2017年2月15日水曜日

清水富美加グッジョブ!! 坂上忍は子役の育成をやめるべきでしょ



昨夜、近所の飲み屋でたまに顔を合わせるババアが突然「元気マンマンでギャーギャーワーワーうるさいババアと暗くてショボーンとしていまにも死にそうなババアと、どっちがいい?」と聞いてきたのでソッコーで「死にそうなババア」と答えたのである。



それとは直接関係ないけれども、私は清水富美加(22)の味方である。22歳の娘と能年玲奈を潰しにかかっているコワモテ芸能プロダクションとどちらを取るかといわれれば、あったり前田のクラッカーである。芸能界の“常識”と一般社会の“常識”とどちらを取るかといわれれば、一般社会の常識に決まっておる。



2月12日に突如勃発した「清水富美加の乱」は燎原の炎のごとく芸能界・テレビ界を疾駆し、もう一押し二押しで「レプロ事変」に発展しそうな勢いを見せている。ぜひそうなってもらいたいものである。傍から見ていてもニッポン芸能界は前近代的過ぎる。それを改めてあからさまにしてみせた清水富美加、グッジョブ!!



これを「レプロ事変」にまで炎上させられるかどうかは、大手一般紙の扱い方にかかっている。テレビ局はバーニングプロダクション系列で新垣結衣(28)を擁しているレプロエンタテイメントに、情けないことにとりあえず腰が引けているのである。とりあえず、というのはレプロエンタテイメント自体にはテレビ局を封じ込めるチカラなどないからである。文句なし一流と呼べるタレントは新垣結衣しかいない。ゴロリ、と批判の石が転がりはじめればすぐにレプロ叩きに回るであろう。



その“ゴロリ”は、販売部数激減に悩む大手一般紙にとって千載一隅、起死回生、蜂の一刺しのチャンス、干天の慈雨、溺れる者の藁なのである。はしゃいでしまってすまんのう。しかしSMAP騒動、レコード大賞買収疑惑ときて今回の「清水富美加の乱」である。さらにレプロは能年玲奈→のんとのトラブルも抱えている。



芸能界の闇は深い。とくにレプロの周りは真っ暗くら。つまりいまなら掘れば掘るほどわかりやすいところにお宝ザックザクなのである。しかも2020年のオリンピックをメドに暴力団を極力排除したい警察の意向もあるし。のう。いい話ではないか。どうじゃ?



なかでも期待は朝日新聞。自社ニュースサイトで《ガングロと新聞社 「絶滅危惧種」同士の生き残りかけた作戦会議》などというオチャラケをやっている場合ではないのである(「withnews」2016年10月18日配信)。『週刊朝日』での橋下徹叩きに調子こいたあまり「ハシシタ・奴の本性」(2012年10月26日号)などというとんでもない記事を書いてみせた佐野眞一(70)というたいへん優秀なライターもいるではないか。この機会にまたのびのびと書いていただいてはどうか。



しかしマジメな話、なんだかんだいっても、芸能界浄化キャンペーン、つまり「レプロ事変」を立ち上げられるのは大手一般紙しかないのである。お願いである。われわれ人民もレプロにデモをかけたり、小栗旬(34)を担いで世界芸能労働組合極東支部を結成したり、所属の新垣結衣はもちろん川島海荷(22)やマギー(24)なんかもオルグしたりして話題づくりに協力するつもりである。



もう少し足りないとおっしゃるのであれば、レプロエンタテインメント社長・本間憲(55)と団交もしよう。井上公造を吊し上げてもいい。宮根誠司(53)に川田裕美(33)とはどうだったのかを総括させてもいい。ぜひひとつ共闘しようではないか!! あ、マギーのオルグはHi-STANDARDの横山健(47)との不倫スキャンダルに圧力をかけてもらったばかりだからムリか。



ともかくそんなこんなですでに揮発性の燃料が満タンのレプロエンタテイメントなのである。マッチ1本で、いや新聞紙の焚き付けがあれば直ちに爆発、火はボーボーである。であるからレプロ、大手一般紙の動きには神経を尖らせているはずである。いや、もっと切迫しておののいているくらいのものだろうな、と思っていたら出てきた。姑息なマスコミ対策が。とはいえ大手一般紙に圧力はかけられないので、ただのいいわけである。 本間憲社長名義で報道各社にFAXを送付している。



