2017年2月16日木曜日

坂上忍がヒステリックに清水富美加を叩くわけ



あまりの傲慢ぶりに驚いた。『バイキング』(「フジテレビ」2017年2月15日放送)の坂上忍(49)である。打ち合わせで外出していたので観てはいないのだけれども、2時過ぎに戻ると早くもネットニュースで記事化されていた。『トピックニュース』、2月15日12時38分配信である。まだ番組の途中である。人のフンドシでニュース、しかも早い者勝ちである。まあ、人さまのことはいえないけれども。以下紹介しておこう。



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【坂上忍 茂木健一郎氏の「芸能村」発言に噛み付く「じゃあ茂木さんは何村?」】

《15日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、脳科学者の茂木健一郎氏の発言に坂上忍が噛み付いた。

番組では前日に続き、清水富美加の出家引退騒動を特集。その中で茂木氏が自身のTwitter上で、清水に対する擁護ととれる投稿をしていたことが話題に。

*茂木健一郎のツイッターのスクリーンショット挿入*
(芸能界の悪習からようやく逃げた人を、芸能村の人たちがテレビであれこれと非難するのはほんとうに見苦しい。日本のテレビがオワコンであることを益々感じさせる。人間、フェアじゃなくては、結局人々の心から見捨てられる。)

スタジオでこのコメントが紹介されると、坂上が「いろんな意見が出て当然」と断った上で、「『芸能村』って俺達のこと?じゃあ茂木さんは何村の人なの?」と問いただし、茂木氏自身もテレビ番組に頻繁に出演していたと指摘する。

そこでおぎやはぎの小木博明が「茂木さんに見られてくないなこの姿、恥ずかしい」と自虐気味に語る。坂上も「じゃあ俺達は恥ずかしい人間なんだね!」と開き直り、小木も「僕らはクズですよ!」と意気投合し、スタジオの笑いを誘っていた。(原文ママ)》

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坂上忍49歳。あまりにも幼稚すぎないか。「おまえバカだろ」といわれて「おまえだってバカだろ」といい返し、「おーい、オレたちバカなんだってよー」と子分に振り向きながら毒づく。最低である。「人間、フェアじゃなくては」という異議に応えるつもりなどサラサラなかったらしい。



もし万一、わざわざ茂木健一郎からの批判を取り上げて揚げ足を取り冷やかし、ネタ扱いすることで煙に巻こうとする意図が最初からあったのだとしたら、さらに最低である。最最最低。



こればかりではなく坂上忍、清水富美加の出家引退問題については異様なほどにヒステリックなのである。ここは私が一方的に声を荒らげていると思われても困るので『東洋経済オンライン』(2017年2月15日配信)の【芸能事務所の「特殊かつ旧態依然」とした体質】という記事から抜粋しよう。



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《2月13日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で坂上忍さんは冒頭で、「両者の会見を見ましたが、『幸福の科学』さんは芸能界のプロではないから」と一線を引きました。いきなり「芸能界は特殊な世界なので」とくぎを刺していることが分かります。


続けて坂上さんはラサール石井さんらとともに、「若手の月給5万円は正当なもの」とし、「僕らのときもそうだった」と言い切りました。さらに、「人気が出たあとは、月給か歩合の2択が提示される」と芸能界の仕組みを熱弁して話を進めましたが、思えば「月給5万円」は富美加さんと同じ事務所の能年玲奈さんが独立騒動を起こしたときにも聞いたフレーズ。「旧態依然の体質に問題があるから同じ騒動が起きている」という議論にならないのが、芸能界特有のパワハラ体質を象徴しています。



それどころか、富美加さんの書いた直筆メッセージに対して、「追い込まれていたのはわかるけど、8年間も所属した事務所に対する配慮がないし、さらに事務所や業界批判のツイートをしている」と厳しい言葉を続けました。フィフィさんの「精神を崩していたのでは?」という意見には声を荒らげて認めず、「結果論として仕事を飛ばしちゃっているわけだから」とシャットアウト。結果しか見ないのは、芸能界のベテランらしいといえばそうなのですが、数々の労働問題が取りざたされ、他業界が苦しみながら変革を模索している今、「芸能界だけが変わらずにいられる」という考え方は虫がよすぎる気がします。》

