2017年5月2日火曜日

神田沙也加が結婚して松田聖子はただのエロババになるのか?



4月30日、「神戸山口組」を離脱した直系組長たちによる「任侠団体山口組」の発足式、続いて記者会見が行われた。こうした記者会見は異例のことらしい。ネットニュースを見てみよう。



*************************

【3団体に分裂 新組織「任侠団体山口組」が訴えた苦境】
『dot.』(2017年5月1日配信)

《 —〈略〉—

神戸山口組結成から2年で再び、分裂。会見した幹部らは3つの理由をあげた。


「大きく分けると第一に、金銭の吸い上げ、第二に当代(神戸山口組組長)の出身母体のひいき、第三に当代が、進言諫言を一切聞かない」

 

そして、内情についてはこう訴えた。

「山口組が自滅の道をたどると、真っ向から否定して立ち上がったにもかかわらず、神戸山口組の現実は六代目山口組にも劣る、それ以下の悪政でした」


とりわけ「金銭問題」が大きな分裂の要因のようで、亡くなった組員の妻に渡さなければいけない香典を届けなかった、上納金が支払えない組の事務所を借金のカタにとったことで自殺者まで出たなどの事例を詳しく説明した。

—〈略〉— 》

*************************



あえて「任侠団体」である。それを名称に冠して袂を分かつところに主張があるはずである。



「任侠」とは「仁義を重んじ、困っていたり苦しんでいたりする人を見ると放っておけず、彼らを助けるために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指す語。 —〈略〉— また、ヤクザ史研究家の藤田五郎の著述によれば、正しい任侠精神とは正邪の分別と勧善懲悪にあるという。 仁侠(じんきょう)、義侠心(ぎきょうしん)、侠気(きょうき)、男気(おとこぎ)などともいう。」(Wikipedia)



「悪政」といういいかたからも察せられるけれども、今回の分裂はもっぱら組織内での「正邪の分別と勧善懲悪」にもとづいているように見える。たとえば一般社会に対しての「任侠」のあり方などはちっとも顧みられていない。



まあ、それならばせいぜい世間さまにご迷惑をかけないようにやってください、というしかない。いくら記者会見まで開いて正当性を訴えられても、こちらとしては組織内の金銭問題をジャッジする立場にない。



こちらとしては、おそらく記者会見まで開いてなじられた側は黙っていられないだろう、そしてそんなこんなでお互いの憎悪はさらに深まり、ますます状況が悪化していくのだろうなあ、とただ漠然と思うだけである。きっときれいに袂を分かつには無言を貫くこと、“沈黙”が必要なのである。



芸能界にも袂を分かっていた人たちがいた。これまであまり関心がなかったので注視することもなかった松田聖子である。なぜ娘・神田沙也加(30)が結婚するというのにコメントがないのか? などとマスコミが騒ぐので覗いてみると、すでにこの母娘はパッキリ、あれ? キッパリ袂を分かっていたのである。



『ZAKZAK(夕刊フジ)』(2017年5月1日配信)の記事から見てみよう。



*************************

【沙也加、結婚報道タイミングに恨み節 母・聖子は“反応せず”の戦略】

《スポーツ紙がスクープした歌手でタレントの神田沙也加(30)の結婚。本人はツイッターで「ご報告したかったタイミングではなく心苦しい気持ちもありますが、一部報道にありました~」と発信した。

「5月1日、新たな事務所の立ち上げに合わせて、打ち上げ花火的に発表したかったようです。『心苦しい』なんて言っていますが、本音は恨み節ですよ」

情報番組デスクはそう読み解く。相手は、俳優の村田充(みつ、39)。

「はっきり言って誰だ?って感じで慌てて調べました。東京都内の劇場に出演中だったので取材クルーを置いたら、出待ちはしないという条件で取材対応してくれました」

父親で俳優の神田正輝(66)は所属事務所を通じてコメントを出したが、母親で歌手の松田聖子(55)は反応せず。「一緒にコメントを出したら目立たないという聖子の戦略ですよ。後日、何らかの形で祝福コメントを出すでしょう」と前出・情報デスク。

何はともあれ、恋多き母親を反面教師に、お幸せに。》

*************************



これはこれは『ZAKZAK』、うがちすぎ、底意地が悪すぎる。この嫌味な私が感じるのであるからたいしたものである。改めてザックリ状況を眺めてみた結果、きっとそうではないという確信にたどり着いた。



5月1日に立ち上げた神田沙也加の新事務所「株式会社ローブ」についてはそれまで所属していた「株式会社ファンティック」のホームページでこう説明されている。



《さて、この度、事業の更なる発展と効率化を目的とし「株式会社ファンティック」に併設して「株式会社ローブ」を設立いたしました。そして、従前は「株式会社ファンティック」に所属しておりました『神田沙也加』が2017年5月1日をもって「株式会社ローブ」へ移籍し、同社にてマネジメントを行って参りますことをご報告申し上げます。》



