2015年7月26日日曜日

テレビで家族気分をあじわう。林下家とかやっぱりスゴい






テレビの世界は何でもかんでも他人事の気分にしてくれる。こちらとしては笑えるところをめざとく見つけ、はしっこくあざ笑うわけである。自分には何もできないくせに、である。



しかし他人事は欲求不満のはけ口でもある。生涯自分が訪れることのない遠い異国の景色を見せてくれるし、冒険もさせてくれる。各地のおいしそうな食べものも紹介してくれる。テレビで見て満足するのである。



旅や冒険やグルメなどの場合はわかりやすい。しかしたとえば人間関係についてはどうだろう? ドラマのヒロインやヒーローに自分を仮託することはよくある。それはロマンチックな気分や勇壮な気分や恐ろしい気分にさせてくれるが、それだけである。まあ、それだけで十分であるが。


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人気のドキュメントシリーズに大家族ものがある。10男7女の三好家を筆頭に、青木家、石田家、須賀家、蒔田家、岸家、渡津家、村田家などなど、これまで番組化された家族は20をくだらない。大人気なのである。



なかでも有名なのがビッグダディ、林下家である。どういういいかたをすればいいのか、詳細ももう私には把握できてないが、とにかく林下清志(49)は2人の妻とのあいだに10人の子どもをつくり、それから妻の連れ子もいたはずである。



ではなぜ大家族ものが人気かといえば、家族とはどんなものかを知らない人が多いからである。知っていてもほとんどの場合、自分の家族だけである。両親2人と自分と、よくて兄弟が1人。親の立場からいえば、自分たち夫婦と子どもが1人か2人である。



こうした、いわゆる核家族が2代、3代と続けば、子どもがどういうものか、親がどういうものかがわからなくなる。親としてどうふるまうべきか、子どもとしてどうふるまうべきか、わからないのである。私もである。


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で、興味半分、テレビでほかの家庭を覗くのである。しかも人数が多いぶんだけすったもんだも多い大家族のほうが、家族のありかたみたいなことを知るにはいい。知っても、知っていることと出来ることとはまた別の次元の話なのだが。



そしてこう思うのである。家族というのはやっぱりいいものだ。しかしこんな家族を維持し、あるいはその子どもとして生きていくだけでも、私にはとうていムリみたいだ。このままでいい。



こうして家族、家庭に対する欲求すらテレビで充足してしまうのである。そしてテレビの前には、ふたたび会話の少ない、不器用な、無数の核家族たちが個々に広がっているのである。テレビは現状追認をうながす機械でもあるのである。おまえはいつまでもそこにいろ、と。


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話は変わるが、林下清志、ビッグダディである。自著を出版するにあたっての企画で精子検査をした結果、精子の濃さが基準値15に対して383にも達していることがわかったのである。約25倍である。



1回の精子放出量では、通常1億〜3億のところ、ビッグダディは5億7500万である。したがって精液全体の量は通常に較べて逆に少ないということであろう。もしかしてヤマト糊みたいなゾルとかゲルとか、そういういう感じかもしれぬ。ううっ。



どうでもいいことだが、オレなんかむかし調べたら1回の精子放出量8500万であった。清志の6分の1以下。生殖能力では完全に劣等である。たぶんオレは淘汰される側の人間なのである。



で、清志のこのスゴさを人類のために活用しないテはないと思うのである。畜産の品種改良の研究とか。オレはいま、たいへん失礼なことをいっているのだろうか? ともかく精子をいっぱい使う実験とかあったら、はかどると思うけどなー。




それより、将来、人類が火星に移住することになったら、絶対に清志の子孫を連れて行くべきである。きっと繁殖率が高いから、いち早く、他国に先駆けて大きなコロニーをつくれる。頼もしいのである。日本は清志を大切にしなければならないのである。



また話は変わるが、サイバーエージェント社長の藤田晋(42)が755を批判する記事に激怒して、「挑戦も努力もしないような人がいい加減な記事を見て喜ぶ」とほざいたそうだ。そういうことをいっちゃいけないよねえ。オレなんかその典型だけど、それでも755の客になる可能性はあるのだから。あっ、そうか。確かに男癖の悪い女優に挑戦したり努力したりしたことはないもんな。



27時間テレビだかで猛暑の中を走る大久保佳代子に同情が集まっているらしい。だけどオレとしては、こいつにはもうとっくの昔に同情し尽くしちまったのである。いつまでもあの顔には馴れないし。ユーミンの曲が聴きたいっていうのもなあ……。ほんとうに筋金入りのブスである。 (了)




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