またしつこくしつこく、ベッキーですよ、ベッキー。でも今回は大きな謎に決着を付けられると思いますので、ぜひお付き合いください。
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人のやることには必ず理由があって、“偶然”とか“たまたま”とか“なんとなく”はない、と私は思っています。そこのところのお話です。ですから、ベッキーとゲスッチョ川谷(27)との不倫騒動そのものからは少し離れます。
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それと、これはあくまでも事実を元に組み上げた私の推察だということをご理解ください。確実な裏付けの取れたお話ではありません。なんだかもったいぶった書き出しですねー。これで中身がチョボチョボだとカッコわるいですねー。
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“大きな謎”というのは、センテンススプリングにゲスッチョ川谷との不倫疑惑を暴露されて以来の対応が、なぜあれほどに拙速なのか? ということです。慌て急ぐあまりに自ら墓穴を掘り続けているように見えます。墓穴を掘りすぎて霊園状態です。
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これまで対応の大部分を占めていたのは、マスコミを操作してのイメージ回復作戦です。これは所属事務所のサンミュージック、相澤正久社長の担当ですね。ところが、これがまた、というか、相澤正久のリークのしかたがあまりにも雑で、ことごとく逆効果だったわけです。
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たとえば、ベッキーが日本ユニセフにこっそり多額の寄付をしていたといういいお話を週刊誌に書かせた直後、当の日本ユニセフから寄付や寄付者の情報を公開することは絶対にない、という声明が出て、かなりな赤っ恥でした。
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『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS)に関しても、その放送日を勝手にリークしてTBSの怒りを買っています。局には局の段取りがあるわけです。しかもこれ、最初にスポニチに「金スマ」で復帰の予定で調整中とリークし、次にサンケイスポーツほか2紙に「すでに収録済」とリークし、怒ったスポニチにそれ以上のネタを、ということで放送日をリークしたというグダグダのたまものでした。
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ベッキー自身が実際に行動したのは、まずはお手紙100通作戦です。業界関係者、タレントなどに釈明の直筆手紙を送った、というものです。しかしこれ、とうぜん、あら? 私もらってなーい、オレんとこきてねえよ、という事態をひき起しました。で、損得で人を判断するのか、計算高い、と嫌がられてイメージ悪化。
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ああ、あと『センテンススプリング』にも手紙を書いています。これはサンミュージック相澤正久との共同作戦で、新しい中身はなく、ただ元妻に謝罪したいと願っているポーズを見せるという、アリバイづくりのためのものでした。
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そしてまたも残念。念願かなっての復帰第1弾は、ゲスッチョ川谷の妻に謝罪する前にすでに仕事を再開させていたことがバレて、猛烈に批判されてしまいます。謝罪が5月2日、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の収録が4月30日ですから、とりあえず前妻に会ってしまえばこちらのもの、それももうすぐ、というまったく自分勝手な皮算用での見切り発車なわけです。
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こういう拙速をなぜやらかすのか? 面白半分ではなくて、こちら「テレビ視聴者界」の私はたいへん愚弄された、侮辱された気分で怒っておるわけです。で、しつこく、しつこーく考えました。
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この、ベッキーとサンミュージック相澤正久の尋常ではない焦り方はどこからくるのでしょう? 焦り慌てて、冷静な判断力を失っているとしか思えないのです。
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そうです。焦り慌てて冷静な判断力を失わせるモノといえば、やはり金です。とくに借金に追いまくられると、明日の100万円より今日の5万円、というような不思議さえ平気でやります。で、いつまでも金に困ってしまう、と。たぶん高利貸しという商売がいつまでもなくならない理由のひとつです。おそろしいことです。
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売上全体の3分の1を稼いでいたベッキーが休業に追い込まれたのですから、サンミュージックの危機感はたいへんなものでしょう。CM契約の違約金もあるみたいですし。取引銀行が変わったなどという噂も飛び交っているようです。ですから、相澤正久としては一刻も早くベッキーに復帰してもらいたいのはあたりまえです。
