2018年5月13日日曜日

タレントのことはほぼ眼中にない藤島ジュリー景子体制のジャニーズ



近所の居酒屋のオヤジが元TOKIO山口達也(36)の強制わいせつ事件以来、客が減ったと嘆いていました。若い人たちが相手でもないこんな難破船みたいな店でも影響が出る? といいかけて生返事をしていたら察したらしく、「だけど山口達也も可哀想だよな」と素早く話を切り替えました。ジャニーズ事務所の対応が山口達也本人に対してはすごく冷たいように見える、というのです。



「双極性障害ってことまでいわれちゃ、いくら酒乱でも立つ瀬がないじゃん」



『NEWSポストセブン』(週刊ポスト&女性セブン)が“音楽業界関係者”の証言として山口達也が6〜7年も前から双極性障害に悩んでいた、と書いたのは5月9日のことで、これを批判する内容をワタクシが当ブログに上げたのが翌日10日。オヤジはそれを読んでくれていたのです。



そもそもこのお話の出所が“音楽業界関係者”だけというところからいかにも怪しいのですけれども、ワタクシとしてはもし仮にそれ事実だとしても、それがアルコール依存症であることを打ち消したいというだけでなく、事件の公表遅れや最終的な処分決定までの迷走の理由にまでされているらしいのは看過できない、という内容でした。



オヤジにいわれるまで、ジャニーズ事務所は山口達也に対してひどく冷たいという視点を、ワタクシはもっていなかったわけです。山口達也はとんでもないエロオヤジ、と怒っていましたから、むしろこれも逆に山口達也を庇うためにひねりだしたいいわけのひとつ、くらいに考えていました。『女性セブン』はジャニーズ事務所と仲よしですから、いつもの感じでお先棒担ぎをしたな、と。



でもって逆にジャニーズ事務所とは犬猿の仲といわれる『週刊女性』の記事と対比させてあれこれイジったのが5月10日の当ブログでした。



しかしオヤジにいわれてみるとたしかにそうで、これがもしジャニーズ事務所から流れた情報だとすれば、すでに事務所を辞めた人間のプライバシーをマスコミに漏洩したことになりますからたいへん大きなモンダイです。しかも世間に浸透してしまえば一刻も早い立ち直りを願う、みたいなオモテ向きの言葉とは裏腹にその足を抜けるほど引っ張ります。たいへん無神経です。



「彼を長年育んできた立場として、彼が健やかな一人の人間としての精神と振る舞いを取り戻し、被害者の方の許しを十分に得た上で、どのような形であれ未来を描けるまでを具体的に支援することが弊社の責任と考えます。」※5月6日【当事務所所属、山口達也に関する契約解除のお知らせ】より

よくいうよ、です。



さすがにこれの後を追うメディアは見当たりませんでした。しかし翌日、5月10日の『NEWSポストセブン』はまたこんな記事を配信しています。





【女性に執着していた山口達也、知り合い女性に必死に声かけ】

《 大きな衝撃を与えた元TOKIO・山口達也(46才)にまつわる騒動。発端は今年2月12日。山口は自身が司会を務める『Rの法則』(NHK Eテレ)で知り合った女子高生2人を自宅マンションに呼び出し、強引にキスを迫ったことに始まる。その後、女子高生が警視庁に被害届を提出。3月末に刑事が山口宅を訪れて3度の事情聴取をしたが、山口が事務所に報告したのは4月16日だった。4月25日にNHKの報道でようやく事件が明らかとなり、他のメンバーは初めて何が起きたかを知った。

アルコール依存症の疑いがあるといわれる山口だが、実は長年「双極性障害」、いわゆる「躁鬱病」に悩んでいたという。そして、離婚によって孤独感を増したことで、それまで以上にアルコールに耽溺するようになったようだ。そして、山口は女性に執着していく。

「お酒を飲むと気が大きくなり、抑えていた性欲がコントロールできなくなる『脱抑制』が生じます。山口さんは“自分の番組に出ている女の子を呼べば来てくれる”と思ったのでしょう。お酒を飲んだことで性衝動を抑えきれなくなり、わいせつな行為に及んだと考えられます」(精神科医の片田珠美さん)
 
テレビ局関係者も「山口さんの酒癖と女癖の悪さは業界で有名だった」と指摘する。

「とくに離婚してからは生活が乱れて、タレントだろうが番組スタッフだろうが“若い女性”に執着することが多かった。司会を務める『ZIP!』(日本テレビ系)でも共演者やスタッフに“飲みに行こう”と声をかけていたので、距離感の近さに驚きました。
 