「株式会社ファンティック」は1989年8月1日、神田沙也加の母・松田聖子(55)がそれまで所属していた芸能事務所「サンミュージックプロダクション」から独立し、個人事務所として設立した事務所である。当時の代表取締役は松田聖子の実父・蒲池孜であり、現在も役員は会長が蒲池一子(松田聖子の実母・84)、代表取締役社長が蒲池光久(松田聖子の実兄・61)である。蒲池一族の会社。



しかし神田沙也加が「株式会社ファンティック」から「株式会社ローブ」へ移籍したといっても、それで松田聖子の一族、蒲池家と神田沙也加が袂を分かったと早とちりしてはいけないのである。「株式会社ローブ」の代表取締役は蒲池光久、松田聖子の実兄、「株式会社ファンティック」の代表取締役社長その人である。



つまり「株式会社ファンティック」と「株式会社ローブ」に分かれ、法人格は別になっても実態はなにも変わらないのである。所属タレントが神田沙也加と2014年に結成した2人組ユニットTRUSTRICKのギタリストBillyだけというのも変わらない。「新たな事務所の立ち上げに合わせて、打ち上げ花火的に発表したかったようです。」と『ZAKZAK』はいうけれども、打ち上げ花火を上げてどうなるという事務所でもないではないか。話題は今回の結婚で十分足りている。



ではなぜ神田沙也加はわざわざ「株式会社ローブ」を設立して移籍したのか? 前出ホームページに掲出された報告にも「『株式会社ファンティック』に併設して」と書かれている。併設してまで事務所を新しくすることになんの意味があったのか?



先に書いたように「株式会社ファンティック」の所属タレントは神田沙也加とBillyの2人だけだった。「株式会社ファンティック」を父親とともに創設し、中心であった松田聖子は2014年2月28日に退社しているのである。退社して10日後の3月10日には元整体師、元マネージャー、元恋人、マネージャー(順不同)の11歳年下の男と新事務所「felicia club(フェリシアクラブ)」をスタートさせている。



そういえば松田聖子には2012年に、いわゆる略奪結婚した慶応大学病院の准教授の夫がいたはずであるけれども、いまそちらのほうはどうなっているのだろう? わからない。



このなんとも生臭〜い独立に神田沙也加はもちろん着いていかず、約1ヵ月半後の4月23日に2人組ユニットTRUSTRICKを結成している。「株式会社ファンティック」を守っていく、というか、「株式会社ファンティック」でやっていくという意思表示でもあったのであろう。



さて、所属タレントがゼロになった「株式会社ファンティック」は、前掲の報告によると「『松田聖子』の知的財産管理・運用業務に特化した業務を進めて参ります。」とのことである。つまり松田聖子が2014年2月28日に退社してからも歌唱印税など松田聖子絡みの収入はあり、そしてそれはこれからも続く、ということである。



これは松田聖子からの、自身の兄や母、そして神田沙也加への扶助の意味があったと思われる。神田沙也加がそれを受け取っていたかどうかはわからないけれども。そして肝心なのはここのところである。神田沙也加としては経済的にも法律的にも、あらゆる意味ではっきりと母親と訣別したい、とりわけ結婚するのならそれからはどんな場面でも一切関係をもたずにに2人でやっていきたい、ということなのだろう、と思うのだ。



結婚の報告にあった「ご報告したかったタイミングではなく心苦しい気持ちもありますが」というのは、であるから気持の上では「新事務所への移籍 → 結婚」という流れにしたかったのだけれども、逆にイメージとしては「結婚 → 新事務所への移籍」になってしまった、それが母親の公私混同を思い起こさせるようで苦しい、ということなのであろう。



たしか『女性セブン』にツーショット写真がスクープされたのをきっかけに近々に結婚すると発表したのは4月26日である。つまり結婚はまだしていなくて“合鍵お泊まり愛”なのであるから「新事務所への移籍 → 結婚」の順番は守られているのである。しかしそうなのだけれども、交際していることすらその発表は新事務所への移籍のあとにしたかったのであろう。と思う。ここのところの娘心はオジサンにもよくわかる。



2014年に松田聖子が「株式会社ファンティック」を退社した当時の週刊誌の記事にこんなくだりがあった。



*************************

《A氏は、もともと聖子のマネジャーで、一時期は同居をしていたこともあった。しかし、聖子が2012年に慶応大学病院の准教授(50才)と結婚後、マネジャーの座を退いていたが、2014年1月下旬に聖子とともにロサンゼルスへ旅行に出かけるなど、関係が復活していた。


