべてウソで固めていた!! とか。実は一卵性双生児だったとか。



おお、こうして書くと現実よりもSNS空間のほうがなんとなく“リアル”なものに感じられるではないか。こちらのほうが真実に近いという錯覚。たぶんこんなふうにしてどんどんSNSに取り込まれていくのである。SNSはかくして単なるコミュニケーションツールから生存領域(=domain)にまでその存在を拡げたのである。



一方、人間の最も基本的な欲求は食欲(生命維持)・性欲(繁殖)・関係欲(群れる、コミュニケーションする)の3つだといわれる。いま関係欲に応えているのはSNSだ。性欲に頑張っているのはジャニーズ。食欲に頑張っているのは渡部(人でなしの)建(44)。



これは以前にも書いているけれども、ソーシャルメディアがあるから人は何十年もひきこもっていられるのである。外部との連絡を一切遮断してしまえばそんなにこもってはいられないはずだ。それは彼・彼女にとって世界を奪われたに等しい。



SNS依存ということがいわれる。しかしこの議論はただネット上のコミュニケーションにのめり込みすぎて困る、というだけではなくて、人という存在のあり方にSNSがここまで深く入り込んでいるとうことにこそもっと注目しなければならないと思う。たとえば人を自殺にまで追い込むネットイジメもこう考えなければ理解できない。



さらにSNSを生存領域としているがための奇妙な世界観が続々生まれている感じもするし、先祖返りしたみたいな主張が何度も何度も繰り返しもちあがったりする。いってみれば私たちはパラレルワールドの住人が跋扈する世界に生きているのである。もはやなにが起こっても不思議ではない。事態は深刻。問題の本質はここ。



そういえば田原総一郎(82)は整腸剤のせいで放屁が止まらないらしい。彼女(81)がいるといっていたのに。まあ、老いらくの恋なんてこんなものだわね。もとい、そんな風に考えてくると“ソーシャルメディア”といういい方、“すでにそのものが社会になっているメディア”とも受け取れて、実によくできたネーミングである。というか示唆的である。



でもって、こんなふうにソーシャルメディアにすっかりからめとられてしまっているので、ついつい私の男自慢、女自慢もしたくなってしまうわけである。外部との連絡を遮断された部屋みたいな自分のなかに住んでいる人も誰かに何かを伝えたい、そしてかまってもらいたい。そんな基本的な欲求には逆らえないのでSNSに喋ってしまう。人は孤独。



であるから、SNSからのスキャンダル漏れはこれからも必ず間断なく続くのである。本能だから抑えることはできない。そうなの。本能でセックスはするけれどもそれは仲よしということでもコミュニケーションでさえもない。



そこが住所なのだから、とくにヤリサカ世代にはどうしても、なにがなんでもSNSが必要なのである。だから繰り返しになるけれども、スキャンダルが漏れるのはまったくもって理の当然なのである。ヤリサカ世代? やりたいさかりのお年頃ってことだわよ。(了)



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2017年3月16日木曜日

少女の心がわかるジャニー喜多川の天才性は、認めざるをえぬ



「ジャニーズ大運動会 2017」が開催されるんだと(byケーシー高峰)。ときは4月16日、ところは東京ドーム。下の一覧でおわかりいただけるように、ジャニーズの運動会はときどき名称や競技内容を変えて1996年から2004年まで毎年開催されてきた。そのあとは飛び飛びに3回しか開催されていない。なので、チミはいったいなんでいまごろこんなところに? な感じはある。



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[ジャニーズの運動会開催記録](Wikipedia)

