ジャニーズのことを考えはじめると謎が次々湧いてきて疑い深くなり、性格まで歪んでしまいそうではありませんか? ワタクシはもともと性格が歪なのでかえって毎日ウキウキですけれども、大方のみなさんは疑うのにももう疲れ果て、山口達也(46)の一件ももうそろそろ幕引きかなあ、あるいは幕引きでもいいかなあ、などと思っていらっしゃるかもしれませんね。
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しかしワタクシはしつこいのです。いや、ジャニーズがワタクシをしつこくさせるのです。これ(↓)をご覧ください。
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◆『デイリー新潮』2018年5月7日配信
【TOKIO山口達也「契約解除」 遅すぎた決断の背景にジュリー副社長の“迷い”】
《 1度は下した“英断”
後手に回り続けた危機管理を再認識させた結末となった。ジャニーズ事務所は5月6日夜、「当事務所所属、山口達也に関する契約解除のお知らせ」と題するFAXをマスコミ各社に送付した。山口達也(46)の辞意申し出が受理されたのだ。
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FAXの要点を念のため列挙しておこう。
◆TOKIO4人が行った5月2日の会見後、6日に改めて山口本人から強い辞意を事務所に伝えてきた
◆ジャニー喜多川社長(86)とリーダーの城島茂(47)が協議して受理を決めた
◆事務所を退所しても山口に対するサポートは継続する
◆TOKIOを「大人のグループ」として尊重し、意思決定に関与させたことに批判も受けた。今回の決定と責任は全て事務所が負う
◆2日の会見でも言及した「4人のTOKIOが必要とされるのか」という命題を背負い、残りのメンバーは「茨の道を歩む」。今後に温かい眼差しを注いでいただけたらありがたい
今回の強制わいせつ事件の取材を続けている担当記者が明かす。
「『どうせ辞めさせるのなら、最初からクビにしておけばよかった』という世論も少なくないでしょう。ジャニーズ事務所が迷走したのは事実ですが、内部を取材すると様々な葛藤が存在したことも分かってきました。例えば、わいせつ事件は2月12日に発生し、事務所の上層部が把握したのは4月16日とされています。ここで重要なのは、副社長の藤島ジュリー景子さん(51)が『山口を辞めさせることになっても仕方ない』と考えていたのは事実だということです」
危機管理上、痛恨のミス
ジュリー副社長には、今回の被害者と極めて年齢の近い娘がいるという。1人の母親として、山口達也の犯行を許せるはずもない。厳しい態度で臨む意思はあったのだ。
「まさに『たられば』ですが、ジュリーさんが最初の決断通りに進めていれば、ここまで世論の反発を招くことはなかったでしょう。最大の過ちは、その後に迷ってしまったことです。ジャニーズ事務所として被害者に謝罪するなどするうち、『もし不起訴となり、メディアにも気づかれなかったら、山口を守ることができる』と気持ちが揺れてしまったのです。ジュリーさんは上智大学を卒業するとフジテレビに入社しました。そして退職するとジャニーズ事務所に入ります。この時点からTOKIOを担当しました。ジャニーズでのキャリアスタートですから、彼女にとってTOKIOは記録にも記憶にも残る存在です。これも彼女の判断力を鈍らせてしまった原因の1つかもしれません」(同・記者)
ジュリー副社長は「母」と「副社長」の間で揺れ動いたのだろうか。山口本人も4月26日の謝罪会見で「私の席があるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」と口走って世論が大きく反発したが、あの問題発言も上層部の迷いを意識してのことだったのかもしれない。
いずれにしても4月25日にNHKなどが報道する前に、ジャニーズ事務所として毅然とした態度を示すチャンスが存在していたことになる。しかし、危機管理上における「千載一遇のチャンス」が有効活用されることはなかった。一般企業や社会人にとっても「他山の石」となる好例だろう。》
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なんなんでしょうねえ、“英断”って。「山口を辞めさせることになっても仕方ない」と考えたことですか? それだけしか“らしい”ことはこの記事のなかには見当たりませんもんね。「『母』と『副社長』の間で揺れ動いたのだろうか」ってポエマーでもあるまいし。
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そりゃ16歳を相手に強制わいせつですから、山口達也を辞めさせなければならなくなるかもしれない、とはとうぜん誰でも考えるでしょうよ。しかしそれは経営責任者としての英断=果敢な判断ではありませんね。ただの状況判断。つーか怯え。
