2017年2月7日火曜日

ドナルド・トランプ第3FC解散!! つまらないヤツなので



このほど私〈エースのシシド0.65秒・1336〉は、ドナルド・トランプ第3ファンクラブを解散し旅の草鞋をはくことにした。なぜ結成から9日目という早すぎるタイミングで解散することにしたのかといえば、ドナルド・トランプ(70)のヤツ、あらかじめこちらが心配した以上に小人物でつまらない男だとわかったからである。会員が1人しか集まらなかったからではない。ドナルド・トランプ第3ファンクラブ一家、これにて解散!!



ドナルド・トランプがつまらない男だということは、私だけでなくそこらのアンちゃんたちにももうよくわかってしまっている。アンちゃんたちと仕事のやり方がほとんど同じだし、その仕事も人を見るのが商売みたいなところがあるからである。アンちゃんたちからしてみればドナルド・トランプにはそれほどの根性がないというのもとうぜん丸見えなのである。



アンちゃんたちの仕事のやり方はワンパターンしかない。ハッタリをかまして弱みを見つけたら集中的にそこを突き、逆に手強そうだったらとっとと退散する、である。で、この世界、一度背中を見せたらどこまでもポチ扱いである。それがイヤさに改めて噛み付こうとするならそうとうの痛い目は覚悟する、という話になる。いったん秩序に組み入れられれば目の前だけが相手ではなくなる。



アンちゃんたちがドナルド・トランプをチンピラ扱いしはじめたのはロシアに媚を売っているのがはっきりしたからである。「プーチン大統領を尊敬している」とフォックスニュースのインタビューで語ったというニュース(2017年2月4日)を目にしたアンちゃんの1人は



「しょーもない」



と吐き捨てたのである。「プーチン大統領を尊敬している」のあとに「ロシアとはうまくやらないよりはうまくやった方がいい」とか「私が彼らとうまくやれるかどうかは分からない」などと注釈めいた言葉を口にしたのが、さらにお気に召さなかったらしい。アンちゃんたちからしてみれば「プーチン大統領を尊敬している」がすべてなのである。



チンピラ・トランプはプーチン大統領に膝を屈した。これがこの発言のすべてで、あとはアメリカ国内に向けたいいわけなのだということをアンちゃんたちはすっかり見抜いているのである。これは逆のケースになるけれども、プロレスの試合で相手を散々罵っておいて、でももしかすると仲よくやれるかもしれないよん、などと付け加えては失笑ものであろう。チンピラ・トランプ、WWEでなにを学んできたのだ?



「ヤバいビデオで脅しが入ってんだよな」



たぶんそうだと私も思う。これは以前にも書いた2013年のハニートラップのことである。モスクワでなにをやらかしたのかは知らないけれども、チンピラ・トランプはその程度の男である。で、「プーチン大統領を尊敬している」発言でその疑惑を裏付けてさえ見せるのである。司法長官代行までも含めて簡単に人をクビにするのも、闘争から逃げているだけなのである。ああ、そうか小さいケツの穴を見つけられるのがイヤなのか。



チンピラ・トランプの言動をことさら難しく、したり顔で解釈したがる方々が大勢いらっしゃる。しかしチンピラ・トランプに哲学などない。まったくない。あるのは金融を緩和してひと儲け、という薄暗い魂胆だけである。自分の事業からは完全に手を引くといっておきながらファミリーにそれを任せているのがなによりの証拠だ。好色、おっと間違いた(by荒木経惟)、公職との「利益相反」の懸念はいったいどこへいったのであろう?



メキシコ国境に壁とか移民排除とか、日本でいえばトヨタを恫喝とかの政策・発言の数々は、ただの自国民に向けての目くらましである。なかでも移民排除は調子にのっていってみただけで、これはNATO無用論と同様にそのうち撤回される。なにしろ国外に向かって「アメリカ・ファースト」を連呼するバカである。そんなことキャンキャン吠えたってこっちにはこっちの都合があらあ、である。国際政治に直結する口出しをしてはダメダメ。



チンピラ・トランプは金儲けがしたくてアメリカ大統領になったのである。であるからトランプを手なづけるには金を回す方法を考えさえすればいいのである。あ、そのあたりの、チンピラ・トランプのダメさ加減を大前研一(73)が『 NEWSポストセブン』(2017年2月6日配信)に要領よく書いていた。抜粋しておこう。



《そもそも、成功した実業家として期待されているトランプ氏だが、これまでの言動を全部足してみると、実は彼はビジネスの知識がなく、勘だけで売ったり買ったりして運良く生き残ってきた不動産業者でしかないということがわかる。

実際、トランプ氏には成功した事業がほとんどない。たとえば、ニュージャージー州アトランティックシティーのカジノホテル「トランプ・タージマハル・カジノ&リゾート」は巨額の損失を出して昨年10月、営業を停止した。世界各地に展開しているホテル「トランプ・タワー」も、ブランドビジネスとしては成功したが、経営までうまくいっているところは少ない。航空会社「トランプ・シャトル」も、わずか3年足らずでつぶれている。

結局、今の自分のビジネスが行き詰まっているから一か八かで大統領選に出馬したのではないか、とも思えるのだ。

要するに、トランプ氏は不動産以外の製造業やICT(情報通信技術)に関してはリー・アイアコッカ時代の古い世界観から一歩も進んでいないのである。アイアコッカ氏は1970年代から1990年代初めにかけてフォードの社長やクライスラーの会長を務め、大統領選出馬も噂された経営者だが、トランプ氏と同じくアメリカ人の溜飲が下がるようなことを言っただけで、ビジネスで本質的な成功を収めたとは言い難い。

—〈略〉—

現在のビジネスは、文字通りボーダレスだ。1980年代のレーガン革命によって「通信」「運輸」「金融」の3分野で規制が撤廃され、それらの領域でアメリカは圧倒的に強くなった。その結果、企業は世界の最適地で製品を生産し、世界のどこにでも24時間で届けることができるようになった。そういう「真実」をトランプ氏は全く知らない。21世紀のビジネス、とりわけ製造業に関する知識は幼稚園児レベルだと思う。》



ついに大前研一の口からも“園児レベル”発言である。しかしお断りしておくけれども、私はなにもチンピラ・トランプが政治的に無能で金のことしか考えないヤツだから第3ファンクラブを解散したのではない。スケールが小さすぎるのだ。たぶんもう世間をアッといわせる問題発言は出ないであろう。いや出せない。このあとはグズグズと要領を得ない防戦一方に追いまくられるはずである。それならフィリピンの大統領、ロドリゴ・ドゥルテ(71)のほうが面白い。



で、“アメリカ”はどう考えているかというと、たぶんいまはまだこのチンピラ・トランプの使い途を考えているのである。今後注目すべきはその使い途も見限られたときの最後っ屁だけである。そのためにもいまのうちから金を回しておけばいいのである。金で買えるものは金で買う。能書きはそのあと。アンちゃんたちもみんなそうやって生きているのである。(了)






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