2018年8月15日水曜日

誰か明石家さんまの死後硬直を解いてやれる芸人はいないのか?



明石家さんま(63)という人は条件反射の人なので、これまで含蓄のある発言や考えさせる発言というのはありませんでした。ワタクシの記憶には見事にありません。「生きているだけで儲けもの」などというのはほんとうにただそのままですし。



ずいぶん長いこと第一線で仕事をしてきていささかも哲学ぶらないとはそれはそれでスゴいことで、いつまでも大御所だの重鎮だのというものとは反対の方向へ向かおうとする明石家さんまの意思がはからずも現れたカタチなのでしょう。くだらない芸談などをやりたがるそこらの名ばかり師匠とはやはり違います。



そんなさんちゃんがギクッとする言葉を残してくれました。↓





◆『マイナビニュース』2018年8月12日配信
【さんま「笑いに関して、俺はもう終わっている」“死後硬直”発言を説明】

《 お笑いタレントの明石家さんま(63)が、11日に放送されたMBSラジオの番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土曜22:00~)で、今は“死後硬直”状態だと別のラジオ番組で発言したことについて真意を語った。

さんまは、5日に放送されたTOKYO FM『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』にゲスト出演した際、芸能界を引退すると公言していた60歳を過ぎても続けていることについて木村拓哉に尋ねられ、「60のつもりでやってきた」「俺は辞めるって決めたんで、今は“死後硬直”が3年続いている感じ」と答えていた。

今回、この発言についてリスナーから説明を求められ、さんまは「やらざるを得ない、やらなきゃいけないポジションにまだいれるというのが…。笑いに関しては、俺はもう何年か前に終わっている。俺たちの時代は終わっていい、俺も終わっているんだと思って頑張っているだけ。終わったつもりでやっているということ」と説明。

そして、「45年もこの世界にいて、個人がここまでずっと続けられると夢にも思っていなかった。だいたい2、3年でテレビ界から消えるだろうと思っていた」と打ち明け、「それが40年ちょっと。まだ期待していただいている人が何人かいるわけやろ。そこに向かって生きているだけ」と話した。

そんなさんまに、村上ショージは「78歳までやってもらわないと」と意見。さんまは「うちのお父さんもおじいちゃんも78で死んでいるから、俺も78だと思って生きている」と明かした。》





さんちゃんの“死後硬直”。もしほんもののサンマならおやおやこれはイキがいい、と喜ばれるところでしょう。しかしさんちゃんのこれは「ようやくテイを保っている」「カタチを保っている」、つまり「グズグズに崩れ落ちずにすんでいる」という意味でしょう。



で、このすでに死んでいるのだけれども「グズグズに崩れ落ちずにすんでいる」状態はご本人としてはなかば偶然に与えられてしまったもので、自分ではどうしようもないことなのです。



ほんとうは早く崩れ落ち、朽ち果てていきたいのだけれどもどうしてか硬直したまま。お盆らしくいささか不気味なイメージですけれども、明石家さんまはいまの自分の状態にそんなイメージを抱いています。



たしかに明石家さんまのパターンは出尽くした感があって、いつか目にしたものの繰り返し、それも徐々にわずかづつギクシャクしたり遅延を加えての繰り返しです。しかしこれは安定感につながるものでもあるので、いまのところまだそれこそ保っています。



明石家さんまが「グズグズに崩れ落ちずにすんでいる」状態にいるもっとも大きな理由はもちろん強力な後続が出てこないからで、すなわち明石家さんま以降、ビッグスリー世代以降はすべてエピゴーネン、二番煎じ、三番煎じあるいは一瞬の泡沫みたいなものでしかなかったということです。ま、そんな大袈裟なものでもないかもしれませんけれども。



そういえば「ぜんじろう」とかおっしゃった方、いまごろどこでどうしていらっしゃるのでしょう?



要するに一種の無風状態、究極の停滞状況という環境があって、さんちゃんの死後硬直が可能になっているわけです。翻って考えてみればどこもかしこもすでに死んでいて、ただ硬直してカタチを保っているだけ、ともいえるわけです。日本全国硬直中。



それがいくつかの間の悪い組織ではついに硬直すら解けて腐った内蔵が流れ出しているというところでしょうか。案外、硬直したと見える丸い腹を突つくとそこかしこでその指がズブリと入っていくのかもしれません。みなさん生きているフリをしてただ静かに死んでいるのです。



明石家さんまが“ゾンビ”といわず“硬直”といったのは、ですからとても見事なたとえだと思います。



芸能界のアレコレについてトンチンカンな発言があったとしても、ワシは木村拓哉派や、だったとしても、死後硬直しているのですからそこにはなんの意味もありません。笑って聞き流してあげましょう。それがさんざん笑わせていただいた芸人明石家さんまへの野辺の送りです。



蛇足ですけれども、死後硬直に頼らなければならない吉本興業が会社としてまともに機能していないことはいうまでもありません。芸人も9割ピンハネという異常に飼い馴らされていてはいけないのです。お笑いの復活はここへの叛乱からはじまるでしょうね、きっと。(了)








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