1996年10月10日「ジャニーズ ALL STAR スポーツ夢の祭典」

1997年10月10日「ジャニーズ野球大会 in TOKYO DOME」

1998年10月25日「ジャニーズ大運動会'98」

1999年10月10日「ジャニーズ&オールスタードリームマッチ1999 in 東京ドーム」

2000年10月8日「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」

2001年10月7日「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」

2002年10月13日「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」

2003年10月12日「ジャニーズ体育の日FAN感謝祭」

2004年11月12日「ジャニーズ選抜スター野球大会 ~今僕たちにできること~」

2009年12月13日「ジャニーズ選抜大運動会」

2011年5月29日「Marching J ジャニーズチャリティー野球大会2011」

2016年4月13日「"東京ドームに全員集合"みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会」


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最初に思い浮かぶのはジャニー喜多川(85)のご尊顔である。これはジャニー喜多川翁へのみんなからのプレゼントなのではないか、と。みんなでおじいちゃんを喜ばせてあげましょうよ。冥土の土産に。



去年行われた「"東京ドームに全員集合"みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会」のほうが、さも少年野球チームからジャニーズを育て上げたジャニー喜多川が喜びそうな企画だったのではないか、と思いきや、実はあまりそうではなかった。年長者が中心だったのである。にもかかわらずSMAPの姿がなかったのが思い出されるのう。



《所属する豪華アイドルたちが、近藤真彦“監督”率いる『J.Red』と、少年隊・東山紀之“監督”率いる『J.White』のグループに分かれ、観客4万5000人を前に熱戦を展開。結果は、8対6で『J.Red』が勝利した。

いきなり一回表で『J.Red』が6点先取するも、『J.White』もV6の坂本昌行のホームランによって2点を奪い返す。続く二回・三回表は『J.Red』を無得点で抑えると、三回裏で同点に追いついた。流れを変えようと『J.Red』監督の近藤は、ピッチャーを中山優馬からKAT-TUNの亀梨和也にチェンジ。》(「オリコンニュース」2016年4月13日配信)



ジャニー喜多川おじいちゃんを喜ばせるにはイマイチのメンバーである。もっと若くなければ。で、今回の「ジャニーズ大運動会 2017」は下記の通り。もともと「大運動会」に「年長のタレントは基本的に参加しない(ゲストとして1、2名参加する場合あり)」(Wikipedia)のである。



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【ジャニーズ大運動会 2017・出場予定者】(「音楽ナタリー」3月15日配信)

今井翼(タッキー&翼)

中丸雄一(KAT-TUN)

Hey! Say! JUMP

Kis-My-Ft2

Sexy Zone

A.B.C-Z

ジャニーズWEST

中山優馬

Mr.KING

Prince

HIHI Jet

東京B少年

SixTONES

Love-tune

Travis Japan

ジャニーズJr.


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で、チミはいったいなんでいまごろこんなところに? と改めてまともに考えれば、若手の売り出しであろう。主力の年齢が上がり、アイドルとして本来中心となるべき年代の層、10代半ばから20代前半が非力なのである。しかもここは最も競合から攻め込まれやすい激戦区でもある。



それにしても「HIHI Jet」、や「Travis Japan」などというネーミングもジャニー喜多川翁のしわざなのであろうか? もしそうだとしたらあまりの若々しさに驚く。「Sexy Zone」、「Hey! Say! JUMP」、「Kis-My-Ft2」まではなんとなく英語が達者なお茶目オジジの感じがあるけれども。



さて若手の売り出し、主力の若返りが急務だとして、それがいまさら「ジャニーズ大運動会」かよ、というお話である。つまりアイドル男子のロールモデルは十年一日のごとくかわらないのね? それでいいのね? とイチャモンをつけたい気持と、その前にタレントの育成・管理をもう一度しっかり見直すなどやることはいろいろあるでしょ、という憤りがある。干すだの潰すだのという脅し文句でしか維持できない事務所なら若手の売り出しなどおこがましい話ではないか。



