YouTubeを観ていたら木村拓哉(45)と二宮和也(34)が急に出てきてびっくらこいた。ひどく深刻なようすでなにやら口角泡を飛ばしている。映画「検察側の罪人」の予告編であった。アップしたのは予告編専門の「FilmIsNow Movie Trailers International」。ジャニーズの“限定デジタル解禁”の恩恵であろう。
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しかしチャチいなあ、チャチい。申しわけないけれどもいまさらながら“反戦国日本”な感じである。この前に流れていた「THE FARM」の予告編のほうがはるかにゴージャスにホラーであった。そういえば「ESCAPE FROM CANNIBAL FARM」も今年公開だし、最近やけにカニバリズムを扱ったホラー/スプラッターが多いのはご時勢のせいであろうか。いろいろな意味で。
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もとい。「検察側の罪人」の画面の貧相さが、これがまたYouTubeのなかではとてもよく映えるのである。“ユニークな日本のコマーシャル”というような投稿を観たことがあるけれども、これもいつもテレビのオンエアで見ているときよりもスカスカで数段みじめであった。構図からしっかり計画できるディレクターが育っていないのであろう。商業用映像作品において日本は恥ずかしながら三流というのももう危うい。YouTubeおそるべし。
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でもって「検察側の罪人」である。すまぬ。まるで子ども2人がオトナごっこをしているようにしか見えないのである。ストーリーも地味そうで木村拓哉と二宮和也を観てくれという映画なのであろうけれども、こんなに貧相な2人で約2時間も引っ張っていけるのか? と疑問になるくらいのものだ。
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これが日本の現状である。日本の芸能・エンターテインメントにジャニーズが与えたダメージははかり知れないほど大きい。とあらためて思う。
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とはいえジャニーズとくに木村拓哉にしてみれば、この映画は生き残りをかけた勝負作である。前作「無限の住人」があまりパッとしなかったので、事務所ぐるみでの必死さがヒシヒシと伝わっている。
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どこから伝わってくるかというと、この映画に関するネットニュースの多さである。去年5月の情報公開以来、なんだかんだとほぼ途切れることなく流されている。そのなかの、残念ながらジャニーズ事務所のご意向に添うものではないであろうけれども、ひとつがコレ。↓
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◆『サイゾーウーマン』2018年4月11日配信
【嵐・二宮和也、木村拓哉を自ら“共演指名”!? 『検察側の罪人』めぐる極秘キャスティング事情】
《 8月に公開を控える、木村拓哉と嵐・二宮和也の共演映画『検察側の罪人』に、ごく一部の関係者しか知らされていない“極秘キャスティング事情”が存在しているという。本作が情報解禁された昨年5月には、まだSMAP解散から間もないタイミングだったこともあり、史上初となる「木村と嵐メンバーの映画共演」に大きな注目が集まっていたものだが……。
本作は「別册文藝春秋」(文藝春秋)で連載された同名小説が原作。撮影は昨年夏に終了しており、間もなくプロモーション活動も始まる予定で、今月9日には荒木経惟氏撮影の撮り下ろしポスターも解禁になった。
「実は、木村と二宮の初共演をめぐっては、木村本人でさえ知らされていない“ウラ事情”があります。それが外部に漏れてはなるまいと、周囲の関係者はかなりピリついている様子です」(映画会社関係者)
本作をめぐっては、原田眞人監督が自身のHPに「キムタク、ニノのダブル主演で『検察側の罪人』は間違いなく傑作になる」と書き込んだことがきっかけとなり、こんなトラブルが起こっていた。
「監督の公式発言ということで、一部のウェブサイト、またジャニーズとは敵対関係である『週刊女性』(主婦と生活社)が、『木村と二宮のW主演』という見出しで記事を出しました。ところが、映画会社やジャニーズ事務所がこれを徹底否定し、翌週の『週女』には、『W主演ではなく木村拓哉さん主演の誤りでした。訂正させていただきます』というお詫びが掲載されたんです」(スポーツ紙記者)
二宮も自身のラジオ番組で「木村くんが主演」「木村くんありきのものですから」などと発言しており、本作はあくまで「主演は木村、二宮は共演」というのが“公式情報”。しかし、この共演が実現したのは、ほかならぬ二宮の“指名”がきっかけだったという。
「もともと企画段階では、二宮の出演ありきで制作が進められていて、二宮の単独主演、あるいはもう1人の俳優とW主演になるはずだったんです。そこで、二宮が“もう1人の俳優”として木村の出演を希望。縦社会の芸能界では、後輩が先輩を指名し、かつW主演というのでは体裁が悪いだけに、結果として、木村を立てる形で、二宮は主演の座を自ら降りたといいます」(前出・映画会社関係者)
この背景を考えれば、配給やジャニーズサイドが“W主演”に過剰反応を示したのも、ごく自然な流れだろう。なぜ二宮は木村を指名したのか、その理由は永遠に聞くことはできないのだろうか。》
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だから必死なんだってば。「なぜ二宮は木村を指名したのか」って、木村拓哉はもう単独主演はムリっぽいし、かといってこのまま引き下がるわけにもいかないし、なんとかどこかに突っ込んでそれなりの実績を上げさせなくてはいけないのよ。
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そんなこんなで、8月24日の公開予定に向けてまもなくプロモーションが開始されようというこの時期に、さっそく『女性セブン』(2018年4月12日発売号)が二宮和也(34)といまやフリーアナウンサーになった伊藤綾子(37)のツーショットをスクープしているのである。
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二宮和也、ここまで木村拓哉のために使われなくてもいいと思うのだけれど、それは業界外の感覚なのであろうか。少なくともこうして事務所がムリを承知で押せば押すほどかえって木村拓哉の苦境を感じ取ってしまうのはワタクシだけではないはずである。
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子ども帝国の断末魔じゃ。(了)
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