3月31日でビートたけし(71)が独立し、翌4月1日にたけし軍団の連名による声明文が発表され、以来スポーツ紙やワイドショー、週刊誌を騒がせている「オフィス北野」、と思いきやなんとなく雰囲気がおかしいのである。ズッコケている。
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問題は「オフィス北野」社長・森昌行(65)がたけし軍団代表のガダルカナル・タカ(61)と協議したうえで9日に発表した声明文である。これが実に理解し難くかつ不快なシロモノなのである。とりあえず全文をご覧いただこう。
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◆『デイリースポーツ』2018年4月9日配信
【森社長が声明「たけしさんに謝罪」【FAX全文】「今後は冷静な話し合いで解決」】
《 オフィス北野の森昌行社長が9日、報道各社にFAXを送信し、事務所の今後について、たけし軍団と合意したことを発表した。森社長が引き続き、代表取締役を務め、ビートたけしの独立に伴う騒動については、軍団と協力しながら事態を収拾し、新体制を構築していくことを表明した。
【以下、森社長からのFAX全文】
関係各位の皆さま
お知らせ
日頃より皆様には大変お世話になっております。
さて、周知の如く、本来一つの組織の内部問題が、社会問題の様相を呈して「騒動」さらには「泥沼化」といった表現で連日メディアで取り上げられております。今後、それがさらに過熱化して行く事態に到り、この度、私とたけし軍団との間でこの現実を重く受け止め、早々に沈静化・収拾を図り、私が引き続き代表取締役として、またたけし軍団がそれに協力して今後のオフィス北野の新体制構築に向けての話し合いを始める事で合意しましたことを皆様にご報告させていただきます。
その経緯といたしましては、4月5日 たけし軍団を代表してガダルカナル・タカから私に電話があり、「軍団全員の意思として、今回の軍団の声明文は社長と軍団の対立を目的としたものではなかった。この騒動がエスカレートとすることを望んではいない。たけしさんにも迷惑をかけたくない。事態収拾のための話し合いに応じて貰えないか。」との申し入れがありました。
私としては、軍団全員が「私や従業員のネガティブ・キャンペーンに充当するような行為はしない」「今後の会社の問題点などは、冷静な話し合いで解決する。」「本来守秘義務を伴う会社の経営状況などは外部に漏らさない。」などの基本的な条件を受け入れる事が確認されました。そこで私自身も私と軍団の対立の拡大は全く望んでいないことから、ガダルカナル・タカを軍団代表として、この度の事態収拾の為に、私との間で幾度かの話し合いを行い、上記のご報告となった次第です。(日時や場所・方法などについてはノーコメントとさせていただきます。)
急務であるオフィス北野の今後の新体制へ向けての取り組みは、決して容易なものではなく、かなり困難なものとなると予想しております。この高いハードルを超えて行くためには、週刊誌上で私が述べましたように、私の経営方針がたけしさんの理解を得られぬまま、そこから生じた不信感の数々によって、たけしさんが独立された事実を振り返り、組織運営の責任者・代表取締役としてたけしさんに謝罪すると同時に、そこから得た教訓をバネとして、真摯に予想される諸問題に向き合って行きたいと思います。また、今回の騒動で大きな不安を与え、迷惑をおかけした業界関係者の皆様・当社所属タレントの皆様にお詫びいたします。
尚、この〈お知らせ〉に関する個別の取材や会見などは考えておりません。報道関係者の皆様におかれましては、ご理解・ご了承いただきたく宜しくお願い申し上げます。
平成30年4月9日 株式会社オフィス北野 代表取締役社長 森昌行 》 ※原文ママ!!
