2017年7月13日木曜日

芸能人の奴隷契約問題に公取委出動。これも松居一代パワーか?



7月11日付当ブログで「松居一代はリアル講談師である」と書いた。松居一代(60)の怖さオドロオドロしさに関するこれはまったく卓越した見解である。しかしあのときどうして「松居一代はリアル講談師である。語るだけでなくその講談を生きてしまっている」というところまで書かなかったのであろう。悔やまれてならぬ。



あまりアタマがよくないので、あとになってから少しづつ考えが浮かんでくる、わかってくる、というタイプなのである。まったくライブ向きではない。そんな男がパソコンに向かいつついま注視しているのは、ではどのようにして周囲の人間までもが松居一代のオドロオドロしい講談の世界に引きずり込まれてしまうのか? ということである。たとえば、無礼を承知でいうけれども船越家の人々のように。



いま現実に叩き潰そうとしている相手、船越英一郎(56)には現実的なチカラだけしか働いていない。いまオドロオドロしい講談の世界に引きずり込まれていくのは、その周辺で流れ弾に当たってしまう人、とばっちりを受ける人たちである。船越英一郎の場合は、たぶん時間差をともなって引きずり込まれるのであろう。因縁話ってそんなもんじゃない?



 それがその因縁話、オドロオドロしい講談の世界への裂け目がいま少しづつ姿を現しはじめているのである。恐怖の松居一代、デモーニッシュな松居一代ワールドを私たちはもしかしたらこれから目のあたりにできるのかもしれないのである。



本日(7月13日)未明にアップされた松居一代・寄席動画【第7弾】「消された、コメント」〈黒い圧力で消されたムカッとする話〉にそれがある。必要な箇所だけ書き起してみよう。



******************************

《 今回のことは、私は夫婦喧嘩として怒っているわけじゃないんですよ。夫に対しては微塵も未練がありません。欲しい方がいたらくれてやりますよ。

私が怒っているのは、プロダクションです。夫が所属しているプロダクションが黒い圧力を使って私をこの芸能界から抹殺しようとしていたこと、現在もしていることなんです。そのことに対して私は夫が汚い手を使うので許せないと思っているんです。

そして涼しい顔をして紳士ヅラの顔して世間のみなさまに立っている、それが許せないんです。だから私は命をかけて立ち上がることにしたんです。ウソは私は一切ついていません。きっと神様が、悪党は成敗なさると思いますよ。間違いなくね。 》


******************************



同様の発言はすでにブログで何回かにわたって繰り返されている。攻撃の対象が船越英一郎から次第に離れて「芸能界の黒い権利」に軸足を移していくさまがよく看て取れるので、その抜粋をご紹介しておく。



原文は例によって細かく改行されているのであるけれども、それだとスペースを取りすぎるのでこちらで適当に調整させていただいた。すでに大まかご承知の方は飛ばしていただいても差し支えない。



