2016年10月16日日曜日

工藤静香と藤原紀香、腹黒さが響き合う魂のメイト



生まれも育ちもまったく違うけれども、なんとなく響き合う関係というものがあるらしい。スピリチュアル系のお話にもしばしば登場するソウルメイトである。別に宗教がからなくても、よく気が合う、深い親しみを感じる相手をソウルメイトというらしいから、妻と夫がソウルメイトという事態も起こり得る。実物を見たことは1度もない。そういえば「2人はいつから付き合ってるの? 」と聞いたら「生まれる前から」と答えてくれたバカカップルがいた。完全に色ボケである。イヤなことを思い出してしまった。



勝手にソウルメイト探しをしてみよう、と見回して見つけたのが藤原紀香(45)と工藤静香(46)の組み合わせである。星座でいうと蟹座と牡羊座、血液型はA型とB型、体形ではガッチリ型とウスバカゲロウ型。まったく共通点はないのだけれども、なにかよく似たイヤな空気感が漂っている。



もう少し並べてみる。出身地は藤原紀香の兵庫県西宮市に対して工藤静香は東京都西多摩郡羽村町、学歴のことをいえば女子大学卒業と高校中退である。紀香は「ミス日本グランプリコンテスト」グランプリが芸能界デビューのきっかけであり、静香は「ミス・セブンティーンコンテスト」の特別賞であった。



このあたりまでくると後の2人の人生を貫くはっきりとした対照が見えてくる。脳内ロイヤルとヤンキーである。もちろんそれらは外見にもはっきりと現れている。藤原紀香といえば先の陣内智則(42)との結婚式での十二単におすべらかし、そしてそこで見せつけた富士額であるし、片や工藤静香といえば般若顔である。オラオラが顔の骨格にまで定着してしまっている。



余談だけれども、最近の工藤静香についてはヘビメタバンドIRON MAIDENのキャラクター「EDDIE THE HEAD」やホラーの「バタリアン」にもよく似ているという指摘もある。ヤンキーからホラーへ、本人としても予期せぬ展開であろう。



特技、スペシャリティにおいても2人は対照的である。藤原紀香の場合は脳内ロイヤルであるから、それ以上の特技、得意技、セールスポイント、スペシャリティなどはなから必要ないのである。ロイヤルはオールマイティー。ロイヤルであること、それひとつでいいのである。一方、工藤静香はヤンキーなので、なにか他を圧倒するカンバン、ウリがなければならない。そうでなければハッタリがきかないのである。そこで工藤静香、股関節が自在に外せるのである。なんの役に立つのかは知らないけれども。



2人のバランスを考えると藤原紀香にもうひとつくらい悪態をついておくべきであろう。顔があまりに大きいのでバタフライで泳ぐと後ろへ進むとか、あとは富士額の、その富士山のカタチに見える額の生え際中央部分に笑福亭鶴瓶(64)の全頭が埋まっているとか。



では逆にノリノリノリカとシズシズシズカの共通点はなにかというと、それは「↑」志向であろう。ひと皮むけば上昇志向でも上流志向でもなく、ただの「↑」志向なのである。えーっと、極端にいうとお隣りの入金は私の不幸、という感じである。ノリノリノリカの場合はそれですっかりアタマのなかがロイヤル化してしまっているし、シズシズシズカの場合はトップアイドルの妻では物足りず、いまやジャニーズ事務所のテッペンを取りにいっているわけである。



これもまた余談になるけれども、ジャニーズ事務所はこれからも女の覇権をめざしていくのだろうという気がする。女帝メリー喜多川(89)からその娘で後継指名を受けている藤島ジュリー景子(50)、そしてその下に新たに工藤静香が位置づけられるのである。46歳の工藤静香はジュリー景子よりも年下であり、しかも上下関係に厳しいヤンキーなのである。出過ぎた真似はしないはずである。メリー喜多川を籠絡したところを見ると営業、交渉ごとに強いようでもあるし、見込まれている可能性は高い。これについてはまた稿を改めよう。