《ジャニーズ全体の近未来が盤石かというとなかなかそうはいかない。


「ジャニーズには全盛期、全国から1日に1000通にも達する履歴書が届いていました。それをジャニーさんが独占的に見てスカウトしてきたのです。それがめっきり減って5分の1。ま、時勢もあるにせよ、SMAP解散のごたごたを見た親御さんが息子を預けられないと引いていることに加えて、すでに『ジャニーズJr.』に子供を送りこんでいたお母さん方が辞めさせたいと申し出るケースもあると聞いています」(芸能デスク)

そういう話をそのままジャニーズ事務所にぶつけると、

「そのような事実は全くありません」

 と答えるが……。》(「週刊新潮」2017年3月9日号 掲載)



なかなかマイルドな書き方である。すでに世間では、いい思いをするのは親分だけという芸能界の半アウトサイダー的な体質に嫌気がさしていて、その筆頭にジャニーズ事務所も数えられているのである。売り物を粗末にし、買ってくれる客の気持も無視する業界というのは、いまや芸能界くらいなものであろう。そのくせカブキ者に代表される、芸能の核にあるべき非日常性はていねいに削り落してくれる。



ジャニーズ事務所がこれからも芸能界の覇者であり続けたいなら、「親分とその他大勢」という、いわゆるワンマン経営以上に前近代的な組織構造から変えていかなければならないのだと思う。



うむ。もうひとつの問題、アイドル男子のロールモデルは十年一日のごとくかわらないのね? それでいいのね? である。これは女の子の好みはそんなものなのよ、といわれてしまえばそれまでである。そんなものというのは、スポーツが上手でどこか不良っぽく、少々貧乏くさい感じ。これがジャニーズが巧まずしてカタチづくってきたロールモデルだと思うのである。申しわけがないのう。



簡単にいってしまえば俊敏・チョイ悪・貧乏である。童顔・巨乳・アニメ声という男から見た女子人気の王道と較べると外見ばかりではないところが微笑ましい。将来的に強者の側に立ちそうばかりでもないのにも、思わず深くうなずく。女の子は男よりもプラトニックというべきか。「女はいくつになっても女の子」の原点はここにあったのかセニョリータ?



おお、つまりこれではオールウェイズ女の子たちはほんとうにアイドル男子と疑似恋愛をしているらしいことになるではないか。うむ。そう考えると、ここの部分ではやっぱ大運動会だよねー、たまらないよねー、グラッチェ! な感じがわかるような気もしてきた。それから企画に一枚噛んでいるに違いないジャニー喜多川の天才性も。(了)


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2017年3月15日水曜日

ジャニーズ怒濤の下半身ニュース連発。なんだか生臭いよー



《「このごろ ジャニーズ 荒れすぎじゃない!?!?!?!」

「最近ジャニーズ恋愛系多いよね。どれも応援しなきゃって思うんだけどやっぱりどこかさみしいな」

「こんなに連続で恋愛系の報道ってでるもんなの? ジャニーズなんかゆるくなりすぎてない????」

と熱愛報道の多さを指摘する声が上がっている。さらに、

「最近ジャニーズのプライベートぶち込まれすぎて頭がキャパオーバーだわこれ」

「自担の熱愛が自分でも驚くほどのダメージでもう本気でジャニからの卒業を考える」(※編集部注:自担とは自分が応援しているタレントのこと)

「櫻井が結婚して嵐さようなら。岡田が結婚してV6さようなら。小山の件でNEWSもばらばら。SMAPも解散し。みんなさようなら」》



『R25』(2017年3月5日配信)の【岡田准一の結婚間近報道に動揺「ジャニーズ荒れすぎ」】と題された記事で紹介されているファンのツイートである。ちなみに岡田准一(36歳)と宮崎あおい(31歳)の結婚は不倫交際を経ての“略奪婚”ということになる。



またこの3月5日の時点でいわれている「小山の件」とは「放課後プリンセス」の見習いユニットに在籍していた太田希望(24歳)と小山慶一郎(32)のスキャンダル疑惑で、このあとさらに3月14日には『ディリーニュースオンライン』と『サイゾーウーマン』が小山慶一郎の旅館を借り切っての大人数乱痴気騒ぎ疑惑を伝えている。しかもそのときの音声ファイルが流出しているというから穏やかではない。