******************************


◆ 07-11 07:37:35「3日ぶりに寝たよ」

不倫に怒っているんじゃないよ 未練なんか、微塵もありません

この戦いは、夫婦の問題じゃないんですよ ただの、夫婦げんかでは、ないんですよ

芸能界の恐ろしさ 39年間 身を置かせていただいた この、芸能界の恐ろしさに立ち上がっているんです


◆ 07-11 13:45:50「小さな声で」

今回のことを…夫 婦げんか、だって… 言ってる… 芸能界人がいるけど
違うよ 違いますよ 良く、考えてね 家族は、わかってるよね

あたしは、まったく未練がないので欲しい人がいたら、くれてやります

これは、芸能界の恐ろしさ、それを暴くために命を懸けているんです
あたしは、すべてを投げ打って


◆ 07-12 14:19:07「負ける戦はしないよ‼️」

そりゃ…家で、寝たいよ でもね、あたしは、人になんといわれようと 芸能界の黒い権利と 戦う決意をしたのよ

しかし、まだ、夫婦げんかだと言ってる、理解の低い人がいます 夫婦げんかだったら 家でしますよ

あの方には かけらも 未練は ありません お好きなかたは ご自由に お持ち帰りください

これは、芸能界の黒い権利との 戦いですぞ
戦いの時期も、大切 はぼ、証拠が揃った だから… 戦いは今なのよ

負ける戦は、私はしません 必ず勝たないと つまらないでしょう 労力の無駄ですからね

嘘は、必ずバレる 真実は、必ず勝つんです
時間は、かかる 耐えることも、必要です

しかし、悪魔は、必ず、罰せられるんです


◆ 07-12 17:36:07「家族だけに…緊急報告」

あたしは、芸能界の黒い権利と戦っているんだから


******************************



ふうん。「しかし、まだ、夫婦げんかだと言ってる、理解の低い人がいます 夫婦げんかだったら 家でしますよ」だの「嘘は、必ずバレる 真実は、必ず勝つんです」だの、よくぞその口でいえたものである。



ともかく、ここには「バイアグラを飲んでセックスしまくっていたんです!!」と激しく船越英一郎の不貞をかき口説いていた松居一代の姿はない。私がやっていることはあくまで「芸能界の黒い権利」との戦い、なのである。



なぜこうなったのかは、松居一代が船越英一郎の不倫相手だとほぼ名指ししたハワイ在住の42歳のエステティシャンが、このまま一方的な主張を続けるなら名誉毀損で連邦地裁に提訴することになる、と警告を発したからであろう。



しかも《女性の夫はハワイ州政府の顧問弁護士で「ハワイで3本の指に入る辣腕(らつわん)」(関係者)。訴訟大国の米国で、松居が巨額の賠償金を支払わされる可能性が出てきた。》(「スポニチアネックス」2017年7月8日配信)のである。



相手がハワイで3本の指に入る辣腕ならこちらはハワイで1番の弁護士を雇えばいいような者であるけれども、金持ち喧嘩せず、か。つまんね。



W不倫疑惑をイジれなくなって次に出てきた攻撃材料が「芸能界の黒い権利」なのである。たぶん。であるから本丸は船越英一郎潰しでかわりはない。



そして、ここまで「芸能界の黒い権利」と曖昧に呼ばれてきたものが、前掲の『松居一代・寄席動画【第7弾】「消された、コメント」〈黒い圧力で消されたムカッとする話〉』で具体的に言及されたわけである。



「私が怒っているのは、プロダクションです。夫が所属しているプロダクションが黒い圧力を使って私をこの芸能界から抹殺しようとしていたこと、現在もしていることなんです。」



船越英一郎が所属しているのはホリプロである。たしかに松居一代のブログから名誉毀損にあたるおそれのある部分を削除するようアメブロに要請したのはホリプロである。



それで、そうそう。前掲の「寄席動画【第7弾】「消された、コメント」〈黒い圧力で消されたムカッとする話〉」とは、7月3日に放送された『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ)でのことであった。説明しておかねば。



「夫や恋人にムカッとしたこと」として結婚前、船越英一郎に婚約のプレゼントとして船越英一郎が買った腕時計のローン残金を支払わされたという話しを松居一代はしたのだけれども、これを黒い圧力で消された、というのである。黒い圧力、なかなか仕事が細かくかつていねいである。



ホリプロの会長兼社長・堀義貴(51)は音事協(日本音楽事業者境協会)の会長である。音事協は芸能界に強大な発言力をもっており、いわゆる芸能人の“奴隷契約”といわれるものの裏付けになっている「統一契約書(専属芸術家統一契約書)」もここが作成している。



「『クロ現+』が指摘したように、統一契約書が所属事務所側に圧倒的に有利な内容となっているのは事実。タレント側からすぐに契約解除できないなど、さまざまなハードルが設定され、著作権などの権利関係も所属事務所側に帰属するケースがほとんどだという」(「ビジネスジャーナル」2017年5月8日配信【タレントの契約トラブル多発と芸能事務所「優先」主義…音事協「統一契約書」の存在】)。



