上西小百合(34)が梅沢富美男(66)に激怒したとか、福山雅治(48)が「抱かれたい男」の1位から転落したとか、勝間和代(48)が「夢を食いものにしている」と宝くじを批判したとか、どうでもいいのである。
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高橋みなみ(26)の全国ツアーに売れ残り続出なんかもどうでもいいし、山里亮太(40)が吉本興業の女性社員を恨んでいるなんていうお話はさらさらどうでもいい。浜崎あゆみ(38)が「太って見える映像を使った」と日本テレビにクレームを入れたという話もどっこいどっこいどうでもいい。
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どうでもいいものばかりを覗いていてもしかたがないのでボウッとしていると、考えるのはあのことだけである。「大島優子(28)はなぜ突然海外に行くことになったのか?」。負けず劣らずどうでもいいお話であるけれども、気になってしかたがない。
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いきなりきちんとした理由も告げずに海外へ、ということになればその用向きはおおよそ次の4点くらいのものであろう。
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1)トラブルのほとぼり冷まし
2)大規模な整形手術
3)クスリ抜きおよびクスリ関連による逮捕逃れ
4)出産または中絶
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まあ、このほかに一度外国で暮らしてみたかった、とか休養、とか外国語の習得、とかよりまっとうな理由も想定はできるけれども、そんなものはちっともおもしろくない。
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実は、むかしむかしの札幌はなんの前ぶれもなく芸能人などの著名人が訪れる場所であったのである。唐突で恐縮である。もっとも頻繁に噂されていたのはやはり妊娠中絶のためで、札幌に愛人を囲っている俳優やお笑い芸人、プロレスラーもいた。あ、それからあまりオモテに出しにくい事情を抱えた家族や親族を住まわせたり。
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札幌はマスコミにとっては番外地的な扱いで、そこそこ人口も多く人目を忍ぶには適当だったのであろう。いまは札幌の代わりに海外へ、というわけである。
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一般論はひとまず置いて、大島優子に固有の事情を考えてみよう。置かれている状況も含め、だいたいのところは以下の抜粋のようなものであろう。
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【大島優子の海外渡航発表、そもそも仕事ない状態か…大炎上で「海外逃亡」「単なる旅行」?】
《 7月4日付デイリースポーツによると、大島の所属事務所である太田プロダクションは同紙の取材に対し、休業と海外渡航を認めたという。しかし、同日付東スポWebは「大島優子が海外渡航へ 休業については事務所否定」と報じており、事務所の「休業とは違います」というコメントを伝えている。いずれの報道でも、渡航場所や時期、期間などの詳細は現時点では未定であることを伝えており、デイリーは事務所の反応として「仕事が入ったら途中で帰ってくる可能性もある」とスケジュール次第ではすぐに復帰する可能性もにおわせている。
〈— 略 —〉
しかし、突然の海外渡航宣言にインターネット上では「海外逃亡ですか」「帰って来る頃には、居場所はないのでは」「干される前に自主的に避難」と辛辣な声が上がっている。「6月の『第9回AKB48選抜総選挙』開票イベントの騒動が原因です」と語るのは、週刊誌記者だ。
「同イベントでは、20位の須藤凛々花がまさかの結婚宣言。これについてはファンからも怒りの声が上がりましたが、大島はインスタグラムのライブ配信で『何考えてんのかしら』『この帽子がきっと、私のすべての言葉だと思うの』と『F』で始まる4文字のスラングを示したことで、『さすがに下品すぎる』『あまりに行動が軽率』と大炎上したのです。
同じく須藤を揶揄するようなコメントをした高橋みなみとともに『もはや老害OG』という声まで上がっており、特に大島は事務所の先輩である有吉弘行から苦言を呈されるなど、大失態を演じてしまいました。結局、ツイッターで謝罪する事態に追い込まれ、大幅なイメージダウンは免れません。
そんな折での発表は、あまりにタイミングが悪いと言わざるを得ません。また、海外に渡航するということで、騒動の発端となった帽子について危惧する声もあります」(週刊誌記者)
また、テレビ局関係者は「仕事次第での早期復帰を示唆したのもまずかった」と語る。
「仕事次第で帰国するというのであれば、単なる旅行や観光と変わりませんからね。また、逆にいえば今は仕事がないということを自ら明かしてしまったようなもの。『開店休業なのでは』という声も上がっていますが、留学するにしても、具体的なプランは示されていません。大炎上を受けて『ほとぼりが冷めるまで海外生活したいだけ』と見られても仕方ありません。
〈— 略 —〉 」 》
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やはり須藤凛々花(20)の一件が問題なのである。28歳にもなって童顔過ぎるとか、背が低い(公称152cm)とかはこのさいどうでもいいらしい。
