2019年6月18日火曜日

結婚できない男が300万人も。手っ取り早い解消法は戦争だが……




風邪薬を買ってきて1瓶150錠も入って800円しないなんてさすがジェネリックじやねーの、と思っていたら、1日3回、1回3錠も飲まなければならないのであった。そりゃそうだ。むかしみたいに「子どもには2分の1錠」みたいな不親切は通用しない。



で、ベッドに入るとこれが例によってまたよく眠れる。全身にカビが生えてくるのではないかと心配になるくらいよく眠れる。どうして全身にカビなんてことを妄想したのかというと、たぶん子どものころに見たドラキュラ映画で埃とクモの巣だらけの棺から出てくるシーンがあったからだな。



眠っているのか起きているのか。半睡半醒のときにはよく幻覚に囚われる。さきほどは右手のずっと奥の方でザワザワザワザワと人の群の気配がして、それが徐々に近づいてきて耳を聾せんばかりの大音量になった。



言葉にすればズンドコズンドコだが、大のオトナがズンドコズンドコなにかがやってくる!! などと怯えていてはお話にならないではないか、と思うけれども、案外そんなものなのかもな、という気もする。あの世からのお迎えがズンドコズンドコやってきてのう〜。



天井の音も気になる。最近どこかの住戸でリフォームをしているらしく電動サンダーのような音が聞こえることはあったけれども、風邪ひきのいまの私に聞こえてくるのはなぜかドンドンドンという単調な床か壁を叩くような音だ。それがまた次第に間隔を拡げながら大きくなっていく。右手側からの音とミックスしてズンドコドン、ズンドコドン、……。まるで異教の祭りである。



そうこうしているうち、『東洋経済オンライン』(2019年6月17日配信)の【「未婚男性」は未婚女性より340万人超多い現実】という記事が目に留まった。



《どう頑張っても、結婚できない男性が300万人もいます。

実は、未婚男性と未婚女性の人口差は、全年齢合計で約340万人もあります。20~50代に限定しても約300万人、未婚男性が多いのです(2015年「国勢調査」》



いやちょっと待て。だいたい成人の場合、男女ともに8割がたが結婚願望を持っているとされる。つまり2割は結婚したくない派。“結婚できない男性”はこの2割を引いて240万人、とゆーことにする。



あとなにか相殺するものはない? あるよなあ。ひきこもりだ。もうしわけないけれども引きこもっていては結婚できない。オトナの引きこもりはざっくり100万人といわれる。しかしおかしなことに女子の引きこもり例というのはあまり聞いたことがない。男女比がわからない。半々ということにしておこう。ここで“結婚できない男性マイナスひきこもり男性50万人”は190万人ということになる。



190万人かあ。全国47都道府県の人口と照らし合わせると第20位の岡山県が189万9739人(直近の国勢調査の結果と2018年9月末の人口住民基本台帳を基に算出)でほぼ同じ。さすが桃太郎県である。よくわかからないが。



山口県の全員が男になって「結婚したいよう〜」と嫁よこせデモをはじめたりするということを考えるとかなり不気味ではある。



日本の景気がまだよかったころには、それじゃあアジアから嫁さん貰おうじゃないか、というお話になったのかもしれない。しかし、いまどきなかなかそう簡単にはいかない。外タレの世界でも金のない“日本飛ばし”はいまやフツーだし。



じゃあ逆に日本男子190万人に海を渡ってもらうというのはいかがであろう? 中華思想をみならって海外に日本人のタネを播くのである。うむ。日本人の純血などという時代錯誤な考えをお持ちの方々も、それが国土の外でおこなわれる分には寛容だと思うぞ。勝手なもので。



ううむ。なかなかいい考えだ。かつて終戦直後、進駐軍関係者と結婚して海外へ渡った「戦争花嫁」と呼ばれる人々がいたけれども、今度は「不況花婿」である。そこで暮らしてしあわせになれない国ならば棄てて我が道を切り開くしかないではないか。



そしていつの日にか再び手を取り合って第2の日本、NEO JAPANを建国するのだ。日本の漢よ!! 嫁を求めて海を渡れ。キミはユーラシア、キミはアフリカ、キミは南米だ。同胞よ!! いつかまた会おう。私はもう少し寝る。(了)




 † さまぁ〜ず大竹一樹(51)のズラが暑苦しい

 †† 蓮舫(51)のしたり顔をみるとカッパのミイラを思い出す

 ††† 西野未姫(20)と設楽統(46)の口元が同じ。美川憲一(73)も

 †††† ゆりやんレトリィバァ(28)の日本再入国を阻止する方法はなかったのか?




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