うっかりボンヤリしていた。『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ)でのモザイク大量発生事件である。まるで海水浴場のクラゲみたいな。とりあえず『ビジネスジャーナル』(2017年2月25日配信)からおさらいをしておこう。よくご存じの方にはたいへん申しわけないけれどもスキップをお願いする。
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【めちゃイケのジャニーズ・モザイク事件の真相…フジ、調子に乗りクレーム受け大惨事】
《2月18日放送のテレビ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で、世間をざわつかせた“謎のモザイク”騒動。複数の男性アイドルグループによる「次世代イケメンだらけの大運動会」という企画が放送されたが、会場のセットなどに不自然なモザイク処理が施されていたのだ。
「すでに一部で報じられているように、あのモザイク部分には『ジャニーズ以外だらけの大運動会』というロゴが書かれていました。同番組は2011年にも『AKB48以外だらけの大運動会』と題し、その名の通り“AKB以外”の女性アイドルグループを集めた企画を放送。今回はその男性バージョンとして、超特急やBOYS AND MENなどジャニーズ事務所以外のグループを起用し、タイトルも前回と同様に設定していたのです」(芸能事務所関係者)
しかし、結局オンエアではモザイクが掛けられ、あとから本来のタイトルが発覚したことで、各所で「ジャニーズからフジに“圧力”があったのではないか」との指摘が飛び交った。
「フジ側は圧力説を否定しているようですが、やはりジャニーズからのクレームはあったようです。それ以前に、フジはジャニーズの許可なしに当初のタイトルでやろうとしていて、収録現場では他の事務所スタッフらから『大丈夫でしょうか?』などと心配の声が上がりましたが、フジのスタッフは『全然問題ないです!』と強気だったようです」(テレビ制作会社スタッフ)
そもそも、ジャニーズはなにかと制約が厳しいことで知られているのに、なぜフジはそこまで強気だったのだろうか。その背景には、フジのバラエティ班がジャニーズにつくった“貸し”が関係しているという。
「昨年のSMAP解散騒動で、フジは看板番組のひとつといえる『SMAP×SMAP』を急遽、年末で打ち切ることになってしまった。これはフジ史上でも類を見ないほどの大トラブルだったので、ジャニーズはその後、フジのバラエティに関して何も言えない状況になっていたんです」(同)
その関係で、フジは他局では扱えないSMAPの過去映像を使えるなど、優位に立っていたという。
「しかし、今回勝手に“ジャニーズ以外”というタイトルを使用したことには、さすがにジャニーズも見逃さなかった。出演者も多く、撮り直しも難しかったので、フジもモザイクで対処するしかないといった悲惨な結果になっていしまいました」(同)
フジは“貸し”にかこつけて、少々調子に乗りすぎたようだ。》
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いくらジャニーズ事務所側の都合で『SMAP×SMAP』を急遽打ち切りにせざるを得なくなった経緯があるにしても、「ジャニーズ以外だらけの大運動会」と銘打って、あろうことか競合視する超特急やBOYS AND MENを登場させられてはジャニーズ事務所はとても黙っていられない。ジブンらいったいなんちゅうことをしてけつかんねん(by横山やすし)。
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しかし客観的に見れば、これで「『全然問題ないです!』と強気」になれる雰囲気がもしや業界の一部にでも漂いはじめているのではないか、とも思える。それだけジャニーズ事務所の勢いが衰えているのだ、と。まあしかし、フジテレビの連中のアタマがおかしいといってしまえばそれまでではあるのだけれども。
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モザイクで思い出したのでネット上でのジャニーズタレントの画像使用NGはまだ続いているのだろうか? と疑問になって見てみた。『週刊ザテレビジョン』(3月1日発売号)は中居正広が表紙を飾る、予定であったけれども、しかし中居正広の写真があるべきセンターやや上部はまったくの白地だ。事態は変わらず。今年『週刊ザテレビジョン』は「創刊35周年イヤー」らしいのに。それでも『TV Bros.』や『CUT』のグレー塗りつぶしよりはすっきりこん。これらのグレーは抗議の意味でわざと汚くしているのであろうか?
