2018年6月6日水曜日

ジャニーズと防弾少年団の較べるも無惨な「差」はどこから



韓国のボーイズグループ、防弾少年団が世界的な大活躍です。とりわけ「Billboard 200」で全米1位になったことはアジア人初の快挙であり驚きでした。





◆『S-KOREA』2018年5月28日配信
【K-POPグループBTSが「Billboard 200」で全米1位の快挙!! 次の目標は「Hot 100」10位以内】

《 5月27日(現地時間)、米国ビルボードが発表したところによると、が18日にリリースされたBTS(防弾少年団)の『LOVE YOURSELF転‘Tear’』が、「Billboard 200」の1位を獲得した。

「Billboard 200」は、アルバムの売上とトラック別の売上、ストリーミング回数などに基づき、米国で最も人気のアルバムを順位付けするチャートである。

K-POPアーティストがこのチャートで1位を獲得したのは、今回が初めて。また、2006年以降にリリースされた英語ではないアルバムのうち、最高記録となった。

ビルボードは、「5月24日まで集計されたアルバムの数値においてBTSが13万5000点を獲得し、2018年のグループのアルバム売上で2番目の最高記録として1位になった」と発表した。

これによってBTSの次の目標は、2012年にPSYが『江南スタイル』で記録した、シングルチャート「Hot 100」での“7週間連続2位”を超えることになった。

「Hot 100」は、すべてのジャンルを網羅して順位を定めるビルボードのメインシングルチャートで、全米で行われたラジオ放送回数、アルバム売上、オンラインダウンロード数などを一週間単位で総合し、1位から100位まで順位を付ける。現在の大衆音楽の流れを示す指標となっている。

5月24日の記者会見で、BTSのリーダー・RMは、「数字が重要ではないかもしれないが、今回のアルバムで「billboard 200」の1位になってみようと、メンバー同士で意気込んだ。28位まで上がったことのある「Hot 100」では、10位以内に入るのが今回の目標だ」と、具体的な目標を掲げている。

 〜 略 〜 》





ワタクシも防弾少年団のPVは観たことがありますけれども、ルックスやダンスのうまさは日本のアイドルの域を遥かに超えていました。こりゃとてもわてら敵いまへんわ。しかも作詞、作曲、振り付けまで自分たちでやるというではあーりませんか。国家戦略としてエンターテインメントを育てるとこうなるか、と改めて深く感じ入りましたね。



ちなみにグループ名は日本では「防弾少年団」、中国語圏では「防彈少年團」または「防弹少年团」、それ以外の海外では「BTS(ビーティーエス)」だそうです。また「BTS」とは韓国での呼称「방탄소년단(バンタンソニョンダン)」の頭文字「방(Bang:防)」、「탄(Tan:弾)」、「소년단(Sonyeondan:少年団)」からとられたものだそうです。



韓国コンテンツ振興院の仕事ぶりについては置いておくとして、気になったのは丸かぶりするジャニーズたちはこれで大丈夫なのか? ということでした。ワタクシとしてはどうひいき目に見ても防弾少年団のほうが、たとえばただいま売り出し中のKing&Prince(キンプリ)より数段カッコいいし芸能スキルも高く映ります。



でもどうやら大丈夫みたいなんですね、これが。いまのところジャニーズ事務所が慌てふためいているというお話も聞きません。思い起こせば5年ほど前、これはイギリスのワン・ダイレクション(One Direction)が世界的にブレイクしたときにも日本のアイドル市場はほぼ無風状態だったような気がします。



どういうことなのでしょう? まあ、ワン・ダイレクションはジャニーズたちよりもさらに踊れませんけど。勝手な憶測を語らせていただければ、日本の少女たちのなかにもナショナリズムとはまた違う、もっと本能的な同胞愛みたいなものがあるのではないか、と思うわけです。



これは少女に限らず男の場合も同じで、エマ・ワトソン(28)よりは桐谷美玲(28)のほうがずいぶん気が許せる感じがします。しませんか? するでしょ。誰も気を許していいなどとは一切いっていないわけですが。



種の維持に奉仕するのは生きものすべからくに備わった本能とされています。しかしこう考えてくると、案外そうでもないのではないか、人種の壁はあるのではないか、人類全体はまだ同胞になりきっていないのではないか、と思えてきます。そうすると世界平和はほぼ実現不可能でしょうね。



もうひとつ、いくら海外のボーイズグループが人気でもジャニーズが平っちゃらなのは、単純に「遠くの親戚より近くの質屋」だからだ、とも考えられます。もっと単純に英語がわからないから、というのもありますけど。



「遠くの親戚より近くの質屋」とは、アイドルのファンたちというのはのべつまくなし細々とした情報で一喜一憂したがっているようで、これへの対応は海外のタレントにはムリ、ということです。遠くの親戚に金を借りにいくより近くの質屋のほうが確実・便利。



さらにファンとしては追っかけもしたいし、入り待ち出待ちなんかもやってみたい、夢のなかのアイドルはときにボーイフレンドでありお兄ちゃんであり、となればドメスティックに生き抜くしかありません。日本のアイドルというのはその程度に身近な存在だということでしょう。



うむ。アイドルという言葉自体もかつてのようにオールマイテイで広がりのあるものではなくて、それぞれの内実において細分化されています。それを端的に具現化しているのが“ご当地アイドル”ですわ。むかしはアイドルといえば誰から見てもアイドルでしたけれども、いまはそうではありません、あんた誰? といわれることもあるということです。で、それではカッコ悪いので、わかりやすいようにメイドみたいなアイドルのユニフォームができました、と。



で、日本のアイドルはそれぞれにタコ壷化し、それは世界的に見ればまたひとつのタコ壷であり、そうこうするうち日本自体もタコ壷化、いいかたを替えればガラパゴス化しているわけです。外に出て闘おうなどとは金輪際考えませんもんね、ワシら。タコ壷のなかでヌクヌクしているのがいちばん。



島国根性、最高ですやん。もう輸入も輸出も止めて空き地も道路も全部耕して畑にして細々と生きていけばいいですやん。もし外国が攻めてくるつもりっちゅーなら運用中の原子炉39基、全部暴走させるからな!! と脅せばいいですやん。そもそも交渉ごとなんか大の苦手なんだし、世界の皆さまと上手くやっていこうなんて考えないほうがいいでしょ。



世界にオサラバ、最高に魅力的です。(了)






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