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では、ベッキーはそうした会社の事情を背負って大慌てに慌てているのでしょうか? それだけではないと思います。それだけならば、たとえば元妻への謝罪の前に『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の収録には参加しなかったと思うのです。ほかの出演者、スタッフも大勢いてバレないはずはないのですから。中居正広(43)も収録はいつ? と聞かれればウソはつけませんし。
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で、結果的にあと3日待てば順序よく謝罪できて、スタジオ撮りなり何なりで『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の5月13日放送分には十分に間に合ったのです。謝罪の日取りについて元妻側からの連絡を待っているあいだに見切り発車してしまったのか運の尽き、ということです。
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しかしこんなことを事務所に押されたからといってやるのかなあ、やらないだろうなあ、ですよ。あれ? 松鶴家千とせ(78)? まあ、ゲスッチョ川谷の元妻への謝罪がすめば復帰オーケーということ自体も、自分たちで勝手に決めた根拠のないルールなのですけれども。
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はい、というわけで、ではベッキー側の金の事情はなんなのか? といいますと、ないのです。あたりまえです。お金がない。しかもそうとうない。これは以前にも書きましたが、いまベッキーも住んでいるはずの川崎の実家の土地建物に7000万円の「根抵当権」が設定されました。
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しかも「金スマ」が放送される2日前に設定手続きは行われています。借金の準備ですから、あと数日待って今後の仕事の状態がどうなるかを見きわめて、というのがふつうでしょう。そうではないところに、なにかそうとう切羽詰まっておられる感じがするのです。一説には年収3億円とまでいわれていたベッキーにいったいなにがあったのでしょう?
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話はさかのぼりますが、ベッキーの実家はもともとあまり裕福ではなかったようです。「14歳の時に参加した下着モデルのオーディションで審査員をしていたサンミュージック社長の相澤秀禎に見出されたことが芸能界入りしたきっかけ」とWikipediaに記載されています。
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これもまた以前にご指摘したお話ですけれども、14歳です。しかもベッキーは1984年生まれですから1998年。当時14歳の下着モデルというと、完全に色モノ扱いです。いまもか。知ってか知らずか、ベッキーは応募したわけです。
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中学校2年の女の子が下着モデルに応募するというのは、やはりそうとうなことで、金に困ってたからなのだろうな、と考えます。しかもたぶんそうとう焦っていたのでしょう、ほかの、ミスティーンとかなんとか、メジャーなオーディションを待つ余裕もなかったのです。あくまでも私の推察ですけれど。
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うーん、と、これは少し微妙な話です。ベッキーのどこか湿った、影のある感じを、以前はイギリス的と解釈していましたが、それは貧しさの経験からくるものかもしれません。
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ベッキーは2人姉妹で、1歳違いのジェシカ・レイボーンという妹がいます。現在はロサンゼルスに住み、全米でもトップクラスのプロダンサーだそうです。この妹に向けるベッキーの視線がかなりキツくておとーさん的だと感じた方、いらっしゃると思います。
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ベッキーとしてはもともとテレビに一緒に出ること自体を嫌っているような感じも受けます。おまえはスッこんでろ、と。単身アメリカに渡ってダンス修行とはいってもタダではないわけで、たぶんベッキーがあるときから妹に対しても家長的な役割を果たしていたのではないか、といいたいわけです。
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では、ほんとうのお父さんサイモン・レイボーン(63)はなにをやっていたのでしょう? 自宅を担保に「根抵当権」が設定された翌々日、つまり「金スマ」放送日の5月13日に、その自宅前で『女性自身』が直撃しています。「じつは仕事で地方に住んでいて、娘とも長く会えてなかったんです」だそうです。
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つまり、このときは久しぶりに実家に帰ってきていたわけです。あなたは「金スマ」放送当日という関連性を取りますか? それとも「根抵当権」設定の2日後という関連性を取りますか?