普段は本当に礼儀正しい人ですがお酒を飲むと豹変し、距離を取ろうとする女性スタッフに“お前なんて帰れ”と暴言を吐くこともあった。だから“山口さんとの飲み会には行きたくない”と言うスタッフもいましたが、次の出演回になると“この間はすみませんでした”と謝ってくるので、こちらも“まあ、お酒の席だから仕方ないか”と思ってしまうんです」
 
山口と交友関係にある20代後半の女性モデルも言う。

「今回の事件が発覚する少し前にも山口さんから“今から来られない?”って電話がありました。酔っぱらって呂律が回っておらず、すぐにプツッと切れましたが、最近は知り合いの女性に必死に声をかけていたみたいです。寂しかったのかもしれませんが、誰かがつかまれば“他の人はもう用なし”という感じです」
 
そんな山口が欲望のよりどころとしたのが『Rの法則』だ。

「『Rの法則』は未成年を含む若い男女が親密になる“出会い系番組”ともいわれていました。ほとんどの子が芸能事務所に所属していて、被害者の彼女たちもそのうちの1人だそうです。タレントの卵ということもあり、連絡先を交換させないため男女の楽屋を分けていましたが、山口さんは間隙を縫ってお気に入りの若い女性に声をかけていたようです」(別のテレビ局関係者)

『Rの法則』にタレントを出演させていた芸能事務所関係者も、「山口さんのことは危惧していた」と指摘する。

「お酒のトラブルは有名だったので“共演者から連絡先を聞かれたら必ず報告しろ”と口酸っぱく指導し、現場にはマネジャーをつけて様子を見させていました。酒臭い山口さんにNHKのスタッフが“未成年もいるのでお願いします”とさりげなく注意したこともあったと聞きます」

精神的な不安定さが極限に達し、孤立を深めた山口が酒と女に捌け口を求めるようになった時、事件は起きた。あの部屋で本当は何が起きていたのか。現場には、被害を受けた女子高生と、もう1人別の女子高生がいた。

「表に出ているのは、“強引にキスをした”ということだけですが、腕や腰などを触り、服を脱がそうとしたそうです。被害者の調書には“押し倒された”“やらないなら帰れと言われた”という供述があるそうです」(全国紙社会部記者)

もちろん、どのような事情があろうと山口の行為は許されない。これから先、TOKIOと山口はどうなるのか。

「CMの降板や億単位といわれる違約金はありますが、TOKIOの解散はありません。“残ったメンバーと仕事をしたい”と思っているスタッフは多く、レギュラー番組が減ることもない。この先は新生TOKIOとして活動することになるでしょう」(芸能関係者)

一方の山口は入院生活を続けることになるという。

「躁鬱病患者に起こる最悪の事態は自殺です。当面は入院して自殺の危険を監視しながらお酒を断ち、規則正しい生活をして、心身両面の回復を待つことが大切です。その上で薬物療法や認知行動療法などを行い、躁鬱病を治療する必要があります」(片田さん)

TOKIOを脱退して終わりではない。この先、長い闘いが山口を待っている。》





双極性障害であることを肯定したうえで、さらに女に並々ならぬ執着をもっていた、というわけです。この記事の背後にジャニーズ事務所の意向があったとすれば、それは事件は山口達也個人の病的な傾向のせいです、会社のほうは関係ありません、山口達也の今後? そんなものどうなろうと知りません、でしょう。もう退所した人間のことですし、完全に潰すつもり。で、尻拭い、アフターフォローはTOKIOのメンバーにやらせる。たしかにこれではジャニーズ事務所、オヤジがいうようにたいへん冷酷です。



そういう目で見れば4月15日に開かれた関ジャニ∞渋谷すばる(36)の脱退・退所会見の立派さは、ただ事務所側が悪くいわれないように、という都合だけで用意されたもののように感じられます。でもって事務所側の人間、所轄である藤島ジュリー景子はとうぜん出席していないし、気をつかっているというのはカタチだけ。あ、TOKIOも藤島ジュリー景子の所轄ですね。



オヤジ、ありがとう。これからはジャニーズ事務所とタレントとをしっかり分けて考えます。そしてジャニーズ事務所は、いまや藤島ジュリー景子が無傷で生き残っていくことだけが関心事のようです。というか、新しい体制になったジャニーズ事務所はイコール藤島ジュリー景子であり、個人的な毀誉褒貶までも含めて藤島ジュリー景子のためにだけ存在しているということです。