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しかし一般の日本人にとって「Fuck」がそれほどたいへんなことなのであろうか? 私ならFuck!! もSon of a bitch!! もShit!! もまったくどうということはない。Jap!! にはカチンとくるけれども。
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いわせていただければ「Fuck」で大騒ぎするのも奇妙だし、まるでそれを待っていたかのように一斉に寄ってたかって大島優子を叩いた印象があるのも奇妙なのである。
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さらに須藤凛々花の「結婚します」発言 → 大島優子の「Fuck」は6月17日、同日のことであり、6月18日に須藤凛々花は「DAMN(クソっ、どうでもいい)」Tシャツを着て報道陣の前に姿を現している。で、大島優子は19日にTwitterで以下のように謝罪することになる。
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「この度は、インスタ動画で不適切なコメントをして申し訳ございませんでした。 不愉快な気持ちにさせてしまってごめんなさい。反省しています。」(2017年Jun19日 20:13)
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いやいや、だから私は「Fuck」などではまったく不愉快にならないのである。いいのいいの。ともあれ、ここから大島優子の「海外渡航」計画を「デイリースポーツ」がはじめて報じた7月4日までは約2週間であった。このあいだになにかがあったのであろうか?
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勝手な推測である。これは須藤凛々花が6月18日、「DAMN」Tシャツを着て現れるところまでは運営側によるヤラセであったのであろうと思う。「DAMN」Tシャツ調達の手際がよすぎるし、大島優子がふだんから「Fuck」キャップを被って歩いているとも思えない。
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これでひと騒動起こしてAKBグループに世間からの注目を再び集め、同時にOGたちの露出を増やして活動に弾みをつけるという目論見であったのだと思う。なにしろ大島優子は7月末からは国内にいなくなってもいいくらいスケジュールを空けてあったのだし。
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しかし、このヤラセの仕掛け人の1人である大島優子が、いささか想定外なほどのヒール(悪役)扱いに耐え切れなくなってしまったのである。本人としては主張していることは正論なのであるから、あそこまで叩かれるとは予想していなかったと思う。
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須藤凛々花側としても「DAMN」Tシャツを着せて見せただけで大島優子の「Fuck」攻撃を受け切れなかった。そしてここで反撃できなかったのでヤラセも尻すぼみに終わってしまったのである。
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須藤凛々花、芸能界の陰謀を完遂するほどタフでもしたたかでもなかった。もちろんハシゴを外されて1人ヒールとして浮いてしまった大島優子もたいへん困惑したはずである。要するに2人ともこうしたヤラセを背負っていくには華奢すぎたのである。
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最も責任が大きいのは、これは須藤凛々花の所属事務所Showtitleであろう。Showtitleは吉本興業の子会社であり、「女性アイドルグループ『NMB48』のプロジェクトプロデューサーである剱持嘉一が代表取締役社長を務め、株式会社プロダクションノータイトルの代表者でNMB48のチーフマネージャーの關根清隆が副社長を務める」(Wikipedia)、2015年12月設立のまだ若い組織である。NMB48の運営のためにつくられたといっていいかもしれない。これでは「Fuck」への反撃もタマ不足というものである。
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東京出身の須藤凛々花はグループ内のドラフト会議でNMB48の所属が決まった経緯があり、おそらくは東京へ戻りたかったのであろうと思う。6月21日には改めてNMB48からの卒業を宣言している。そうした経緯をからめての「結婚宣言」→「Fuck」のデッチ上げ、茶番劇だったのではないか。うむ。そうに違いない。
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かくして大島優子は一連の不手際への怒りを鎮め、世間の逆風が納まるのを待つために海外に出かけるのである。であるから世間からなにをしに? と聞かれても困るのである。とりあえずはしばらくそっとしておいてやろうではないか。
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と、こんなことを考えて1日が過ぎるのである。後ろしか向かねえ!!(了)
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