小倉智昭のアタマのせいで日本の技術力が疑われている。
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小倉智昭に引き際の美学はない。もちろん生え際の美学も
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小倉智昭はただ前後逆さにかぶっているだけなのかもしれない。しかしそうすると頭上のアレは女性用のアップまたは髷ということになってしまう。
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時代が停滞しているものだから、ワイドショーのキャスターなんて順送りに交代しているだけの話なのである。小倉智昭なんかはそのいちばん最後のケツである。コメントにしろ見識にしろ外見にしろ超三流である。
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えっ、いくらなんでもって? ではお聞きしますが、いまあなたのお宅のリビングに小倉が偉そうにふんぞりかえっていたとしたらどうです? え? どうします? さあ、奥さん、どうです? (by もんた)
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小倉智昭はときどきカラスのようなカン高い声を出す。そのとき、いつも隣りでぼうっと笑っている菊川怜の左耳がバタンと倒れるのを私は見た。
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小倉智昭は野口五郎と同じ店で靴を作らせている。
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小倉智昭を筆頭に、ワイドショーキャスターの「お山の大将化」はなんとかならないものか見苦しい。福留功男や生島ヒロシや久米宏の足跡に学ぶやつはおらんのか。
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さらに地方局では地方コンプレックスも加わっていっそうひどいぞ。大人の情事の垂れ流しだぞ。あ、まちがいた事情だった(by 荒木経惟)。
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「小倉さん」といえばスーパー・エキセントリック・シアターの小倉久寛である。小倉智昭はどうしても呼び捨てになる「小倉さん」は毛深くなければならぬ。
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なんなら「おぐおぐ」とか「ともちん」とか。
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火曜日の小倉智昭は焼き魚の匂いがする。
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私たちはテレビを通してはじめて人の顔をまじまじと見詰められるようになった。だから人物さえ映っていれば、それが誰であっても、いつまでもテレビを眺めていられるのである。たとえ「おぐおぐ」でも。こうして完全に受け身でだらだらと見続けられるところがテレビ最大の長所なのである。
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小倉智昭の車はボンネットの取り外しがワンタッチだ。それがなければ誰も見向きもしない。
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小倉智昭の趣味はオーディオである。こちらが気恥ずかしくなるくらい高価なシステムをお持ちである。小倉智昭はそれに向かってひとり手拍子を打つ。
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ヅラかぶろうぜ!!(ずらかろうぜ)。 (了)





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