ネットを見ているとときどき足腰立たなくなりそうなニュースに出くわします。最近ではジャニーズ事務所がテレビ、雑誌、スポーツ紙など「全メディアに対し、木村拓哉と中居正広に「元SMAP」と肩書きを付けることを禁止した」というヤツ。
※『TOCANA』2018年8月30日配信
【〈緊急〉ジャニーズ事務所が「SMAP封印指令」発動! 全メディアに通達した衝撃内容「忌まわしい存在…」】
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このタイトルにある「忌まわしい存在」というのは「ジャニーズにとって、SMAPは忌まわしい存在となっていたことは事実でしょう」という“芸能関係者”のコメントからの引用でさほどの意味はありません。困ったものです。
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SMAPデビュー記念日(9月9日)の直前にこんな通達を出すこと自体、自分たちの精神の貧しさ狭量さを宣言しているようなものでビックリ。そしてビックリした次の瞬間、ということは木村拓哉と中居正広のクチからも今後「SMAP」という名前が出ることはないんだろうなあ、とつい大きくのけぞって足腰立たなくなる不安がよぎるわけです。自分から敵役を買って出る、いつまでも愚かな母娘メリー&ジュリーです。
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また違った意味でのけぞったのがコレ(↓)です。
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◆『サーチナ』2018年8月30日配信
【中国には、なんと日本語を聞き取れる民族がいる!?=中国メディア】
《 中国メディア・東方網は28日、「中国には日本語を聞き取れる少数民族がおり、日本人の祖先はここから生まれたとの説もある」とする記事を掲載した。
記事は「日本の歴史上の発展は、中国と深い繋がりを持っている。そして、日本の起源についても中国にかかわる様々な説が出ており、例えば秦の始皇帝の医師だった徐福が祖先といった説や、東南アジアから逃げて来た移民が祖先という説もある。しかし近年、日本の学者が日本人発祥の地として四川省の山岳地帯にある涼山を挙げたのだ」と紹介した。
そして、日本の歴史学者が長年の研究の末、日本の言語や習慣が四川省の涼山に住むイ族とかなりの部分で似ていることを発見したと説明。実際に現地調査に訪れたところ、現地のイ族の人たちは日本語の発音に違和感を覚えず、一部の発音は日本語とほぼ同じであり、いくつかの日本語の意味も理解できたことから歴史学者が大いに驚いたと伝えている。
また、現地には「火把節」という1000年単位で伝承されている有名な祭りがあり、これが日本の伝統的な祭りである「火祭」と関係性を持っているとの説も出たと紹介。一方で「現時点でわれわれは客観的な姿勢で更なる研究結果を待たなければならない。完全に否定される説ではないが、同時に日本人の祖先が四川省の山間に住むイ族であると完全に認めることもできないのだ」とし、あくまで仮説の1つにすぎないことを説明した。
例え一部であっても、日本語に近いような発音体系や語彙を持っている外国の民族があると、何となく親近感を覚えはしないだろうか。実際にイ族の人びとがわれわれ日本人のルーツかどうかは分からないが、ぜひ友好的な関係は深めたいものである。 》
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まずイ族についての概略をWikipediaから。
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「イ族(イぞく、彝族, 拼音: Yízú)は中国の少数民族の一つ。2010年の第6次全国人口普査統計では人口は8,714,393人で、中国政府が公認する56の民族の中で7番目に多い」
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次に言語における類似点とはたとえばどんなことか? と少し調べてみると、『人民網日本語版』2010年7月12日配信分に日本人ボランティアの佐藤美緒という人が書いた「彜族(イ族)と日本の不思議なつながり?」という記事がありました。それには
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「イ語の発音の仕方、文法が日本語と似ていて、それが一つの不思議です。発音だけじゃなくて、言葉そのものが似ているものもあります。例えば日本語の「うま(馬)」はイ語で「んぱ」、「いえ(家)」は「いえ」なんです。あと人の名前の文字数。漢族の人たちの名前は二文字、多くても三文字がほとんどなのに対して、イ族の人たちは四文字が多いのです。びっくりしたのは「阿蘇」という名字の人が結構多いこと。私の故郷である熊本に「阿蘇山」という山があります。ここでも縁を感じたりして」
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と書かれています。そういえば阿曽山大噴火(43)という裁判好きな芸人がいましたっけ。
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イ族は中国西北部に居住していた「羌(きょう)人」を祖先とし、そこから南西部に下って、現在は四川・貴州・雲南の各省と、広西チワン族自治区の高地に居住し、主として農耕や牧畜に従事しているそうです。
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そうするとイ族先祖説は、日本人のルーツを論じる場合に必ず出てくる「北方起源説」と「南方起源説」のうち「北方起源説」に近いといっていえないこともない感じではあります。
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「北方起源説」はざっくり北東アジア、シベリア方面(とくにバイカル湖畔と特定する議論もあり)からやってきたとする説であり、「南方起源説」はズンダランド(東南アジア島嶼部がかって大陸であったときの名前)からやってきたとする説です。
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しかし日本人が好きなのはこの両方を掛け合わせたカタチ、つまり北方からきた人々と南方からきた人々が日本で混淆した、という説です。なんというのでしょう、先祖をあまり決めつけたくないという心理が働いているような気もします。
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ともかく、もしかするといまイ族と呼ばれている人たちと日本人は共通の先祖をもっているのかもしれない、ということですね。それを記事にあるように「日本人の祖先が四川省の山間に住むイ族である」と解釈されてしまうのは少し不思議ですけれども。
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不思議はもうひとつ。「長年の研究の末、日本の言語や習慣が四川省の涼山に住むイ族とかなりの部分で似ていることを発見した」とされる「日本の歴史学者」がいったい誰なのか、この記事では不明です。現地調査をして大いに驚いた、とまで書かれているのに。
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でもってとりあえずネットに上がっている写真やYouTubeで見ると、イ族は実に美しいのです。美人度が高い!! 民族衣裳も素晴しい!! ワタクシ的には日本人よりも美人が多いのではないかと思いますね。キレーよー。イ族になりたいくらいっす。
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おおっと、わかったわかりましたよ。せっかくの興味深い事実がなぜこんな怪しげな記事になって出てくるのか? イ族を日本人の「祖先」だと書くのか? 寿司も歌舞伎も武士道もなんでもかんでも韓国発祥と主張するのと同じ悪いクセなのでしょうか?
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いいえ違います。実はこうして日本はユルユルと中国の一部に吸収されていくのです。これは『サーチナ』を使い、キレーなイ族をオトリにした日本同化作戦の一貫なのです。
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そう、姓と名で4文字のあなたもそのままで中国人になれちゃいます。笑っていられるのもいまのうちかも。マジ卍。(了)
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