「ジャニーズ大運動会 2017」が開催されるんだと(byケーシー高峰)。ときは4月16日、ところは東京ドーム。下の一覧でおわかりいただけるように、ジャニーズの運動会はときどき名称や競技内容を変えて1996年から2004年まで毎年開催されてきた。そのあとは飛び飛びに3回しか開催されていない。なので、チミはいったいなんでいまごろこんなところに? な感じはある。
*
********************
[ジャニーズの運動会開催記録](Wikipedia)
1996年10月10日「ジャニーズ ALL STAR スポーツ夢の祭典」
1997年10月10日「ジャニーズ野球大会 in TOKYO DOME」
1998年10月25日「ジャニーズ大運動会'98」
1999年10月10日「ジャニーズ&オールスタードリームマッチ1999 in 東京ドーム」
2000年10月8日「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」
2001年10月7日「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」
2002年10月13日「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」
2003年10月12日「ジャニーズ体育の日FAN感謝祭」
2004年11月12日「ジャニーズ選抜スター野球大会 ~今僕たちにできること~」
2009年12月13日「ジャニーズ選抜大運動会」
2011年5月29日「Marching J ジャニーズチャリティー野球大会2011」
2016年4月13日「"東京ドームに全員集合"みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会」
********************
*
最初に思い浮かぶのはジャニー喜多川(85)のご尊顔である。これはジャニー喜多川翁へのみんなからのプレゼントなのではないか、と。みんなでおじいちゃんを喜ばせてあげましょうよ。冥土の土産に。
*
去年行われた「"東京ドームに全員集合"みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会」のほうが、さも少年野球チームからジャニーズを育て上げたジャニー喜多川が喜びそうな企画だったのではないか、と思いきや、実はあまりそうではなかった。年長者が中心だったのである。にもかかわらずSMAPの姿がなかったのが思い出されるのう。
*
《所属する豪華アイドルたちが、近藤真彦“監督”率いる『J.Red』と、少年隊・東山紀之“監督”率いる『J.White』のグループに分かれ、観客4万5000人を前に熱戦を展開。結果は、8対6で『J.Red』が勝利した。
いきなり一回表で『J.Red』が6点先取するも、『J.White』もV6の坂本昌行のホームランによって2点を奪い返す。続く二回・三回表は『J.Red』を無得点で抑えると、三回裏で同点に追いついた。流れを変えようと『J.Red』監督の近藤は、ピッチャーを中山優馬からKAT-TUNの亀梨和也にチェンジ。》(「オリコンニュース」2016年4月13日配信)
*
ジャニー喜多川おじいちゃんを喜ばせるにはイマイチのメンバーである。もっと若くなければ。で、今回の「ジャニーズ大運動会 2017」は下記の通り。もともと「大運動会」に「年長のタレントは基本的に参加しない(ゲストとして1、2名参加する場合あり)」(Wikipedia)のである。
*
********************
【ジャニーズ大運動会 2017・出場予定者】(「音楽ナタリー」3月15日配信)
今井翼(タッキー&翼)
中丸雄一(KAT-TUN)
Hey! Say! JUMP
Kis-My-Ft2
Sexy Zone
A.B.C-Z
ジャニーズWEST
中山優馬
Mr.KING
Prince
HIHI Jet
東京B少年
SixTONES
Love-tune
Travis Japan
ジャニーズJr.
********************
*
で、チミはいったいなんでいまごろこんなところに? と改めてまともに考えれば、若手の売り出しであろう。主力の年齢が上がり、アイドルとして本来中心となるべき年代の層、10代半ばから20代前半が非力なのである。しかもここは最も競合から攻め込まれやすい激戦区でもある。
*
それにしても「HIHI Jet」、や「Travis Japan」などというネーミングもジャニー喜多川翁のしわざなのであろうか? もしそうだとしたらあまりの若々しさに驚く。「Sexy Zone」、「Hey! Say! JUMP」、「Kis-My-Ft2」まではなんとなく英語が達者なお茶目オジジの感じがあるけれども。
*
さて若手の売り出し、主力の若返りが急務だとして、それがいまさら「ジャニーズ大運動会」かよ、というお話である。つまりアイドル男子のロールモデルは十年一日のごとくかわらないのね? それでいいのね? とイチャモンをつけたい気持と、その前にタレントの育成・管理をもう一度しっかり見直すなどやることはいろいろあるでしょ、という憤りがある。干すだの潰すだのという脅し文句でしか維持できない事務所なら若手の売り出しなどおこがましい話ではないか。
*
《ジャニーズ全体の近未来が盤石かというとなかなかそうはいかない。
「ジャニーズには全盛期、全国から1日に1000通にも達する履歴書が届いていました。それをジャニーさんが独占的に見てスカウトしてきたのです。それがめっきり減って5分の1。ま、時勢もあるにせよ、SMAP解散のごたごたを見た親御さんが息子を預けられないと引いていることに加えて、すでに『ジャニーズJr.』に子供を送りこんでいたお母さん方が辞めさせたいと申し出るケースもあると聞いています」(芸能デスク)
そういう話をそのままジャニーズ事務所にぶつけると、
「そのような事実は全くありません」
と答えるが……。》(「週刊新潮」2017年3月9日号 掲載)
*
なかなかマイルドな書き方である。すでに世間では、いい思いをするのは親分だけという芸能界の半アウトサイダー的な体質に嫌気がさしていて、その筆頭にジャニーズ事務所も数えられているのである。売り物を粗末にし、買ってくれる客の気持も無視する業界というのは、いまや芸能界くらいなものであろう。そのくせカブキ者に代表される、芸能の核にあるべき非日常性はていねいに削り落してくれる。
*
ジャニーズ事務所がこれからも芸能界の覇者であり続けたいなら、「親分とその他大勢」という、いわゆるワンマン経営以上に前近代的な組織構造から変えていかなければならないのだと思う。
*
うむ。もうひとつの問題、アイドル男子のロールモデルは十年一日のごとくかわらないのね? それでいいのね? である。これは女の子の好みはそんなものなのよ、といわれてしまえばそれまでである。そんなものというのは、スポーツが上手でどこか不良っぽく、少々貧乏くさい感じ。これがジャニーズが巧まずしてカタチづくってきたロールモデルだと思うのである。申しわけがないのう。
*
簡単にいってしまえば俊敏・チョイ悪・貧乏である。童顔・巨乳・アニメ声という男から見た女子人気の王道と較べると外見ばかりではないところが微笑ましい。将来的に強者の側に立ちそうばかりでもないのにも、思わず深くうなずく。女の子は男よりもプラトニックというべきか。「女はいくつになっても女の子」の原点はここにあったのかセニョリータ?
*
おお、つまりこれではオールウェイズ女の子たちはほんとうにアイドル男子と疑似恋愛をしているらしいことになるではないか。うむ。そう考えると、ここの部分ではやっぱ大運動会だよねー、たまらないよねー、グラッチェ! な感じがわかるような気もしてきた。それから企画に一枚噛んでいるに違いないジャニー喜多川の天才性も。(了)
OCN モバイル ONE データ通信専用SIM 500kbpsコース
CMで話題のコスメやサプリがSALE中☆
【DHC】最大70%OFFのSALE開催中!
0 件のコメント:
コメントを投稿