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さて、なにがなんだかよくわからない文章である。ネチネチ見ていこう。ああ、メンドくさいやら楽しいやら。
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この文章がイケナイのは
(1)文章そのものがひどく不正確で雑
したがって
(2)内容が不明瞭であり
肝心の問題解決についての
(3)具体的進展の記載がない
ことである。つまり全部ダメ、まったくダメなのである。
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はっきりしているのは
軍団全員が
「私や従業員のネガティブ・キャンペーンに充当するような行為はしない」
「今後の会社の問題点などは、冷静な話し合いで解決する」
「本来守秘義務を伴う会社の経営状況などは外部に漏らさない」
などの“基本的な条件”を受け入れたということだけ。
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おっと、これでは森昌行シメシメではないか。思うツボ。文面を見る限りなにが今後の両者の協議課題になるかさえ具体的に設定されていないのである。そのいっぽうで一切の対抗手段を奪われたたけし軍団は完全に両手を縛られたようなものだ。こうして公表された以上、法的にはともかく世間の眼が強制力を発揮する。
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こんなものを発表する森昌行もイヤラシいけれどもガダルカナル・タカもどうかしている。バカなのか? 子どものお使いでもあるまいし。相手からなにも引き出せていない話し合いのズサンさに加えて森昌行単独でこのような声明を発表することまで容認してしまうのであるから、なにをかいわんや。瀬戸わんや。おそらく事前に声明の内容の確認さえさせてもらっていないであろう。“社長の私が代表して発表しておきます”とかなんとかいわれてボンヤリ丸め込まれたのに違いない。
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まあ、こんなことではいずれ近いうちに軍団と森昌行の抗争は確実に再燃する。とワタクシは確信する。
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「文章そのものがひどく不正確で雑」なところを実際に少し見てみよう。文章に歪が発生するのはなにか誤摩化しがあるからだ。もう冒頭からいかがわしい。
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《 さて、周知の如く、本来一つの組織の内部問題が、社会問題の様相を呈して「騒動」さらには「泥沼化」といった表現で連日メディアで取り上げられております。》
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“周知のごとく”って、なにを他人事のフリしてエラそうに。まずは「このたびはお騒がせ、ご迷惑をおかけしてたいへん申しわけありません」ではじまるべきである。仕事関係で実際にとばっちりを受けている方々も大勢いらっしゃるのであるから。もうここで森昌行という人のふだんのスタンスが露呈している。
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《今後、それがさらに過熱化して行く事態に到り、この度、私とたけし軍団との間でこの現実を重く受け止め、早々に沈静化・収拾を図り》
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あいかわらずの他人事のついでに“私とたけし軍団との間でこの現実を重く受け止め”である。こういう日本語はない。ふつうは「私とたけし軍団とでこの現実を重く受け止め」になる。そこに挟まってくる“の間”とはなにを意味するのか? 虚空。つまり私森昌行はここでも一方の当事者であるという立場から逃げようとしているのである。
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《私が引き続き代表取締役として、またたけし軍団がそれに協力して今後のオフィス北野の新体制構築に向けての話し合いを始める事で合意しましたことを皆様にご報告させていただきます。》
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私森昌行が主でたけし軍団が従であることを強調している。たしかにガダルカナル・タカとの協議の結果、軍団は「オフィス北野」に残り、その社長は森昌行ということになったけれども、この話し合い自体は森昌行とたけし軍団とが対等な立場で行われたもののはずである。ここで自ら主従をつけるのは僭越に過ぎる。
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しかし森昌行の“私が主”という姿勢は一貫している。
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《「〜。たけしさんにも迷惑をかけたくない。事態収拾のための話し合いに応じて貰えないか。」との申し入れがありました。 》
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まるで自分にはまったく落ち度がなく、その必要もないのだけれども、たけし軍団が話し合ってくれというから乗ってやった、といいたげである。このまま「オフィス北野」が分裂してしまえば業界人・森昌行には致命傷であるにもかかわらず。
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この声明文はひたすら森昌行のメンツを保つのに貢献しようしている。
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でもってそんな最低ぶりが最高に発揮されているのが、事態を総括し、ビートたけしに謝罪しているふうに見せている部分だ。
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《急務であるオフィス北野の今後の新体制へ向けての取り組みは、決して容易なものではなく、かなり困難なものとなると予想しております。》
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言葉は悪いけれども被害者ヅラである。で、ここからなにごとかムニャムニャとワケのわからない文章になる。
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《この高いハードルを超えて行くためには、週刊誌上で私が述べましたように、私の経営方針がたけしさんの理解を得られぬまま、そこから生じた不信感の数々によって、たけしさんが独立された事実を振り返り、組織運営の責任者・代表取締役としてたけしさんに謝罪すると同時に、そこから得た教訓をバネとして、真摯に予想される諸問題に向き合って行きたいと思います。》
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「たけしさんの理解を得られぬままに進めてしまって申しわけなかった」と率直にははいいたくないのである。自分の非は絶対に認めない。おかげで文章としても破綻している。
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さらに「組織運営の責任者・代表取締役としてたけしさんに謝罪する」というけれども、ビートたけしとしては代表取締役という法律上の人格ではなくて、森昌行という人間への信頼を失っているのである。ここを誤摩化してはなんの反省にも謝罪にもならない。
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どこまでもダメなヤツ。そういえば「反省」という言葉が一度も出てこないし。いやいやビートたけしが愛想をつかしてしまうのもよくわかる。
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森昌行という人はこの先もなかなかこういう自分を変えることはできないであろう。さらに、もし東国原英夫(60)がいっていたように“すべてひっくるめて炎上商法”であるならまだマシなのだけれども、もしそうでなければガダルカナル・タカもたけし軍団も、バラエティで見るそのままのズッコケということだ。
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どいつもこいつも。ビートたけし、これまでよく我慢してたわ。(了)
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