昨日未明、前回の当ブログでご紹介した【独走キャッチ! 中居正広が3月末ジャニーズ事務所独立へ (1)』】(「週刊実話」2017年2月18日配信)の続き「(2)」が、昨日(19日)の正午にアップされた。もちろん「(1)」ほどのインパクトはないけれども、中居正広の独立に絡んでのテレビ朝日の動きが新しい。
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まずは(2)を抜粋してご紹介しよう。実は前回、(1)の最後の部分をすでに周知の内容だと判断してカットしたのである。しかし、そのままでは今回の(2)とのつながりが悪くなってしまうので、カットしたところからはじめたい。もともとは本誌2月23日号のために書かれた1本の記事を(1)と(2)に分けて掲載したものらしいのである。
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おっと、ちょっと待てよっと。『週刊実話』の2月23日号といえば本誌の発売日は2月9日ではないか。もうみなさんとっくに知ってたわけ? ネット版をぼんやり見ているこちらも悪いけれども、それにしても他のマスコミ各社がいっさいまったくスルーしているというのはどういうわけだ? 振り返って確認しても2月9日には声優・金田朋子(43)が「人間観察バラエティ『モニタリング』」(TBS)で第1子を妊娠していることを発表したということくらいしかわからない。
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いやマジで本誌の発売から18日に『リアルライブ』とともにネットにアップされるまではどこも取り扱っていない。ようやく19日になって『エキサイトニュース』が『週刊実話』ネット版の記事をそのまま転載しているくらいである。“3月独立”はガセなのか?
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おお、『週刊実話』は2月8日のネット版で【元SMAP元チーフマネージャーの大失言で“中国進出絶望”に日本ファンは大喝采!】という、飯島三智の活動プランがうまくいっていないと揶揄する記事を書いているのであった。とくに中国でのビジネスについては2月9日発売の本誌とまったく真逆の内容である。
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すごいなあ『週刊実は』、1日でコロッと変わる。で、2月8日配信の【元SMAP元チーフマネージャーの大失言で“中国進出絶望”に日本ファンは大喝采!】のほうはネット版だけで本誌での掲載がないのである。つまり2月9日に発売される本誌での「独走キャッチ!」中居正広3月独立という、いってみれば本命記事のためのあて馬、というかジャニーズ事務所に向けてのエクスキューズではなかったのか、と考えたいのである。そういうことにする。
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私は「中居正広3月独立説」を信じる!! では、以下に「独走キャッチ! 〜(1)」の最後の部分から「独走キャッチ! 〜(2)」の抜粋をご覧いただこう。
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《そんな中居の背中を押し、支えているのが元チーフマネージャーのI氏だ。
「Iさん本人は否定しているが、業界関係者はそんな話を誰も信じない。しかも、Iさんのバックにはケイダッシュ会長で田辺エージェンシー副社長のK氏や大手総合免税店『ラオックス』を経営する世界的な資産家が付いているんです。そもそも、昨年末に中居ら4人が慰労会を行った六本木の『炭火焼肉An』は堺正章のプロデュース。イコール、堺と繋がりが深いK氏とのパイプがあるわけです」(前出・芸能プロ関係者)》
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ここまでが「(1)」である。「Iさん」はもちろんSMAPの元チーフマネージャー飯島三智(58)、「K氏」は川村龍夫(76)である。「(2)」へ続けよう。
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《さらに、具体的な話も飛び込んできた。
「今春にも、IさんとKさんが新たに設立する新事務所に中居が業務提携という形で参加する。しかも、この新事務所は芸能プロのマネジメントだけではなく、海外でのイベントやサッカー場などのネーミングライツ、企業のM&Aも手がけていくんです。中居もいくらかのお金を投資するようです」(同)
この新会社を巡っては、中居のサポートを密かに表明している日テレとテレ朝にも微妙な影響を及ぼしているという。
「あくまでも噂の一つなんですが、“新会社にテレ朝が子会社を経由して出資するのでは”という話が出ているんです。ちょっと耳を疑うような情報ですが、キーマンは『ラオックス』の会長です。世界に人脈を持ち、エンターテインメント事業にも精通しているうえ、その手のアイデアも持っている。海外進出が今後の課題のテレビ局にとっては、実にうま味のある成長戦略なんです。しかも、テレ朝はジャニーズ事務所を“一プロダクションとして特別待遇はしない”と早くから鮮明にしてきたテレビ局。とことん中居に加担しても不思議ではない」(前出・業界事情通)
対する日テレはどうか。
「情けないことに、いまだ全方位外交なんです。しかも、4月から土曜21時のドラマ枠を22時に、22時の『嵐にしやがれ』を21時に移行させる。視聴率低迷中の『嵐にしやがれ』の数字を少しでもアップさせるためです。ドラマの視聴率が下がってでも、嵐を支えていく。ジャニーズ事務所にいい顔がしたいんです」(制作会社関係者)
