昨日は南果歩(54)の「借金しかなかったんですもの……」にこころ癒されたというお話をしたワタクシでしたが、そのあともさらに素敵な発見がありました。↓
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【長谷川理恵「度肝抜かれる級の裏切り」で涙吹き出る】『日刊スポーツ』2018年5月30日配信
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長谷川理恵です。“度肝抜かれる級”、“涙吹き出る”。44歳です。覚束ないにもほどがあります。しかし愛らしいといえば愛らしい。はえ〜〜〜(by明石家さんま)、 これまで長谷川理恵には計算高い女という印象がありましたが、実際問題これで計算、打算ができたのでしょうか? 長谷川理恵を再考してみなくていいのだろうか? とヒマ人のこころにポッと灯がともります。
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“度肝抜かれる級”、これは“呆気にとられるほどひどい”とか“思わず茫然自失するほどむごい”ということですね。ですが長谷川理恵の場合、どういうわけか言葉にならないイメージの段階で“肝を冷やす”と“腰を抜かす”が合体してしまったのでしょう。
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“涙吹き出る”は、これは汗が吹き出るように、というよりは別府の地獄の間欠泉のように噴出する感じでしょう。ちなみに熱海の大湯間欠泉と上諏訪温泉の間欠泉はパワーが弱まったためにポンプ(熱海)や圧縮空気(上諏訪)で噴かせているそうです。
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それからさらに連想するのは目から血を飛ばして相手を威嚇するサバクノツノトカゲという奇妙な小型のトカゲですが、長谷川理恵がこれについて知っていたとは思えません。もしかすると加藤鷹は知っているかもしれませんけど。
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それで長谷川理恵はいったいどんな裏切りに遭ったというのか? 誰でも知りたくなるはずのこの疑問に、しかし記事は答えていません。記事はただ長谷川理恵がこんなことを書いていたよー、と引用・提示しているだけです。ただこんなバカがいる、といいたかっただけなのでしょう。意地の悪い方たちです。
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そこで記事の対象となった5月29日・30日の『長谷川理恵 オフィシャルブログ』を覗いてきました。どんな裏切りかは書かれていませんでした。
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◆ [29日]
優しさに救われた朝。
度肝を抜かれる級の裏切りにあい、朝から柄でも無く涙しちゃってた母さん。
そんな母さんをみて息子が初めて洗濯物をそっと畳んでくれていた。初めてなのに上手い笑。
彼なりに母さんを助けようとしてくれていたのかと思うとまた涙が吹き出る。息子にまで伝染してしまって申し訳ない。ごめんね。
今一度スタート地点に立つ勇気を持とう。
深く沈んだから見えてくるものがある。
こういう時こそ、家族の愛、真に愛を持って応援してくれている人の顔が走馬灯のように浮かんで、身に沁みるもんだな。
朝からしんみりでごめんなさい~ 今日一日皆さんにとって良い日となりますように
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朝から「度肝を抜かれる級の裏切りにあい」というのですから、ふつう、こりゃ旦那の浮気だな、と目星をつけるでしょう。了解でーす。
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けれども「息子にまで伝染してしまって」は「息子にまで心配させてしまって」、「走馬灯のように浮かんで、身に沁みるもんだな」は「次々に浮かんで、心にしみるもんだな」のほうがよいでしょう。走馬灯は死の間際に見るものですし、応援してくれている人の顔が浮かんできてもそれだけで身にしみるということはありません。
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◆ [30日]
皆様、たくさんの応援メッセージを本当に本当にありがとうございました。私ごときで大変恐縮です、、、
皆様からの一つ一つの言葉にどれだけ救われたかわかりません。
必ず恩返しをさせてください!!
正直心がズタボロになったけど、
海底に突き落とされて、そこで本当に必要なことが見えて
また海底を蹴り上げてやった。
みんなの愛がなかったら負けてた。
本当にありがとう
そして今日も皆様にとって幸せな一日になりますように
息子は昨日もママ大変だからね、と言いながらパパのパンツ畳んでくれました!
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ここではなんといっても「また海底を蹴り上げてやった」です。その前の「海底に突き落とされて」も海底が直接剥き出しになっているわけでもなし、突き落とすのはまず海にでしょ、というのはありますけれども、やはり地球が丸いということを思い出させてくれる「また海底を蹴り上げてやった」でしょう。
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おかげさまでフォーリーブス1971年のヒット曲「地球はひとつ」まで思い出しました。『光GENJIへ』の著者というか北公示メンバーの作詞です。
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[地球はひとつ]
(セリフ)
「ボクから逃げようたって 駄目だョ…
逃げれば 逃げるほど ボクに近づくってわけ…
だって 地球は まるいんだもん! 」
(♪)
地球を走れば 地球へもどる
東にまわれば 東にかえるさ
まるい地球は みんなのものさ
地球はひとつ みんなの仲間
〜 略 〜
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ああ、あとこの場合、「度肝を抜かれる級の裏切り」に遭って「心がズタボロ」というのもくだけすぎな感じはします。コミカルな効果を狙っておられるわけではないようなので。
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しかしここまでおおらか、天真爛漫、スキだらけだと悪い印象よりもいっそすっきりすがすがしてくらいのものです。揚げ足とりになってしまいましたけれども、ここがこの長谷川理恵のブログの魅力だと思います。これからも頑張ってください。
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そういえば長谷川理恵、エッセイ集みたいなの出していたなー、と思って調べたら『Girls! POP RUN』(2001年)、『朝リーディング』(2010年)、『願力』(2012年)、『女性としての私』(2013年)と出てきました。
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1冊だけだったら読んでみる気にもなるのかもしれませんが4冊もあるので止めました。読む前から食傷。とくに読書法を提案しているらしい『朝リーディング』は禁断の書物です。涙が吹き出たり海底を蹴り上げてやったりするようになってはたいへんですから。
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「2018年、熟女界の主役。 新人 吉瀬菜々子 48歳 AVDebut !!」というのもけっこう考えに耽らせてくれる。(了)
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