2018年4月5日木曜日

堀江貴文も必死に生きているのだから、少しは見逃してやれよ



ときどき文章が読めなくて戸惑うことがある。あれ? と思い直して再読、三読しても意味がわからない。ワタクシもとうとうバカになってしもたのかしら? つって不安になったりして、それからようやく文章のほうが悪いという結論にいき着く。人間が謙虚なもんで。



読めない文章に出くわすのは主にネットニュースである。そもそも時間の制約が厳しいなかで書き起し・再構成・リライトでの量産を求められているのである。粗雑な文章になってしまうのも十分に理解はできる。こちらもタダで読ませてもらっているのであるから、ことさら咎め立てするつもりはない。



だがしかし、最近は文章だけが問題とはいえないケースも増えている。たとえばこんなの。





◆『デイリースポーツ』2018年4月3日配信
【ホリエモン、絶対菜食主義者のヴィーガンに宣戦布告「徹底的に潰します」】

《 実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が2日から3日にかけて自身のツイッターで絶対菜食主義者を指すヴィーガンについて徹底糾弾した。ヴィーガンとは肉、魚はもちろん、牛乳や卵など動物性のものは一切口にせず植物性の食品のみを食べる人を指す。

ホリエモンは2日のツイッターで「ヴィーガンとかまじ健康に悪いと思うよ。そして、うまい肉をたらふく食べるのが最高よ。劣悪な環境でそだった肉はマズイからね」とつぶやくと、「健康に悪いという科学的根拠を述べよ」「無責任なツイート」などの非難のコメントが寄せられた。

ここからホリエモンのヴィーガン批判は徐々に火が点く。

ヴィーガンは皆若々しいと訴える書き込みや、ヴィーガンの良さを訴える書き込みには「嘘つけ笑笑」「叩きまくるよ」「宗教みたいなもんだからな」と反論。またヴィーガンを認めないホリエモンに「遅れている」と訴えたツイートには「だからそんなバカのムーブメントに釘を刺すんだよ」と、ヴィーガン叩きの意味を説明。

「美味しい肉」は「劣悪な環境で育てられている」と訴えるツイートには「笑。美味しい肉はちゃんとした環境で健康に育てられてるよ。お前はリテラシーが低いからクソ肉しか食ったことないだな。かわいそうに」。更には「こんな奴らのために美味しい肉を食べられない世の中にしたくないので、徹底的に潰します」と宣戦布告していた。

それでもホリエモンのツイッターには「食生活の選び方が本人の自由ではないかと」「健康より倫理的理由や環境に配慮するためにヴィーガンになっている人が多いのでは」「ヴィーガンのことをしっかり学んだ上でこの発言をしているのかな~」などの声も寄せられていた。》※原文ママ





世間からの関心急降下の堀江貴文(45)も必死、というくらいしか残らない文章である。しかしそれにしても

《またヴィーガンを認めないホリエモンに「遅れている」と訴えたツイートには「だからそんなバカのムーブメントに釘を刺すんだよ」と、ヴィーガン叩きの意味を説明。》

こういう理屈になってくると、子どもでもいいわけにしないほど尊大な自我を盾にするのか、と呆れゲンナリする。自分は“遅れ”たくないので新しい“ムーブメント”のほうを潰す、といっているわけでしょ。コレ。マジンガーZみたいなヤツ。



「こんな奴らのために美味しい肉を食べられない世の中にしたくないので、徹底的に潰します」



とはいうけれどもヴィーガンが“美味しい肉”を排斥できるわけもなく、また堀江貴文がヴィーガンを“潰す”ことができるわけもないのである。つまり最初から闘う理由などないのにケンカをはじめ、さらに勝ち負けでは計れないものに対して早々と勝利宣言をしているのである。



これでは最初からまったく言論の態をなしていない。しかも自分から嬉々としてそれをはじめてしまう。でもって限られた字数で相手にダメージを与えようとするあまり極端に高飛車でエゲツない言葉をぶつける。論理もなければ羞恥心もない。堀江貴文はバカなのか?



はい。堀江貴文がバカなのはいっこうにかまわないけれども、こういうシロモノはやがてコミュニケーションを底で支える共通の常識、暗黙知というようなものまで破壊するので困るのである。噛み合わない議論が増える。



たとえば相撲を取るときにはまず土俵上で向かい合う。あたりまえのことである。けれども、どうして横向きからはじめちゃいけないのー、と真顔でいい出すヤツが現れる、といった感じである。



で、最終的にどんなことになるかといえば、むかしの小学生のケンカのようにバーカ、バーカと罵倒を繰り返すしかないハメになる。



堀江貴文はあまりにそれが極端なので、たぶんガリ勉くんだったに違いない、とワタクシは思う。思春期を丸ごと受験対策に捧げて世間知を積まず、いいオトナになってから一生懸命世間さまの裏をかき、足元をすくう思いつきを探しても感覚が小学生並みでピントがあわないのよ、と決めつけることになってしまう。ワタクシの場合。



ガリ勉くんには長じてこうしたバカに到る危険性がある、という事実を堀江貴文を通して、世間のみなさまがたが改めてもういちど学び直していただければ、と浅学の不躾も顧みず拙文をもって問うのである。あ、あとこういうシロモノを垂れ流すニュースサイトの担当者さまにももう少し考えていただかなければね。



ワタクシは堀江貴文が嫌い。(了)






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