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コラムニスト・木村隆志(43)の署名記事である。1月12日には【テレビと芸能界のもはや隠しきれないタブー】という記事も書いている。興味のある方はぜひ。それにしても清水富美加の問題からニッポン芸能界の体質の問題にいち早く踏み込んだ『東洋経済』に対して『LITERA』が安倍政権批判に忙しいのかすっかり遅れをとってしまっているというのが、とても今日的でおもしろいでやんす。



さて、坂上忍はなぜヒステリックに芸能界=レプロエンタテインメントを擁護し、清水富美加を叩くのか? 「8年間も所属した事務所に対する配慮がない」という前に、おそらくはとうぜん出てくるはずの「 8年間も耐えてきたのだ」という反論になぜ思いが到らないのであろうか? 自分が“芸能村”の村民だからか? 村民なら村のそこら中ゴミが散らかっていたらキレイにしようとは思わないのだろうか?



で、なんでも書いている載っているWikipediaにおうかがいを立ててみたのである。ゲエッ、ついでにネタ拾いに「女性器」の項目も開いてみたら、さらにさらにさらにエグくなっていたのである。更更更エグ。ネタ拾いには成功したもののなんだかカラダがだる〜くなってしまったのである。「女性器」なんて開くからだよ〜。←ダブルミーニング



もとい。Wikipediaのおかげで性格の歪んだ私は坂上忍のヒステリーの原因を突き止めたのである。これである。



《2009年6月1日、芸能スクール・アーティストの発掘・育成プロダクション「アヴァンセ」キッズアクタープロダクションを開校。それと並行でネオモデルタレントスクールの特別講師も担当している。》



坂上忍は子役の育成、マネジメントも仕事にしているのである。“芸能村”の小学校の校長である。子どもたちには“芸能村”のオトナやすでに有名な子どもを指差しては、あんなふうになりたかったらいつも素直にいうことを聞け、的なことを語っているのであろう。



現状の“芸能村”を追認し続けなければ“芸能村”の小学校は成立しない。と少なくとも坂上忍は考えている。そこに子どもたちを送り込むための学校なのだから。子どもたちの手前、親の手前、子役たちの仕事先の手前、いつもと違う印象を与える言葉も吐きたくない。



坂上忍が開設した「アバンセ」のホームページを見ると、トップページの下に著書の広告が並んでいる。その1冊に『スジ論』というのがあって、キャッチコピーが「礼儀のないガキは仕事場にいらない。」である。「『大人』のルール51」である。予想以上の剛力彩芽(24)である。なんのことだか。勇ましさである。



しかしヒステリックなのである。これまでの自分の言動や立場を考えて、それが崩されるのを極端に怖れているのである。「いつも無条件に大人のいうことを聞け、そうしないと“芸能村”では生きていけねえんだから、とはいってきたけれども、最近の“芸能村”にはよくないヤツもいるみたいだねえ」ということがいえない。それをいうとすべてがなし崩しに崩れてしまうと思い込んでいるのである。小心者である。性格が歪んでいる私はそう思う。



そんな小心者の坂上忍に進歩などあるはずもない。古い“芸能村”の価値感にしがみついている、すでに過去の人である。案外小心者だということもバレてしまったし、これから先はあまり伸びないはずだ。とくに今回の清水富美加引退の件では、これ以上舵取りを間違えると一気に沈む危険水域に入っている感じがする。



うむ。こうなってくると、《1995年1月14日、飲酒運転の末電柱に激突し器物破損をおこし、大破した車で逃走したためパトカーとのカーチェイスになった。約20分後に現行犯逮捕され、半年間、謹慎した。(Wikipedia)》という、つい先ほど発見したばかりの事実にもまた目がいってしまうのである。20年以上も前、たぶん27歳くらいときのことなのに。



しかし、ああそういえば清水富美加をつかまえて「22歳っていったらいいオトナですよ」と語っていたよなあ、などということはいわないのである。そんなふうに毒づけばネタは山ほどだけれども、聞いてくれる子分が後ろにいるわけでもないし。あらららら、性格が歪歪歪悪いでやんす。私はやっぱし。(了)





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