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【清水富美加の事務所「本人の意思最大限尊重」「円満に話を」と声明】(「デイリースポーツ」2017年2月)という記事から抜粋してご紹介しよう。


《宗教法人「幸福の科学」への出家を宣言した女優・清水富美加(22)について、所属事務所「レプロエンタテインメント」が14日夜、本間憲社長名義で報道各社にFAXを送付。騒動となっていることを謝罪した上で、清水本人の意思を「最大限尊重」し、「可能な限り本人の希望に添う形で円満に話を進めていくつもりでおります」と改めてコメントを発表した。

—〈略〉—

所属事務所は「弊社所属タレント・清水富美加 一連の報道に関して」と題して長文の“声明”をマスコミあてに送付。改めて出家騒動の経緯を説明した。

書面では、今年1月末ごろ、清水本人から事務所スタッフに、幸福の科学に出家すること、出家に伴いレプロとの契約を終了させたいと申し入れがあったことを説明。事務所としては「突然の告白に大変衝撃を受けましたが、出家及び契約の終了について一切の否定をしておりません(ただし、契約の終了時期につきましては別途協議の申し入れをしております)」と清水の信仰やレプロとの契約終了自体については否定していないことを改めて伝えた。

事務所側としてはすでに決定している仕事を「プロフェッショナルとしての責任を持ってやり遂げてもらいたい」との思いから、2月2日から双方の代理人弁護士が契約終了の時期について協議を進めてきた、と説明した。レプロとの契約は5月20日まで残されている。

また「連日の報道の中で様々な臆測が飛び交っておりますが、弊社といたしましては、当初から一貫して清水富美加本人の意思を最大限尊重し、可能な限り本人の希望に添う形で円満に話を進めていくつもりでおります」と説明。現在も代理人間で協議を続けていることを伝えた上で、「皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます」と騒動を謝罪している。》

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ふうん。「出家及び契約の終了について一切の否定をしておりません(ただし、契約の終了時期につきましては別途協議の申し入れをしております)」ってなにいってんだかよくわかんないんだけど。オトナがこれだから子どもはグレる。出家及び契約の終了について「否定」はしていないけれども受け容れてはいないわけである。だから「別途協議」するんだろよ。



しかも「別途協議」というけれども、「出家及び契約の終了時期」こそがこの問題の実務的解決のための核心なのである。「一切の否定をしておりません」とさも清水富美加の要望を聞いているようなポーズをして、実はなんにも聞いちゃいないし考えてもいない。まあ、こんな中身のない声明もそれはそれでおもしろいけれども。



レプロエンタテインメントという事務所はけっこうすばしっこい。それでのし上がってきたようなものだ。能年玲奈→のんとのトラブルではこれを報じた『週刊文春』を相手に名誉毀損で1億1000万円の損害補償と謝罪広告を求める訴訟を起こしている(「日刊サイゾー」2015年6月15日配信)。スラップである(英: SLAPP、strategic lawsuit against public participation、威圧訴訟、恫喝訴訟)。



12日のツイッターで清水富美加が「力ある大人の怖い部分を見たら 夢ある若者はニコニコしながら 全てにうなずくようになる。」と書いたのもたぶんこういうところを見ているからであろうと思う。



この問題に対してテレビのなかの世論はどうなっているのかを、ざっくり整理しよう。



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◆ 清水富美加に厳しい派・芸能界保守本流
坂上忍(49)、宮根誠司(53)、竹山隆範(45)、井上公造(60)、ほか多数

“受けている仕事を投げ出すなんて言語道断・新人は給料が安くてあたりまえ・育ててもらった義理や恩義があるはず・引退するならすべてをクリアしてからにしろ”


◆ そんなに寄ってたかっての現状肯定はいかがなものか派・少数
伊集院光(49)・茂木健一郎(54)

「芸能界の悪習からようやく逃げた人を、芸能村の人たちがテレビであれこれと非難するのはほんとうに見苦しい。日本のテレビがオワコンであることを益々感じさせる。人間、フェアじゃなくては、結局人々の心から見捨てられる。」(茂木健一郎・2017年2月14日ツイート)

