長渕剛と松山千春とあばれる君。トリオ・ザ・ボンズ。
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スーパーサブって、すっごく強い北島三郎のこと？
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食レポの大家、石塚英彦は箸をちゃんと持てない。それが許されているのは和田アキ子と乱闘の末に掴み取った特権である。ほかの芸人はみな強制的に矯正させられている。「……いつからやればいいんですか？」「きょうせい!!」
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じゅん子がバラエティ番組に出ていた。デビューまもない木下優樹菜が本人を目の前にして「明日仕事で一緒になるっていったらうちのひろし（優樹菜父）も、じゅん子はカッケーぞっていってましたっ。ホントまじカッケーっす!!」とヒナ壇で喚き散らしていたのをまずは思い出す。児童劇団からスタートして女優、歌手、カーレーサーなどを経て、いまや参議院議員の三原じゅん子のことである。
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「顔はヤバいよ。ボディやんな、ボディを」（３年B組金八先生・1979年）は、いまなおファンが女優じゅん子を語る際に欠かせない決めゼリフだ。ただいま現在の後援者はしらんふりだろうが、つまりじゅん子はヤンキーなのである。
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ヤンキーといってもただのヤンキーではない。筋金入りだ。実際に1987年には暴行容疑で現行犯逮捕されている。被害者は週刊誌記者２人。膝蹴りからのマウントで記者の髪を掴み後頭部を路面に打ちつけるという、実に手慣れたステゴロ殺法だったそうだ。
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このあと立ち上がって相手の顔面をストンプするというオプションがあるが、ふつうはなかなかそこまではやらない。しかしじゅん子なら、止めに入られなければ躊躇せずやるだろうなあ、と思わせるくらい気合いの入った武闘派だったのである。
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あと、元巨人軍ピッチャー水野雄仁から借りた1000万円をなかなか返さなかったり、美容整形手術をテレビで公開したり、お笑い芸人のコアラと（ちょっと不思議な上下関係で）結婚、離婚したりと、なかなかのゴシップメイカーでもあった。
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そんなじゅん子が2010年の選挙に自民党から出馬して当選したときにも、だからほとんどの目は、すぐに問題を起こして辞職するだろう、という冷ややかなものであった。
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ところが、である。フタを開けてみるとなかなか暴れないのである。元ヤンキーの中年じゅん子ファン、優樹菜父もガックシ。期待外れだったのである。
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これまでで印象に残っているのは２つ、ひとつは、ときの防衛相、田中直紀が国会答弁で「もし（if）、」といおうとして「もしもし、もしもし」と何度も繰り返してしまった際に、会議場に響き渡らせたカン高いバカ笑いしたことである。
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田中直紀、真紀子の旦那。事実誤認や機密の不用意な暴露、失言、さらには国会中に無断で食堂へコーヒーを飲みに出かけて審議を中断させたこともある。あいつはあいつで確かに酷かったけどな。
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で、その２は「八紘一宇」。戦後長らく封印されていた四文字を参議院予算委員会の席上でぶっ放したのである。
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「八紘一宇」とは、そのまま意味をとれば「八方がひとつの屋根に収まる」だが、戦時中の大日本帝国による拡張政策のスローガンである。
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知識があれば当然、国会という公の場で口にするには相当の覚悟がいる。それをしれっと口にするとはさすがヤンキーである。しかしこれを聞いて咄嗟に「夜露四苦!!」を脳裡に浮かべたのは私だけではないはずだ。
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それにしてもなぜここで「八紘一宇」なのか？ 安倍晋三への媚びか？ いやいや根性の入ったヤンキーが媚びなんてそんな女々しいことをするはずがない。
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二谷友里恵以来の“四文字熟語で知性をアピール”作戦か？ いやいや知性などはなからバカにしていることはとってつけたようなツーポイント眼鏡が表明している。そう、「夜露四苦!!」からもわかるように、ただヤンキーじゅん子は漢字が好きということだけなのである。
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「夜露四苦!!」のじゅん子が三十数年のときを経て「八紘一宇」のじゅん子になったのである。まあ、オレとしては、じゅん子に「顔はヤバいよ。ボディやんな、ボディを」みたいなことをいわれながら戦場に送り出されるなんて、死んでも真平御免、唯我独尊、風林火山だけどな。
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AKBの高橋みなみ前総監督はかあさんも監督しろとさんざんいわれたが、かあさんはかあさん、みなみはみなみである。下から読んでも、みなみはみなみ、である。動物界でいえばヒヒみたいなものである。短いが。
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大島優子はすんごくわきまえている。わきまえが前に立つぶん本心が見えにくいので周囲と打ちとけにくい。結果本人には孤独感が漂う。まあ、動物界でいえばエリマキトカゲみたいなものであろう。か。
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鈴木おさむと大島美幸は生物兵器である。肉眼ではわからぬが、何かが尋常ではない。
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綾瀬はるかが美人なのかブスなのか、ときどきわからなくなることがある。オレはタチの悪い眼病でも患っているのだろうか。それともタチが悪いのは綾瀬はるかのほうだろうか。
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エアロスミスのスティーヴン・タイラーに頭から食われる夢を見た。タイラーの腹の中でゼペット爺さんから生活態度を改めるようさんざん説教された。 （了）
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