待ちに待った相模ゴム工業株式会社の『ニッポンのセックス 2018年版』が出ました。2018年版とはいえ前回は2013年版でしたから5年ぶりの新版ということになります。ワタクシの座右の1冊でございます。
*
『ニッポンのセックス 2018年版』は47都道府県の20~60代 男女2万9315名に事前調査をおこない、うちセックス経験者1万4100名に対して本調査を実施してまとめたという労作です。ネット上に公開されていますので、ぜひあなたもお気に入りに追加しておいてください。
*
2018年版を2013年版と比較すると特別に有意な差は認められないようですけれども、あえていえば「恋愛対象」について20代女性の8.8%が「同性のみ」、6.6%が「男女」と答えていることが目につきます。
*
5年前は「同性のみ」6.9%、「男女」5.3%でしたから、「同性のみ」が1.9%、「男女」が1.0%増加していることになります。その結果として2018年版では20代女性の合計15.4%が同性を恋愛対象ととらえているわけです。
*
男性の場合は、2018年版で「同性のみ」5.2%、「男女」3.4%でした。合計8.6%が同性を恋愛対象と答えています。どこぞのどなたかの説によると「非生産的」になりうる人々が20代にこれだけ存在しているのです。善し悪しは別にして、というかもともと善し悪しで語るべきものでもありませんけれども、この傾向は今後もさらに顕著になっていくとワタクシは思います。
*
このほか、最近目にした調査結果に「国際成人力調査」というものもありました。『文春オンライン』2019年2月16日配信【言ってはいけない!「日本人の3分の1は日本語が読めない」】が伝えています。これによると
*
(1)日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない。
(2)日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。
(3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。
(4)65歳以下の日本の労働力人口のうち、3人に1人がそもそもパソコンを使えない。
*
だそうです。ただし「日本語が読めない」というのは極端な表現で、簡単な問題文を正しく理解できない、というようなことです。そのほかの項目もワタクシはそれほど驚きません。すでにそれで十分な世の中になっているので。おエラいさんはしてやったりだろうなあ。かくいうワタクシも3つ以上は「たくさん」と数えます。
*
「国際成人力調査」とは先進国の学習到達度調査PISA(ピサ)のオトナ版で、16歳から65歳の成人を対象として、仕事に必要な「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力(ITスキル)」を測定する国際調査だそうです。
*
OECD(経済協力開発機構)加盟の先進国を中心に24ヵ国・地域の約15万7000人を対象に実施され、日本では「国際成人力調査」として2013年にその結果の概要がまとめられたそうです。
*
あらら、『ニッポンのセックス』の前回版と同じ2013年にまとめられていたのに、いままで話題に上らなかったのはなぜなのでしょう? 記事はこうまとめています。
*
《 人生100年時代を迎え、AIに負けないよう生涯学習すべきだという話になっている。だが日本人の3割、先進国の5割、そしておそらく世界全体ではそれよりずっと多い成人が、問題の解き方がわからないのではなく、問題文が読めない。この現実に対して教育はどこまで有効なのか。
生得的な知能のちがいに触れることは、これまでずっとタブーとされてきた。だがもはや、知識社会の矛盾を知能の分布を無視して語ることは不可能になっている。
ポピュリズムに翻弄される欧米を先導役として、私たち日本人も早晩、この「残酷な世界」の現実を突きつけられることになるだろう。》
*
いきなり知能の問題まで引っ張り出しますか。「この現実に対して教育はどこまで有効なのか」と問われれば、それは十分有効だし、現実問題としてそれ以外の手立てはない、とワタクシは答えます。
*
「日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない」ことよりももっと重大な問題は、さもそれぞれ差異のある「知能の分布」というものがあって、それは個人にとっては生得的なもの、つまり代々遺伝するものであり、その能力の限界は固定されるのだといっていることです。
*
こうした短絡的な思考が大手を振って罷り通っているとは畏れ入ります。この記事を書いた橘玲(60)は生まれつきおアタマがおよろしいようで、たいへん羨ましいことでございます。しかしその子どもに生まれなかったことを、ワタクシは神に感謝しなければなりません。
*
そしてそうこうしているうち、今度は世界保健機関(WHO)と国際電気通信連合(ITU)が、世界の若者の2人に1人が難聴になるリスクがあると発表しました。原因は案の定、大音量でのイヤホン使用。これにはワタクシも大いに思い当たります。長年の密閉型ヘッドホンによる大音量ロックのため完全に難聴の域に入っています。たいへん申しわけないのですが、前ぶれなく話しかけられると必ず聞き返してしまいます。
*
まあ、でもデータで見る私たちというより、そのデータを使ってなにごとか屁理屈をこねたがる姿の卑しさばかりが迫ってうんざりします。発達していくのは狡さだけ。(了)
† 蓮舫(51)の「私も『痛い』」発言に「ウソだ!!」の大合唱
†† 明日香キララ(30)のWikipediaプロフィール欄の〈備考〉は「舌を高速で動かせる/最速3秒でイかせる/おしっこ飲んだことある」。スゴい
††† 「ゾゾッとしちゃうね」と前澤友作(43)が微妙な自虐ギャグ
†††† なぜか鈴木奈々(30)がサッカーを猛特訓中
楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ
【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!
ノッツェ 無料パートナー紹介
0 件のコメント:
コメントを投稿