2017年2月4日土曜日

追い出したはずの飯島三智が意外な大物で、ジャニーズがピンチ!!



ジャニーズはついに滅亡に向かっての新段階に突入したようだ。これまでの段階、第1期とは、それまで順調だった事業にガタが出はじめしかも新しい展望が開けない、いわばピークアウトの時期。これ以上のノビシロがないことが誰の眼にも明らかになるところまで、である。



具体的には、たとえばSMAP解散、所属タレントのスキャンダルの連発、業績の不振。業績の不振とは、2016年CD売り上げベスト10にジャニーズからはただ1曲、しかも2003年発売の「世界に一つだけの花」しか入ってはいなかったことなどだ。(「Billboard JAPAN HOT 100 of the year 2016」)



で、踏み込んでしまった第2期はどういう段階かというと、取り巻く環境に徐々に変化が現れてくる段階である。いわば衰退トレンド発生期。たとえばジャニーズの場合、うーんと、えーと、地球の周りを月が回っているとする、ところがあるとき地球が萎みはじめ反対に月のほうが大きく膨らんだとする、気がつけばもう少しで質量の関係が逆転して地球が月の周りを回ることになりそうだ、という感じである。アタマが悪くて申しわけないのう。



いまは萎みはじめた地上から大きくなり続ける月を見上げて、こりゃいつか天地がひっくり返る日がくるかもしれんね、とかなんとか呟いている状況である。ここでいう地球がジャニーズであり、月はいろいろ含めての「飯島三智」であることはもうすでにお察しのことと思う。



いまのところ「飯島三智」を膨らませているのは彼女のチャイニーズ・コネクションである。2011年のSMAPの北京コンサートをきっかけに中国の経済界・政界との太いパイプを築き、昨年12月21日にはラオックスで知られる中国系資本が立ち上げた新会社の代表取締役に就任している。その事業目的に「日本コンテンツの海外発信事業」と「映画製作」が明記されていたことで芸能業界、マスコミがザワザワ、ザワワ(by小木博明の義母)した。



元KAT-TUNの赤西仁(32)が「アジア人気アーティスト賞」や「年度音楽大賞」を受賞し、「アジアで最も影響力のある日本人アーティスト」に選ばれるなどして中国で活躍しているのも飯島三智の後押しがあったからだといわれている(「週刊女性PRIME」2017年2月1日配信)。



もともと中国はコネクションを重視する国であり、また赤西仁がどこの事務所にも所属していない現状を考えれば、ここには“後押し”以上のものがあったと考えるほうが自然であろう。もともとはアメリカ志向であった赤西仁自身が中国に向いたのも、おそらくは十分な見込みと具体的な支援が約束されたからだ。



そういえば飯島三智が担当していた元NEWSの山下智久(31)も去年、中国で映画を撮影していた。山下智久はまだジャニーズ所属であるけれども、元NEWS、元KAT-TUN、元SMAP、さらに続くであろう元Kis-My-Ft2と並べて見ると、ほら、地球からどんどん物資を運んでやがて月のほうが大きくなってしまう、質量逆転のイメージが鮮やかに浮かび上がってくるであろう。こないか?



さらに衰退トレンド発生期の傍証となるこんな話もある。『日刊サイゾー』(2017年2月1日配信)の【SMAP解散問題、飯島元マネジャーの逆襲が始まる!?「ある政治団体も加勢する可能性が……」】である。本文から少し抜粋しよう。



《飯島氏を援護する政治団体もあるという。それは、東京五輪の関連事業に深く関与し、一昨年にSMAPを「日本財団パラリンピックサポートセンター」応援隊に就任させた団体だという。

「陰でこの流れを動かした有力政治家がいたんだけど、昨年夏の解散発表でブチ壊され、ジャニーズに顔をつぶされたと激怒しているんだよ」(大手芸能プロ幹部)

