2015年9月24日木曜日

高齢化や心の病。これからは芸能ニュースも訃報だらけに!!





日テレの『ライオンスペシャル 第35回全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ2015』というやたら長いタイトルの番組を見ていたのである。例によってだらだらと、他愛のない思いつきでアタマのなかをいっぱいにしながら、なのである。



たとえば「山岸舞彩(28)はやっぱりAV女優の横山みれい(31)に似てるなー」とか、「そういえば百田直樹(59)は人間椅子の鈴木研一(49)に似ていると思ったけど後頭部だけだったぞー」とか、「小姑2人には気をつけろよー」とか、「玉の輿と玉に腰は違うぞー」みたいなことである。



そしてそうこうしているうち、福留功男(73)を思い出したのである。「高校生クイズ2015」の本家というべき日テレ『史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ!!』の初代司会者である。まだ1970年代のことである。


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功男いまごろどうしているのだろう? と考えてしまったのである。そういえば最近、見かけたことがないのである。そして便りがないのはよい便り、などと考えるのである。しかし当然ながら、功男が私に便りを送らなければならない義理も道理もないのである。気になるので調べてみたらご存命であった。まあ、失礼な話ではある。



消息が絶えると途端に気にかかる人、というのがいる。いま現在だと、私の場合、加藤茶(72)が筆頭である。10年ほど前に「Stanford A型大動脈解離」という病気で大手術を経験しているのである。去年くらいからは体調の異変が視聴者からも疑われていたのである。そしてそれは、手足や頭の震え、筋肉のこわばりなどが起こる「 パーキンソン症候群」なるものだったのである。



しかもこの間、2011年には45歳も年下の妻、綾菜(27)を得ているのである。であるから、やっかみ半分、妻の料理は油濃いものばかりでわざと茶の健康を害しようとしている、とか、反対にめちゃくちゃ稼がせている、とか、自転車の前のカゴに乗せている、とか、怪しげな噂話が尽きないのである。



それが一瞬、突然の無風状態のように静かになると、もしやして……、とよからぬ想像がむくむくと頭をもたげはじめるのである。中森明菜(50)もそんな感じである。今年はじめに5年ぶりのシングル『Rojo-Tierra-』とカバーアルバムを発売してから、これという音沙汰がないのである。


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芸能界以外では、元総理大臣の羽田孜(80)である。こちらはノーベル文学賞の万年候補、村上春樹(66)がよく似ていたのである。しかし2012年の衆議院解散を機に政界を引退して以来、消息を聞かないのである。同時期に引退した森喜朗は派手に威張り散らしているのに、である。孜の、本会議場の後ろのほうの席で、うつろな目をぽっかり見開いていた姿が焼き付いているのである。



いずれの方々も、ただ認識不足、注意不足な私のゲスの勘繰りにすぎないのかもしれず、そうであれば、いやなくても、深く無礼をお詫びしたいと思う。しかしそれでは、なぜこんなことを書くのかといえば、長年にわたってご近所同士をしているジジイやババアよりも、テレビのなかの人のほうが身近だ、ということをいいたかったのである。



少し大げさにいえば、私はテレビをもうひとつの世間として生きているのである。私は別に引きこもっているわけでもなく、毎日外に出て人に会ったり仕事をしたりしているのである。それでも、ときどきテレビのなかの人がどうなったのか、実際の周囲の人々のことよりも気になって仕方がなくなるのである。


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もちろんリアル世間のほうも、これまた注意深く観察していると面白いのである。私の住まいの横の細い道筋が、知らないあいだに「後家通り」と名付けられていたりするのである。確かにババアばっかりである。



では、テレビ世間とリアル世間とではなにがいちばん違うかといえば、リアル世間では、こちらにもいかばかりかのひっかかり、影響が生じることである。たとえば「後家通り」を平日の昼間、1人で歩くのは、なんとなく気が引けるのである。



リアル世間では、こちらの知らないうちに見られたり、聞かれたり、あるいは嗅がれたりしていることがあるのである。風にも匂いがあり、雨にも太陽にも匂いがあるのである。ほんとうにバカバカしいほどあたりまえのことなのだが、改めてこう書かなければ意識から外れてしまいそうなほど、私はテレビ世間に呑み込まれているのである。




なぜそうなるかといえば、テレビ世間のほうが都合がよくて付き合いやすいのである。ひっかかりが生じることもないし、気に入らなければスイッチを切ってしまえばよいのである。



そしてこんな機能主義、効率主義の行き着く果てが、「強行採決を阻止できないデモは無意味」みたいな近視眼的思考なのだと思うのである。自戒を込めていうが、そうやってすべて合目的的に考えたほうが楽だし、賢こそうに見えるのである。しかし枝葉を落とした生き方からは、たぶん「金」しか残らないのである。それでいいというならもういうことはないのである。



実はほかにも気になる人々の話をしようと思っていたのである。元ハイパーメディアクリエイターの高城剛(51)や元ハイパーメディアフリーターの黒田勇樹(33)、遠野なぎこ(35)、紫彩乃(46)なんかである。私のテレビ世間の隣人たちである。おっと、1名はDVD世間の人であった。間違えた。(了)




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