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ひとつこれまでと違っているのは「ジュリー副社長の“迷い”」だとか「危機管理上、痛恨のミス」だとか、藤島ジュリー景子の内面を窺うような記述がされていることです。以前にこれはありませんでした。
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しかしそれすらもいまのワタクシにはどうして幹部が前面に出てこないのだ、という批判をかわすための姑息な脚色にしか見えません。被害者と同じ年頃の娘がいる? この期におよんでのこうした、いわば節度を失ったいいわけは醜く映ります。
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でもってなんのためにこの中身のない記事が書かれたかといえば、山口達也から事件を起こして警察の聴取を受けたと報告を受けてからNHKが報道する4月25日までの少なくとも9日間、ジャニーズ事務所はいったいなにをしていたのか? という疑いへのエクスキューズですね。ゴメンナサイ悩んでいたので。
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そうそうこの9日間、これも怪しくて、山口達也が事務所に報告したのは4月16日だといつのまにか世間でもそうなっていますけれども、山口達也は4月26日の単独記者会見で、事情聴取から数日間思い悩み、ジャニーズ事務所に相談したのは4月アタマだった、という発言をしているのです。
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3月下旬に任意の事情聴取を受けて、それから数日間思い悩んで4月アタマに報告。こちらのほうがお話として説得力があります。“数日間”が半月なわけがありません。ワタクシとしては4月のアタマには藤島ジュリー景子は事件の存在を知っていたと考えざるをえないのです。これはこれまで何回も書いてきたことですけれどワタクシしつこいので。
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4月のアタマからNHKの報道によって世間に知られる4月25日までなにをしていたかといえば、思い悩んでいた、ということにしたい。そりゃ人のアタマのなかのことですからそういうふうにもいえるでしょう。
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しかしそれはアタマのなかだけのこと。事実ははっきりしています。隠蔽していたわけです。悩んでいようと、闇から闇に葬り去ろうとアレコレ画策していようと、事件は少なくとも9日間、実際はおそらく20日間程度隠蔽されていたのです。
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それでも自分の咎(とが)をなんとかカムフラージュして幕引きをはかりたいのねジュリーさん。でもこの事件の一連の流れを見ると不思議なことばかりなのですよ。ほんとうに。幕を引くにはその不思議が邪魔過ぎます。
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たとえば山口達也は辞表をTOKIOに渡しています。4人での記者会見での松岡昌宏(41)の発言とようすを見ればこれは事実でしょう。しかし辞表というものは会社に提出するものですから、たとえリーダー城島茂(47)が直属の上司であるとしても彼に取り扱いを一任するということはあり得ません。リーダー城島茂に山口達也の出処進退の決定権はないのです。
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邪推ですけれど、これにはジャニーズ事務所の指示があったのだと思いますね。藤島ジュリー景子(51)&メリー喜多川(91)母娘はどうしても絶対に矢面に立たされたくないので、それはもうSMAPの件で心底コリゴリしているので、直接辞表をもってこられて判断を仰がれても困るのです。
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そんなわけで山口達也はさらに後になって直接国分太一と実権のまったくないジャニー喜多川社長(86)に電話で直接退所を願い出る、ということになります。あー、これもいささか怪しい感じがしますね。直接退所を願い出るのなら実権を握るジュリメリ両副社長母娘いずれかにでしょう。国分太一とジャニー喜多川に電話なんて、むしろ引き留めてくれといっているようなものです。
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うむ。それでもって記者会見後直ちに入院した山口達也は精神的にも肉体的にも弱り切っているということですから、そんな状態で自分に関する報道をチェック、エゴサーチします? させてもらえます? そして電話できます?
