この2、3日、アタマが痛い。悩んで悩んで悩んで、アタマが痛い。どうしても、なぜ、片岡愛之助(44)が自分の結婚披露宴に“元愛人”を招待したのかがわからないのである。あー、わからない、わからない。片岡愛之助にここまで振り回されるのにも腹が立つ。アタマだけだけれども。グールグル。
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『週刊文春』(2016年10月6日発売号)によると、片岡愛之助とその“元愛人”(30代後半)は2012年8月に男女の関係になり、2013年2月に熊切あさ美との二股が発覚して別れている。交際がはじまった2012年8月といえば、つかこうへいの娘、元宝塚の愛原実花(30)と交際中といわれていた時期である。そして結婚披露宴は2016年9月28日であった。そうそう。
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30代後半のシングルマザーといわれる“元愛人”が、かつてのオトコ、片岡愛之助の披露宴になぜ出席したかについては、『週刊文春』は“自分を含めさんざん女性を泣かせてきた彼が、披露宴でどんな茶番を繰り広げるのか観てやろうと思った”と説明している。そうかなあ、これは女が女に対してよくする強がりのポーズのように思われるけれども。
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あ、『週刊文春』のこの記事は“彼女の親友A子さん”という女の証言にもとづいているのである。もう少し正確にいうと、“彼女の親友A子さん”に“元愛人”が語ったこと、にもとづいている。どうも“元愛人”による自己正当化、自己弁護のにおいがするのである。
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“元愛人”が披露宴に出席した理由ついては、フィフィ(40)が『週刊女性PRIME』(2016年10月6日配信)のコラム「フィフィ姐さんの言いたい放題」で語っているほうが当たっているような気がする。
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《元愛人とはいっているけど、彼女には愛之助さんに対する愛はなく、単純に好奇心から付き合っていたただけで、愛之助さんもそのことをわかっていたんじゃないかな。だから声をかけた。そうじゃなければ、残酷過ぎて普通、誘えないよ。 好奇心だけの付き合いだったからこそ、ミーハーなノリで結婚披露宴にも行くことができたし、紀香さんを含めた3ショット写真を撮るなんてこともできたんだと思うよ。真相は2人にしかわからないけどね》
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ここでエジプト生まれのフィフィ姐さんというのも、なかなかオツな取り合わせではある。フィフィ姐さんは、2人は遊びで付き合ってただけだから、元愛人は「ミーハーなノリ」、つまり冷やかし半分で出席したのだろう、といっているのである。「歌舞伎界の披露宴っておもしろいよん。見てみない?」とかいわれて。うむ。これに藤原紀香(45)に対する密かな当てつけの気持ちもプラスというのが、いまのところの私の推測である。
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わからないのは片岡愛之助がなぜ招待したのか? である。「歌舞伎界の披露宴っておもしろいよん?」となぜいえたのか? そういって誘ったと決まっているわけでもないけれども。藤原紀香にバレたらたいへんなことになる、とは考えなかったのであろうか? ふつうは考える。フィフィ姐さんがいうように単に好奇心で付き合っていたから軽いノリで招待できた、とはならない。自分の立場を決定的に危うくするかもしれないのである。
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少し戻る。繰り返すけれども、『週刊文春』によれば、片岡愛之助と“元愛人”が交際していたのは、2012年8月から2013年2月頃までである。バレンタインデーに大阪公演中の愛之助をホテルで待っているときに、“元愛人”は愛之助と熊切あさ美との交際を携帯のニュースで知るのである。
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バレンタインデーにホテル、というと本命の彼女のように聞こえるけれども、気をつけよう、愛之助のことである。このときはやはり、ただなりゆきでそうなっていただけなのである。たぶん。2人の約半年ほどの付き合いは、愛之助からしてみれば完全な遊びであるだろう。
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もとい、本筋に戻ろう。ここでいいたいのは、3年も前に別れた女を他の女との結婚披露宴に招待しますか? ということである。あなたならどうする? であるからして、愛之助と“元愛人”とは、別れたとされている2013年のバレンタインデー以降も、なんらかの関係が継続していたと見るほうが自然だと思うのである。
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そして、愛之助のことである。いちばん自然な関係は、肉体関係である。うむ。いわずもがなであった。そして“元愛人”としては、“親友A子さん”には、二股がわかった時点で別れた、といったほうが恰好がつく。
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うーん、わかる。仕事ならやりたいようにすればいいよ、水素水? うーんいいんじゃない? みたいな、藤原紀香に対する片岡愛之助の一種の鷹揚さは、ほかに女がいるからこそできる芸当なのである。これが妻のほかに気持ちの拠り所になるものがない、という状況であればそうはいかない。
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うーん、もうひとつ、さっきからわかっていることがある。“親友A子さん”と“元愛人”とは、以前から顔見知り程度ではあっただろうけれども、ほんとうに親しくなったのは、今回、“元愛人”が愛之助の披露宴に出席したという話を“親友A子さん”が耳にしてからなのである。それから“親友A子さん”は、“元愛人”と片岡愛之助の関係を、根掘り葉掘り聞き出したのだろう。なぜなら“元愛人”の話が、その時点から過去に向かってツジツマが合うようにトレースし直して語っている感じがするからである。
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さらにそこに、“親友A子さん”のちょっとした脚色が加わる。『週刊文春』に持ち込んだのはたぶん彼女であろう。そのときに、“元愛人”とは長い付き合いでよく知っている、というニュアンスがつく。“元愛人”もウソをつくし“親友A子さん”も少しウソをつく。