というわけで、「プロダクションが黒い圧力を使って私をこの芸能界から抹殺しようとしていたこと、現在もしていること」に怒り「芸能界の黒い権利」と戦う松居一代はつまり、すなわち音事協を敵に回しているのである。



ちなみに「統一契約書」が逆に芸能人にとっての福音でもあるかのようにかたっている芸能リポーター(城下尊之・61、バツ4)もいるのである。音事協、なかなかすばっしっこい。



「タレントと芸能事務所には、サラリーマンと会社のような雇用契約はまずありません。契約内容はさまざまですが、ほとんどがタレントと事務所はどちらも対等独立の事業者とし、マネジメントなどで業務委託契約を結んでいる。今は業界団体である日本音楽事業者協会の作成した『専属芸術家統一契約書』が契約書のひな型として定着しつつあり、きちんと明文化していく流れにはなっていると思います。ただし、全てじゃない。」(「ネタリカ」2017年7月12日配信【公取委はついにメス 芸能界「奴隷契約」それぞれの言い分】)



さて、ここまでなら、あ、そう、たいへんね、くらいのものだけれども、松居一代のデモーニッシュなエナジー(by藤原紀香)はついに公正取引委員会までも動かしたのである。少し大袈裟か。しかし公正取引委員会がこの問題に関してついに動いたというのはたいへんに大きな出来事である。実は私もすっかりボーッとしていてこの7月10日に読者の方からご指摘をいただいてはじめて気付いたのである。注目しておかなければならない。



『「朝日新聞」DIGITAL』(2017年7月12日配信【芸能人らの移籍制限は独禁法違反? 公取委が実態調査へ】)からご紹介しておこう。



******************************

「芸能タレントやスポーツ選手、コンピュータープログラマーなど、特殊な技能を持つ人と企業などとの契約について、公正取引委員会は、移籍などの制限が独占禁止法の規制対象になるかを検討するため、有識者会議を来月から開催する。



関係者によると、公取委は、芸能タレントと所属事務所、スポーツ選手と所属チームとの間などで引き抜きや報酬などをめぐって不当な契約や慣行がないか、ヒアリング調査を実施している。この結果などをもとに、有識者による検討会は月1回程度の会合を開き、早ければ今年度内に報告書を公表する方針だ。



米国や欧州連合(EU)では昨今、スポーツ選手の移籍やIT関連技術者のヘッドハンティングを不当に妨げるような契約について、当局がガイドラインを作成するなどの対策を講じている。



国内では1950年代、大手の映画会社が、自社に所属する俳優をほかの映画会社の作品に出演させない協定を結んでいたが、公取委が独禁法違反で調査した後に協定が取り消されたケースがある。」


******************************



松居一代が12日付のブログ「負ける戦はしないよ‼️」で語った「戦いの時期も、大切 はぼ、証拠が揃った だから… 戦いは今なのよ」という言葉が鈍い鉛のような光を帯びてくるではないか。というより、松居一代のデモーニッシュなエナジーがついに船越英一郎に続く新しい生贄を捕獲したのである。



ここは私も松居一代に乗っかって、ともに「芸能界の黒い権利」と戦え!! 松居一代のカプセルホテルに集結!! とかなんとかやりたいところではあるけれども、松居一代が死ぬほど怖いのでご遠慮させていただく。



ここまで激しく松居一代が動いたのである。どこかで血を見るような事態にならないとも限らないと思うのである。そうならないことを切に願っている。私はただの野次馬なので巻き込まないでね。お願い。(了)






OCN モバイル ONE データ通信専用SIM 500kbpsコース


CMで話題のコスメやサプリがSALE中☆


【DHC】最大70%OFFのSALE開催中!




0 件のコメント:

コメントを投稿