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雑誌の表紙をあれこれ見ていてようやく気がついたのだけれども、2013年ごろの表紙にはジャニーズ所属タレントの写真がふつうに使われているのである。そういえばそうだったよなあ。SMAP5人の顔が大きく切り抜きレイアウトされているものまである。とうぜんのことながらこれらの古本がヤフオクにもたくさん出品されている。いやあすっかり忘れてしまっていることは多いものじゃのう。
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それにしても、いつからどんな理由でデジタルがNGになったのか知りたい。ジャニーズ事務所は、いまやネット上でのジャニーズタレントの画像や文章などの無断使用を監視する専門の子会社「株式会社アートバンク」までもっているというではないか(「日刊サイゾー」2009年5月25日配信)。
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もとい。フジテレビは「少々調子にのり過ぎた」とはいわれるけれども、やはりそこにはそこはかとなく調子に乗せる雰囲気はあるのである。櫻井翔(35)と小川彩佳(32)の交際報道に対してもジャニーズ事務所は「親しい友人の一人です」となんとも気弱なコメントしかしていない。親しい友人なら一緒に食事をしようが飲みにいこうがそりゃあたりまえってわけで事実上の公認である。
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森田剛(38)、二宮和也(33)、松本潤(33)の交際・女遊びについても静観。元SMAPのマネージャー飯島三智(59)の新事務所にも静観。あ、ここでいう「静観」というのはマスコミを動員してのイメージ操作などがほとんどみられないということである。さらに以前のジャニーズ事務所であればよからぬ暴露話の可能性がある葵つかさ(26)など容赦なく叩き潰されているはずだけれども、そうでもない。これではジャニーズ事務所・1である。テンイチ、セブンスター・1。ニコチン量最少0.1mg。
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おお、これらにふれて『デイリー新潮』(2017年3月12日配信)が【嵐・櫻井の熱愛報道、弱まるジャニーズの情報統制 SMAP“公開処刑”が影響か】という記事を書いているではないか。一部を抜粋しよう。
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《ここ最近、ジャニーズ事務所に所属するメンバーの色恋沙汰が世間の耳目を集めている。もう分別盛りに近いのだからという物言いがあるものの、その背景について、芸能記者の面々の言葉を借りれば、 「ジャニーズ事務所の情報統制が弱まっている」
ということになる。
—〈略〉—
直近の櫻井(35)&小川アナ(32)を題材に、その実際について述べて行くことにしよう。
—〈略〉—
「ジャニーズ事務所側は、かなり早い段階で、各局のワイドショーやスポーツ新聞各紙の芸能担当デスクに連絡を入れている。“この件は絶対に後追いはしないでくれ”と、いつものお願いをしてきました」
それというのも、このお願いが威力を発揮してきたからだ。
「例えばテレビ局に対してはタレントの番組出演辞退を、雑誌社ならば同じ社内の他のメディアで展開している連載の中止をちらつかせるなどの強硬な態度で、所属タレントのスキャンダルを潰すのが通例でした」(芸能記者)
しかしながら、
「今回ばかりは勝手が違って、各メディアのジャニーズ担当が交渉を始めると、事務所側の態度が軟化していきました。彼らはもしも今回、櫻井のスキャンダルを各社に報じさせなかった場合、“またジャニーズがメディアに圧力をかけた”と捉えられるのではないかと、ややもすると(逆に)事務所側にプレッシャーをかけていました」(同)
「やっぱり……」
と、ジャニーズの事情を知る芸能プロ幹部が続ける。
「昨年1月、SMAPのメンバーがフジテレビの『SMAP×SMAP』で行なった公開処刑然とした謝罪が影響していますね。もとの中居くんの提案はああいった深刻なものではなかったんですが、メリーさん(喜多川副社長)の鶴の一声で覆ったようです。それがキムタク以外の4人に屈辱を味わわせたと多くのファンの目に映ってしまった。メリーさんは、そんなことは歯牙にもかけていないのですが、事務所は世の風を気にしている」—〈略〉—》
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問題はこのジャニーズ事務所テンイチ状態が一定の期間で終わるのか、それとももう後戻りのできない一方通行の道をたどっているのか、である。私は後者を取る。ジャニーズ事務所はもう2度とかつての強大な影響力を取り戻すことはできない。なぜなら芸能界、マスコミなど業界も世間も、ジャニーズはとうとう力を失ってきたという明確な認識をもってしまっているからだ。
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よくいわれていることだけれどもいったん落ち目のレッテルを貼られるとそれを剥がすのはたいへん難しい。しかもとりわけ芸能界は100%イメージの世界である。イメージしか売りものがない。ここでは言葉通り“イメージは現実になる”のである。となると、とうぜん視聴者の目はより目新しく若々しく見える超特急やBOYS AND MEN、韓国勢に向く。しかも改めていうまでもなくメリー(90)&ジャニー(85)のBloody Siblings(血まみれ姉弟)の先行きは短い。となるとジャニーズ事務所はこのまま沈んでいくのが自然、と思えてならないのである。
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突然だけれどもモザイク、ボカシ、色ベタに呑み込まれる夢を見た。自分NG。恐ろしか。(了)
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