《「音声ファイルは、大勢の男女が大騒ぎする中で小山と酷似した声の男性が『王様ゲーム』の参加を呼びかけるもの。過激な内容を連想させる言葉もある。さらに『絶対内緒なんですけど~、ツアーが決まってまして。卵型のエッグでやるんで。よかったら皆さん水道橋にお越しください!』と本来は秘密にしなくてはならないツアー情報を漏らしている。この音声は『合宿』と呼ばれる飲み会で収録されたとされ、真偽不明ながら『小山は年に1回は20~30人で旅館を借り切って乱痴気騒ぎをしている』との情報が噴出。昨年も女性30人を集めて『お泊り密会』をしていたという話が出ています。単なる匿名アカウントの暴露なら『アンチの妄想』で片づけられますが、音声ファイルの流出でファンも無視できない状況になっている」(週刊誌・芸能担当記者)》(「デイリーニュースオンライン」2017年3月14日)



ジャニーズ、まさに目を見張るご活躍である。ホラホラあんたたち!! “ジャニーズの掟”が人権無視で可哀想だなんだいうけどさ、野放しにしておいたらこんなもんなんだよ!! というメリー喜多川の毒づきが聞こえてくるような気持さえする。



そう、ジャニーズ事務所は振れ幅が大きすぎるのである。アタマごなしに問答無用の大禁圧から、手綱をゆるめると一気にやりたい放題、大乱交まで。あ、大乱交とは誰もいっていないか。失礼つかまつった。



つまりジャニーズ事務所は禁止項目を掲げ、違反者には罰則を与えるだけでプロとしての自覚や責任、人としてのモラルの育成にはほとんど手をかけていなかったように見えるのだ。だから最近になって甘さが出てくると、ずさんになった取り締まりのスキをつくならず者のようにゴシップやスキャンダルが一気に噴出する。



ゆるんだジャニーズは、いってしまえば簡単にステージに上がりすぐにスキャンダルを起こしてはまた簡単に消えていく、いわゆる下流のアイドル女子たちとあまり変わりがない。



禁止して守れなければ処罰するだけという事務所の態度はジャニーズだけにかぎらない。おそらくはむかしからほとんどがそのようにしてやってきた。それがあたりまえなのである。タレントの育成といえば芸能スキルの養成であって、人格の寛容はそれぞれの家庭や先輩や学校などに大雑把に任せられてきた。大雑把というのはそこに明確な役割分担があるわけではないからだ。しかしこれではあまりに中身がなさ過ぎる。魂がないんじゃあああ!!(by大仁田厚)



しかしほぼほぼ家庭というものは機能しなくなってきているし、学校の権威と信頼は地に堕ちた。倫理教育などに手を出してほしくない。そして子どもたちの欲望はよりリアルに描かれるようになっている。有名になってモテたいから頑張る → モテてあんなこともこんなこともしたいから頑張る、という感じ。



結局ジャニーズのだらしなさは日本のいま現在の姿そのままなのである。そこに登場する当事者たちがスターであること、しかもいまやブラック企業のレッテルを貼られつつあるジャニーズ事務所に所属していることが、それを際立たせ拡大してみせてくれている。



この先をもう少し続けようかと思っていたけれども虚しくなった。



ペテン師にすぎない自称教育者とそれに癒着するエセ政治家と、そのエセ政治家を断罪できない社会のなかでモラルだのなんだのといっても滑稽なだけではないか。まったく不毛。小峠英二(40)は無毛。板東英二は植毛(76)。エマ・ワトソン(26)は陰毛の枝毛防止にオイルを塗っているらしい(「アサ芸プラス」2017年3月12日配信)。ああつまらない。(了)


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