しかしノリノリノリカもシズシズシズカも「↑」の先に最終的になにがあるのかはっきりとはわかっていない。アンジェリーナ・ジョリー(41)の最終目標が国連事務総長というのと同じである。園児のいう「いちばんえひらいひと〜」である。シドイであろうか。しかしとりあえずゲンナリさせてくれるのである。急に「ガッツよ!!」とか「ガッツ出せこら!!」とかいいだす声が聞こえてくるようである。



ノリノリノリカとシズシズシズカは、まず「↑」を通じてソウルメイトなのである。そして「↑」の最終目標が本人たちにもよくわかっていないらしいというところで、イライラさせられるのである。もちろんいまの日本は無数の「↑」によって支えられているけれども、それは明日の安心を切実に求める「↑」なのである。漠然とただ人よりエラくなりたいと思ってのことではない。



もうひとつの共通点は、これがイヤなニオイの最大の原因であろうと思うのだけれども、その「↑」志向をオトコ、結婚によってステップアップさせようとしてしまうところである。記憶に新しい藤原紀香の片岡愛之助(44)へのなりふりかまわぬ猛アタック、これはつまり脳内ロイヤルにふさわしく梨園の一員になりたかった、ということである。脳内ロイヤルが梨園に結びつくあたりがすでに脳内パーな感じではある。そして途中からはもうひとつ、20数年来の腐れ縁、バーニングプロモーション社長周防郁雄(75)との縁切りという目的もそこに加わっていたようである。



いずれにしろ、愛だ恋だというよりは生きていくうえでの手練手管、打算という印象が強い。たぶん自分のなかでもゴッチャになっているのであろうと思う。その愛だ恋だも、ようやく捕まえた片岡愛之助の場合は胸、ハートからくるのではなく下半身から萌えてくるのである。どうでもいいか。



工藤静香は、2000年12月5日に木村拓哉(43)と結婚している。妊娠4ヵ月でのデキ婚である。この結婚についてはSMAPの元チーフマネージャー飯島三智(58)の猛反対があり、工藤静香自身がメリー喜多川に直訴して認めさせたという経緯がある。そしてこれをきっかけに工藤静香と飯島三智とは犬猿の仲になるのである。



で、この話はこれだけでは終わらないのである。SMAPの独立・解散騒動のさなか、当時のジャニーズ事務所顧問・小杉理宇造が行った個別面談での、香取慎吾(39)と草彅剛(42)のあの発言でそれが露呈する。



「僕たちは15年前にもう壊れていたんです。
でも、そこから10年やり続けた。それを理解してください」(「週刊文春」2016年8月17日発売号)



「15年前」というのが木村拓哉と工藤静香の結婚を指していることは明らかである。具体的になにがあったのかはわからない。しかし結婚を経過したことで、SMAP5人のメンバーのなかでただ1人木村拓哉だけがなにか異質な存在になったことには疑いがない。木村拓哉は→工藤静香→メリー喜多川派であるし、ほかの4人はもちろん飯島三智派である。



シズシズシズカの場合、少なくとも結婚の数年前まではロサンゼルスでYOSHIKIとイチャイチャしていたはずである。しかも木村拓哉よりも年上なのである。それが突如として妊娠、結婚という話になって出てきた。このとき木村拓哉28歳、工藤静香30歳。こうなると妊娠の段階から計算づくで男、つまり結婚を餌食として「↑」しようとする、なりふりかまわぬ女のエゲツなさが透けて見えてしまうのである。私には。ああ、いやだいやだ。



もちろんジェンダーというものも考えなければならない。ならないけれども、「↑」にいきたいのであれば、まずは自分の力でなんとかしようとしてもらいたいものである。実際にノリノリノリカもシズシズシズカもそこらの男たちよりもずっと強いわけだし。女は男にしがみつくのが正義、というふうにアタマからふるまわれても困るのである。そんなヤツには絶対に捕まりたくないのである。誰も捕まえてくれようとは思わないであろうけれども。



しかし、ほとんどの男たちはそんなヤツらに簡単に捕まってしまうのである。であるから、そんなようなことで、この世の中はずうっと女の時代であったに違いないのである。



ノリノリノリカとシズシズシズカはソウルメイト。はるかな時空を隔て、「↑」と「♂」を介し、魂が響き合っているのである。しかし片岡愛之助と木村拓哉には、ついに生涯ソウルメイトは現れないのである。魂がなくなってしまっているので。(了)



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