中居が独立を決断したいま、気になるのが他の元メンバーの動向だ。
「草彅剛(42)と稲垣吾郎(43)も中居の新事務所に加入する動きを見せています。草彅と稲垣は、秋以降のスケジュールが埋まっていないんです。中居にくみするこの流れは、もう誰にも止められないでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
そして、注目すべきは引退説が囁かれている香取慎吾(40)だ。
「一時は“芸能活動を続ける”と新たな決意を語っていたんですが…。やはり気持ち的にも落ち着かないようですね。しばらくは絵の勉強をするため、“アメリカに行きたい”とも話している。まだまだ今後の仕事について話ができるような精神状態ではない。母親同然と慕っていたIさんの動き次第だと思います」(ジャニーズ事情通)
ジャニーズ事務所残留を表明し、中居らと仲違いしてしまった木村拓哉(44)は当然、蚊帳の外だ。
「着々と海外移住を進めていますよ。仕事があるときだけ日本に帰国する方針です」(キー局編成マン)
中居独立に木村は“待てよ”ともう引き止めない。》
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まあまあ、木村拓哉に対しては「着々と海外移住を進めていますよ。」と吐き捨てるような書き方である。
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しかしこれまでの推測とは異なっている部分がある。「Iさん(飯島三智)とK(川村龍夫)さんが新たに設立する新事務所」のくだりである。“新たに”設立するのは“新”事務所に決まっているのである。
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ともかく、これまでは田辺エージェンシーを退社した元専務の松尾浩介が去年2月に立ち上げたプロダクションが飯島三智の国内での活動拠点になると見られていたのである。しかしこの記事だとそれとはまた別な話になっているのである。
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結論からいうと、これは「Iさん(飯島三智)とK(川村龍夫)さんが新たに設立する新事務所」のほうが正解であろう。松尾浩介が立ち上げた事務所の設立登記日は去年の2月4日、飯島三智がジャニーズ事務所を辞めたその日なのである。いま冷静に考えれば飯島三智にとってはイヤな思い出がまつわっている日のはずである。それにわざわざこんな思わせぶりなことをするとも思えない。
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つまり松尾浩介はなんとかして飯島三智と組みたいと考え、そのアプローチのために勝手に事務所を設立した、と考えたほうがしっくりする。しかもこの情報の出所は例のあて馬『週刊実は』ネット版(2月8日配信)なのである。
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ここのところはもう少し説明が必要なようなので入れておく。次の「テレ朝が子会社を経由して出資する」ということにも絡んでくるのであるけれども、飯島三智が去年12月21日に社長に就任したラオックス系の事務所の話が出ていない。この事務所が事業目的に「日本のコンテンツの海外発信事業」と「映画製作」をうたっていることも伏せられている。「キーマンは『ラオックス』の会長です。」とまで書いているのであるからこれはおかしい。意図的に「Iさん(飯島三智)とK(川村龍夫)さんが新たに設立する新事務所」とごっちゃになるように仕向けられている感じがする。
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以前も書いたことであるけれども、ラオックスを経営し、今回の飯島三智の新会社を設立したのは中国に家電小売941店舗を有する蘇寧電器という企業である。Wikipediaによれば「中国企業500強」で59位、「中国民営500強」で第3位にランクされている。また蘇寧グループでいえば昨年はイタリアの名門サッカークラブ「インテル・ミラノ」を買収し、さらにイングランド・プレミアリーグの海外放映権まで取得している。
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つまり飯島三智が社長におさまったラオックス系の事務所の資金力はたいへん豊かなのである。テレビ朝日が海外進出をにらんで資本参加をするとかなんとかという話になっているけれども、ラオックス・飯島三智側にその必要はない。資本以外のテレビ朝日と提携するメリットといってもタレントの売り込みにコネクションをいかせるくらいのところがせいぜいである。
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一方のテレビ朝日側としても中国資本の事務所に出資しても強い発言権は望めない。であるから、中国進出を目論んでの資本参加あるいは提携にしてもまずは「Iさん(飯島三智)とK(川村龍夫)さんが新たに設立する新事務所」と組む、などの全体の枠組みづくりがまだ進行中なのではないか、という気がしてくるのである。
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さてさて、マスコミはほとんど誰もさわりたがらない「中居正広3月引退説」。『週刊実話』のトバシに過ぎないのか、それともほんとうに現実になるのか? 私は絶対に現実になると信じておる。天地神明に誓って申し上げたい。もしこれが『週刊実話』のただのトバシであったなら、私は首相を辞める。議員も辞める。(了)
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