オヤジ、ありがとう。あまりストロング系ばかり飲み過ぎなさんな。アルコール依存症と酒乱は違う、とかいう屁理屈はあまり世間の人は聞いてくれませんよ。



最後、以前書いたことと重複しますけれども、『NEWSポストセブン』と『週刊女性』の記事の違いをイジった翌日、『週刊女性』はこんな記事を配信していました。





◆『週刊女性PRIME』2018年5月11日配信
【TOKIO山口達也、一部報道の「病院からジャニー社長に電話した」が不自然な理由】

《 ジャニーズ事務所から契約解除された山口達也。

「そうっとしておいてあげれば」と言う人もいるが、今後の動向が気になる人も多い。そんな中で、『女性セブン』(5月24日号)が山口の入院をスクープしている。

「5月2日に開かれたTOKIOの会見や事件の状況から、山口のアルコール依存の疑いがかなり強くなりました。治療のために、彼は入院するのではないかと、各マスコミは入院先を探し始めたんです」(ワイドショースタッフ)

入院先に関しては、情報が錯綜(さくそう)していた。

「有力視されていたのは、目撃情報があり、実際に通院もしていて、事件が起こる前まで入院していたとされる神奈川のアルコール依存症治療専門病院です。ほかに千葉や埼玉の病院も挙がっていました。

事務所との契約解除で、彼の世話は親族がしているという話が出ていましたね。彼は埼玉県出身で、実家はまだそこにあるようなので、近くの病院が入院先として浮上したんですね」(写真誌記者)

同誌がキャッチしたのはまさしく埼玉県にある病院だ。しかも実家からはそう遠くない。

記事によれば、彼が病院を訪れたのは4月30日の夜、10時半。ほかのTOKIOメンバーと会談した後だという。

そして、それから数日後の彼の様子が書かれている。山口は病棟内の部屋にあるリビングで椅子に座り、震える手で携帯電話を握りしめながら、ジャニー喜多川社長に電話した、というのだ。

すごいスクープだ!

だが、ちょっと待てよ、山口が電話をかける姿を見ていたのは、いったい誰なんだ?

長年、週刊誌を愛読している人なら、きっと疑問に思ったはず。
どこが不自然なのか

「違和感しかないですね(笑い)。ほかの入院患者の目撃情報でもなく、関係者の話でもなく1人称で書かれていますから、記者が近くで見ていたととれてしまいますね」(前出・写真誌記者)

実際に、同誌によれば、この病院はセキュリティが厳しく、施設の内外はインターホン付きの扉で厳重に管理されていて、部外者は立ち寄れないという。
 
また、
「記事には病院がどこにあるとは明記されていませんが、2年前に高畑裕太が入院した病院だという、ヒントが書かれています。

ここまで書けば、芸能関係の記者だったら“ああ、あそこね”と場所を限定できたでしょうね。だから、これも解せない。他社も血眼になって探している病院を見つけたわけですから、普通だったら隠しておきたいはずですが……」(前出・写真誌記者)

いったいどういうことなんだろうか?

「マスコミから逃げるため、ジャニーズ側がわざと情報を流して写真を撮らせた可能性も捨て切れません。もしかしたら、この病院ではなく、ほかの病院にいるかもしれません。あるいはそもそも入院すらしていないのではないでしょうか」(前出・写真誌記者)

さらに、同誌によれば、山口はアルコール依存症ではなく「双極性障害」、いわゆる「躁うつ病」だというのだ。

「過度の飲酒は『躁うつ病』のせいで、不安を解消するためだったから仕方なかったとでも言いたいのでしょうか。

すぐに解雇しなかったのも、ショックのあまり、突発的なアクシデントが起こるのを懸念していたからだというようなことが書かれていましたが、都合のいい言い訳にしか思えませんね。すべて病気のせいにして、彼に対する批判を抑えようとする意図が見え隠れします」(テレビ局関係者)

いったい、何が起こっているのか? 賢明な読者は、この記事をどうとらえる⁉》


はい、賢明でもない読者は、「そうっとしておいてあげれば」ができない、そして「すごいスクープだ!」と書くあられもなく嫌味なお姿に強い共感を覚えました。芸能マスコミはこれでなければいけません。



問題の『NEWSポストセブン』の記事は5月10日付の当ブログをご参照ください。(了)






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