「これでお分かりになられたでしょう。黒い権利、黒い膿っていうのは つまりこれ(ホリプロの圧力)ですよ。
私とホリプロの戦いは2016年の1月から始まった。 動画でも触れましたが、ホリプロの手先となって私を苦しめてきたのは 女性セブンです。」
*
『週刊新潮』2017年7月20日発売号(7月27日号)【告白6時間! 渦中の「松居一代」独占手記】の一節である。はじめてホリプロの名前が具体的に明かされたのであるから、記念すべき記事ということになるのかもしれない。
*
それから当ブログで何度も“船越英一郎と仲よし”と書いてきた『女性セブン』についてもはっきりと名指しをしている。YouTubeでは両手で抱えた表紙を見せるだけであったから、さらに一歩踏み込んでいるといえるであろう。
*
「船越自身が女性セブンと繋がっているわけではありません。 船越がホリプロに報告し、ホリプロが女性セブンに漏らしているのでしょう。」(「女性セブン」同上)
*
恐縮である。厳密にはそういうことになっていたのだそうである。で、この『週刊新潮』の発売と同じ7月20日、松居一代(60)はブログを更新してこう書いている。
*
****************************
〈— 略 —〉
しかし
夫が所属する黒い事務所が
日本の芸能界から
私を
抹殺するために
汚い手を使っていることに
私は、怒っているのです
所属俳優を
被害者に
仕立て上げたいわけです
私は、
39年間
芸能界に身を置かせて
いただきました
しかし
その、すべてを、
投げ売って
戦い挑む決意をしたのです
自分の人生を賭けています
そこで
私は、時代の流れを読みながら
日本のマスメディアの
弱点をつくことにしたのです
黒い事務所の
圧力がありますから
テレビを
使えないことは
百も承知です
しかし、
今の時代は
SNSがあります
〈— 略 —〉
****************************
*
うむ。なかなかおもしろくなってきたのである。ここでは『ホリプロ』や『女性セブン』の名前は控えられていて以前にも目にした文章に近いけれども、これは抗議される煩わしさを避けたものであろう。
*
おっと、そういえばたしか7月2日だったか、弁護士事務所でのスナップ写真まで掲載して上沼恵美子(62)を訴えたと書いていた件はいったいどうなったのであろう? おお、7月2日、3日のエントリーは削除されておる。アメブロ運営からの指導があったからであろうか? わからない。
*
まあ、これはこれでうやむやになったのかもしれないけれども、ホリプロと『女性セブン』の件についてだけは、お言葉の通り、妥協せずに徹底的にやっていただきたいと願っているのである。
*
このブログでも何度もふれているように、ちょうど折よく、公正取引委員会が芸能人と芸能プロダクションの契約慣習(いわゆる「奴隷契約」)や、就業の妨害(いわゆる「干す」行為)などについて調査をはじめている矢先である。ぜひスッピンの、そのままのあなたで公正取引委員会に駆け込む姿を見せていただきたいのである。お願いする。
*
タイミングといえば今回の『週刊新潮』の記事も実に見事である。ハワイ在住のエステティシャン(42)から大宮エリー(41)と、グイングイン注目を集め引っ張ってきての“敵はホリプロ、女性セブン!!”宣言である。
*
この間、「この、ハゲーーーーー!!」の豊田真由子(42)や「私、そんなにブスですかね?普通よりちょっといいぐらいだと思うんですけど」の上西小百合(34)や、報告を受けてもその内容がわからないらしい稲田朋美(58)など、近年稀に見る大豊作のなかで鈍〜い輝きを失っていないのはたいへんなことである。クセがすごい(by千鳥・ノブ)強豪ひしめくなかの快挙である。
*
しかし、これを松居一代の戦略性の高さだと考えるのは持ち上げすぎであろう。思い出そう。7月4日付のブログ&YouTubeでの「週刊文春に裏切られました!!」「週刊文春に騙されました!!」を。
*
このときまで松居一代はハワイ在住のエステティシャンのセンから船越英一郎(57)を攻めにかかっていたのである。しかし失敗。今度はエステティシャンよりは見た目かなり駒が落ちるけれども大宮エリー(41)に乗り換えると同時に、不倫疑惑では上手くいかないと読んだか、ハゲ、ED、さらに「芸能界の黒い権利、黒い膿」との闘いを全面に押し立てて「週刊新潮」に売り込んだのである。
*
そして「週刊新潮様が、松居を救ってくださった」という状況が発生する。「ホリプロ 宣伝部」が「テレビ局ご担当様」に宛てて送ったファックスを『週刊新潮』が入手したのである。一部抜粋をご紹介しよう。
*
****************************
テレビ局ご担当者様
別紙にて、私どもホリプロの顧問弁護士より、テレビの芸能ニュースを ご担当する皆さんにお願いしたいことがありますので FAXにてご連絡申し上げました。
尚、私どもが皆さんにこの文章をFAXしたことは放送なさらず また、この表紙も含めて文書を撮影、放送することなさらず よろしくご配慮お願いします。
〈別紙〉
〈— 略 —〉
船越氏が私生活を一定程度公開されることを予定して活動しているタレントであることを考慮してもなお、これらの動画やブログ等を公開する行為は、船越氏の人格権、すなわちみだりにその名誉を害されない権利や私生活を公開されない権利を侵害する違法な行為であることが明らかです。
(中略)
つきましては、今後、本件動画及び同動画中でなされている松居氏の発言、ブログ等の記載等を取り上げ、一方的な報道をされることは避けて頂きたく、その旨通知する次第です。
〈— 略 —〉
****************************
*
このファックスは7月9日に発信され、その功あって報道番組は翌10日と11日は「松居さんネタ」を自粛。 12日以降は再び取り上げるようになったものの、ホリプロへの過剰は配慮を続けている(「週刊新潮」)。らしい。このファックスの存在があったから『週刊新潮』は松居一代の話を取り上げたのである。
*
ちなみにファックスについて『週刊新潮』が直接ホリプロに問い合わせたところ
「私どもの代理人弁護士がテレビ局にそれを送ったのは事実です。 ただし、それは注意喚起であり、圧力ではありません」
という回答だったそうである。
*
それにしても、恐るべきは松居一代のパワーである。この、世のなかの動きとシンクロし、さらになんとなくツジツマが合って願望が達成されるように流れてしまう強さはいったいなんなのであろう?
*
強運と片付けるだけでは納まらない、きっと松居一代の怖さの秘密でもある。しかしできれば見倣いたい感じもする。いやぜひその秘密をご教授いただきたい。ワシもまだ人生を捨てたわけではないのである。
*
え? いや、だから答えは「ハードワーク」以外でお願いしたいのである。でないと見倣えないんだもんもんもん。(了)
OCN モバイル ONE データ通信専用SIM 500kbpsコース
CMで話題のコスメやサプリがSALE中☆
【DHC】最大70%OFFのSALE開催中!
0 件のコメント:
コメントを投稿