2019年2月13日水曜日

今年は日本ハム堀瑞輝投手のおかげでプロ野球に注目する



そういえば最近、ツラ構えとかツラ魂とかいう言葉をとんと忘れておりました。今日び誰も彼ものっぺりつるんとした男ばかりで、それがトシを取ると安倍晋三みたいな顔になるわけですよ。きっと。今回のお話とはあまり関係ないですけど。



と、いうことに改めて思いを致させてくれたのが、日本ハムファイターズのピッチャー堀瑞輝(ほりみずき・20)です。野球はあまりよく知りませんがたまさかスポーツニュースで見た集合写真の彼にハートを掴まれましたね。もうそのワンショットだけでファンになることに決めました。



集合写真はファイターズが昨日まで遠征中のアリゾナキャンプでの記念です。その次に堀瑞輝にお目にかかったのは、いまや契約金泥棒とさえいわれるダルビッシュ・有(32)の自宅に十人弱くらいの選手が招かれたときに撮った、これも記念の集合写真。キャンプの写真と同じく一番前の右端にやっぱり同じ顔をして映っていました。



同じ顔をして、というのはつまりカメラに向ってお愛想をしていないということですね。ちょっと腫れぼったい目をして、いまにもなにか不平を漏らしそうな口元をしています。ま、仏頂ヅラ。このままではあんまり女の子にはモテないかもしれません。



しかしそれはこの青年の内面の強さやおのずとそれにともなう孤独がもたらすもので、人並み以上の気迫をもって生きていることが伝わりました。ワタクシには。根性とか気合いはほぼ天性のもので、他人にいわれて備わるようなものではないということもわかります。人間のすべては顔に現れるとする「全顔主義」(not顔面至上主義)の創唱者であるワタクシがいうのですから間違いありません。



この青年にふさわしい短歌を寺山修司が書いています。



「一つかみほど苜蓿(うまごやし)うつる水青年の胸は縦に拭くべし」



「苜蓿」というのはシロツメクサ、クローバーのことですね。馬や牛、羊などが好んで食べる多年草です。そのシロツメクサが映った水桶の水で手拭を濡らして初夏の陽射しに汗ばんだ青年の体を拭く。その手の動きは縦でなければならない、っつー、水桶に映った「一つかみほど」のクローバーはきっと青年が握っているに違いないっつー、とうぜん青年の胸を拭くのは可憐な乙女に違いないっつー、そして青年は青空に向って垂直に立っているっつー、寺山修司の天才にこれまた鷲掴みにされます。



念のためにこの歌をネットで確認したところ、こんなもものもでてきました。



「笑いは、青春の情操ではない ── 老人の文化である。」



寺山修司のお言葉です。耳が痛いこってす。



堀瑞輝は今年プロ3年目。背番号34。身長175cm、体重76kg、広島出身、呉昭和クラブ(昭和西小)—呉昭和中—広島新庄高—日本ハム(17年)、2016年ドラフト1位、2018年年俸800万円。



やはりワタクシのお見立ては確かということでしょうか。ベテランキャッチャーなど日本ハムの選手・関係者からの評は「今年はやりますよ」のようです。『週刊ベースボールONLINE』からプロフィールをご紹介しておきましょう。



《 堀瑞輝(ほりみずき)は、昭和西小2年次から呉昭和クラブで野球を始め、3年時から投手兼外野手。昭和中では県大会2回戦。広島新庄高では1年秋からエースで2年夏(2回戦)、3年夏(3回戦)に甲子園に出場し3勝をマーク。U-18アジア選手権では好救援を連発し、9回2/3を1安打18奪三振で2勝をマーク。強烈なインパクトを残した。バツグンのコントロールとキレのあるスライダーを備えるスリークオーターの左腕は、いわて国体で自己最速の150キロを計測するなど、ストレートの威力も着実に増している。2016年ドラフト1位で日本ハムに入団。》



日本ハムにはベッキーと「ありがとうセンテンススプリング!!」不倫をかました川谷絵音(30)みたいな顔をしたスター選手、金子弌大(35)が今年から加わっていますが、 仏頂ヅラの堀瑞輝よ負けるな!! ぜひぜひぜーひ、青年の胸に秘めた熱き魂で大活躍していただきたい。



おおーっと、だーがだがしかし。いま知ったのですけれども、一部ではなんと「堀瑞輝かわいい」という評判が立っているようです。『文春オンライン』(2018年10月30日配信)には【2年前のドラフト1位左腕 日本ハム・堀瑞輝のかわいがられる才能】—文春野球コラム ペナントレース2018—という記事が掲載されているではありませんか。少し抜粋してみましょう。



《 〜 略 〜

初めてのオフ、堀投手はU-24のJAPANのメンバーに最年少で選ばれ、U-18の時とはまた別の貴重な経験をします。重要な場面でのピッチングも誇らしかったですが、コーチや先輩たちからかわいがられている姿も印象的でした。特に、勝利の瞬間、ベンチのうしろで背伸びしながら見てる堀投手を一番前にいた高校の先輩のジャイアンツ田口投手がこっちこいという仕草で呼び、なぜかそのあとマリーンズの田村捕手に羽交い絞めにされながらグラウンドを見ていたあの堀投手の姿は何度思い出しても口元が緩みます。

◆ かわいいがいっぱい マウンドとのギャップ

堀投手はファイターズでも勿論とてもかわいがられています。膝の手術をして昨年ずっと鎌ケ谷にいた谷口選手が堀投手と一緒にいると癒されたとか、初めてのフェニックス・リーグで先輩達にたくさん誘ってもらったからごはん食べすぎちゃって太っちゃったとか、試合中のベンチでトンキン投手とはちょっと間を空けるのに宮西投手にはぴったりくっついて座る姿とか、打たれてしまった次の日はJAPANのコーチでもある解説者の建山義紀さんと練習中に会っても軽い挨拶だけでささっと逃げようとするとか、石川直也投手に「あいつ、なめてます」って言わせちゃうとことか、バッテリーを組む清水捕手が投げ終わって戻ってくる堀投手の頭をグラブでぽんぽんする様子とか……。堀投手について試合以外の見たり聞いたりすることには、ほぼほぼ、かわいいがいっぱいなのです。

マウンドとのギャップがいいんですよね。マウンドでの集中力からなる表情は指名手配犯かと思うくらいの怖い顔ですから。でも3アウトでベンチに帰ってくる時はにっこり。表情筋、どうなってるのかと思うくらいそのふたつは別のものです。

ファンの間でも「堀投手 かわいい」はもう定番です。インターネットで「堀瑞輝 かわいい」で検索してみましょう、いい時代です、心を満たしてくれる画像がわんさか出てきます。

 〜 略 〜 》



ううむ。無愛想な青年のストイシズムは近ごろ「可愛い」といわれるのでしょうか? それとも動いている堀瑞輝はほんとうにプリティなのでしょうか? 願わくばどうかプリティのほうへは傾かず、無骨で芯の強い青年のままでいていただきたい。平に平にお願い申し上げます。(了)



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 †† NHK大河ドラマ『いだてん』が韋駄天走りに視聴率急降下

 ††† “いまだにモナ男”こと細野豪志衆院議員(47)、自民党二階派入りのあまりの節操のなさに「恥を知れ」とまで厳しく批判されて「二階さんの下唇」と意味深発言

 †††† 有働由美子(49)が写真集を発売したとしていったい誰が見るのか!!





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