事実、同センターはSMAPの解散を受け、グループとしてのサポート活動終了を発表している。

「何しろ、このプロジェクトには文部科学大臣をはじめ、トップクラスの政治家や、五輪大会組織委員会会長の森喜朗元首相以下、五輪の有力者がたくさんかんでいて、一部はジャニーズに猛抗議していたと聞く。でも、ジャニーズはこの件を飯島さんに任せっきりだったから、事情を把握できていなかった。その飯島さんも音信不通になって、対応が後手になった。今回の件で、ジャニーズは政界を敵に回したことになってしまうかも……」(同)

テレビ界であれば、代わりにもっと若い人気グループの嵐などをその埋め合わせに使える話だが、「年配の政治家の中には、SMAPを知っていても嵐を知らないという者がいて、これまた厄介らしい(苦笑)」(同)。》



「飯島氏を援護する政治団体」とは、おそらく記事中にも名前が出てくる東京五輪のドン・森喜朗の「春風会」であろう。いわゆる資金管理団体ではあるけれども政界を引退している森喜朗に関連する政治団体といわれればこれくらいしか思いつかない。



まあ、顔をつぶされたとかいってもそれですぐにジャニーズを敵視するというほど軽はずみではないであろうけれども、すばらしく鼻の利く人々である。これからはジャニーズより飯島三智だなと判断すれば、いろいろ親切にしてくれるには違いない。なんだかだと横やりを入れてくる既存のプロダクションだのを牽制するにはいいだろう。



ついでにケツ持ちの話である。メリー&ジャニーの喜多川姉弟は、戦前から和歌山県出身の実業家、大谷貴義(享年85)の実家の援助を受けていた。大谷貴義(享年85)はのちに戦後最大のフィクサーとも称された大物である。そのバックアップがあったので、メリー喜多川はジャニーズの“興業”について地まわりのヤクザたちとも平気でやりあえたのである。



しかし代々木にあった約3000坪の大谷貴義邸の跡にはいま大きなマンションが建っている。すでに死して約25年が経ち、大谷貴義の威光も消えている。政財界に人脈を築いているといわれる姉・メリー喜多川だけれども、おそらく森喜朗がでてくればおいそれとはいかないことが出てくる。弟・ジャニー喜多川の性癖から来る過去のトラブルなど叩こうと思えばいくらでも叩ける“爆弾”も抱えているのだ。



このあたりのジャニーズの歴史は2016年1月29日あたりの当ブログに書いてあるので、興味がおありならばぜひご覧いただきたい。



重要なのは、飯島三智が政治家の名前が囁かれるほどの存在感をもってきたということである。周囲を大きく巻き込みはじめている。ジャニーズ滅亡の物語は、これからはつねに必ず一方に飯島三智を置いてでなければ語れなくなっているのである。



また、2017年2月1日配信の『日刊サイゾー』には、前NHK会長・籾井勝人(73)が紅白歌合戦にSMAPが出演しなかったことでジャニーズに不満を抱いている、ひいてはジャニーズが自民党からの心証を悪くしてしまう可能性もある、というようなことも書いてある。しかし籾井勝人はそんな影響力をもつタマではない。これはかいかぶりというものであろう。蛇足ですまね。



では、その肝心のジャニーズはこのもしかすると一気に加速をつけて滑り落ちることになるかもしれない土壇場にきて、いったいにをやっておるのか? である。もっぱらテレビ局相手の営業にかけずり回っているようであるけれども、木村拓哉一家はパリだかロンドンだかに移住を考えているというし、ニュースバリューばかりで本業の芸能はいまいちパッとしない。



落ち目の列車に乗るってーのはこんなもんだろう(Bruce Springsteen「Downbound Train」)と目を覆いたくなる惨状がある。おっと、しかし残念ながら時間切れになってしもた。オラもこれ以上落ち目になってはならんですけ。たいへん申しわけないけれども、それはまた明日にさせていただきたい。(了)







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