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性格があまり素直ではない私は、とうぜん「根抵当権」のほうです。あなたも? しかもこの自宅はベッキーの母親名義なのです。『女性自身』が登記を確認しています。あ、えっとサイモン父さん、直撃を受けたときは軽自動車に乗っていたそうです。
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こうなってくると、父さん、サイモン・レイボーンに疑惑のまなざしを向けざるをえなくなります。疑惑というのは、年収3億円といわれるほど稼ぎのある娘をもちながら、それを全部どこかへやってしまった疑惑です。借金をするということは、ふつうの場合、すなわち預貯金ゼロということですから。
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サイモン・レイボーンは1952年ジンバブエ生まれのイギリス人です。イギリスではチャールズキーンカレッジで化学を専攻したそうです。19歳で空手のチャンピオンとなり、1976年ブリティッシュ空手チームの一員として来日しています。来日時24歳。
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1987年、来日から11年、ベッキーが生まれて3年後、貿易会社「ギブソン・エキープ株式会社」を設立。ランクルなどのバンパー「ギブソンバー」や、シュノーケル、排気熱を利用した簡易シャワーなどを輸入していたようです。ようです、というのはいま現在、これら過去の実績を含めて、会社の正式な概要がまったく掴めなくなっているからです。
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それと、サイモンは、“女王陛下の使う最上の英語・マナーを身に着ける場を作る英会話学校”「イン・コミュニケーション」を設立して、学校長におさまっています。設立時期ははっきりしないのですが、「ギブソン・エキープ」よりもかなり早いはずです。ここでベッキーの母親と知り合って結婚しているからです。来日当初は空手インストラクターと並行して英語講師もしていたといいますから、その流れでしょう。
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「イン・コミュニケーション」はホームページもあって、住所は東京渋谷区西原ということになっています。しかしそれ以上の、事業実態が知れる具体的情報はほとんどありません。『レスナビ英会話』によれば、開講は週3日、しかも土日は各3時間のみです。というわけで、現在も活動中かどうかは不明です。校長本人は「仕事で地方に住んでいて」なわけですし。
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ただし、2006年1月30日配信の『朝日新聞デジタル「あの人とこんな話」』に、《英語力と文化の裏づけ。本物の国際人は二刀流だ。》というインタビューが掲載されているのを見つけました。パブリシティかもしれませんけれど。
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うむ。というわけで、サイモン父さん、なんだかちょっと怪しいなーと、邪推しているのです。きっとなにかどこかで大穴を開けちまったんだろーなー、とか、その借金の期日が迫ってたんだろーなー、とか。13日には軽自動車で金もらいにきたんだろーなー、とか。嫌みですねー。
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実家の資金繰りのためになんとか早く仕事を再開しなければ、とムリをしていたというのであれば、ベッキー、確かに可哀想です。しかしだからといって、そのためにファンや「テレビ視聴者界」の人々や世間にウソをつくようでは本末転倒です。しかもやりかたが姑息ですし。
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でも、あれですよ、あれ。こんなふうにジタバタするのは、借金もちとしてはまだまだ初心者です。芸能人だから名前を出されては困る、とか考えているうちは甘ちゃんですね。焦げるだけ焦げて開き直ってしまえば、かえってそのあとはマイペースで返済を進められるってものです。貸したほうも返してほしいわけですから。
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あー、でもここは妄想が広がる部分なんですよ。年間何億円も稼ぐ娘をゲスの川谷なんかに取られてはたまらない、とベッキーの家族なかの誰かが考えたとします。ベッキーは実家暮らしだそうですから、外泊その他、いろいろわかることはあります。
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家族としては、なんとかしてこの交際をこわしたい、と思ったとします。そういえば、センテンススプリングは最初、どこからベッキーとゲスッチョ川谷の情報を入手したのでしょう……。まあ、妄想ですけどね。
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あと、ベッキーがこういうふうに逼迫した状態にあることを、サンミュージックの相澤正久社長はたぶん気付いていないのだろうと思います。バカだから。ベッキーとしてもプライドはあるし、大迷惑を賭けている最中なのでとてもいいだせないでしょうし。
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で、相澤正久はタレントの都合や気持ちのほうに自分が飲まれてしまうタイプの人なので、ベッキーの焦りと自分の焦りとがいっしょくたになって、もうわけがわからなくなって、こりゃたいへん、と全力で失敗し続けているわけです。
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相澤正久、いまでもマスコミ操作をちょこちょこやっています。どんどん完全復帰のメが潰れていっている状況なのに、「これで完全復帰の条件は整った」などと書いた記事が出ますから。書くほうも書くほうですけど。もう、なんだかマスコミ操作がルーティンと化しています。
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いっておきますがそれは、ファンや「テレビ視聴者界」や世間をたいへん愚弄する行いなのですよ。だからバカと呼ばれるのです。ベッキーも、たぶん次は告白本、あるいは告白インタビューだと思いますけれども、くれぐれもまた墓穴を掘らないようにお願いします。おケツは掘っても墓穴は掘るな。以上です。(了)
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