みんなー! 元気かー! 謝罪文評論家のゴメンネ一筆だぜーぃ! 今回も全力でいくぜーぃ! ……はい。今回はW不倫のファンキー加藤(加藤俊介、37)が、昨日、6月7日に公式ホームページに掲出した謝罪文です。
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すでにご承知の通り、W不倫の相手はアンタッチャブル柴田英嗣(40)の元妻(34 or 35)です。柴田とは17歳の頃からの付き合いで、二人のあいだには10歳の男の子と8歳の女の子がいるそうです。
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で、柴田英嗣と加藤は友達だったそうです。まあ、よくある話といえばよくある話で、AVタイトルふうにいえばNTR(寝取り)ってやつですか。こんなふうにしてオトナのグループ交際ははじまるのかなー、と考えたりもしました。お下劣で申しわけございません。
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スリムクラブの真栄田賢(40)が「リーグ戦」、ブラックマヨネーズの小杉竜一(42)が「総当たり戦」と評したのも、おそらくそういうイメージがアタマにあったからだと思いますね。「よしもとラグビー新喜劇」(2016年6月6日)の終演後というのもあったでしょうけど。
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ちなみに本日2016年6月8日は、ファンキー加藤の6枚目のシングル『ブラザー』の発売日です。ブラザー!! ああ……、なんてことを。このタイミングでこのタイトルとは……。オレの兄弟ぜんぶで何人? って感じですよ。ライブで「ヘイブラザー!!」なんて呼びかけられたらどうします? 封印してもらいたいものです。
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なんでしょう。このオージーな状況について、といいましょうか性の開放といいましょうか、自我の発散といいましょうか、その点については、また後半に書きます。
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では、ファンキー加藤の謝罪文です。なかなか特徴的で興味深いものがあります。まず全文をご覧ください。
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『【ファンの皆様へ】
いつも多くの応援をいただき、誠にありがとうございます。
本日発売されました週刊女性の記事についてですが、書かれている僕の記事の内容はすべて事実です。
現在お相手の女性との間には子供を授かっております。そして認知させていただいております。
産まれくる子供の為にも、きちんと責任をもって向き合って、考えていきたいと思います。
また、柴田さんへ、辛い思いをさせてしまったこと、心から謝罪をさせて頂きました。
今回の件で、妻には計り知れない大きな心の傷を負わせてしまいました。
正直、離婚を切り出されたこともありました。都合のよい話だとわかっていても、自分は離婚をしたくなかったです。
こんな自分を最後は受け入れてくれた妻のことを、一生を懸けて守り、つぐなっていきたいと思っています。
ファンの皆様には、裏切ってしまったこの信頼をどう取り戻すのか、必死で考え、これからの答えを導き出していきたいと思います。
本当に、心よりお詫び申し上げます。
2016年6月7日
ファンキー加藤』
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一読してたいへん忙しくて息苦しいほどの感じがします。なぜかというと、加藤はほとんどこれからのこと、どう行動してリカバーするか、ということばかりを考え、書いているからです。
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いい替えれば素晴らしく前向きなわけです。失敗しても傷ついても、くじけてもくじけても、また立ち上がって走ろうぜ!! みたいな。さすが元ファンモンのファンキー加藤です。しかし「反省」はあまり伝わってきません。だからこうする、の話ばかり。
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まずはもう少し、冷静に事態を振り返って、加藤なりにどう受け止めるのかを考えるべきだと思います。謝罪されるほうとしてもそれは知りたいことです。いまはまだその余裕がもてないのなら、それを説明し、諒解してもらう必要があります。
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しでかしたことにきちんと向き合う。そこで自分自身の問題点が自覚でき、内面のリカバー、その課題が把握できるというものです。
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加藤の、このあまりにも過去を顧みない、静かな反省のない文章は、“前へ前へ”とか“明日へ”とばかりいっているような、あまりにポジティブなヤツはやっぱりバカなのか? と疑わせてしまいます。これがポジティブ・シンキングか!! キツいのう。
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W不倫の相手、アンタッチャブル柴田の元妻に対する言及が一切ないのも、つまり加藤にとってはもう過去の存在になったからでしょう。子どもを認知し、慰謝料を数千万払うことになっているとはいえ、ひとことの謝罪がないというのは釈然としません。二人の関係について加藤は、「自分から誘った」と、たとえカタチの上だけでも認めているのですから。
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もちろん、子どもを認知し、高額な慰謝料を払えばすべてがなかったことになるわけではないのです。
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おそらく自分自身も気付いていない人生の歪みみたいなものを、柴田の元妻はこれから一生生きていかなければならないのです。自業自得ではありますが、そこに加藤が存在しなければ、こういう問題にはなっていません。
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謝罪文には「ファンの皆様には、裏切ってしまったこの信頼をどう取り戻すのか、必死で考え、これからの答えを導き出していきたいと思います。」とあります。しかし、これもファンをどうやってつなぎ止めるかの話でしかないでしょう。
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人や人生に対する想像力がまったく乏しい「元気」とか「ひたむき」とかいうのは、まったくのひとりよがりです。逆にそんなラクなものありませんってくらいのものです。加藤、DJケミカル(智文)の法蓮寺にでもいって修行したほうがいいのではないでしょうか。
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さて、世の中には草食男子、絶食男子、さらに中年童貞というように、性交渉から遠ざかっている男達が少なからずいます。その一方で、まるでその穴埋めをするように活発に活動している男子もいるわけです。このファンキー加藤のように。
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で、活発に活動している男子、つねに複数の女と性的関係を結んでいる男子は、もちろん享楽的で人間の本能を肯定しています。そして自分以外の多くの人々は、男も女も含めて、社会のしがらみとか世間体、気の弱さなどにからめとられて、存分に自分を出し切っていないと考えています。ですから、「もっと自分に素直になれば、もっと強くなれる」というのが彼らのテーゼです。
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彼らの中には、自分のことを性的な分野ばかりではなくて、生き方全体の伝道師のように考えている者もいます。それは性的な教義を含む宗教までもう少しのところにあって、たいへん前近代的な感じがします。21世紀になるころにさかんにいわれた「新しい中世」という言葉を思い出します。
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「もっと自分に素直になれば、もっと強くなれる」というテーゼが既存の道徳や秩序に縛られているという自覚を前提にしているのであれば、それは社会を動かすチカラにもなりそうなものです。しかしもっぱら性的な分野で実践されると、逆にやはり中世の黒ミサのような、一種の庶民のガス抜きの作用でしかありません。
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一方、草食男子、絶食男子、童貞中年は、かたくなに殻を綴じ、自分を抑え込んでいます。彼らのテーゼはおそらく「傷つきたくなければ、自分を殺せ」です。こちらもとうぜん、社会を動かすチカラにはなりません。彼らにとって社会は誰かが動かしているもの、です。極端にいうと。
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社会の当事者という自覚のない人たちが増えています。たぶんこれも日本がダメになっていく光景のひとつなのでしょう。だからどうというわけではありません。いいたいことはこれだけです。サンキュー!!(了)
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