久しぶりにテレビに出てきたビッグダディの元妻、美奈子（33）の顔が老人ホームに入所したはずの大山のぶ代（82）でした。小向美奈子（31）のほうはついに無修正解禁だそうです。結婚相手とのツーショット写真の優香（35）は、安堵のためか歯茎系ブサイクがモロ出しでした。アイーン。
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どんどん痩せていく舛添要一（67）の顔が、ぐんぐんUMAの死体化しています。熊本の炊き出しに参加した神田正輝（65）の顔は砂岩のように汚かったです。……いろいろ小ネタは見せてくれる昨今の芸能界です。あ、舛添要一は芸能人ではありませんでした。ゴメンネ要一。
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でも、なんとなくネタ枯れな感じは否めない、このごろの芸能界です。年明けからの怒濤のスキャンダルに晒されてきたおかげで、三遊亭円楽（66）の錦糸町ラブホ4500円など、もうピクリともしません。
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それにしても円楽、貧しすぎます。今年の数ある不倫スキャンダルのなかでも飛び抜けて貧乏臭いです。しかも顔まで貧相なうえに、記者会見ではベタななぞかけまでやってみせてました。ここまでくると落語界に恥をかかせているといわなければなりません。なのに大物ぶってるし。落語界で大物ぶっても、もうなんの意味もないのに。ああ、なんだかイライラする。
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落語界は切ないです。林家正蔵だか三平だかの海老名家なんて、かつての名声とコネでゴリ押ししすぎてメチャクチャです。肝心の落語では弟子も取れない、というか本人たちがいまだに弟子のレベル。名前を与えれば実力はあとからついてくる、なんてお気楽に考えているから、いつまで経っても中身が埋まってくれません。落語界、そうとうピンチです。
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そういえば石原軍団もやっぱりピンチでした。以前からピンチとはいわれていました。その根拠のひとつが“被災地での炊き出しをやらない”ということでした。そこまで困窮している、と。で、今回ようやく６月11日から15日までの予定で炊き出し「熊本元気食堂」がはじまったわけです。
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あーよかった、めでたしめでたし、ではありません。フタを開けてみれば、SMAPの木村拓哉（43）、TOKIOの長瀬智也（37）、V6の岡田准一（35）と、ジャニーズ事務所の影がベッタリです。
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対して石原プロモーション側は、舘ひろし（66）、神田正輝（65）くらいが知られた名前で、あとは宮下裕治（41）、金児憲史（37）、神田穣（20）、丞威（22）という面々です。
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神田穣と丞威というのは今年４月25日に「石原プロ次世代スター発掘オーディション」でグランプリと準グランプリに選ばれたばかりという、超新人です。15日まで続きますから入れ替えがあるにしても、これは少しばかり寂しいといわなければなりますまいて。
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今回の炊き出しの主宰はもちろん石原プロモーションです。木村拓哉以下のジャニーズ勢３人は志願して参加したのだそうです。で、なぜこの３人? という話です。ここから少し怪しくなってきます。
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この３人は「日刊スポーツ映画大賞」で石原裕次郎新人賞を受賞しているから、なのだそうです。それを聞いて声をかけられなかった国分太一がホッと胸を撫で下ろしたそうです。バカです。
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えーっと、こちらもアタマがくらくらしています。石原裕次郎新人賞が被災地支援となにか関係があるのでしょうか? 小心者の国分太一はじめ、ほかにも参加したいと思うジャニーズ所属タレントは大勢いたはずです。
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ほんとうに現地の復興を願うのであれば、手弁当ででもどんどん参加させるべきなのではないでしょうか? とくに若手にはよい経験になって一石二鳥です。NEWSの手越祐也（28）なんか２度と腰が立たなくなるまでコキ使ってやればいいのです。
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なぜ３人? ３人以上だと多すぎるからです。はい。３人以上だと、これ以前にプライベートでたしか３度、支援に訪れている中居正広（43）の影響を感じさせるからです。ジャニーズが中居正広の後追いをしている、と思われたくないのです。そんなことをいっても、実際には立派な後追いなのですけれども。
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さらに大人数になると、ジャニーズ事務所主導の支援活動というイメージが強くなって、参加者のボランティアというニュアンスが削られてしまいます。正直これも、自発的ではないのですけれども。しかしそれでは中居正広に負けてしまいます。ほんとうは勝ち負けなどどうでもいい話のはずです。そのはずなのですが、対抗意識が透けて見えます。
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それでは、と今度は木村拓哉１人だとすると、木村拓哉VS.中居正広の構図ができあがっていますから、これもまた中居正広への対抗意識があらわに感じられてしまうわけです。結局、それで３人くらいがいいだろう、と。石原裕次郎新人賞など最初から関係のない話です。
