ああ、とうとうその日が、……やってきたわけではない。申しわけない。やってきたわけではないが、時計の針は刻々とすすみ、現実は目に見えた変化を示さずとも決して立ち止まることなく前進し続けている、と実感させられる。ジャニーズ事務所社長、ジャニー喜多川（87）がこの６月18日に病院へ緊急搬送されていたというニュースである。
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とうぜんネット上ではこの話題がすでにあちこちで取り上げられていて、ジャニーズ事務所の“これから”が注目されていることを物語っている。しかし肝心の事実関係がまだまったくオープンになっていないので、記事としては薄い内容の第一報どまり。それらのなかでいささかなりとも中身があると感じられたのが（↓）コレだ。
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◆『ビジネスジャーナル』2019年6月19日配信
【ジャニーズ・喜多川社長が緊急搬送、事務所の後継者争い勃発か…ジュリー副社長へ不満充満】
《 ジャニーズ事務所創業者で社長のジャニー喜多川氏が18日に、病院に救急搬送されていたことがわかった。同日に芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄氏が自身のTwitter上で「芸能界に衝撃走る！ ジャニー喜多川氏倒れる！ 容態確認中！」と投稿すると、インターネット上で瞬く間に拡散され、今日になって東京スポーツが事務所関係者も緊急搬送の事実を認めたと報じた。スポーツ紙記者は語る。
「事務所は“ひとまず大丈夫”の一点張りで、具体的な容態については何もわかりません。事務所はテレビ各局やスポーツ各紙に対し、現段階での報道をしないよう求めており、日頃から事務所と付き合いの深い大手マスコミは報じていません。扱っているのは、事務所と付き合いのない東スポや夕刊紙、そこから配信を受けたネットメディアのみです」
ジャニー氏の一日も早い回復を願うばかりだが、すでに87歳と高齢だけに、後継者問題には一刻も早くメドをつける必要があるのは事実だろう。別のスポーツ紙記者はいう。
「今年1月、昨年いっぱいで芸能活動を引退した滝沢秀明が、ジャニーズJr.約300人の育成を担う関連会社、ジャニーズアイランド社長に就任。現在、経営の実権はメリー喜多川副社長の実娘、藤島ジュリー景子副社長が握っていますが、力不足という声も多く、ジャニーさんからの信任があつい滝沢を次期後継者に推す声も多いのは事実です。
ただ、滝沢はまだ子会社を任せられただけで、ジュリーさんを近くで支えることはあっても、現時点ではジャニーズ全体を率いていくには、まだ力不足でしょう。もしジャニーさんの後継者というポジションに就く人間がいるのだとすれば、滝沢が率いるジャニーズJr.たちを全力でサポートしている東山紀之ですよ。なによりも、メリーさんとジャニーさんから絶大な信頼を得ていますから」
また、別のテレビ局関係者は語る。
「ジャニーさんの具体的な容態が事務所から発表されることは、当面はないと思います。そんなことをしても、事務所にとってなんのメリットもないですから。ジャニーさん本人が滝沢を事務所の後継者にしたいと望んでいるのは事実でしょうが、まだ子会社の社長になったばかりで、事務所全体の経営を引っ張っていくのは荷が重い。とはいっても、現在実質的な経営トップのジュリーさんへの不満が事務所内で多いだけに、もしジャニーさんが病に伏すことになれば、悠長なことは言っていられなくなる。ジュリーさんと“ジャニタレのトップ”東山の距離が最近、広まっているともいわれるなかで、事務所内の後継者争いが沸き起こる可能性もささやかれています」
ジャニー社長のいち早い復帰を願いたい。》
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滝沢秀明（37）、東山紀之（52）、藤島ジュリー景子（52）の３人がこれからのジャニーズ事務所を展望する上でのキーパーソンであることは動かしようがない。ワタクシ的には東山紀之の存在感がここへきて大きい。※敬称略・順不同
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Jr.を中心に若手を掌握する滝沢秀明、「嵐」の藤島ジュリー景子、と考えると、その他の中堅からベテランのTOKIO、V6だとかKAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2あたりを誰が束ねるか、となると東山紀之というのが妥当なセンなのではないか。ジャニーズ事務所の後継を狙うという野心家タイプでもないので、不仲だとかいわれている藤島ジュリー景子とも上手くやっていけそうな気がする。
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アイドル稼業を泣いて嫌がるマリウス葉（19）を説得するのも、四十路女に腑抜けにされそうな中島裕翔（25）に歯止めをかけるのも、手越祐也（31）に引導を渡すのも東山紀之。適役だと思うぞ。
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気になるのは女帝、メリー喜多川（92）の動向で、こちらにはこんな話も出てきている。
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「常時、運転手付きの車で移動。数年前までは都心にある焼き鳥店で1人で食事を楽しむこともあったようですが、最近、すっかりその姿を見かけなくなってしまったようです。その理由ですが、やや認知症気味だというから驚きです」(週刊誌記者)
※『週刊実話』2019年6月19日配信【ジャニー喜多川氏の緊急搬送報道の裏で気になるあの“女帝”の近況】
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焼き鳥店で90歳になんなんとする老婆が１人で食事。諸行無常の響きあり。金はあるはずなのだから人徳が足りないのか? とつい憎まれ口もききたくなるけれども、なんとなく弟と歩調を合わせているように見えるのはしかたのないところだ。
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今回のジャニー喜多川の緊急入院については、『ニコニコニュース』などによると地方にいるタレントはすでに都内に呼び戻され、さらに、タレントがCMやイベントに出演しているジャニーズと関係の深い企業には、「もしかしたら…」という連絡も行き渡っているらしい。
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マスコミ的には山形、秋田、新潟方面で起きた大型地震の陰に隠れるというジャニーズ事務所らしいなりゆきになっているジャニー喜多川の健康問題。その前に忖度も働いているであろうし、いまのところは続報を待つしかない。すまぬ。
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ああ、近藤マッチ彦（54）がなにか突拍子もないことでもやらかしてくんないかなー。ここから少しのタイミングを逃したらスポットライトが当たることはたぶんもう一生ないよ。（了）
† 「もし芸能人になっていなかったらたぶん地元のチンピラ」と語った中居正広（46）に広がる深〜いうなずきの輪
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