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あーもう疑心暗鬼。でもワタクシは疲れません。こーんな姑息な手段で騙されてたまるものですか。姑息な手段、そうこの『デイリー新潮』の記事はジャニーズ事務所が仕掛けたイメージ操作でしょう。間違いない(by長井秀和)。
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こういうのは新潮には前科があるからです。ベッキーが不倫問題で総バッシングを受けていたとき、実は密かにユニセフに多額の寄付をしていて、それでどこかの貧困国だかに学校が何軒か建ったという美談記事を『週刊新潮』が載せたということがのです。しかし↓
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◆『アサ芸plus』2016年3月3日配信
【ベッキーの寄付話はねつ造?日本ユニセフの「否定」で首を絞めた!?】
《 3月1日、日本ユニセフ協会は「2016年2月発売の週刊誌記事に関連して」と題したコメントを発表。ユニセフ関係者が個人の寄付履歴を週刊誌に明らかにしたとする記事が事実ではないとした。
誌名こそ書かれていないが、この週刊誌は2月25日発売の「週刊新潮」で、現在活動休止中のベッキーがこれまでに日本ユニセフに寄付した募金で、アフリカに5つの校舎が建ったというエピソードについての反論だと見られる。》※抜粋
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これ以外にもウソや誤摩化しはさまざまあり、そのためいまだにワタクシはベッキーのことをまったく信用しておりません。しつこいのです。そういえば1983年だったか「楢山節考」でカンヌ映画祭に出席した帰途、大阪空港で大麻疑惑についての取材を受け「ひっつこい!!」と激怒した坂本スミ子(81)を思い出します。ひっつこい!!
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で、また新潮社はやらかしてしまったわけです。ジャニーズ事務所としては週刊誌による山口達也報道の追撃を極度に怖れていますから、懐柔策の意味もあったでしょう。ただしこの記事は『週刊新潮』本体には載らないと思います。載らないどころか、今週号ではシレッと事件を狙って燃料を投下するかもしれません。そんなもんです。
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ジャニーズ事務所はここで一件落着、イメージ操作で後も濁さず、のつもり、というかそうすることに必死です。ワタクシには大韓航空オーナー一族母娘の日本版、ジュリメリの心づもりはもう手に取るようにわかります。それはここで幕引き!! TOKIO死守!! です。ここまではズルズルと押し込まれたけれども、TOKIOは守りたい、「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー」のスペシャルアンバサダーだし。これ(↓)をご覧ください。
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◆『スポニチアネックス』2018年5月7日午前7時0分配信
【山口達也 契約解除、TOKIO守るため“身引く”社長に直接電話】
◆『スポニチアネックス』2018年5月7日午前8時22分配信
【国分太一 契約解除の山口達也から電話「TOKIOを守ってくれと…」】
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スポニチさん、ジュリメリの願いにとても協力的です。とうぜんワタクシはなんらかの働きかけがあったものと疑っています。
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7時0分配信の記事は、6日までに山口達也から社長への直電があったことを、また8時22分配信の記事は同日(7日)の『ビビット』(TBS)で国分太一(43)がそう語っていた、と伝えています。ちなみに『ビビット』は毎朝8時からの生放送なので、『スポニチアネックス』とても仕事が速いですね。
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ワタクシはこんなふうにジャニーズ事務所のやり方をしつこくひっつこく疑っています。ジュリメリまた馬脚を現した、と。そしてまたそれとは別に最終的なケジメ、そして社会へのひとつの教訓という意味においてTOKIOは解散すべき、と考えています。そしてもうひとつ、僭越ながらいまはまだTOKIOの将来について語るべきときではないと思っています。影響の大きさを考えれば、芸能人の責任はやはり重いのです。
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契約解除についてのジャニーズのコメント分析、謝罪文評論家・ゴメンネ一筆の出番はまた今度にします。ゴメンネ。(了)
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