選手やマスコミからの告発が続出する日本のアマチュアスポーツ界です。いったいどんなことになっているのでしょうね。とりあえず記憶にあるものを列記してみましょう。
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◆ 女子柔道ロンドンオリンピック監督らによる暴力・暴言
◆ 女子レスリング強化本部長のパワハラ問題
◆ 日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題
◆ 日本ボクシング連盟の助成金流用や審判の不正判定疑惑
◆ 水球女子合宿打ち切り問題
◆ 女子体操協会副会長および女子強化本部長のパワハラ疑惑
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こうなってくると、もう日本のアマチュアスポーツ界全体がそれぞれの競技分野を牛耳る小さな権力者たちの横暴によって機能不全に陥っているのではないか、と勘繰りたくなります。
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どうしてこんなことになってしまうのでしょうか? 『ASCII.jp』(2018年8月8日配信)に【アマスポーツ界で「勘違い指導者」による不祥事が相次ぐ理由】という記事がありました。
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ここでは一連の不祥事の発覚に共通して見られる要因を
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《問題を起こした指導者がいずれも圧倒的に強い立場で組織や選手を支配し、逆らえない環境を構築。不祥事が発覚してもその地位を離れようとしない点。さらに、世界トップ選手らに対するリスペクトが著しく欠如している点だ。》
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と指摘しています。なるほど「勘違い指導者」ですね。女子柔道では監督やコーチがロンドン五輪代表たちを殴ったり蹴ったりしたうえ「死ね」「ブス」「ブタ」などと暴言を吐いていたといいますけれども、よくもまあそんなことができたものだと恐ろしくなります。いろいろな意味で。
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ではなぜこんな「勘違い指導者」が生まれたかといえば、記事には全国紙の運動部デスクの話としてこうあります。
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「スポーツの世界も政治や役所、一般企業と一緒。引退した後は暇だから、それぞれのスポーツ団体で熾烈な派閥争いや出世競争、権力闘争に明け暮れる。そして、政治や役所、一般企業よりもタチが悪いのは、外部の目にさらされないこと。一度、その最高権力の地位に就いてしまうと、周りには誰も意見できる者がいない“裸の王様”になってしまう。さらに悪いことには、スポーツの世界は戦前の軍隊のように、上位の指示には絶対服従の雰囲気がある。そこで『自分は偉い。何をやってもいい』と勘違いしてしまう」
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さらに
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《 実は、アマチュアはプロ以上に、勝敗で人生が大きく変わることが多い。プロはその試合に敗れても、次の試合で勝てばいいという「取り返し」が利く。
アマチュアは一発勝負のトーナメントがほとんどで、負ければその時点で競技人生が終わりになることもある。特に学生の場合、高校生であれば大学推薦の基準は戦績だし、大学でも競技した選手なら「どこまで勝ち上がったか」は一生ついて回る。
「金にならない“たかがアマチュア”」ではない。アマチュアだからこそ「1勝」は大きいのだ。それを権力者の横暴で左右されたら、選手としてはたまったものではない。
勝ち負け以前に、出場できるかどうかが、一連の発覚した不祥事の根底にもある。ボクシングでは当然、東京五輪に代表選手として出場できるかどうかは連盟の意向で決まってしまうから、最高権力者に逆らえるはずもない。》
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と記事は続きます。たいへんよくわかります。でもって「勘違い指導者」は「あまりの居心地のよさにスキャンダルがバレてもいつまでも権力の座にしがみつこうとしてしまう」と書いています。確かにこれまでの「勘違い指導者」の引き際はみなさんたいへん醜いものでした。
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しかしこれ、なぜこうなっている? とふつうに考えて「指導者」が大会への出場選手の選考やあるときには競技の審判までやってしまう体制がおかしい!! のではありませんか? これでは立法と司法がいっしょくたになったようなものではあーりませんか? マズでおっと間違いた(by荒木経惟)マジで。おまえ気に入らないなあ、ちょっと待ってろいま新しい法律つくって死刑にしてやるから、みたいなものでしょ? 極端な話。卍。
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権力が集中し過ぎていますから、このままではいつまでも後から後から「勘違い指導者」がワラワラと湧いて出てきます。「指導」と競技の「運営」ははっきり区別すべきです。あー、3年に1回くらいしか出ない正論がいま出てしもうた。運を使い果した感じがします。こんなところで。
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で、そのうえで「指導者」と呼ばれる方々にはもっともっと選手を尊重していただきたい。謙虚になっていただきたい。つい反り返ってしもうた。エラそうに。
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「指導者」はその競技の指導者であってそれ以上ではありません。あたりまえのお話。たとえ現役時代の実績がどんなにすぐれていたとして、それでフランス語が喋れるようになったり暗算が速くなったり、蝶の名前をたくさん覚えられたりしたわけではないでしょ? たとえばのお話。
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端的にいえば「指導者」に、おい!! だのこら!! だのエッラそうに選手を呼び捨てにする権利はないしそういう立場でもないわけですよ。「勘違い指導者」の勘違いはここからはじまっているのではないですか? 卍。
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ですから逆にトップグループの選手には自由に「指導者」を選ぶ権利を与えなければっつーことですよ。それがアスリートファーストです。バカな「指導者」はそうやってじゃんじゃんじゃんじゃん淘汰していかなければダメダメ。
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「指導」と「運営」をきちんと分け、「指導者」を選ぶ権利を選手たちに与える、これをやらずに口先だけ「アスリートファースト」なんつってもダメダメダメダメ。ヘソが茶を沸かします。ええっと、現役時代はアニエスb.ご愛用だった鈴木大地スポーツ庁長官(51)、そこのところいかがお考えなんざんしょ。
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ワタクシ、そもそも「指導者」も「先生」も「教師」も大嫌いです。というかイヤなヤツにしか巡り合ってこなかったので、とくに強くそう思うのかもしれません。まったくどいつもこいつも、のさんざんな巡り合わせ人生でしたよ。取り返しがつきませんよ。取り返す気もありませんけど。
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そのお話はまたいつか。(了)
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