この移籍問題で、誰よりも胸を痛めているのが、聖子の母だ。芸能界入り当初から聖子を支え続けてきた彼女は、娘のデビュー4年目に郷里の福岡から上京して一緒に暮らし、常にいちばんそばで聖子を見守ってきた。娘のこととあればなんでも相談に乗り、時には仕事の選び方にまで口を出し、意見が分かれて大げんかになることも幾度となくあったという。



「それでも最後は必ず仲直りして、その度により一層絆を深めるんです。そんな“一卵性母娘”とまでいわれたふたりだったのに、ことAさんとの関係だけは、お母さんは最後まで反対していたんです。“娘は二度もつらい離婚をしているから、これ以上悲しい思いをさせたくないんだ”って…。



お母さんはもう80才。病気で倒れたこともありました。体への不安を抱えるなか、今回決別してしまったことについて、“最後の最後まであの娘はわかってくれなかった”って泣いていました…」(聖子の知人)

また、聖子の娘・沙也加(27才)も今回ばかりは、母に愛想を尽かしているという。沙也加といえば2005年、自分の恋愛に大反対する聖子と大げんかして家出騒動を起こしたり、2007年に聖子とA氏が同居を開始した際は、家を飛び出し、ひとり暮らしを始めたりと、幾度となく母娘の確執が報じられてきた。



「これまで最終的に母を許してきた沙也加ちゃんですけど、今回の一件には堪忍袋の緒が切れたみたいで、聖子さんが移籍しても、自分だけは現在の事務所に残ることに決めたんです。“もうお母さんにはついていけない”なんて漏らしているみたいで…」(前出・聖子の知人)》(「女性セブン」2014年3月20日号)

*************************



A氏というのは現状「felicia club(フェリシアクラブ)」で松田聖子とともに仕事をしている元整体師、元マネージャー、元恋人、マネージャー(順不同)のことである。



松田聖子はすでにその一族の蒲池家、そして娘・神田沙也加と袂を分かっていたのである。袂を分かってひとりになったのはむしろ松田聖子のほう。そしてすでに袂を分かっているのならば改めて娘の結婚に関していうことはなにもない、いえる筋合いでもない、ヘタをすれば話がややこしくなるだけなんじゃないの、ということだ。



そもそも松田聖子にはいまさらいったいどうしたら母親ヅラができるのか、と指弾されても仕方がない経緯がある。松田聖子が神田正輝(66)と離婚したとき娘の神田沙也加はまだ10歳だったのである。それからは芸能人であることの宿命もあるけれども、母親の男遍歴を目のあたりにさせられてきた。そんな娘の女としての晴れの日くらいはそっとしておいてやれないものか。やれないか。と傍から見ても思う。



メンドくさいけれども経緯を簡単にまとめると、結婚目前に破局した郷ひろみ(61)、結婚12年目で離婚した神田正輝まではともかく、ニューヨークでちょっかいを出したジェフ・ニコルズ、次にセクハラをかましたバックダンサーのアラン・リード、2度目の結婚になった歯科医、あいだにマネージャーとか順不同の男を挟んで、略奪の末3度目の結婚になったこれまた歯科医の慶応大学病院の准教授、でもっていまだマネージャー(順不同)とも切れておらず、なのである。不倫というかもう乱倫の一歩手前である。



であるから『ZAKZAK』が“情報デスク”に語らせていた「一緒にコメントを出したら目立たないという聖子の戦略ですよ。後日、何らかの形で祝福コメントを出すでしょう」などという読みなどまったくあたっていないと思うのである。



むしろ松田聖子というキャラクターを考えれば、いまの若い年代には松田聖子が神田沙也加の母親であったという事実が驚きのトピックになっていることに目をつけてこのまま頬かむりしてやろうと考えているのではないか、としたほうがむしろあたっているような気がする。SEIKO JAZZなんてまた売り出そうとしている折りも折りだし。



え? なんとまあ、酷いことを。神田沙也加が男をつくって事務所を辞めるというのは母親のマネ、あてつけととれなくもない? それとも母親の行動を嫌がりながらもその通り娘が繰り返してしまう因縁話? おお、通りすがりのあなた、よくもまあそんな恐ろしいことを。神田沙也加はよく頑張ってきたではないか。



とにかく、男のためについに家族、一族とさえも袂を分かってしまっていた松田聖子なのである。コメントなんかなくてあたりまえ。道を極めて極道、道を外して外道。かなり壮絶な人生劇場である。(了)



OCN モバイル ONE データ通信専用SIM 500kbpsコース


CMで話題のコスメやサプリがSALE中☆


【DHC】最大70%OFFのSALE開催中!




0 件のコメント:

コメントを投稿