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“親友A子さん”は、“元愛人”は愛之助と別れたときに“「死にたい」と漏らし、心療内科に通うくらい精神的に参ってしまいました”と語っている。うがった見方かもしれないけれども、これは、精神的に酷く傷ついたという“元愛人”のウソに、“親友A子さん”の、自分自身がそれを同時進行で見守っていた、というウソがさらに重ねられているのである。
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いずれにせよ、“「死にたい」と漏らし、心療内科に通うくらい精神的に参ってしまいました”という女が、3年後に招待されたからといって、そのフった男の結婚披露宴にノコノコ出かけていくだろうか? いや、いかない。やっぱりフィフィ姐さんは正しいのである。“好奇心だけの付き合い”だったのである。というか、きっといま現在も続いているのである。
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はいはい!! だからあー、なぜ愛之助は“元愛人”を招待できたのか、したのかに早く答えろよ!! といま通りがかりの知り合いに催促されてしまったのである。『羽鳥慎一モーニングショー』(「テレビ朝日」2016年10月6日放送)によると、オモテ向き関係者の話としては“仲のよい友達として招待した”、“藤原紀香も知っている女性で、報道については気にしていない”のだそうである。
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はいはい!! では、私が答えよう。これは片岡愛之助の悪戯心だったのである。いい替えれば変態プレイ。葬式で本人の妻と妾が同席したという話はそうめずらしいものでもないし、小説家の船橋聖一(享年71)の妻妾同居はよく知られている。今回の『週刊文春』の記事のなかでも、“親友A子さん”は片岡愛之助が「S」だと聞かされていたと話しているのである。変態SMプレイである。
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だいたいにして、一般の女が愛之助と紀香の結婚披露宴に出席するとなればちょっとした一大事である。ご祝儀、衣裳、美容室などなど、経済的負担だってバカにならないのである。で、帰り際に水素水製造機なんかもらっても、特注なのでそうすぐにはヤフオクで売り払うわけにも行かない。出席者には有名人がズラリであろうから、心理的なハードルも高い。誰かの手引きがなければ招待状があってもなかなか出席できるものではない。そこで、これは愛之助がそうとう積極的に誘った、と見るのである。
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思い出そう。片岡愛之助の養父、片岡秀太郎(75)を。あまりの変態ぶりに、せっかく妻にした大スター高田浩吉(享年86)の娘、高田美和(69)に逃げられた、日本を代表する変態オヤジの一人である。
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片岡秀太郎は、妻、高田美和を日活ロマンポルノ大作『軽井沢夫人』(1982)に自ら交渉のうえムリヤリ出演させ、自分はカメラ片手に現場に貼り付いて、さらに監督に責め手のアドバイスまでしていたというのである。立派なホンモノ「S」である。
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ちなみに秀太郎の現在の妻は今年4月の段階で47歳、藤原紀香とはわずか3歳差、紀香が45歳になったいまとなっては2歳差かもしれないのである。秀太郎とは28歳差婚。血は繋がっていなくても「S」の嗜好で繋がる義理の父子。そしてそれを取り囲む年増女たち。あーヤラシー。
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「S」の片岡愛之助が結婚披露宴で妻と愛人とのスリーショットを撮る、あり得る話だと思うのである。仕留めた獲物との記念撮影に興じるハンターの心理である。楽しかったろうなあ、愛之助。少し羨ましいなあ。もちろん、であるから、この愛人の存在については藤原紀香も承知しているのである。「S」の先達、秀太郎師匠も、秀太郎師匠の妻も。ああ、梨園変態SM地獄である。今度は妄想が広がりすぎてアタマが痛い。
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余談である。バーニングプロダクションの社長、周防郁雄(75)は、いまさらいうまでもなくこの『週刊文春』を読んで怒髪天、カンカンなのである。あれだけ可愛がってきた紀香が、あろうことかいまやすっかり愛之助の奴隷妻なのである。紀香のブログ「氣愛と喜愛で♪ノリノリノリカ ★ NORIKA's sensatrion ★」に、ロウソクによる温灸マッサージ、みたいなオススメ記事が出ないとも限らない事態なのである。
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以前から今回の結婚についてはモメていて、式にも披露宴にも出席していなかったというから、周防郁雄はもうこれで紀香とは完全に縁切りなのである。長かったのう。
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すると、紀香経由バーニングのチカラでテレビドラマの仕事を増やしたいとムシのいいことを考えていた愛之助には、逆に干される可能性がそうとう高まってしまっているのである。色事に溺れているとはいえ、バカなことをしたものである。
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あ、ついでに愛之助、両手を拡げ肩をすくめてみせるあのジェスチャー、あれは白人蔑視に見られることがあるのでもう止めようね。スカパー! の『鬼平外伝 最終章 四度目の女房』の完成披露試写会(2016年10月7日)であったか、今回の『週刊文春』の記事についての質問を飛ばした記者に対して見せていたのである。
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日本人なら、まして歌舞伎役者なら、あんなときは連獅子なんかの毛振りのジェスチャーでお願いしたいものである。グールグル。ああ、常識がかすんでいく。妄想ではち切れそうだ。アタマが痛い。(了)
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