１月27日に配信されました『Abema的ニュースショー』によると、「アイドルと付き合える確率は0.0247％。4049分の1」だそうです。もう少し詳しくいうと、18〜25歳の地下アイドルを含めた全員を対象として「一般的な人」が付き合える確率がこれ。金持になるともう少し有利になるそうです。
＊
となると大家志津香、高城亜樹、柏木由紀、前田敦子、板野友美、北原里英、小林香菜、鈴木まりや、高橋みなみ（以上26歳）、松井咲子、中田ちさと（以上27歳）、倉持明日香（28歳）、大島優子、小島陽菜（以上29歳）、篠田麻理子（31歳）は全員この計算の対象外なわけです。考えてみればアラ30というと１世紀ほど前なら孫がいてもおかしくない年齢ですから。
＊
0.0247％、4049分の1の確率はおよそ「小惑星が地球に衝突する確率」に等しく、また「夏の甲子園で優勝する確率」とも等しいと語られていました。子どものころからリトルリーグに入ってシゴきにシゴき抜かれ、彼女をつくるなどもってのほか、汗と埃と涙にまみれた思春期を過ごし、それでも付き合えるか付き合えないかの存在がアイドルだと。
＊
そんなことなら別に付き合っていただかなくてもけっこう。今日びのアイドルより可愛い子はそこらにもたくさんいます。野球なんかしないで早く学校から帰ってソファに寝転がって夕方のワイドショーなんか観ていたほうが遥かにしあわせだと思いますね、ワタクシは。近所の居酒屋のオヤジもそう申しておりました。
＊
アイドルと付き合える確率をほかの幸運と較べてみますと、2018年の年末ジャンボ宝くじの当選確率は2000万分の１、0.000005％。ロト７の当選確率はおよそ1,029万5000分の1だそうでございます。ロト７、キャリーオーバーで最高10億円まで狙えますから、買うならロト７でございましょう。
＊
この「4049分の1」には中国のネットユーザーも反応を示していて、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）には「好きなアイドルが4049人いれば、１人とは付き合えるということだろうか」とか、「外国人なうえにお金もないんじゃ確率がもっと低いじゃないか」など、かなり現実的に反応しているようすも窺えます。日本のアイドルが可愛いなどという愚かな幻想が彼の地ではまだ生きているのでしょうか?
＊
この「アイドルと付き合えるかもしれない確率」を弾き出したのは「セイバーメトリクス」の第一人者でユニークな統計学全般の研究もおこなっている江戸川大学客員教授の鳥越規央（49）、だそうでございます。「セイバーメトリクス（Sabermetrics）」とは、野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法だそうでございます。たとえば選手の得点能力を指標化するとかですね。世の中いろいろな専門家がいらっしゃるものでございます。
＊
でもっておっしゃっていることはたぶん正しいのであろうと思いますけれども、ここでは肝心の「付き合う」をどのように定義されているのかはわかりません。いったい「付き合う」とはどういうことなのでしょうか? かねてから疑問だったこの問題がまたアタマをもっこり持ち上げてきました。
＊
近所の居酒屋のオヤジは「突つき合う」とよく似ている、と語っておりましたけれども。赤い顔をして。
＊
しかしほんとうにそうなのでしょうか? 「突つき合う」みたいなことをしないと付き合っているとは認められないのでしょうか? さっそく「付き合う」と「定義」で検索をかけてみました。出てくる出てくる、ほとんどが女向けのブログ記事です。男は単純ですからほぼ居酒屋オヤジタイプなのでしょう。女は何歳になっても女の子、です。
＊
出てきた回答らしきものは「相手のことが１日中頭から離れなくなったとき」とか「頻繁に連絡を取り合っている」とか「価値感を共有する」とか、「信頼し合う」とか、とかとか、とかとか。世のお嬢さまがたのお気持ちはよーくわかりました。「突つき合う」と「価値感を共有する」この目も眩むような遠い隔たりが女と男の違いなわけですね。
＊
では実際問題「付き合う」をどう考えたらよいのでしょう? ワタクシがまあまあ納得したのは「キスをしたら」というのと「告白をしたら」です。なかには古市憲寿（34）のように「キスは（とくに指原莉乃とは）絶対にイヤだ」という方もおられますけれども、まあ友達同士でキスというのはありませんから。
＊
「告白」については「ボクとorワタシと付き合ってください!! 」とやるわけですから付き合っているいないについてこれ以上の確かさはありません。『マイナビウーマン』（2017年4月24日配信）のアンケート結果を見ても、意外なほど多くの男女が重要視していることがわかります。
＊
◆ Q.付き合うことに「告白」は必要だと思いますか? （回答者：男女779人）
〈女〉はい86.3％、いいえ13.7％
〈男〉はい80.9％、いいえ19.1％
＊
「しかしだよ〜」と居酒屋のオヤジはいいます。「付き合うったって遊びの付き合いと本気の付き合いってもんがあるだろうよ」、と。うむ。たしかにそれもそうですけれども、ワタクシとしましてはそんなことはどうでもいいのでございます。今度のバレンタインデーに、これを話のネタにしてみなさまよろしくやっていただければそれでけっこうなのでございます。おしあわせにどーぞ。（了）
† １月31日『噂の真相』元編集長・岡留安則、肺癌のため那覇市内の病院で死去。71歳
†† Gackt（45）が２月に逮捕されるとのいまさらめずらしくもない噂
楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ
【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額！
ノッツェ 無料パートナー紹介
0 件のコメント:
コメントを投稿