伊集院光については、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「伊集院光とらじおと」での2月14日の発言を『スポーツ報知』(2017年2月14日配信)から抜粋しておく。

《「それにしても皆さんにちょっと聞きたい、尋ねたい、問いかけたいんですが、この芸能界の中からコメントがいっぱい出てくるじゃないですか。今なお仕事をして中堅、ベテランになっている人、いわゆる発言権が与えられている人の意見が、あまりにも“彼女は身勝手だ”“仕事を放棄して迷惑をかけるのはけしからん”というのが多いと思う。(その意見は)間違っているとは言ってないし…。でも、あまりにもそれ一色なことに気持ち悪さを感じる」と語った。

「芸能界という一般の会社と違う、一般の社会と違うというのは分かっているけど、そこで勝ち抜いた人の意見って、バイアスがかかっちゃっている気がする」と話し、過去のスポーツ選手を例に話を展開。“ウサギ跳び”は膝に負担がかかるので良くないことが現在は定説になっているが、かつてウサギ跳びをこなしながらケガをせずに強靱(きょうじん)な体力で活躍した選手からは“ウサギ跳び”を否定する意見は出てこないと説明した。

さらに「町工場でも放送局でもいい。寝ずに働いて『俺もう無理です』という若者に、『俺たちの若い頃はもっと仕事していたぞ』とか『他の人に迷惑を掛けるから頑張れ』と言うのを良しとしていた時代があるけれど、もはや違うだろうと俺は思う。彼女は死にたいと思っていて、そういう人に『仕事の責任を取っていないのにやめるな』というのは俺は違うと思う」と話した。

そして、騒動を解決する提案として「迷惑を掛けられた人も、彼女が不満に思ったことでも、ちゃんと法律のもとに裁判をした方がいい。裁判して法にのっとってやるべきだと思う。彼女の味方かっていうとそうじゃないという意見はあるけれど、あまり著名な人の意見が、バランス感覚を欠いている気がする」と語った。》


◆ 清水富美加にやさしい派・キツかったらしかたないじゃない

高橋真麻(35)、真矢ミキ(53)、小島慶子(44)、ほかなぜかオバサンが多いような気がする

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およそ3派に分かれているわけである。それにしても光!! こんなにまともなことをいう光ははじめて見たん。おっしゃるとおりである。付け加えさせていただければ、「芸能界という一般の会社と違う、一般の社会と違うというのは分かっているけど」という芸能界の常識は一般社会には通用しないのである。少なくとも芸能界にもしっかりした人権意識がなければならない、のである。ちなみに伊集院光は竹山隆範と同じホリプロ所属である。



あ、そうそう。とはいえ正直にいっていちばんうれしかったのは長井秀和(47)のFacebookでの呼びかけ(2月13日)である。『シネマトゥデイ』(2017年2月14日配信)から抜粋しよう。



《「色々悩んでいるとの話も聞きますけど。ここは清水富美加さん、創価学会に改宗したらどうですかね? 伸び伸び、芸能活動と宗教活動を両立出来ると思いますよ」と勧誘。

「(創価学会の)池田大作大先生は、世界の池田・日蓮の再来とも言われる大指導者ですからね。開けて行くと思いますよ。創価学会の池田大作大先生も、生きてるか死んでるか分からないんですけど」などとアピールし、「取り合えず、手始めに、清水富美加さんに聖教新聞を一ヶ月無料贈呈しますね」と結んでいる。》



そうかあ、池田大作が生きてるか死んでるかは学会員でもわからない、と大声でいえる時代なんだ。芸能界がそれぞれオノレの権益にしがみついてもはや旧弊を溜め込んでいるあいだに、創価学会もここまでサバけたのである。芸能界はいまやニッポンの恥部である。イヤホント。



長井秀和グッジョブ!! 伊集院光といい長井秀和といい、ふだんあまりパッとしない2人なのにいきなり輝きだしているではないか。これは清水富美加効果と呼ぼう。「清水富美加の乱」についてはなりゆきを観察してまた書かねばならんですたい。(了)






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