2017年2月10日金曜日

マスコミ総注目!! ジャニーズと飯島三智のゴシップ暴露合戦



中居正広(44)とジャニーズ事務所との契約は2017年9月9日までであり、その3ヵ月前までに意思表示をしなければ自動的にまた1年間契約が延長される。おそらく稲垣吾郎(43)、草彅剛(42)、香取慎吾(40)も同じだろう。つまり4人の去就が明らかになるまであとわずか4ヵ月を切っているのである。



いっぽうSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智(58)は、ラオックス系と田辺エージェンシー系の2つの活動拠点(別会社)を確保して着々と準備をすすめている。国内での活動については、タレントが直接所属するのではなく、そのマネジメントや付き人およびマネジャーの派遣などを請け負う田辺エージェンシー方式で行われるだろう。



田辺エージェンシー方式だと現在フリーランスの赤西仁(32)、それから今後ジャニーズ事務所を離脱するであろうタレントなどとの提携、というか引き受けもしやすい。で、映画などのコンテンツ製作や中国への橋渡しはラオックス系の事務所での仕事になる。よくできた二刀流である。



こうして飯島三智のプランが具体的になってくるにつれて、否が応にもジャニーズ事務所とのあいだの緊張感は高まる。円満にことが運んでくれればいいのだけれども、ギスギスするところも見てみたい。最も心配されるのはメディアを使ってのネガティブキャンペーンの泥仕合みたいなことで、そんな互いの過去のスキャンダルを暴露し合うようなことだけは止めていただきたのである。でもやってほしい。



というわけで、マスコミはどうにかして暴露合戦にならないものかと手ぐすねを引いて待っているのである。売り上げになる。そんなわけでいまのところまだどちらの側からも秘密の暴露らしきものは行われていないけれども、芸能マスコミはすでに少々先走り気味である。



【木村拓哉のゴシップを元マネが暴露? 事務所を揺るがす内部情報を持つ可能性】

というタイトルの記事が『livedoor NEWS』(2017年2月9日配信)に載っている。これの元ネタは『日刊サイゾー』である。そのタイトルは

【元SMAP4人の独立で、飯島サイドから「キムタクゴシップ」暴露のウワサ その第1弾は……?】

である。



『日刊サイゾー』から『livedoor NEWS』へと渡ったときにもう暴露したのか!! と思わせる度合いが微妙に濃くなっている。煽りがキツい。こんなふうにしてこれからマスコミによってどんどん暴露合戦の雰囲気がつくられていくのだろう。



肝心のこの記事の中身は根拠もない、他愛もない、オラの村には電気もねえ(by吉幾三)ものだ。「ひとりジャニーズ事務所サイドに“寝返った”」木村拓哉におしおきなのであろうか、「過去に封印されたゴシップが暴露されるのではないかとウワサされている。」というお話である。で、記事はさらに「もし、キムタクに流されては困るゴシップがあるとしたら、どんなものなのか?」となって、それを「ジャニーズと関係の深いスポーツ紙記者」に語らせている。要らぬおせっかいとはこのことである。人のことはいえないけれども。



つまり『日刊サイゾー』はなんのことはない、もし暴露されるとしたらこんな話かもね、といいつつ自分がもっているネタを披露しているのである。どさくさ紛れの自作自演というか、監視のキツいジャニーズ事務所の眼を欺く新手法のつもりというか、ご苦労さまなことである。で、そのゴシップの中身である。



《「15歳になる長女・心美さんの誕生日が、マスコミに伝えられているものと違う可能性があるんです。公式発表では5月1日ですが、実際には4月13日かもしれないんです」

「(略)実際、5月1日というのはゴールデンウィークの合間の1日で、事務所がメディア対応しやすい日付だったんです。当初、母子が落ち着く頃合いの4月下旬に発表をしようとしたところ、4月16日には皇太子妃雅子さまのご懐妊の兆しの発表があって注目度が奪われていたので、すぐに発表できなかったという説もあります」