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で、取材クルーを引き連れて、ご一行さまにぎにぎしく現地入りです。中居正広の場合とは違って、テレビでの露出OKです。というか、それ狙いです。でもですねー、残念なことに、熊本地震（4月14日）からすでに丸２ヵ月、経っているわけです。いくら芸能ニュースとはいえ、テレビのネタとしては鮮度がよろしくありません。
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あっちがやったからこっちもやる、あっちの衣裳の胸が半分開いていたからこっちは全部開ける、あっちが炒飯ならこっちはカレーと焼きそば、みたいな、昭和の『平凡』や『明星』の、しかしモノクログラビアページの感性ですね、コレ。
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というわけで仕掛けの浅さが目立ちます。いまの時代、もうひとつ深く掘ったところで仕掛けていかなければならないのに、いつも丸見えの浅ーいところでやってしまって反発を食らうというのは、サンミュージックの相澤正久と同じです。ともに昭和の感性です。
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でもって木村拓哉はそういう事務所の思惑に嬉々として乗ってしまうことで、またまたファンに愛想を尽かされてしまっています。ジャニーズ事務所の方々、とくにジュリー景子さん（49）ですか、まずはファンのアタマのなかに「木村拓哉VS.中居正広」の構図がカッチリとできあがってしまっていることを、まずはご自分のアタマのなかにキッチリ叩き込まなければいけません。
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どういうことかといいますと、中居正広は個人の立場でマスコミにも告げず、しかも自腹で支援活動を行っています。とても純粋ですがすがしい、色でいえば純白!! と思われているとします。もしここで木村拓哉ときたら事務所のお膳立ての上で支援活動に参加した、と見られれば、すなわちキムタク真っ黒!! になるわけです。別に黒くなくても。２人はつねに対比されているのです。
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さらに最近の木村拓哉の立ち回りを見ていますと、すでにアイドルというよりも組織人の印象が強くなっています。「木村拓哉VS.中居正広」の構図を理解した上で木村拓哉をプロモートするのであれば、「組織人としての木村拓哉」をもっと積極的にオモテに出すのも手段だと思います。役職のひとつでも与えて。
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一方、石原プロモーションですけれども、こちらも新人は育たないジジイは売れない、渡哲也（74）は体調が芳しくない、炊き出し隊長だった小林正彦専務（80）はもういない、というわけで、八方ふさがりに陥っています。
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今年の１月１日に『スポーツニッポン』がいちおうスクープしたことになっている神田正輝と三船美佳（33）の不倫疑惑報道についても、石原プロモーションにかつてのパワーがあればオモテには出なかったはず、という話もあります。
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仮にこれが三船美佳側のリークであったにしても、です。この件の詳しいお話は、当Blogの１月10日分をご覧いただければと思います。芸能界、魑魅魍魎でございます。
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えーっと、それでなにをいいたいのか、と申しますと、私、今回のこの石原プロモーションさまの「熊本元気食堂」、実際にお金をお出しになっていらっしゃるのはジャニーズ事務所のような気がしているのでございます。
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ジャニーズ事務所といたしましては、なにかにつけ中居正広さまと較べられて旗色の悪い木村拓哉になんとか支援活動をやらせたい、そうしてマスコミに流したいと考えておられたわけです。そうしましたところ、一方では、炊き出しの常連だったのに金がなくて動けずカッコわるいなー、熊本の方々にメンツが立たないなー、と頭を抱えていらっしゃった石原プロモーションさまのお姿が目に入った、というわけでは、と推察させていただく次第でございます。
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それでは、じゃあお金はウチが出しますから木村拓哉とほか２名、連れて行っていただけませんでしようか、というのは、ほぼ自然の流れだといっても過言ではないのではございませんでしょうか。
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だいいち、石原プロモーションさまに自力で炊き出しができる余裕があれば、もっと早くに行動していたはずでございましょう。なにしろ地震発生からもう丸２ヵ月も経っているのでございます。石原プロモーションさまにはたいへん失礼なものいいで申しわけございませんけれども、たぶん図星です。ナイスです。村西とおる（67）でございます。
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もちろん、これらはいまも現地でご苦労をされている被災者の方々には、まったく関係のないお話でございます。石原プロモーションさまとジャニーズ事務所の支援で一瞬でも心が明るくなり、また元気を出していただければ、それがすべてでございます。
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それぞれいろいろな思惑を抱えつつも、みなで前進できれば、とりあえずそれがベストなのでございます。不肖の身を顧みず、今回はたいへん僭越なものいいでございました。なにとぞご容赦くださいませ。それでは、これにて失礼をばいたします。ぐわんばれ! 熊本!! （了）
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