「そもそも、キムタクのプレスリリースも怪しいんですよ。当日の午後4時22分に誕生としていますが、ファックスが送られてきたのは、まさにそれと同時の午後4時22分で、そんな瞬間的にリリースなんかできるのか? と、記者間では不審がられていたんです」》



笑える。人のことはいえないけれども笑える。こんなものゴシップでもなんでもないではないか。ただ、生まれた日を含めて14日以内に出生届を提出しなければ5万円以下の罰金を科せられる場合はある。4月13日に誕生した木村拓哉の長女の出生届なら4月26日までである。5月1日では遅い。まあ実際は、出生届はさっさと提出してマスコミへの発表だけを遅らせたのであろうけれども。



くーだらない。ほんとうにくーだらない。しかしこんな“ニュース”でもひっきりなしに飛び交うようになれば、やがてご当人たちもなにごとか相手に暴露されているような気分に陥るかもしれないのである。そこにウソでもあてずっぽうでも、誰からともわからずシリアスなスキャンダルの噂が流されれば、一気に大砲がぶっ放されるかもしれない感じはする。なにしろ獰猛短気なメリー喜多川である。しかしそんなことにはなっていただきたくない。いやなってほしい。



お口直しといっては語弊があるけれども、『日刊サイゾー』は今回の記事のダシに使った飯島三智に申しわけないと思ったのか、以下のようなヘンテコリンなおべっかを使っている。



《しかし、これには、発表を遅らせたとしても誕生日時まで変えるか? という疑問は残る 。5月に入ってから「4月に出産しました」というリリースではダメだったのだろうか?

「より新鮮なニュースとして発表し、大きな話題として仕掛けたかったジャニーズ事務所の方針があったのかもしれません。飯島さんの手腕というやつですね 」(同)》



ほんとうか? いきなり持ち上げても飯島三智の立場としてはあまり大々的に扱ってほしくなかったと思うぞ。しかしともかく、というか『日刊サイゾー』はまたまた最後になって気を取り直し、これはやはりジャニーズ事務所と飯島三智との敵対意識を煽り立てなければならぬと考えたのであろう、突然!! すでに一悶着あったのだと暗にいい張りはじめるのである。



《ジャニーズ事務所と飯島氏との間でもう一悶着あるのだとすれば、飯島氏側はそれに備えて、さらに世間を揺るがすような内部情報を隠し持っていると考えられるのではないだろうか? 》



もう一悶着? その「もう」ってなに? すでになにかで一悶着あったという書き方ではないか。いやそうあってほしいという気持ちはよくわかる。たぶんマスコミ各位におかれましては元SMAPの独立4人組と飯島三智、それからジャニーズのすったもんだで今年の後半もやりすごそうと目論んでいるのに違いないのである。



では、ほんとうにマスコミを使ってのゴシップのぶつけ合い、罵り合いみたいなことになるのであろうか? 結論からいえばNOである。そんなことになればお互いあまりにもリスクが大きい。ジャニーズにはジャニー喜多川の性癖の問題があり、中居正広にはハゲの問題がある。つり合わないか。あの例の妊娠中絶事件がある(「噂の真相」2000年12月号)。まだつり合わないか。



考えるまでもなく所属タレントの数が圧倒的に多く歴史も長いぶん、ジャニーズ事務所のほうが遥かに大量の爆弾を抱え込んでいる。投下用のではなく自分を破滅させる爆弾である。ここには書かないけれどもメリー喜多川自身も叩けばいろいろホコリは出る。飯島三智への口止めも退職時にとりあえずはなされているであろう。



しかしマスコミ各位におかれましてはこのチャンスの芽を放置したままにしたくないのであの手この手、あることないことを書き散らすわけである。その場合、あまりシリアスではなく、またひとつ、どーかどーか笑える記事をお願いしたいのである。この『日刊サイゾー』をお手本に。人のことはいえないけれども、そこのところマスコミ各位におかれましてはまたひとつ、なにとぞひとつ、どーかどーかよろしゅく。(了)







OCN モバイル ONE データ通信専用SIM 500kbpsコース


CMで話題のコスメやサプリがSALE中☆


【DHC】最大70%OFFのSALE開催中!





0 件のコメント:

コメントを投稿